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福岡市の天與庵

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 承天寺の北隣に伽藍を構えている天與庵(てんよあん)。承天寺の塔頭寺院で1299(西安元)年の創建。円鑑禅師蔵山順空の開山で、戦時中の博多大空襲にて焼失。1965(昭和40)年に再建されました。

 銅葺の屋根で回廊が広い本堂は最近改修されたそうです。本堂前の小さな枯山水の庭園が美しいので紹介します。

天與庵
1965(昭和40)年
設計。施工 : 不明
福岡市博多区博多駅前1丁目29-14
撮影 : 2015.1.19
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 入口を入ると、奥の本堂へ続く細道があります。
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 ここをくぐると本堂へ、
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 右の奥には庫裏があります。
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 開放的な廊下の本堂です。
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 小さな枯山水の庭があります。
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 山から大海に流れ出る川を苔の築山と小石で表現したそうです。
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by gipsypapa | 2015-07-21 08:38 | 建築 | Trackback | Comments(2)

萬松山 承天寺

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 寺町の一番南にある承天寺(しょうてんじ)。ここだけは御供所町ではなく博多駅前という住所になっています。

 臨済宗東福寺派で、山号は萬松山。開山は仁治2年(1241年)で聖一国師(円爾弁円)によるもの。創建にあたっては謝国明ら宋商人が多く援助したそうです。

 少し変わっているのは、境内が市道によって北東と南西に分かれていることです。これは昭和38年(1963年)の博多駅移転に伴う区画整理事業によって通されたもので、このため山門や仏殿は南西側、本堂や墓地などは北東側に分断されています。建物は仏殿「覚皇殿」、方丈、開山堂などがあり、方丈の前には石庭「洗濤庭」が広がっています。鐘楼、唐門、開山堂が福岡市指定有形文化財になっています。

萬松山 承天寺(承天禅寺)
詳細不明
福岡市博多区博多駅前1-29-9
撮影 : 2015.1.19
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 西側の山門から入りました。
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 勑賜承天禅寺? 勑賜は勅賜でしょう。
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 鐘楼は市の文化財で古そうです。江戸時代の築と思われますが、これを含めて建物の正確な建造年は見つかりませんでした。
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 1枚目と同じ仏殿。比較的最近に再建されたようです。
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 寶聚庵。承天寺の塔頭(たっちゅう)寺院で、西応3年1290に創建。寶覚堪照禅師によって開山されたもの。
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 東へ出ました。
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 境内を北東と南西に分割している市道承天寺通りです。
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 真ん中に庭があります。
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 通りにある博多千年門は古文書に登場する博多の出入り口「辻堂口門(つじのどうぐちもん)」をモデルにした木造瓦ぶきの四脚門。去年できたばかりです。
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 通りから東側の境内へ。
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 唐門。1860(安政7)年と推測されています。市有形文化財。
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 装飾彫刻は鯉かナマズみたいに見えますが、お寺に生臭ものは珍しい。
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 庫裏。
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 うどん・そば・羊羹・饅頭などの製法が、宋から最初に伝えられた場所とも云われています。
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 開山堂と思いますが、未確認です。
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 巨大な方丈。
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 その前に広がる石庭「洗濤庭」です。玄界灘を表しているそうです。
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 ↑ ネットにあった写真を借用。砂紋が違いますね。ライトアップのイベント用みたいです。
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by gipsypapa | 2015-07-20 10:16 | 建築 | Trackback | Comments(2)

南岳山 東長寺

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 JR博多駅を地下鉄で1駅分北上すると、その東側の御供所町(ごくしょまち)と博多駅前町に寺院が多く立ち並ぶ一角があります。「御供所」という名は、昔、筥崎八幡宮の御供え物を調えた(必要な物を取り揃えた)ために付いたとされています。「寺町」とも呼ばれ、寺院が集中しています。しばらくこの区画を散策します。

 最初のお寺は東長寺(とうちょうじ)。真言宗の寺院で、九州における真言宗九州教団の拠点寺院(別格本山)。九州八十八カ所第一番霊場・九州三十六不動尊結願霊場・九州二十四地蔵尊第二十二番霊場。山号は南岳山。

 大同元年(806年)、空海(弘法大師)が唐での修業から帰国し、博多に滞在して、密教東漸を祈願して建立したと伝えられています。その後、永禄・天正の兵火で焼けて荒廃していたところを、福岡藩2代目藩主の黒田忠之が寺基を現在地に移して再興し、菩提所としたそうです。

