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日本基督教団 本郷中央教会

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  本郷地区の教会の四つ目は、地下鉄都営大江戸線の本郷三丁目の駅を出て東へすぐのところにある本郷中央教会です。8年前に前を通り“ヴォーリズを訪ねて”にアップしています

 元ヴォーリズ建築事務所のヴォーゲルが川崎忍(カリフォルニア大学出身、立教女学院の寄宿舎などの作品がある)と共同設計しました。階下が幼稚園,階上を礼拝堂になっているゴシック様式による会堂で,東北隅に重厚な角塔が建っています。国の登録有形文化財の鉄筋コンクリート3階建て(塔屋は5階建て。

日本基督教団 本郷中央教会
1929(昭和4)年
登録有形文化財
設計 : J.H.ヴォーゲル(ヴォーリズ建築事務所)/川崎忍
施工 : 辻組
東京都文京区本郷3-37-9
撮影 2006.12.8 & 2014.7.31
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 この日は通り過ぎただけなので、8年前の写真を再掲します。 ↓
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by gipsypapa | 2015-02-18 08:35 | 建築 | Trackback | Comments(2)

東京本郷のエチソウビル

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 本郷通りの本郷3丁目交差点の少し南にあるレトロな商業ビル。元は毛糸類の卸から小売りをする糸屋越前屋の店舗として大正末期に建てられました。創業者の越前屋惣兵衛の名前からエチソウビルと名付けられたそうです。現在は飲食店などが入るテナントビルになっています。

 白いモルタル仕上げした壁やコーナーに丸みを持たせ、最上部に装飾を施したデザインは時代を感じさせます。派手さはないものの交換が持てる意匠です。鉄筋コンクリート造り、3階、一部4階建て。

エチソウビル
1924(大正13)年
設計・施工 : 不明
東京都文京区本郷2-39-7
撮影 : 2014.7.31
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by gipsypapa | 2015-02-17 11:23 | 建築 | Trackback | Comments(2)

本郷2丁目の商店建築群

 軽い昼食を取ったあとは、歩いて南側へ移動、2丁目に来ました。小さな商店が多い地区で、昭和初期の商店建築が残っていました。
撮影 : 2014.7.31

関口書店 / 小山履物店
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 2軒長屋の商店建築。タイル張りの、いわゆる看板建築のようで、一つの建物に間口が二つあり、左右対称。タイルの色を変えています。木造2階建て。

関口書店 / 小山履物店
昭和初期
設計・施工 : 不明
東京都文京区本郷2-19-8
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旧加藤薬局

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 1階部分は石積風の横長タイルを張り、2階はモルタル仕上げに縦長窓とその上のロゴ風の装飾があります。元は薬局だったようですが、現在は住宅として使われているようです。鉄筋コンクリート造り(?)、2階建て。

旧加藤薬局
1928(昭和3)年
設計 : 古賀一郎
施工 : 不明
東京都文京区本郷2-24-7
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関根商店
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 隣の関根商店も古い建物です。木造2階建て。

関根商店
詳細不明
東京都文京区本郷2-24-7

株式会社 桝水
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 緑色の銅版を前面に張りつめた、印象的な看板建築です。医療用機械・器具を取り扱う商店とか。木造2階建て。

株式会社 桝水
昭和初期
設計・施工 : 不明
文京区本郷2-24-8
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by gipsypapa | 2015-02-16 09:15 | 建築 | Trackback | Comments(2)

日本基督教団 弓町本郷教会

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 本郷はキリスト教の教会が多い地区で、これは3つ目。褐色のレンガ型を貼ったような外壁に縦長の半円アーチ窓が整然と並ぶ教会堂です。実は煉瓦に見えるものはコンクリートブロックで、昭和初期に数多く建てられた中村式鉄筋コンクリートブロック、いわゆる“鎭式ブロック”でした。

 中村鎮が設計したブロック造りの教会は日本基督教団にいくつかあり、このブログでも大阪の島之内教会天満教会福岡警固教会を紹介しています。

 平日だったので、中を見ることができませんでしたが、ネットにある写真では、正面講檀の左右にあるパイプオルガン、アーチ窓の美しいステンドグラスや現代的なシャンデリアなど、重厚感があって素晴らしい。鉄筋コンクリートブロック造り、平屋建て。

