タグ:河内寅次郎 ( 3 ) タグの人気記事

臥龍山荘 不老庵

c0112559_1332090.jpg
 緑の造形が素晴らしい庭園を進むと、一番奥にもう1棟数寄屋造りの不老庵(ふろうあん)があります。急斜面の崖に長い床柱に支えられ、崖からはみ出すように建っているのが大変ユニークな建物です。対岸の冨士山と肱川の眺望を意識した優れた建物です。

 庵は船に見立て作られており、天井は竹網代一枚張りを船底の形のような形にして張っています。対岸のから月が昇ると、月明かりが天井に反射して部屋を明るくするよう巧妙な趣向が施されているそうです。

 入口縁続きに素朴な意匠の茶室があり、お茶を頂くことができます。愛媛県有形文化財の木造茅葺き平屋建て、茶室付き。

臥龍山荘 不老庵
1901(明治34)年
大洲市指定文化財(名勝)
愛媛県有形文化財
設計 : 河内寅次郎
施工 : 中野寅雄(棟梁)・草木国太郎(大工)
大洲市大洲411-2
撮影 : 2012.10.21
c0112559_1345268.jpg
c0112559_1351026.jpg
c0112559_135977.jpg
c0112559_1352086.jpg
c0112559_1352262.jpg
c0112559_1353844.jpg
 外に出て裏に廻ると生きた槇の木を使った「捨て柱」が見えます。これは珍しい。
c0112559_1361975.jpg
c0112559_1363372.jpg
c0112559_1364280.jpg
c0112559_137627.jpg
c0112559_137515.jpg
 船底の形をした竹網代一枚張りの天井。
c0112559_1374681.jpg
c0112559_1375840.jpg
 臥龍淵を眼下に見る崖の上に懸り造りに建てられているので、脚が長いのがわかります。
c0112559_1385635.jpg

by gipsypapa | 2013-08-19 13:10 | 建築 | Trackback | Comments(2)

臥龍山荘 知止庵

c0112559_1038482.jpg
 庭園の中ほどにある小さな知止庵(ちしあん)。もともとは浴室だったそうで、戦後に内部を改造して茶室にしたもの。陽明学者中江藤樹の説いた教えから「知止」という庵名になったそうです。木造平屋建て。

臥龍山荘 知止庵
1901(明治34)年
大洲市指定文化財(名勝)
設計 : 河内寅次郎
施工 : 中野寅雄(棟梁)・草木国太郎(大工)
大洲市大洲411-2
撮影 : 2012.10.21
c0112559_10385663.jpg
c0112559_1039782.jpg
c0112559_10391719.jpg
c0112559_10392865.jpg

by gipsypapa | 2013-08-18 10:40 | 建築 | Trackback | Comments(2)

臥龍山荘 臥龍院

c0112559_1571911.jpg
 臥龍山荘の母屋・臥龍院(がりゅういん)です。数寄屋造りの見事な建物で、高い天井には屋久杉、仙台松の一枚板が使用されるなど、贅を尽くした和風建築です。清吹の間(せいすいのま)には水の流れを表現した欄間の透かし彫りがあり、見どころになっていますが、この臥龍院の内部は撮影禁止になっており、紹介できないのが残念。→の写真は大洲市のホームページから借用しました。愛媛県有形文化財の木造平屋建て。c0112559_1593699.jpg

↓ホームページから引用します。

 構想10年、工期4年、河内寅次郎がその情熱をもっともそそいだ建物です。この母屋は周囲に調和した均整の美を取り入れ、屋根は茅葺、農村風寄棟の平屋建てとして全国各地より吟味した銘木を使用し、隅々にまで計算し尽くされた設計です。相談役に茶室建築家の八木氏、施工は大洲:中野寅雄、京都:草木國太郎の名大工が手掛け、建物細部には千家十職、絵画も当時の大家に手によるものです。材料の精選、着想の秀抜、加えて名工の卓越した技術が相まって里には稀な名建築となっています。

龍山荘 臥龍院
1907(明治40)年
大洲市指定文化財(名勝)
愛媛県有形文化財
設計 : 河内寅次郎
施工 : 中野寅雄(棟梁)・草木国太郎(大工)
大洲市大洲411-2
撮影 : 2012.10.21

c0112559_15105282.jpg
c0112559_1511765.jpg
c0112559_15111651.jpg
c0112559_15112714.jpg
c0112559_15113751.jpg
c0112559_15114821.jpg
c0112559_1512093.jpg

by gipsypapa | 2013-08-16 15:15 | 建築 | Trackback | Comments(0)