 境内には伽藍、本堂、六角堂、大仏殿、五重塔などがあります。そのうち六角堂は江戸時代に建てられたもので、福岡市指定有形文化財です。

南岳山 東長寺六角堂
1842(天保13)年
福岡市指定有形文化財
設計・施工 : 伊藤平左衛門(宮大工)
福岡市博多区御供所町2-4
撮影 : 2015.1.19
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 六角堂。
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 江戸時代後期の天保13年(1842年)、博多商人の豊後屋栄蔵が名古屋以西の商人に浄財を募り、名古屋の堂宮大工・伊藤平左衛門を招いて建造したもの。
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 鐘楼と・・・
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 本堂は鉄筋コンクリート造りです。
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 ど派手な朱色の五重塔。
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 どう見ても新しそう。できたてですね。
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 大師堂。
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 福岡藩主黒田家墓所(史跡)。
by gipsypapa | 2015-07-19 10:29 | 建築 | Trackback | Comments(2)

福岡市の住吉神社能楽殿

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 住吉神社の境内に能楽殿があります。昭和13年(1938年)に福岡や北九州の経済界や能楽愛好家有志の寄付によって建てられたものだそうです。全国の能楽関係者から「大阪以西なら住吉」と称賛されるほどに、西日本有数の名舞台として親しまれてきたとか。現在は能楽の他にも、コンサートや講演会、記者会見などにも利用されています。

 能楽堂なので、外から眺めただけでは、価値がわかりませんが、中には総ひのき造り、橋懸かり五間の舞台があり、国産ひのきの1枚板に鏡板には水上泰生画伯の手による松の姿、そして床下には音響効果を考えられて数個の甕(かめ)が置かれているそうです。また客席は現在では珍しい桟敷になっているとか。福岡市有形文化財指定の貴重な文化施設です。

住吉神社能楽殿
1938(昭和13)年
福岡市指定有形文化財
設計・施工 : 不明
福岡市博多区住吉3-1-51
撮影 : 2015.1.19
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 この方向からしか見ることができません。また閉まっていることもあり、文化財の価値はわかりません。
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 最初は向う側にある和風建築が能楽殿かと思っていました。
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 実際は社務所別館という建物で、結婚式場にも利用されるそうです。
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 この建物も趣があるし、古そうですが、現場にもネット上にも建物の情報はありませんでした。
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 手前の広場に土俵があります。

 能楽殿の内部写真がネットにありましたので、アップします。↓↓
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by gipsypapa | 2015-07-17 08:56 | 建築 | Trackback | Comments(4)

福岡市の住吉神社本殿

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 住吉神社は福岡市中心部の一角、JR博多駅の西側にある航海守護神の住吉三神を祀る神社。大阪の住吉大社、下関の住吉神社とともに「三大住吉」の一つに数えられています。

 社殿は「住吉造」と云われていて、神社建築史上最古の特殊な様式だとか。解説文によると「柱・垂木(たるき)・破風板(はふいた)は丹塗り(にぬり)、羽目板壁は白胡粉塗り(しろこふんぬり)。屋根は切妻(きりづま)の直線形、そして出入り口が直線型妻入式(つまいりしき)という特徴がある」そうです。国の重要文化財に指定されています。

筑前一之宮住吉神社本殿
江戸前期
重要文化財
設計・施工 : 不明
福岡市博多区住吉3-1-51
撮影 : 2015.1.19
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 神門。
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 国の重要文化財の本殿。
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 社務所です。
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 木靴が並んでいました。
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 末社の一つ、三日恵比寿神社。
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 福岡市有形文化財の唐門。江戸時代後期のものです。
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 三日恵比寿神社の前に功徳池があり、庭園になっています。
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by gipsypapa | 2015-07-16 09:21 | 建築 | Trackback | Comments(2)

福岡市の楽水園

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 最近は冬の福岡への帰省は混雑回避のために正月明けの1月中旬にしています。このブログでは何回か書いていますが、市内の洋風のレトロな建物の数が少なく、しかもほぼ全部見てしまいました。行くところがなくなってきたので、今回は東区の寺社を中心に一回りすることにしました。

 JR博多駅の近傍は博多区です。自分の実家は西区なので反対側。生まれてから就職するまで過ごした福岡市ですが、この周辺はほとんど歩いたことがないのです。

 最初の訪問地は楽水園(らくすいえん)、博多駅近くのオフィス街の一画にある日本庭園。ここは明治39年に建てられた、博多商人の下澤善右衛門親正(しもざわ ぜんえもん ちかまさ)の住吉別荘があった跡地です。親正は、父尚正(なおまさ)と親子二代にわたり、家業と並んで福博の発展に貢献した人物で、「楽水」とは、親正の雅号だそうです。