日本基督教団 弓町本郷教会
1927(昭和2)年
設計 : 中村鎮
施工 : 不明
東京都文京区本郷2-35-14
撮影 : 2014.7.31
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 よくクラシック音楽のコンサートが催されるようで、ネットの「弓町本郷教会《ひるの憩い》〜コンサート情報〜」「温泉人(おふろうど)ライフ」に素晴らしい写真がたくさんあったので、一部借用しました。↓
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by gipsypapa | 2015-02-15 10:00 | 建築 | Trackback | Comments(2)

旧東京市営真砂町住宅

本郷地区には大正時代の洋風住宅が残っています。当時は東京市が開発した市営真砂町住宅が並んでいました。いずれも洋風の一戸建て住宅で、道路を挟んで東側に3戸、西側に5戸、計8棟が建てられたとか。現在、そのうちの3戸が現存しています。
撮影 : 2014.7.31

S邸
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 赤いギャンブレル屋根が特徴の洋館。妻面のハーフティンバー風の意匠と、2階の屋根を切り取ったような大きな屋根窓が印象的です。木造2階建て。

S邸
旧東京市営真砂町住宅
1923(大正12)年
設計 : 東京市
施工 : 不明
東京都文京区本郷4-22
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YG邸
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 S邸のすぐそば、道路を挟んだ位置にもう1軒洋館があります。妻面の色が違うくらいで、こちらもギャンブレル屋根の同様のデザインです。木造2階建て。

YG邸
旧東京市営真砂町住宅
1923(大正12)年
設計 : 東京市
施工 : 不明
東京都文京区本郷4-21
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MS邸
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 先に“文京区本郷のレトロ建築を歩く(その2)”で紹介したこの住宅も旧東京市営真砂町住宅の一つでした。他の2棟とデザインが大きく違うので、別物と思っていました。再掲します。木造2階建て。

MS邸
旧東京市営真砂町住宅
1923(大正12)年
設計 : 東京市
施工 : 不明
東京都文京区本郷4-20
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 3軒ともに大正時代の建物とはおもえないほど、良い状態で使われ続けています。
by gipsypapa | 2015-02-14 13:58 | 建築 | Trackback | Comments(2)

東京大学総合図書館

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 前回は追及不足だった総合図書館へ再び行ってみました。外壁には淡褐色のスクラッチ・タイルを貼り、ゴシック風の細部とアーチをもつ入口を用いた外観のデザインは、本郷キャンパスに数多くある内田祥三設計の建物群と同じ、いわゆる内田ゴシックの一つ。本を並べたような正面ファサードが特徴です。

 現在、南西側には史料編纂所が、北東側には大学院情報学環(旧 新聞研究所)が、南側(増築部)には教育学部、南東側(増築部)には社会科学研究所が入っているそうです。今回は中も見学しました。鉄骨鉄筋コンクリート造り3階、中央部5階建て、地下1階。

東京大学総合図書館
1928(昭和3)年
設計 : 内田祥三+野田俊彦
施工 : 大林組
東京都文京区本郷7-3-1
撮影 : 2014.7.30
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 受付で記帳したら簡単に入れました。ただし外部見学者には時間制限がありました。はっきり覚えていませんが1時間以下だったと思います。さらに素晴らしく壮大な内部意匠には驚いたわけですが、残念ながら撮影禁止でした。

 ところがネット上にはかなりの写真があります。どうなっているんでしょうね。ということで、「日本の意外とカッコいい図書館」にあった宮殿のようなレッドカーペット大階段の写真。↓
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 さらに「インタビューシリーズ “図書館”をつくる」「ゲゲゲの精神科医 ヽ(;´Д`)ノ(ある精神科医の日記)」からも内部写真を借用しました。↓
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by gipsypapa | 2015-02-13 09:52 | 建築 | Trackback | Comments(2)

東京大学本郷正門及び門衛所

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 前回、東京大学の本郷キャンパスを訪れたのは、2006年なので、もう8年前になります。当時は、見て回る建物はヴォーリズ関係ばかりで、今のようにすべての建築物に注目していたわけではないため、あまりこだわりなくキャンパスを歩きました。そのため追及不足や見逃しがありました。

 今回は本郷に宿を取ったついでに、その一部を見てきました。まずは正門です。前回は赤門から入ったので、これは見逃していました。

 和風を強調したデザインで、正門、煉瓦塀と門衛所が左右対称に建っています。正門は花崗岩製で、 門柱に貫(ぬき)をかけた冠木門(かぶきもん)を基調にデザインされたといわれています。むくり屋根の門衛所とともに伝統的な様式を使いながら新しい時代性をも狙ったそうです。

