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福岡管区気象台

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 福岡市の中心部、大濠公園の南に公園に面して建っている気象台の倉庫。昔はれっきとした中央気象台福岡支台といい、気象台の本庁でした。
 今は、その裏側を走る国体通りの開通で、裏側に本庁が新築されたため、公園側の旧正門が閉鎖され、この建物は倉庫として使われているそうです。
 鉄筋コンクリート造り、2階建て(一部3階)。


福岡管区気象台倉庫
旧中央気象台福岡支台 1939(昭和14)年
設計 : 逓信省
施工 : 清水組
福岡市中央区大濠1-2-36
撮影 ; 2007.8.16
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2階部分の縦長の窓と各階に配された丸窓が特徴。外壁は落ち着いた色合いのスクラッチタイルを使っています。
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 公園側に木が生い茂っていて、なかなか全貌が見れません。
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 昔、エントランスだった1階部分にはアーチ窓も。
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 国体道路側には新本館(左側に一部写ってます)。建物越しに一部旧本館が見えます。
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 これは真横から見たところ。このアングルは何の変哲もないですね。
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 1枚目とこの写真は大濠公園から。本当はここから全貌が見えるはずですが、御覧のように木が茂って・・・
by gipsypapa | 2007-11-23 16:28 | 建築 | Trackback | Comments(0)

日本基督教団福岡警固教会

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 福岡市の中心部を南北に走る「けやき通り」を南に入ったところに建つ、蔦が生い茂り、緑で覆われている教会。福岡市景観賞を受賞しています。

 昭和初期の献堂で幾何学的な形をしています。当時の教会建築としては斬新で珍しいと感じますが、それには理由がありました。

 設計者は中村鎮(まもる)。「関根要太郎研究室@はこだて」で紹介されていますが↓、
http://fkaidofudo.exblog.jp/6443344
「中村式鉄筋コンクリートブロック造」の建築を設計し、大正から昭和初期に活躍した建築家です。ブログでも紹介されているように、大正10年4月に起きた函館大火の後に「銀座街」建設を設計したことで有名ですが、実は中村鎮氏は福岡の出身なのです。(福岡県糸島郡波多江村生まれ、福岡市の私立中学を卒業)

 つまりこの福岡警固(けご)教会も九州では最初期の鉄筋コンクリートブロック造なのでした。鉄筋コンクリートブロック造り、2階(一部3階)建て。

日本基督教団福岡警固教会 1929(昭和6)年
設計 : 中村鎮
施工 : 田中忠雄
福岡市景観賞 2006
福岡市中央区警固2丁目11-20
撮影 : 2007.8.15
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 正面(東側)を見てわかるように正方形の集合。
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 エントランスとポーチ。
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 南面は一面に蔦が絡まって。
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 外見からだけでは、よくわかりませんが、「鎮(Chin)式ブロック」(中村式鉄筋コンクリートブロックの通称)と呼ばれるコンクリートブロックを積み重ねた構造なのです。

 ちなみに東京の弓町本郷教会 http://www.yumichohongo.com/ も中村鎮設計の教会です。
by gipsypapa | 2007-11-21 15:23 | 建築 | Trackback(1) | Comments(2)

カトリック浄水通教会

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 浄水通のカトリック福岡司教館の南に隣接する教会。色々調べましたが、建年などの情報はありませんでした。
 感じとしては比較的に新しい、戦後の献堂かな。しかしながら本格的なカトリック教会なので紹介します。

献堂のデータがあったので、修正します。(2014.4.14)

カトリック浄水通教会
1952(昭和27)年
設計・施工 : 不明
福岡市中央区浄水通38
撮影 : 2007.8.15
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 鐘楼と尖塔を持つ、典型的な教会建築。
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 この日は水曜日でしたが、カトリック教会らしく中へ入ることができました。この入口から礼拝堂へ。
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 エントランスを振り返ったところ。
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 礼拝堂の正面を見ています。
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 こちらは後ろを振り返って、エントランス側。
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 聖壇。
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 アーチ形の天井と華麗なステンドグラスがカトリック教会らしく美しい。
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 教会の背面にも小さな司教館のようなものがありました。
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by gipsypapa | 2007-11-19 17:46 | 建築 | Trackback | Comments(0)

カトリック福岡司教館

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 しばらく関西を離れて、故郷の福岡市をやります。実は建物に興味を持って以来、福岡を調べたり歩いたりしましたが、いわゆる近代建築といわれる建物が少ないのです。
 わずかに残っているのは公共施設がほとんどで、一般の住宅は見当たりません。第二次世界大戦で福岡市の中心部が焼失したのも、一つの理由でしょうが、日本家屋の古い建物はそれなりに残っていますので、もともと洋風の住宅が少なかったのだと思われます。
 今日はその中でも貴重な建物で、キリスト教関連ながら住宅です。

