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求道会館

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 関東では数少ない武田五一設計の近代建築があります。求道会館は浄土真宗の僧侶でヨーロッパ留学経験もある近角常観(ちかずみじょうかん)が説法の場として建設したものです。

 どちらかというとキリスト教の教会かとも見える煉瓦造りの重厚な外観。正面2階の5連アーチ窓や玄関の石の円柱など、洋風の意匠です。

 この日は閉まっていて中は見ることができませんでしたが、正面に本尊が安置されている六角堂があり、その手前に演壇があるとか。なお毎月第四土曜日の限られた時間帯のみ見学ができるそうです。東京都指定有形文化財の煉瓦造り、一部鉄筋コンクリート造り、2階建て。

求道会館
1915(大正4)年
東京都指定有形文化財
設計 : 武田五一
施工 : 戸田利兵衛(戸田組)
文京区本郷6-20-5
撮影 : 2014.7.30
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 ↓ の2枚の内部写真は「建築マップ」のHPから借用しました。
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 こちらは「ケンチク者」というブログから借用しました。
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by gipsypapa | 2015-02-03 11:17 | 建築 | Trackback | Comments(0)

日本基督教団 西片町教会

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 東大農学部を出て、本郷通りを西へ渡って、今日の宿の方向へ向かいましたが、途中にまだまだ見たい建物があります。

 西片町教会は1889(明治22)年、東片町に「日本メソジスト駒込教会」として創立され、1896(明治29)年に現在地に移転してきたのが前身。現在の教会堂は昭和初期に献堂されたゴシック様式の教会です。木造2階建てですが、最近外装の改修が行われたようで、タイル貼りになって木造の風情がなく、レトロ感もなくなっています。

日本基督教団 西片町教会
1935(昭和10)年
設計 : 伊藤為吉
施工 : 不明
東京都文京区西片2-18-18
撮影 : 2014.7.30
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 ネットにあった内部写真です。「東京ロケーションボックス」から借用しました。↓
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 ↓こちらは「街の風景」から借用しています。内部はオリジナルの状態を保っているように見えます。
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by gipsypapa | 2015-01-27 10:37 | 建築 | Trackback | Comments(2)

日本聖公会 東京聖テモテ教会

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 弥生正緑館から西へむかいます。左側はもう東京大学の農学部です。この閑静な住宅地の角に、こじんまりした瀟洒な礼拝堂があります。

 東京聖テモテ教会は、1902(明治35)年に米国の宣教師によって創建され、1909年、この場所に礼拝堂が建てられましたが、1945(昭和20)年の東京大空襲で焼失。現在の礼拝堂は1950年に再建されたものだそうです。礼拝堂の東側に尖頭の鐘楼がある以外は、ほとんど装飾がない、シンプルで好感の持てる礼拝堂です。木造平屋建て。

日本聖公会 東京聖テモテ教会
1950(昭和25)年
設計・施工 : 不明
東京都文京区弥生1-3-12
撮影 : 2014.7.30
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 ネットにいくつか礼拝堂の内部写真がありました。↓
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 東京聖テモテ教会には1932(昭和7)年に設置された我が国最初の国産パイプオルガンがあったそうです。日本楽器製造(現・ヤマハ)の技師達によって造られた2段鍵盤8ストップのパイプオルガンとありますが、戦争で焼けたという情報もあり、この写真のオルガンがその当時のものかどうかは不明ですが、一見して新しそう。。
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by gipsypapa | 2015-01-24 10:50 | 建築 | Trackback | Comments(2)

日本キリスト教団根津教会

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c0112559_910916.jpg 根津神社の近くに教会が二つあります。その内の一つがこの根津教会です。当初は本郷福音教会と呼ばれ、アメリカの福音教会のポール・S・メイヤーという宣教師が献堂に関わったとか。1941(昭和16)年から日本キリスト教団と合同して、現在の根津教会になりました。

 白い下見板貼りの礼拝堂の右側に、玄関と丸窓のあるとんがり屋根の塔屋が非対称に立つ明るく印象的な教会です。関東大震災の前に建てられた木造建築として貴重な、国の登録有形文化財の木造平屋建て。