 戦後は旅館「楽水荘」として使用され、平成7年に福岡市が池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の日本庭園として整備して開園しました。風雅な茶室を備えた日本庭園に博多の町の復興の象徴である博多塀を再現しています。

楽水園
明治後期
設計・施工 : 不明
福岡市博多区住吉2-10-7
撮影 : 2015.1.19
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 アプローチにあるのが博多塀。
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 豊臣秀吉が博多の町の戦災復興、いわゆる太閤町割りを行ったとき、神社・仏閣や豪商の屋敷に築かれた土塀の一種。兵火による焼石、焼け瓦を粘土で固めてつくられ、「博多塀」と呼ばれました。
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 博多塀の細道の奥が受付です。
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 池泉回遊式の日本庭園の自然石を配した滝口。
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 飛び石の上に小石が乗っています。これ以上奥へ行かないように印の止め石です。
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 水琴窟。蹲踞(つくばい)の水落ちの箇所にある排水口の下の地中に伏瓶や小洞窟を設け、その中に生じる水滴の反響音を楽しむものです。耳をすますと地中から、かすかな音色が響きます。伊豆半島の松崎でも見ました。
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 園内の茶室「楽水庵」は、下澤親正が建てた茶室を復元したものです。
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 和室は炉を設けた8帖の和室2間と、6帖の和室を備えた続き間。
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by gipsypapa | 2015-07-15 09:01 | | Trackback | Comments(2)

香椎宮裏の民家

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 香椎宮本殿の北側山手に香椎宮の飛び地である「不老水大明神」と「古宮跡」がありますが、そこに登る小路の隣に石垣と煉瓦塀がある住宅を発見。道路側の三角地に建つ建物も古そうです。

 脇の路地を上って行くと、植樹の陰から、煉瓦造りの倉庫のようなものが見えました。

香椎宮裏の民家
詳細不明
福岡市東区香椎3-15
撮影 : 2011.5.21
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by gipsypapa | 2014-10-07 09:01 | 建築 | Trackback | Comments(0)

香椎宮本殿

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 ずいぶん昔の写真です。このブログはレトロな近代建築、特に洋風建築を訪ねて各地を巡った記録の紹介を目的としています。日本ですから、当然ですが、洋館を訪ねる行き帰りに、和風建築も目に入るわけです。純和風の旅館や住宅はこれまでも数は少ないとはいえ、取り上げてきましたが、神社仏閣は多すぎてきりがないこともあり、あまり撮影しないし、たまたま撮ってもお蔵入りにすることがほとんどでした。

 しかし、ここ1年間に日光東照宮をはじめとして、まだ紹介していませんが京都など、かなりの神社仏閣を訪ねる機会があり、段々興味がわいてきました。たまたま大宰府天満宮と光明禅寺をアップしたついでに、遅ればせながら3年前の写真を思い出しました。なにぶんそれほど気乗りがしない頃の撮影のため、まったく見どころをとらえていないです。
 
 香椎宮(かしいぐう)は福岡市東区にある神社で、旧官幣大社(官すなわち朝廷や国から幣帛乃至幣帛料を支弁される神社)で、仲哀天皇、神功皇后を主祭神とし、応神天皇、住吉大神を配祀するそうです。

 本殿は香椎造と呼ばれる様式で、神社建築としては日本で唯一無二とありますが、よくわかりません。国の重要文化財。

香椎宮本殿
1801(享和元)年
重要文化財
設計・施工 : 不明
福岡市東区香椎4-16-1
撮影 : 2011.5.21
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 楼門は1903(明治36)年に再建されたもの。
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 本殿。
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 狛犬。頭がないのかと思いましたが、小さいだけだそうです。
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 鷲。そういえば福岡はソフトバンクホークスの本拠地です。
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 拝殿までは行くことができます。
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 官幣大社なので菊の御紋があります。
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 神社には場違いな砲筒。1911(明治44)年に進水した標的艦「摂津」に載っていた12cm砲(40口径)です。
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 武内宿祢像 。武内宿祢が応仁天皇を抱いている像。
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 菖蒲(しょうぶ)池です。
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 香椎宮社殿は、参拝する拝殿(はいでん)、その奥に勅使参拝の時に幣帛(へいはく)を捧げる幣殿(へいでん)、そしてその奥に本殿が築かれています。拝殿、幣殿は近くから写真が撮れるのですが、本殿は透塀(すきべい)で囲まれている為、通常は中に入れません。ウィキペディアの写真を借用します。 ↓
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 手前が拝殿、奥が本殿です。
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 本殿。軒下の色鮮やかな装飾など、近くで見たいものです。
by gipsypapa | 2014-10-06 09:09 | 建築 | Trackback | Comments(2)

