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岡山大学医学部付属病院 三朝医療センター分室

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宿泊した「木屋旅館」のすぐそばにレトロな建物を見つけました。見ると「岡山大学付属病院 三朝医療センター分室」とあり、「ラドン熱気浴施設」という看板も立っています。ネットで調べると、1939(昭和14)年、三朝温泉に「岡山医科大学三朝温泉療養所」が開設されたが、2016年(平成28)年2月6日 閉院とあります。つまり写真を撮った翌年に閉鎖されたようです。ただし、この建物は「分室」。古そうに見えますが、建年などの詳細はわかりませんでした。木造平屋建て。

岡山大学付属病院 三朝医療センター分室
詳細不明
鳥取県東伯郡三朝町三朝939
撮影 : 2015.4.28
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完全予約制と書いてあるので、少なくともこのときは現役でした。ちなみにラドン熱気浴は世界有数の放射能温泉である三朝温泉ならではの入浴法です。空気中に放出されたラドンを吸入することにより、免疫力や自然治癒力を高めるそうです。
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三朝医療センター分室のHPに中の写真がありました。↓
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熱気浴室に温泉が湧き出ていて、その熱で室内は気温40℃、湿度90%になり、その室内に30分ほど入るそうです。
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by gipsypapa | 2017-02-11 09:13 | 建築 | Trackback | Comments(2)

かじか橋と恋谷橋

かじか橋
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古い橋ではありませんが、三朝橋の両側に架かっているのを二つ。下流にある「かじか橋」は三朝温泉の三橋の中で、唯一の歩行者専用橋です。橋の中央には雨もしのげる足湯や、休憩所があります。

かじか橋
鳥取県東伯郡三朝町三朝
撮影 : 2015.04.28

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橋の中ほどにある足湯。
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橋を渡って南側の小道は旅館などの建物はなく、緑の遊歩道です。ここから「旅館大橋」の全貌を見ることができます。
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恋谷橋
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上流に架かるのは「恋谷橋」。1951年当時のフランス大使が命名した「プァレ・ドゥ・ラムールLa Vallee de l'Amour」、直訳すると「恋の谷」からきているそうです。

恋谷橋
鳥取県東伯郡三朝町三朝
撮影 : 2015.04.28
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この橋にも途中に二つ東屋があります。
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橋の中央には、三朝温泉で良く見るマスコットのカジカガエルがいて、「縁結びかじか蛙」と呼ばれています。
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映画「恋谷橋」の舞台になりました。映画.comの解説。”東京のデザイン事務所で働いていた朋子は不景気でリストラされ、鳥取県の温泉街で老舗旅館「大橋」を経営する実家に戻ってくる。そんな折、父・和夫が病気で倒れてしまい、母・祥子は自分が旅館の旦那として役割を果たすかわりに、朋子に若女将として働いてほしいという。デザイナーの夢をあきらめきれない朋子だったが、温泉街に失われた活気を取り戻そうと奮闘する。ダンス&ボーカルグループ「SPEED」の上原多香子が映画初主演。”
本編は見てませんが、Youtube の予告編にチラリと「旅館 大橋」の玄関がでてきます。

by gipsypapa | 2017-02-10 08:29 | | Trackback(1) | Comments(2)

三朝温泉 旅館大橋

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三朝温泉でもう一つの文化財の宿「大橋」です。三朝温泉を代表する老舗温泉旅館の一つで、三徳(みとく)川の北岸に沿って本館や離れなど、和風の優雅で豪壮な木造建築が横長に軒を連ねています。遠目に四つのの棟に見えるのは。川の蛇行に合わせて建てたためで、すべて創業当時のままの姿を留めているそうです。

鳥取県の銘木をふんだんに使ったといわれる貴重な近代遺産。詳細は不承ですが、宮大工の手になる建物で、三朝温泉の歴史と伝統を今に伝えるランドマークです。3階建ての本館と離れ、2階建ての西離れ、大広間および太鼓橋の5件が国の登録有形文化財に指定されています。

