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インド水塔

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 山下公園の中にあるインド水塔は1923(大正12年)の関東大震災で被災した横浜の在留インド人が追悼のために横浜市に寄贈したインド式の水飲場です。現在は水道管が外されたので水は出ません。

 インドというよりイスラム寺院のようなタマネギ型の丸屋根の塔。天井には美しい花模様のモザイクがあります。横浜市認定歴史的建造物の鉄筋コンクリート造り、平屋建て。

インド水塔 1939(昭和14)年
横浜市認定歴史的建造物
設計 : 鷲巣昌(横浜市)
施工 : 清水組
横浜市中区山下町279 山下公園内
撮影 : 2008.10.11
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 夕闇が迫っているので写真の色合いがいまいちでした。これでこの日の散策は終了。中華街で夕食を取って横浜に1泊します。

 おまけに少し観光名所も。
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 山下公園にある日本郵船氷川丸。昭和5年にシアトル航路用に建造された貨客船でアールデコの内装が素晴らしいそうなのですが、今回は時間切れ。またの機会にします。
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 予約していたレストランの前にあった横濱媽祖廟(よこはままそびょう)。2006(平成18)年3月17日(金)に開廟したばかりです。
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 こちらは3年前に行った関帝廟(かんていびょう)。1990(平成2)年に完成した第四代目。いずれもど派手な中華街を象徴する建物です。撮影 : 2006.4.30
by gipsypapa | 2009-04-20 11:44 | 建築 | Trackback | Comments(2)

創価学会戸田平和記念館

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 横浜山手の散策が終わり、下に降りて山下公園に着いた頃はもう夕方でした。中華街で夕食をとることにしていたので、時間待ちです。かなりの距離を歩いたので疲れ気味で、近くに数多くある有名な建物群を見る気力が残っていませんでした。また次回ということにして、山下公園周りだけにしました。

 この建物はイギリス系海運・貿易商社バターフィールド&スワイヤ商会の事務所でした。山下公園通り沿いに唯一残っている関東大震災前の外国商館だそうです。前面だけが残っていますが、もともとは裏通りまで続く長い建物だったとか。現在は創価学会の戸田平和記念館として一般公開されています。外見はレンガ造りに見えますが、実はレンガタイル貼り。横浜市認定歴史的建造物の鉄筋コンクリート造り2階建て。

創価学会戸田平和記念館
旧イギリス7番館(旧バターフィールド&スワイヤ商会)
1922(大正11)年
横浜市認定歴史的建造物
設計・施工 : 不明
横浜市中区山下町7-1
撮影 : 2008.10.11
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 玄関左脇にある「旧イギリス7番館」のプレート。
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 入場無料なので入ってみましたが、展示用に内装が壁面を覆っているので、建物的には見るべきものはありませんでした。
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 夕闇が迫ってきて、お腹の準備も整ってきました。
by gipsypapa | 2009-04-17 09:38 | 建築 | Trackback | Comments(5)

横浜山手本通りの住宅

横浜山手にはレトロな建物以外にも印象的な洋館が並んでいます。山手本通に面していて目を引いた建物を少し紹介します。
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 まずはH邸。
シンプルな切妻屋根ですが大邸宅。窓の配置が面白い。1階と2階の中間に小さな窓があるのは、ここが階段の踊り場でしょうか。1階の左側にはサンルーム。
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 X1邸。
マンサード屋根と煙突。壁には神戸・北野の「うろこの家」のような天然石のスレートが貼ってある洋館。右下にちらっと見えるアーチ状の玄関ポーチもよさそうです。実際に古いのか、古く見せた設計なのか?
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 K邸。
典型的なモダニズム建築。直線と曲線の使い方が上手で、かなり名の知れた建築家のデザインではないかと想像します。
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 X2邸。
明らかに現代建築。窓を大きく取って採光の良い住宅です。右側のアール部分が美しく優れたデザインです。

 これで山手地区を終わり、次は下界に行きます。
by gipsypapa | 2009-04-16 09:42 | 建築 | Trackback | Comments(4)

山手76番館

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 3年前にエリスマン邸横から細い道を少し下ったところで偶然見つけて撮った写真です。