日本キリスト教団根津教会
旧本郷福音教会
1919(大正8)年
登録有形文化財
設計 : P.S.メイヤーか
施工 : 不明
文京区根津1-19-6
撮影 : 2014.7.30





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 門と塀も国の登録有形文化財です。
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 ネットに礼拝堂内部の写真がありました。↓
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by gipsypapa | 2015-01-21 09:13 | 建築 | Trackback | Comments(2)

聖マリア幼稚園

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 聖マリア幼稚園は左京区の丸太町通り、岡崎道の角地にある日本聖公会聖マリア教会礼拝堂に併設された幼稚園です。京都市内の聖公会関係の幼稚園としては最も歴史があります。鉄筋コンクリート造り、2階建て。

聖マリア幼稚園
1930(昭和5)年
設計・施工 : 不明
京都市左京区岡崎入江町84
撮影 : 2014.7.18
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 隣の京都聖マリア教会礼拝堂は、1911(明治45)年に建てられたレンガ造りの風格ある建物だったそうですが、老朽化と、阪神大震災で決定的大打撃を受けたため、2000(平成12)年に新しく建て替えられたものです。
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by gipsypapa | 2015-01-05 08:50 | 建築 | Trackback | Comments(6)

京都ハリストス正教会を再訪

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 普段は見ることができない教会の内部を見ることができる催しがあり、京都ハリストス正教会に行きました。

 前回、訪れたのは、もう7年も前。
その時は外観を眺めただけですが、今回は中を見ることができます。

 京都御所の南の住宅街にあるロシア・ビザンチン様式のギリシャ正教会の教会堂。東京お茶の水のニコライ堂に匹敵する格式を誇り、明治の教会建築を代表する国内最古級の教会建築です。会堂前方にはトンガリ帽子の鐘楼が立つ、薄い水色の外壁の木造教会。とんがり帽子形の屋根の方には、玉葱形のドームが載り、その上に正教会特有の十字架があります。

 設計は東京帝国大学造家学科(後の建築学科)を出て、京都で誕生した初めての建築家といわれる松室重光(まつむろ しげみつ 1873 - 1937)。京都ではその代表作となる二つの建築が今でも残されており、一つはこのハリストス教会で、もう一つは京都府庁旧本館(明治37年)です。

 この意匠がひな型になり、函館ハリストス正教会豊橋ハリストス正教会修善寺ハリストス正教会などを設計した河村伊蔵に引き継がれていきました。木造平屋建てに3階建て鐘楼付。

日本正教会京都ハリストス正教会 生神女福音聖堂
1903(明治36)年
設計 : 松室重光
施工 : 不明
京都市指定文化財
京都市中京区柳馬場通二条上る六丁目283 ‎
撮影 : 2014.6.4
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 鐘楼の下の入口から啓蒙所を経て聖所に続く構成。
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 数々のイコン。近くでの撮影は不可ですが、人物が入るスナップ写真はOKでした。

 イコン」というのは、もともとギリシャ語で、「形」とか「像」という意味をもっています。日本正教会では「聖像」と訳されることもあります。「イコン」は、狭い意味では一枚の板に描かれた絵のことをいいますが、広い意味では、正教会が使用する絵画すべてを指します。コンピュータのアイコンの語源です。
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by gipsypapa | 2014-11-14 11:52 | 建築 | Trackback | Comments(2)

日本聖公会岐阜聖パウロ教会

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 繁華街の柳ケ瀬。高島屋に対面する位置に瀟洒な教会があります。設立は1890(明治23)年と古い教会ですが、現在の会堂の詳細は分かりません。

 聖公会はイングランド国教会から生れ、ローマ・カトリックとプロテスタント、両者の要素を持ち、その中間に位置する教派であるといわれています。教会堂は装飾が少なく、どちらかというと、プロテスタントに近いようです。

 尖塔のある鐘楼を持ち、真っ白な下見板張りの外壁に並ぶ尖頭アーチ窓が特徴の可愛い教会です。内部もシンプルで屋根支持構造は木製トラスです。多分、昭和初期以前の献堂ではないかと思われる、木造平屋建て。