旅館大橋
1932(昭和7)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
鳥取県東伯郡三朝町三朝302
撮影 : 2015.4.28 & 29
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東側からアプローチしています。手前左が「離れ」。高く見えませんが、川沿いの低いところに建っていて、3階建てです。
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その西隣が2階建ての「大広間」。大広間なので2階の天井が高いですね。
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玄関に到達。「本館」の中央部分です。両翼を広げた壮大な3階建て。
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入りませんでしたが、日帰り入浴ができるようです。
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少し中も見えました。
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西に進むと「太鼓橋」があります。「本館」と「西離れ」をつなぐ渡り廊下です。
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太鼓橋の下をくぐったら、川べりに出ることができます。
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川を望む本館の客室が並ぶ見事な景観。
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何メートル伸びているんでしょうか。
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三徳川対岸からの眺めです。右から「離れ」、「大広間」、「本館」です。
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蔵の向こうの2階建てが「西離れ」だと思います。
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詳しく撮り逃したので、グーグルストリートビューから。
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夕方の散歩です。夜景もいいですね。
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内部写真をHPから借用しました。↓↓
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部屋が広くて豪華です。
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HPのPR.文です。「有形文化財の建物が川に沿って建てられていて、湯船自体が源泉になっているお風呂が3つもあり、湧出を感じながら新鮮なお湯を堪能することができます。」
by gipsypapa | 2017-02-07 08:44 | 建築 | Trackback | Comments(2)

三朝温泉 木屋旅館

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鳥取県と島根県の文化財の宿を訪ねて、2泊3日の小旅行をしました。途中気になったレトロ建築もいくつか見てきました。しばらく山陰シリーズです。まず目指したのは三朝(みささ)温泉です。

木屋旅館は三朝温泉中心部を流れる三徳川の川べりに建つ三階建てで、創業は明治元年。山や川からの天然資源に恵まれた三朝は古くから栄えた土地で、元は庄屋だったそうです。木屋旅館という名前は鳥取藩から木材など、山の産物の取り扱いを任されていたころの屋号が「木屋」だったため。

明治時代に建てられ、大正、昭和時代に増築が重ねられました。旅館の真下に源泉があり、地下の湯脈に沿って建てられています。各客室は意匠を凝らした見事なしつらえ。外部は各階に庇を付け、窓に高欄を付けてるなど、複雑で特徴的な外観になっていて、三朝温泉を代表する宿の一つです。国の登録有形文化財の木造2階、一部3階て、地下1階。

木屋旅館
明治期/1919(大正8)年/1954(昭和29)年/1958(昭和33)年増築
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
東伯郡三朝町三朝895
撮影 : 2015.4.28.& 29
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交通はやや不便です。近くに鉄道の駅がなく、結局、JR難波駅から山陰特急バスで、三朝温泉口までのルートが便利なことが判明。それでも3時間20分かかりました。温泉口から木屋旅館までは車に迎えに来てもらいました。
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1枚目とこの写真は白壁と木連(きつれ)格子がすがすがしい玄関付近。非常に印象的でモダンな意匠です。この奥に木造3階建ての建物があります。このあたりが大正8年の建造物です。
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前の石畳と煉瓦造りの道は温泉本通り。
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こちらの3階建ては昭和時代に増設された部分。大正時代の方がモダンですね。
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次回以降にアップする三朝橋と恋谷橋のほぼ中央に建っています。木造3階建てが別々に2棟並んでいるようですが、中はつながっています。
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玄関脇のホールには船箪笥、箱段などの民芸家具、帳場道具、明治初期の看板、藍染、古伊万里などが飾ってあり、歴史とレトロ感を演出しています。
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宿のご主人が内部を案内してくれました。
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増築が繰り返されていることと地下の源泉の湯気抜きの関係で、館内の廊下は3次元的に迷路のように入り組んでいました。
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ここが特に見たかった部屋。「木造三階建ての宿」という本で写真を見てあこがれていた部屋です。
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見事な網代天井。
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昭和33年に建てられた、最後の三階建ての棟の2階にある「あやめの間」でした。
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そのほかにも内装が同じものが一つとしたない、すばらしい部屋がいくつもあります。
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昭和の棟の廊下には大木の切り口が埋め込まれて。
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珍しい格子状のすりガラスが使われています。
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泊まった部屋は木連格子の玄関の真上。和室と・・・
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ベッドがある洋室が続き間になっています。最近はこのスタイルが増えました。仲居さんが食事の間に布団を敷くという手間も省けるし、客側も気遣いがいりません。
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夕食の一部と・・
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朝食。
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浴室は地下にあります。貸切の家族風呂が2つ、男女別の大浴場、蒸し風呂などがありました。
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一つ目の家族風呂には・・・
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カエル。三朝温泉ではカエルの置物をあちこちで見かけました。
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二つ目の家族風呂には・・・
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裸婦のタイル絵。
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大浴場へ。
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ここは明治時代に建てられた棟の地下に当たります。
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レトロなタイル張り。マジョリカタイル?
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天井に湯気出しがあります。
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by gipsypapa | 2017-02-06 10:15 | 建築 | Trackback | Comments(2)