神護山 光明禅寺(苔寺)

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 太宰府天満宮の参道の一の鳥居を右に曲がると、山門と鐘楼が見えてきます。通称「苔寺」として知られる光明禅寺(こうみょうぜんじ)です。臨済宗東福寺派に属する禅宗寺院で山号は神護山(じんごさん)。ここも何回か来たはずですが、あまり記憶に残っていませんでした。

 ウィキペディアによると「1273年(文永10年)、円爾(聖一国師)の門下にあった鉄牛円心によって建立され開山となった。江戸時代には太宰府天満宮の緇素(しそ・天満宮に仕える人々とその家族)の菩提寺として、1616年(元和2年)に再興されて、1856年(安政3年)7月再営された天満宮の結縁寺である。」本堂は木造平屋建て。

神護山 光明禅寺
1856(安政3)年
設計・施工 : 不明
作庭 : 重森三玲(1957年)
太宰府市宰府2-16-1
撮影 : 2014.5.15
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 前庭は七・五・三の十五石で光の字に配石された仏光石庭だそうです。「光」の文字には気づきませんでした。
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 ここから本堂の中へ入ります。拝観料は200円ですが、無人なので正面の箱に入れます。
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 立派な折上げ格天井です。
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 裏庭は、いわゆる枯山水。青苔は大陸、石は島、白砂は水と大海を現しています。枯山水のお寺は九州では珍しいとか。この庭は秋の紅葉が美しいことでも知られています。
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 作庭は東福寺の方丈庭園で有名な重森美玲です。
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 本堂横の居住区と思われる建物には洋風の煙突があり、珍しい。
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 紅葉の風景が「九州ロマンチック街道」というブログにあったので借用しました。確かにすごい。 ↓
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by gipsypapa | 2014-10-04 10:46 | 建築 | Trackback | Comments(2)

大宰府天満宮本殿

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 大川市ではこれ以上やることがなくなり、柳川に戻って遅い昼食をいただきましたが、まだまだ夜の同窓会まで時間があります。c0112559_933848.jpg西鉄電車に乗るしかないので、途中下車して大宰府天満宮に立ち寄ることにしました。

 太宰府天満宮は菅原道真公(菅公)を祭神として祀る天満宮の一つ。自分が福岡市で生まれ育ったので、大宰府は身近な存在です。初詣はもとより、学問の神様ということから、合格祈願に何度か足を運んだ神社です。京都の北野天満宮とともに全国天満宮の総本社とされ、また菅公の霊廟として篤く信仰されています。久しぶりのお参りになりました。

大宰府天満宮本殿
桃山時代
重要文化財
設計・施工 : 不明
太宰府市宰府4丁目7番1号
撮影 : 2014.5.15
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 西鉄電車の本線といえる天神大牟田線の二日市駅で太宰府線に乗り換えます。
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 二つ目が終点の大宰府駅。すぐ目の前に石の鳥居があります。
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 参道は土産物屋が並んでいます。名物は「梅ケ枝餅」で、子供のころはこれを食べるのが楽しみでした。
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 学問の神様なので修学旅行客が多いところです。
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 ギョッ!「スタバがあるとばいね。」←博多弁です。なんと隈研吾さんの設計でした。
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 有名な太鼓橋を渡ります。記憶は定かではありませんが、その頃もコンクリートだったのでしょうか。
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 形が「心」の字なので「心字池」といわれます。架かる橋は「太鼓橋」「平橋」「太鼓橋」の三つで、過去、現在、未来をあらわしているとか。
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 「心字池」の途中にある志賀社も国の重要文化財です。

末社志賀社本殿
室町時代中期
重要文化財
設計・施工 : 不明
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 楼門
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 太宰府天満宮のシンボルは「梅」の花。
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 一番奥が本殿。
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 狛犬はつぶらな瞳で、なんか変。
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by gipsypapa | 2014-10-03 09:20 | 建築 | Trackback | Comments(2)