このカトリック福岡司教館は、閑静な高級住宅地の浄水通にあり、カトリック系の女子中高のある福岡雙葉学園の東側に隣接しています。同じカトリックなので、お互いに関連がありそうに思いますが、よくわかりません。ただこの司教館は福岡雙葉学園の開校より前に存在していました。

 設計はこのブログでも紹介した、カトリック山手教会や神戸モスクと同じチェコの建築家、J.J. スワガー(Jan Josef Svagr )です。木造2階建て、地下1階。

カトリック福岡司教館 1933(昭和8)年
設計 : J.J.スワガー
施工 : 井上組
福岡市中央区浄水通39
撮影 : 2007.8.15
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浄水通りの緩やかな坂を上ったところに緑に囲まれた白い木造建築が見えてきます。
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 門は開いていて、敷地には自由に入ることができます。ただほとんど人の気配を感じませんでした。
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 白一色の清廉な住宅。屋根のドーマー窓、玄関上2階部の十字架などがいい感じ。昭和初期の木造の割には新しく見えるのは、よく手入れされているからでしょう。
by gipsypapa | 2007-11-18 11:46 | 建築 | Trackback | Comments(0)

旧福岡県公会堂貴賓館

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 福岡市文学館から南東に歩くと西中洲の一角に、美しい洋館が建っています。川を隔てて洋館の東側には九州一の歓楽街・中洲が、西側には高層ビルが林立する天神の繁華街です。

 洋館は明治43年3月竣工。木造二階建て、天然スレート葺き。正面に石柱を用いたポーチが突出し、左隅に尖塔をもつ八角塔があるフレンチルネッサンス様式を基調とする建物です。

 洋館は、はじめ九州沖縄八県連合共進会の来賓接待所として建築されましたが、その後公会堂、福岡高等裁判所、福岡県教育庁舎等約1世紀にわたり一貫して公共建築物としての使用されてました。設計の三條栄三郎氏は他にも太宰府天満宮楼門、福岡県立図書館、福岡県庁舎等明治、大正期に多くの設計を手がけたそうです。

 いま洋館は、平成17年3月に発生した福岡県西方沖地震に被災し現在、休館中。今回(2007.3.30)訪れたときは改修工事中で、全体がカバーに覆われ、建物はまったく見えませんでした。過去に何回か来ましたが、盆と正月のため中に入れませんでした。今度こそと期待していましたが、今回もかないませんでした。改修工事は平成20年以降までかかるようです。仕方がないので昔の写真をアップします。

旧福岡県公会堂貴賓館
1910年(明治43)年
重要文化財
設計 : 三条栄三郎(福岡県土木部技師)
施工 : 岩崎組
福岡市中央区西中洲6-29
撮影 : 2004.8.14 & 2006.1.17
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 心地よい緊張感と落ち着いたフレンチルネッサンス様式の建物で、一刻も早い再公開を期待します。
by gipsypapa | 2007-04-09 17:10 | 建築 | Trackback | Comments(0)

福岡市文学館

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 横浜はもう少し写真がありますが、できばえがもう一つなので、少し九州をやります。

 現福岡市文学館は辰野金吾、片岡安の設計により、日本生命保険株式会社九州支店として明治42年(1909年)に竣工。ドームや小塔、屋根窓を配した銅板葺きの屋根や赤煉瓦と白い花崗岩の外壁は、19世紀末の英国様式を応用したものです。

 昭和44年(1969年)3月に国の重要文化財に指定されたのを機に福岡市に譲渡され、長く歴史資料館として活用された後、平成6年からは赤煉瓦文化館として市民に親しまれてきました。平成14年に福岡市文学館を開設して、福岡の文学に関する様々な情報を収集・提供しています。

福岡市文学館
旧日本生命保険会社九州支店
1909(明治42)年
設計 : 辰野金吾、片岡安
施工 : 清水組
重要文化財
福岡市中央区天神1丁目15-30
撮影 : 2006.8.12 & 2007.3.30
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 少し小ぶりですが東京駅や大阪の中ノ島公会堂のように赤煉瓦と白の石材を使い、象徴的なドームを持った重厚な建築で、一目で辰野金吾の設計と分かります。
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 福岡へ帰省するのはお盆と正月なので休館日にあたり、なかなか中へは入る機会がありませんでした。今回は都合よく中へ入れます。ここが入り口。入場無料です。
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 木をうまく使った格調高い内装です。残念なのは特別展の準備中とのことで、2階に上がれなかったことくらいでした。中は福岡市ゆかりの文学者の資料や本がそろっていて、中央のテーブルで閲覧できるようになっていました。ただ金曜の午後でしたが入場者は私たちだけでした。(^^;;
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 繁華街天神の川筋に位置し、近くにある水鏡神社から建物が見えました。
by gipsypapa | 2007-04-08 22:23 | 建築 | Trackback | Comments(1)