箕面の「梅屋敷」休憩所

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かつて滝道にたくさんあった茶店の中で唯一現存し、当時の面影を伝える梅屋敷。一旦は解体が決まりかかりましたが、市民の要望を受けて修復・保存されました。現在は大阪府の無料休憩所になっています。梅屋敷の名称は、かつて周辺に美しい梅林があったため。裏側には箕面川が流れていて絶好のロケーション。

一の橋から上ると最初にある休憩所として、また公園関連の各種イベントの会場として利用されています。夏は川床が出るそうです。茶室を備えた数寄屋造り、木造茅葺平屋建て。

梅屋敷休憩所
1921(大正10)年
設計・施工 : 不明
箕面市箕面公園
撮影 : 2016.10.11 & 2017.1.16
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去年は中を見ました。障子の向こうは箕面川。
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2部屋あります。茶室は右側にありました。
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網代天井がうたい文句ですが、高級旅館などでよく見る、薄板を編んだ網代とは違いますね。藁や萱葺き屋根でよく見る天井です。
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今年は雪化粧。
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これもよく見かけますが、屋根は藁か茅葺をトタンで覆っています。
by gipsypapa | 2017-02-01 08:26 | 建築 | Trackback | Comments(2)

箕面滝道

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去年と今年、相次いで箕面(みのお)に行く機会があり、箕面滝道を散歩しました。去年は少し上っただけで引き返しましたが、今年は奥の箕面滝を目指しました。年間200万人以上の観光客が訪れる箕面公園は紅葉の名所で、秋には特に多くの人で賑わう観光スポットです。

箕面滝(みのおたき、みのおのたき、みのおだき)は、大阪府箕面市の明治の森・箕面国定公園内にある滝。箕面大滝ともいうそうです。日本の滝百選の一つに選定されています。

箕面滝道
箕面市箕面公園
撮影 : 2016.10.11 & 2017.1.16
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箕面滝道は阪急電車箕面駅から2.8kmの比較的緩やかな道のりで、徒歩で40分くらいです。途中何度か寄り道するスポットがあり、実際は1時間半かかりました。
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出発点は阪急電車箕面駅。
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季節はずれですが、滝道には土産物屋が並んでします。紅葉の天ぷらが名物。
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色づいたモミジの葉に衣をつけて揚げた「紅葉の天ぷら」を売っています。試食用に店頭で揚げている店が多いそうです。この日は季節はずれなので、揚げている店は見かけませんでした。
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使うモミジの葉は食用に栽培された特殊な葉を1年以上塩漬けにして灰汁抜きをしたものだとか。若いころ試食したことがありますが、意外に甘かったです。てんぷらというより、お菓子なのです。
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昔ながらの土産物屋。さすがにここも閉まっています。
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箕面川沿いを通ります。この下流は猪名川に合流し、最終的には淀川支流の神埼川に合流して大阪湾へ注ぐわけです。
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前日は全国的な寒波で雪。箕面も少しですが雪化粧でした。
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野村泊月の句碑。「椎の花八重立つ雲の如くにも」調べると「泊月、本名は野村勇、丹波の生まれ。高浜虚子の門下。昭和36年豊中市にて没す。享年80才。刀根山梅林寺に葬る。」とありました。
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昆虫博物館があります。 1953(昭和28)年、昆虫館(木造1階)として開業。 1981(昭和56)年に昆虫館(RC造2階)を建て替えたと。
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横道に抜けるトンネルがあったので、向こう側へ行ってみました。
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暗いトンネルを抜けると、向こうにも川が流れ、滝道より雪が深いようです。この小川はこの少し先で箕面川に合流していました。橋は落合谷橋です。
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何もなさそうなので再び本道へ。
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本道に架かる橋は落合橋といいます。
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この一帯は都市部に最も近い野生のニホンザル群の生息地として有名でした。戦後、「箕面山ニホンザル生息地」が国指定の天然記念物に指定されて保護されたため、頭数が急増し、観光客の食べ物を奪い、市街地に出没して民家を荒らし、農作物被害が出るなどしました。
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そのため1977年に市が方針転換し、自然動物園を閉鎖、自然に帰すことになりました。実際、私が若いころ、サルに弁当をひったくられたことがあり、悪い印象しかありませんでしたが、現在は滝道でほとんど見かけなくなりました。市がどんな手を使って数を減らしたのか、気になるところですが・・・
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唐人戻り岩。説明文では「昔、この付近が山深く険阻なころ、唐の貴人が箕面大滝の評判を聞きこの巨岩まで来たが、あまりの山道の険しさに恐れをなし引き返したとの伝説があり、唐人戻岩という名が付いたといわれています。」
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ふーん、ここまで来たらあと少しだったのに・・・
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到着です。落差33mの箕面滝。箕面大滝ともいわれますが、想像したより小さかったです。