 古い洋館だとは思っていましたが、由来がわかりませんでした。今回いろいろ調べているうちに横浜市認定歴史的建造物であることが判明。比較的大人しい意匠ですが、急勾配の切妻屋根、玄関脇の丸窓や三角形に張り出した窓など、木造2階建てのお洒落な洋館です。

山手76番館
H邸 昭和初期
横浜市認定歴史的建造物
設計・施工 : 不明
横浜市中区山手町
撮影 : 2006.4.30
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by gipsypapa | 2009-04-15 11:06 | 建築 | Trackback | Comments(2)

旧アイリン・ヴェロス邸(山手46番館)

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 山手本通りを歩いていると必ず遭遇する洋館です。通りに面して白い木造の横に広がっています。この建物は外国人向けの住居だったそうですが、現在は人が住んではいないようで、イベントや映画の撮影等に使われているそうです。左右にそれぞれ煙突、寄棟造の屋根、白い菱形のくり抜きのある鎧戸、外壁に蔦が絡まって明るいイメージの木造2階建て。

旧アイリン・ヴェロス邸(山手46番館) 1930(昭和5)年
設計・施工 : 不明
横浜市中区山手46
撮影 : 2006.4.30 & 2008.10.11
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 ↑の2枚の写真は3年前に撮ったもの。何かの撮影をやっていました。ファッション雑誌かな。
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 山手本通り側は裏になります。「46」が表示された通用口。
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 真白な壁や鎧戸に蔦が絡まって。
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 裏側が正面でしょうね。
by gipsypapa | 2009-04-14 15:03 | 建築 | Trackback | Comments(4)

横浜市イギリス館

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港の見える丘公園の広大な敷地に建つ洋館。この周辺は江戸時代末期から横浜の居留民保護と居留地防衛のためイギリスの軍隊が駐屯するなど、 横浜開港直後からイギリスにゆかりの深い土地だそうです。建物は上海の大英工部総署により英国総領事として1937(昭和12)年に建築されたもので、1969年(昭和44年)に横浜市が買収し、市民の利用施設として使われるとともに一般公開(無料)されています。

意匠的には、時代を反映したモダニズムをベースにしていますが、英国調の風格をも残していて見どころの多い建物です。横浜市指定文化財の鉄筋コンクリート2階建て、地下1階。

横浜市イギリス館
旧英国領事館公邸 1937(昭和12)年
横浜市指定文化財
設計 : 大英工部総署
施工 : 不明
横浜市中区山手町115-3
撮影 : 2008.10.11
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 表側は全体的にはモダニズムの形状ですが、曲線を描いた庇のある玄関ポーチとその脇の大きなアーチ窓が古典主義的な意匠。
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 港の見える丘公園から裏側を。
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 玄関ポーチの庇は神社か何かで見る和風のような曲線。
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 採光の良い1階の部屋。
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 階段踊り場には大きなアーチ窓。
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 2階も明るい部屋が。
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 鉄筋コンクリート造りなので、アーチ窓だけではなく丸窓も。もうすぐハロウィンなのでカボチャが飾られていました。
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 現代的な天井照明。
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 芝生の張られた庭側には半円形に張り出したサンポーチ。
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by gipsypapa | 2009-04-13 13:43 | 建築 | Trackback | Comments(2)

山手111番館

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 J.H.モーガンをもう一つ。イギリス館とともに港の見える丘公園の一角、ワシン坂通りに建つスパニッシュスタイルの洋館。両替商J.E.ラフィン氏の自邸として建てられた住宅でした。横浜市に寄贈され、一般公開(無料)されています。

 寄棟スペイン瓦葺きの屋根と白い壁が魅力的で、山手地区の景観を代表する建物です。傾斜地に建てられているため、玄関側から見ると2階建、裏の公園からは3階建てになっています。横浜市指定文化財の木造2/3階建て。

