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箱根富士屋ホテル西洋館

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 本館の南隣に真っ白な洋館が2棟並んでいます。双方とも同じ意匠で同じ規模。建てられたのも同時期です。実際に建物はつながっているので、まとめて西洋館と呼ばれますが、1号館はカムフィ・ロッジ、2号館はレストフル・カテジの異名があります。

c0112559_85315100.jpg いずれも左右対称で、正面の両側に八角の突出部を張り出し、中央に唐破風屋根の玄関ポーチを持つのが特徴です。玄関ドアの左右に寺院や城郭建築によくある火灯窓・花頭窓(かとうまど)を二つ並べるなど玄関周りは本館と同様の和風意匠ですが、全体的には純白の壁に.鎧戸付きの上げ下げ窓が並ぶ、いかにも明治の面影を残す美しい洋館です。国の登録有形文化財と近代化産業遺産の木造2階建て。

箱根富士屋ホテル西洋館(1号館 & 2号館)
1906(明治39)年
登録有形文化財
近代化産業遺産
設計 : 河原兵次郎
施工 : 河原徳次郎
足柄下郡箱根町宮の下359
撮影 : 2013.10.9-10
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 ここから裏庭に出ます。
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 裏側は全面に大きな窓がならんでいます。こちら側は廊下です。
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 なまこ壁も。
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 1階の廊下。
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 地下には部屋はありませんが、本館や花御殿とつなぐ回廊が通っています。
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by gipsypapa | 2014-03-23 09:10 | 建築 | Trackback | Comments(2)

箱根富士屋ホテル本館

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 クラシックホテルツアーの最後の宿泊は箱根富士屋ホテルです。山口仙之助(やまぐち・せんのすけ 1851-1915)という人が、 箱根宮ノ下に500年の歴史を有する藤屋旅館を買収して洋風に改造して、外国人専用のリゾートホテルとして1878((明治11)年に開業。日本を代表するクラシックホテルで、本館はこれまでに宿泊した万平ホテルや日光金谷ホテルよりも古く1891(明治24)年の竣工です。c0112559_948516.jpg

 本館はいずれも特徴的な富士屋ホテルの建物群の中で一番歴史のある建物です。明治時代に建てられた外国人向けホテルに共通した社寺建築を思わせる瓦葺屋根、唐破風の玄関が特徴です。一方、内装は欧風の意匠や設備を有し、和と洋が融合された、独特の雰囲気を感じさせる華麗な建物です。

 地下の回転扉を入ると、すぐに階段。そこを上った1階はテラスで広場のような空間があり、そこが玄関になっている特殊な形式です。1階の正面中央には唐破風屋根の玄関ポーチを置き,左右に八角平面の突出部を張り出した左右対称の外観です。

 ホテルにはこの後紹介する西洋館、花御殿と食堂棟が並び立っており、築年はばらばらですが、それぞれが雰囲気のある回廊でつながっていて、外に出なくても建物間の移動ができて便利です。築後120年を経ても高級感を保って、箱根のランドマークであり続ける名作です。

 工事請負の河原兵次郎は小田原の大工棟梁。国の登録有形文化財と近代化産業遺産の木造2階建て、地下1階。

箱根富士屋ホテル本館
1891(明治24)年
登録有形文化財
近代化産業遺産
設計・施工 : 河原兵次郎(工事請負)
足柄下郡箱根町宮の下359
撮影 : 2013.10.9-10
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 ホテルマップです。↑ クリックすると大きくなります。
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 外部からのアプローチは地下部分。この回転ドアから入ります。
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 富士屋ホテルの特徴でもある、4棟をつなぐ回廊の地下部分。西洋館への通路です。
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 階段を上った1階のアプローチは広いテラスのようになっています。
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 1階の玄関ポーチの左の大きなサンルームはティーラウンジ。
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 階の正面玄関からフロントをつなぐ階段にある面白い登り竜の親柱。
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 フロント前の柱には尾長鶏がいました。
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 1階から見下ろす地下1階の回転ドア。
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 2階の唐破風。
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 ここが正式の正面玄関。
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 正面玄関を覆うように羽を伸ばす鳳凰をアップで。
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by gipsypapa | 2014-03-22 10:15 | 建築 | Trackback | Comments(4)