何故かこの前後に撮った写真が多数見つかりません。このカメラ(Sony RX100)は最近、時々SD カードにアクセスしなくなるときがあり、このときもそのせいだったようです。でも、保存できなかったという警告は出るはずなんですが、気づかなかったのか。

ということで、以下はネットにあった写真を借用します。いずれも私の写真とは比べ物にならない、優れものです。
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緑の季節もいいですね。
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とはいえ、やはり秋は色が映えます。
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し、しかし・・、この人口密度は!!恐れ多くて遠慮したいかな。「日本沿岸旅行記」にあった美しい写真です。

次回から滝道沿いのレトロな建物を紹介します。
by gipsypapa | 2017-01-27 09:25 | | Trackback | Comments(2)

大阪市の中崎町

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 2年以上前の古い写真を少し。中崎町は大阪の中心、梅田の東北に隣接する昭和レトロな一角。今も下町の風情が残り、大都会のエアポケットのような町です。第二次世界大戦での戦災をまぬがれた古い民家や長屋が多く、それらを利用したカフェや小さなレストランなどが立ち並び、近年は若者に人気の町になりました。以下の建物はいずれも昭和初期以前と思われます。
撮影 : 2014.10.9

美容室 リスタバイスニップ Lista by Snip
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 最初の写真は中崎町の四つ角にあるシンボル的な建物です。ネットに内部写真がありました。

美容室 リスタバイスニップ Lista by Snip
大阪市北区中崎西3-2-26
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キタノ薬品店
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 美容室 リスタバイスニップ の西の二軒隣にある薬局。いかにも古い町屋です。

キタノ薬品店
大阪市北区中崎西3-2-26

筆屋さくら堂
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 その筋隣り。化粧筆と雑貨の店。化粧筆ってお化粧に使う筆だそうです。

筆屋さくら堂
大阪市北区中崎西1-9-13
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いろんなカフェがあって見きれませんでしたが、一部を紹介します。

コア・ナカザキ
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 衣料雑貨店らしいです。

コア・ナカザキ
大阪市北区中崎西1-7-17
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Salon de AManTO 天人
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 HPによると「築120年の長屋が一人のパフォーマーの空家再生パフォーマンスによってコミュニティカフェとして再生されました。その後カフェ、サロン・ド・アマント(天人)を中心とする古民家リノベーション施設展開しています。」なるほど、古い建物好きの私としては、ぜひ続けていただきたい活動です。

Salon de AManTO 天人
大阪市北区中崎西1-7-26
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 ↓↓は食べログにあった内部写真。
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モノカフェ ワヲン
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 ベトナム料理が食べられる、町家風カフェ兼雑貨店です。↓↓これらも食べログの内部写真です。

モノカフェ ワヲン
大阪市北区中崎西1-7-9
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古美苑
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 おまけです。 Salon de AManTO 前の細い路地の西奥に、レトロなアパートらしきものがあります。今も現役みたいです。中崎町らしい雰囲気の建物です。

古美苑
大阪市北区中崎西1-7-25
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 この奥も覗いてみたいです。
by gipsypapa | 2017-01-20 09:10 | 建築 | Trackback | Comments(4)

あべのハルカス

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 通天閣から見た日本一高いビルが気になって、行ってみました。今回はレトロではありません。

 超高層ビル「あべのハルカス(Abeno Harukas)」は、阿部野橋ターミナルビルの中核を担っていて、低層階には近鉄百貨店とあべのハルカス美術館、中層階にはオフィス、高層階には大阪マリオット都ホテルや展望台があります。2010年(平成22年)1月9日に着工され、2014年(平成26年)3月7日に全面開業して話題になりました。。

 日本で最も高い300mの超高層ビルで、日本国内の構造物では東京スカイツリー (634m)、東京タワー (332.6m) に次ぐ3番目の高さです。ハルカスは「伊勢物語」の一節の「晴るかす」が由来で、「晴らす、晴れ晴れとさせる」と意味があるとか。 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造の地上60階建て、地下5階、塔屋1階付き。