 設計は伊東忠太(いとう ちゅうた1867 – 1954)。西洋建築学を基礎にしながら、日本建築を本格的に見直した第一人者らしい意匠といえます。なお。忠太は東大工学部(当時の帝国大学工科大学)の卒業生でありながら、ほとんど東大関係の設計は手掛けておらず、これは数少ない例と言えます。国の登録有形文化財の鉄筋コンクリート造り、平屋建て(門衛所)。

東京大学本郷正門及び門衛所
1912(明治45)年
登録有形文化財
設計 : 伊東忠太
施工 : 西島鉄工所
文京区本郷7-3-1
撮影 : 2014.7.31
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by gipsypapa | 2015-02-12 12:27 | 建築 | Trackback | Comments(2)

万定フルーツパーラー

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 もう一つ東大本郷キャンパス前にある店を。万定(まんさだ)フルーツパーラーという昭和初期に建てられたものです。

 フルーツパーラーは昭和を象徴する呼び方で、現在は少なくなりましたが、果物やそれを使ったケーキや飲みものなどを出す喫茶店のことで、意外にも全国的にまだまだ残っているようです。

 万定フルーツパーラーは昭和の初めに創業した果物屋で、東大病院に入院患者を見舞いに訪れる人のための果物を売ったのが始まりとか。当時、コーヒーはそれほどポピュラーではなく、フルーツを喫茶で食べるという「フルーツパーラー」が流行しました。その流れで果物屋から喫茶店に発展したのでしょう。当時から東大の教授たちが集う喫茶サロンとして親しまれてきたそうです。

 今はジュースなども提供されてはいますが、カレーが名物とか。他にも食事メニューがあるようで、相変わらず東大関係者のお昼の御用達かな。

1階は入り口とガラス窓の、いわゆる喫茶店らしい構え。上部を見ると石張りの欧風の装飾を施した、いわゆる看板建築です。木造2階建て。

万定フルーツパーラー
1928(昭和3)年
設計・施工 : 不明
東京都文京区本郷6-17-1
撮影 : 2014.7.31
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 照明付立て看板には「カレー&ハヤシ」「天然ジュース」とあります。正面右のロゴはカレーライス。平面と側面をデザインしていて、面白いです。
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 食べログに昭和レトロな写真がありました・↓
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by gipsypapa | 2015-02-11 09:51 | 建築 | Trackback | Comments(2)

文京区の郁文堂

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 本郷通りの東京大学本郷キャンパスの向い側に、どう見ても銀行だったという建物があります。現在は郁文堂(いくぶんどう)という出版社、書店になっていますが、元は日本昼夜銀行の本郷支店だったものです。

 日本昼夜銀行というのは聞きなれない名前ですが、1929(昭和4)年に小口の融資を目的に設立された銀行で、消費者金融業の先駆けだったそうで、東京にしか店舗がなかったようです。ちなみに1943(昭和18)年に安田銀行に合併されました。安田銀行は富士銀行を経て、今のみずほ銀行になりました。

 一方、郁文堂書店は1899(明治32)年創業の本屋で、出版物は語学関連、特にドイツ語の図書に特化していて、独検関連の参考書・問題集を多数出版しているとか。明らかに顧客は目の前にある東大でしょうね。

 建物は石張りの腰に、大オーダーを4本正面に並べた銀行建築らしい重厚な外観です。コンクリート造りに見えますが、木骨造りだそうです。築後、すぐにあった関東大震災にも無傷だった、木骨人造石張り、2階建て。

郁文堂
旧日本昼夜銀行本郷支店
1923(大正12)年
設計・施工 : 不明
東京都文京区本郷5-30-21
撮影 : 2014.7.31
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by gipsypapa | 2015-02-10 09:12 | 建築 | Trackback | Comments(2)

文京区のいなか家 / ビッグ・ワンほんごう

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 翌朝、鳳明館をチェックアウト。次に泊まるホテルのチェックインまでは時間がたっぷりあります。暑かったけど、もう少し建物巡りです。まず東大の本郷キャンパスを再訪することにしました。

 本郷通りに出る手前の狭い路地に古ぼけた看板建築がありました。木造2階建て。

いなか家 / ビッグ・ワンほんごう
詳細不明
東京都文京区本郷5-30-2
撮影 : 2014.7.30
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 2軒お店が入っています。左が「韓国家庭の味 いなか家」という韓国料理店。
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 右は「ビッグ・ワンほんごう」という看板。立ち飲みの居酒屋バーです。
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 食べログに写真がありました。↓ 東大生の御用達かもしれませんね。
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 2階は賃貸アパートのようです。
by gipsypapa | 2015-02-09 13:52 | 建築 | Trackback | Comments(2)