日本聖公会岐阜聖パウロ教会
詳細不明
岐阜市金町4-27
撮影 : 2014.5.20
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 ドアは閉まっていましたが、写真を撮っていると・・・・
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 前の幼稚園から出てこられた男性が中を見せてくれました。ラッキーです。
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 こちらが幼稚園。
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 敷地にいたわんちゃん。
by gipsypapa | 2014-10-31 08:57 | 建築 | Trackback | Comments(0)

修善寺ハリストス正教会顕栄聖堂

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 温泉地なので和風建築が立ち並ぶ街並みですが、唯一の洋風建築があります。ロシア・ビザンチン様式のギリシャ正教会に共通する外観で、京都ハリストス正教会聖堂(1903年、松室重光設計)を手本として、モイセイ河村伊蔵(もいせい かわむら いぞう、1860 - 1940)が設計した、初期の本格的なハリストス教会建築です。

 その後、翌年に豊橋ハリストス正教会聖堂(1913年)、函館ハリストス正教会復活聖堂(1916年)と続いて完成させますが、それらが重要文化財に指定されているのに対して、最も古いこの修善寺ハリストス正教会が県の有形文化財に甘んじているのは納得がいかない気がします。

 ハリストス正教会の聖堂は必ず東向きに建てられるため、正面は西側を向いています。建物は木造漆喰塗りの壁で、棟の西端には高さ18mの鐘塔と尖塔がり、豊橋の聖堂と似た印象を受ける、美しい建造物です。

 特に軒下を支える持ち送りにある葡萄(ぶどう)のレリーフは見どころで、松崎編で紹介した鏝絵の入江長八の弟子達の作だそうです。

 内部の聖所にはイコン画家として知られる山下りんの十字架の聖像があるそうですが、残念ながら内部は非公開です。静岡県指定有形文化財の木造平屋建て。

修善寺ハリストス正教会顕栄聖堂
1912(大正元)年
静岡県指定有形文化財
設計 : 河村伊蔵
施工 : 不明
伊豆市修善寺861
撮影 : 2014.4.22
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 持ち送りにある葡萄のレリーフは鏝絵です。
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 この日は曇り空で、かつ木々の葉が茂っている季節のためでしょうか、写真写りが良くないです。
by gipsypapa | 2014-09-05 08:48 | 建築 | Trackback | Comments(2)

総持寺キリスト教会

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 今日から高槻市の隣の茨木市へ。まず、住宅地の一角にある真っ白な色がまぶしい教会。日本メノナイトレザレン教団というプロテスタント系の総持寺キリスト教会です。比較的新しい教会ですが、それでも献堂後50年経っています。木造平屋建て。

総持寺キリスト教会
1964(昭和39)年
設計・施工 : 不明
茨木市橋の内3-26-19
撮影 : 2013.11.1
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 聖堂の背後にあるのは牧師館でしょう。
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 この教会は高槻市との境界の茨木市側にあります。道を挟んで東側は高槻市柳川町2丁目、住宅地です。新しいとは思いますが、おしゃれな洋館がいくつかありました。
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by gipsypapa | 2014-05-01 09:30 | 建築 | Trackback | Comments(5)

日本基督教団大阪住吉教会

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 思い立って大阪市の南部にある帝塚山を散策することにしました。南海本線の粉浜で下車し、帝塚山へ移動して阪堺電車で天王寺に戻るルートです。

 最初は南海本線と阪堺線に挟まれた狭い路地にある大阪住吉教会。路地に面した左右非対称のモルタル塗りの2階建ては1931(昭和6)年に増築された部分のようです。1919(大正8)年築の礼拝堂と牧師館があるらしいのですが、影に隠れて見えません。やはり教会は中を見なければいけません。国の登録有形文化財の木造2階建て。

日本基督教団大阪住吉教会
1919(大正8)年/1931(昭和6)年増改造
登録有形文化財
設計・施工 : 不明(大工)
大阪市住吉区東粉浜2-21-3
撮影 : 2013.10.22
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by gipsypapa | 2014-04-09 08:50 | 建築 | Trackback | Comments(2)