あべのハルカス
2014(平成26)年
設計 : 竹中工務店、シーザー・ペリ(外観)
施工 : 企業共同体(竹中工務店、奥村組、大林組、大日本土木、銭高組)
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
撮影 : 2015.11.27

 1枚目は通天閣から撮った遠景。手前は天王寺公園です。地下鉄で来たので、地上での撮影ができませんでした。以下の3枚はネットにあった画像を借用しました。
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 最上階は「ハルカス300」という展望台です。入場料は大人が1,500円と高いのが玉にキズです。ちなみに通天閣は700円でした。千円を超えるとかなり抵抗感がありますが、せっかく来たので入場しました。
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 望遠なし・・・
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 大阪のみならず、隣接の都市が展望できます。
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 ちょっとだけ望遠。
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 緑の一角は天王寺公園。ということは、そのそばには通天閣。
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 ありました。今日は前回と逆にハルカスの300mのレベルから通天閣を見下ろしました。通天閣は103mなので、ずいぶん低く見えます。
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 真下の円形のある建物は「あべのキューズモール(Q’s Mall)」。
by gipsypapa | 2017-01-19 08:33 | 建築 | Trackback | Comments(2)

通天閣

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 大阪名所のひとつ通天閣。難波(なんば)の東南、天王寺公園の西にあり、最寄の駅はJR新今宮です。長く大阪府に住んでいますが、数回しか行ったことがありません。昔は治安が悪い地区というイメージがあったためです。しかし今は整備されて観光客でにぎわっています。

 脚部は鉄骨鉄筋コンクリートの103m高の鉄塔です。地下1階からエレベーターに乗り、中層のガラス窓が四角形に張り出したところでエレベータを乗り変えます。八角形の平面形状をした塔身の最上部には、これも八角形のお椀のような形の展望台があります。

 設計者は東京タワーなど鉄骨構造では第一人者で耐震構造の父といわれた内藤多仲(ないとう たちゅう 1886- 1970)。国の登録有形文化財の鉄骨鉄筋コンクリート造り。

通天閣
1956(昭和31)年
登録有形文化財
設計 : 内藤多仲
施工 : 奥村組
大阪市浪速区恵美須東1-18-6
撮影 : 2015.10.25
c0112559_103896.jpg 現在の通天閣は2代目です。初代通天閣は1912年(明治45年)に建設されました。設計は設楽貞雄。太平洋戦争中の1943年(昭和18年)1月16日に直下にあった映画館・大橋座の火災のため、同年2月13日から塔は解体され、初代通天閣は姿を消したそうです。

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 今回は初代通天閣の天井画が復刻されたというニュースを見たので出かけました。
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 クラブコスメチックスの前身「中山太陽堂」の広告です。クジャクや季節の花々を配した華やかな天井画。2015年5月に72年ぶりに復刻されました。
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 「クラブ歯磨」や「クラブ化粧水」、「クラブ白粉」などの文字が見えます。
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 ネットのiPage に夜の天井画の写真があったので、借用しました。↓↓
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 きれいですね。一度夜も見たいです。
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 Google の写真です。
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 地階のエレベーターはかなりの行列でした。それでも10分待ちくらいでしょうか。エレベータは背後に立つ円筒形のシャフトを上下しています。
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 中層部には、なぜかキン肉マンのコーナーがあります。ここでエレベーターを乗り換えて頂上の展望台へ上ります。
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 「幸福の神様」ビリケンさん。1911( 明治44) 年、大阪の繊維会社・神田屋田村商店(現・田村駒)が商標登録を行い、1912 年、初代通天閣に併設された遊園地「ルナパーク」にビリケン堂が作られたとか。現在のものは三代目です。
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 塔頂の展望台へ。あべのハルカスが見えます。ここも別の日に行ったので、次回アップします。
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 通天閣の周辺。まず新世界市場商店街です。
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 「ねえ奥さん。本当はMなんでしょ」と書いてあります。なんのこっちゃ。
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 時刻は11時30分ころ。シャッターが閉まっている店がけっこう多い。この後行った飲食店街は繁盛していますが、商店街は人通りが少なかったです。
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 こちらは賑やかな新世界。通天閣南側の四角いエリアは飲食店の町です。有名なフグの「づぼらや」の本店があるのはここ。
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 串かつの「横綱」。周りには派手な装飾の串かつ屋がたくさん軒を並べています。
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 お昼になりました。「鶴亀屋」に入り新世界名物の串かつを食べました。広い店内は満員です。話し声からして日本人の方が少ないかも。
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 メニューの多いこと。なんでも串かつにしてしまうのです。食べていると大人数のツアー客がぞろぞろと奥の部屋に入っていきました。もうかってまんなあ。
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 二度漬け禁止!!大阪で串かつを食べるときのマナーです。左側に見える金の四角い器にソースが入っています。そもそも同じソースを他の客にも使いまわすのが大阪流なので、仕方ありません。手前は別オーダーのサラダです。生のキャベツは無料で出てきます。一番右下に写っています。一切れがでっかいので、なんとなく食べにくい。
by gipsypapa | 2017-01-18 10:30 | 建築 | Trackback | Comments(6)