山手111番館
旧ラフィン館 1926(大正15)年
横浜市指定文化財
設計 : J.H.モーガン
施工 : 不明
横浜市中区山手町111
撮影 : 2008.10.11
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  通りに面した玄関側。明るいスペイン風の2階建です。
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 3連アーチのパーゴラ(藤棚)が玄関ポーチを兼ねています。
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 大きな建物にしては小さな玄関を入ります。
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 吹き抜けの大きな玄関ホールが素晴らしい。2階にバルコニーが見えますが、2階は公開されていませんでした。
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 暖炉がある食堂。
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 配膳室から食堂につながる小さな開口。ここから料理がテーブルに出されたのです。
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 この部屋はたしか、資料室、情報コーナーでした。
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 浴室。
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 窓から公園側に円形のテラスが見えました。
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 外に出て庭に廻っていきます。
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 公園に面した裏側は3階建て。1階は「ローズガーデン えの木てい」の円形オープンテラスでした。季節になるとバラ園のバラが間近に見れるロケーションです。
by gipsypapa | 2009-04-09 13:32 | 建築 | Trackback(2) | Comments(2)

横浜外国人墓地正門

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 横浜の山手を歩くと必ず前を通る外人墓地。観光の名所です。この墓地は1854(安政元)年ペリー提督とともに日本へ上陸したロバート・ウィリアムズという24歳の水兵を埋葬したのが最初とか。その後は横浜の居留の多様な国の外国人やその子孫など、埋葬記録では4800柱を越し、墓石数は2500程度となっているそうです。現在は財団法人横浜外国人墓地の下で運営されています。

 この正門を設計したのはアメリカ人で山手聖公会教会、ブラフ111番館、ベーリックホール、根岸競馬場、関東学院三春台六角塔などを設計し、横浜を中心に数多くの作品を残した建築家、ジェイ・ヒル・モーガン。1937(昭和12)年に亡くなったモーガン自身もここで眠っています。

 石造りの門の築年は不明なので、彼が日本フラー社の技師として来日した1920年以降といわれています。現在の門は1948(昭和23)年に写真をもとに復元されたもの。

横浜外国人墓地正門 1920(大正19)年以降/1948(昭和23)年復元
設計 : J.H.モーガン
施工 : 不明
横浜市中区山手町96
撮影 : 2006.4.30 & 2008.10.11
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 右手に見えるのは資料館。
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 墓地内は通常非公開ですが、正門を入ったところの広場から下を見下ろせるようになっています。緑の中に白い十字架のお墓が並んでいます。
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 財団法人横浜外国人墓地のホームページにオリジナルの写真がありますのでどうぞ。
by gipsypapa | 2009-04-08 11:14 | 建築 | Trackback | Comments(2)

山手89-6番館(えの木てい)

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 2年前は素通りした「えの木てい」。今回は山手散策のほぼ中ほどの行程ということもあって、一休みしていくことにしました。

 元は外国人向けに建てられた住宅で、現在は1階のリビングルームが喫茶店に使われています。また2階には個室もあるようです(要予約)。c0112559_13312681.jpg

 前回アップした時は設計者不明としていましたが、いろいろなネット情報で山手234番館を検索していると、この建物も同じ朝香吉蔵の設計というのがあったので、採用します。ただ朝香吉蔵で検索すると山手234番館しか出てこないのが気がかりですが。

 赤い木枠に白の上げ下げ窓がいかにも山手の洋館という雰囲気のある建物でした。木造2階建て。

山手89-6番館(えの木てい)1927年(昭和2)年
設計 : 朝香吉蔵
施工 : 宮内建築事務所
横浜市中区山手町89-6
撮影 : 2008.10.11
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 ケーキと紅茶は美味しかったです。
by gipsypapa | 2009-04-07 13:39 | 建築 | Trackback(1) | Comments(4)

横浜市山手町のC邸

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 路地を挟んで宇田川邸の向いにある洋館。他の3棟とは違って横浜市認定歴史的建造物には指定されていませんが、これも昭和初期に建てられ、他の建物同様に見どころの多い住宅です。鮮やかな「からし色」の外壁が目を引きます。屋根窓や出窓などがある多彩な形状。側面にある大きなアーチ窓も魅力的です。木造2階建て。

C邸 (山手69-6番館) 1930(昭和5)年
設計・施工 : 不明
横浜市中区山手町
撮影 : 2008.10.11
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 ネット情報によると比較的最近改修されたようなので、もともとの外壁の色は違ったのかもしれません。
by gipsypapa | 2009-04-06 13:20 | 建築 | Trackback | Comments(2)