飛騨萩原の天領酒造

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 歴史のある酒造所を見学しに飛騨萩原まで足をのばしました。天領酒造株式会社は、1680年(延宝8年)創業 の蔵元です。「天禄拝領」や「天のしずく」など、各種の大吟醸酒に加え、最近は麦・米・蕎麦の3種類の焼酎「天真」も製造・販売しています。

天領酒造
詳細不明
岐阜県下呂市萩原町萩原1289−1
撮影 : 2015.1.31
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 店舗はかなり古そうですが、逐年はわかりませんでした。
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 帳場のような部屋の前をぬけて奥にある工場へ。
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 工場見学と試飲を楽しんだわけですが、興味を引いたのはこの機械。
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 NEW SUPER CARBON FILTER と刻印されています。活性炭で吸着ろ過して不純物の除去と消臭をするんしょう。今の酒造りはこういう新しい技術が使われているわけです。

しばらく酒談義です。

 日本酒がおいしくなったと感じるようになったのは、30年以上前からでしょうね。吟醸酒が出回るようになってからです。出始めは値段が高かったけど、最近は買いやすくなってきました。精米技術に加えてこういう技術革新が行われてきたのですね。

 それ以前は自分が若くてお金がなかったからでもありますが、安酒しか飲めませんでした。清酒といわれるもので、昔の安い酒には醸造用アルコールが多く混ぜられていました。そんな酒は飲みすぎると悪酔いするし、味もすっぱい感じで、まがりなりにも上品といえる代物ではなかったですね。悪酔いやすっぱい味は醸造用アルコールのせいではないでしょうから、酒自体が工場での速成が多く、洗練されていなかったためでしょう。

 今は吟醸、大吟醸から純米酒など多彩で、仕込み方法も山廃仕込み(やまはいじこみ)などバリエーションが豊富で、ずいぶんイメージがよくなりました。大企業以外にも地酒を造る地方の蔵元も活性化しているのは、いいことです。海外進出しているところもあるようで、日本酒が世界にも広がりそうです。

 私は家ではウィスキー派です。日本酒やワインも好きで、常にストックしていて、時々飲むのですが、普段は醸造酒は控えめにして蒸留酒を飲むようにしています。

 ちなみにビールは清涼飲料水です(笑)。夏には晩酌にコップ一杯。飲み会では中ジョッキ一杯まで。最初の一口ののど越しが命。それ以上飲むと、お腹が膨れるので、料理がおいしくなくなるのが困るのです。

 飲み会では焼酎が多いです。一般的に仲間が飲むからです。親しい仲間との飲み会は、酒の味よりも会話が主目的なので、安いのがいいですよね。個人的に焼酎は無味なので、匂いが強い方が好みです。芋焼酎が一般的ですが、意外と知られてないのは米焼酎、特に熊本の球磨焼酎も匂いが強いです。ただこの匂いは癖があるので、一般的じゃないかもしれません。女性は普通は焼酎のお湯割りや水割りを飲みません、チューハイですね。

 この匂いが強い系統が好きな人にお勧めは泡盛です。ご存知のように沖縄の米焼酎(タイ米といわれます)で、安くて焼酎よりアルコール度数が高いのでコストパーフォーマンスが高いのです。泡盛は新酒と3年以上寝かした古酒(クース)と分かれます。アルコール度数は基本的に43度、30度、25度です。焼酎は20度か25度なので、一般的に泡盛の方が度数が高いのです。
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 天領酒造の筋向いにある和菓子処「かつぶん」も町家風で古そうです。
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 歴史を感じさせる町並みでした。

 次回から大阪へ移動します。
by gipsypapa | 2017-01-12 09:17 | | Trackback | Comments(2)