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横浜市のカトリック山手教会

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 カトリック山手教会は明治39年に創設された古いカトリックの教会です。最初の教会は大正12年の関東大震災によって完全に崩壊してしまい、現在の建物は昭和8年に再建されたものです。
 尖塔アーチの窓に背の高い鐘塔を持った、典型的なネオゴシック様式の教会建築。チェコ人のJ.J.スワガーの設計による鉄筋コンクリート造平屋建て、地下1階の教会です。

カトリック山手教会
1933年(昭和8)年
横浜市認定歴史的建造物
設計 : J.J.スワガー
施工 : 関工務店
横浜市中区山手町44
撮影 : 2006.4.30
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 エントランス。ラテン語でしょうか?読めません。
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 正面。後方右側にとんがり屋根の鐘塔。
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 聖堂内部にはカトリック教会らしく華麗な装飾がなされています。
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 この美しいステンドグラスは、スワガーの出身国チェコのプラハから贈られたそうです。         
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 そのほかの窓にはこのステンドグラスがはめ込まれています。枠は新しいが、グラスは当時からのもの。こちらは国産です。
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 聖壇も神秘的。
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 手前はカトリック教会に見られる懺悔室。その向こうに大きな円柱が立っていて、ドアがあるのが見えます。この円柱の中を上れば(多分螺旋階段で)尖塔の上部に登れるようです。
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by gipsypapa | 2007-03-10 08:55 | 建築 | Trackback | Comments(0)

御茶ノ水のニコライ堂

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 正式名称は、日本ハリストス正教会教団復活大聖堂。通称の「ニコライ堂」は、 1861年(文久元年)に函館のロシア領事館付司祭として来日し、 1872年(明治5年)東京に日本ハリストス正教会を樹立したニコライ神父の名に由来します。

 ロシア人建築家シチュールポフの設計図面を基に、 コンドルが実施設計・監督を行いました。 コンドルと言えば、最近ひろさんがアップされた旧岩崎邸や今はなき鹿鳴館で有名。関東大震災により、 大聖堂の鐘楼やドーム屋根が崩壊し、内部も焼失しました。 大聖堂の修復工事の設計は岡田信一郎が担当し、1929年(昭和4年)に完成しましたが 屋根と鐘楼の外観は、創建当初の姿とは異なっているそうです。

日本ハリストス正教会教団復活大聖堂 (ニコライ堂)
1891(明治24)年/1929(昭和2)年改修
重要文化財
設計 : ミハイル・アレフィエヴィッチ・シチュールポフ、ジョサイア・コンドル、岡田信一郎
東京都千代田区神田駿河台4-1-3
撮影 : 2006.5.2
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 ご覧のようにロシア的な意匠を強く出した、派手な教会です。個人的にはヴォーリズの簡素な教会建築が好みですが、ここはその対極ですね。
 まったく建物とは関係ないのですが、ロシアといえば、北方領土は返してね。

「おまけ」

 JR御茶ノ水の駅前にあった偽ニコライ堂です。↓ 近くにこんなのがあります。結構面白いでしょう?
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by gipsypapa | 2007-03-04 23:24 | 建築 | Trackback | Comments(8)

軽井沢のショー記念礼拝堂

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 旧軽井沢の商店街を通り抜けた林の中にある木造平屋建ての小さな礼拝堂です。1885年にこの地を訪れたA.C. ショー司祭が開いた避暑地軽井沢。彼がその翌年から夏を過ごしたバンガローが教会となりました。礼拝堂の木組みが美しい礼拝堂です。

日本聖公会ショー記念礼拝堂 1885(明治18年)、1893(明治26)年改築、1986(昭和61)年復元 
設計 A.C.ショー?
長野県北佐久郡軽井沢町旧道645
撮影 2006.7.16 & 17
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by gipsypapa | 2007-02-13 14:35 | 建築 | Trackback | Comments(0)

神戸ムスリムモスク

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 神戸の三宮、生田神社の北西の一角に日本最古の回教寺院があります。神戸のムスリム(イスラム教徒)達が、組織を立ち上げ寄付金を募った末に、インド人建築家の設計により建設されたそうです。モスク特有の大小4本の塔や大きな玉ねぎ形ドームが特徴。鉄筋コンクリート造り3階建。個人的に頻繁に中近東に仕事で行くことがありましたが、向こうではムスリム以外は中に入れません。この神戸のモスクは見学自由だそうで、中も見ることができ貴重な経験になりました。なお見学は正面中央の入り口でなく、向かって左にある通用口から入ります。

神戸ムスリムモスク(神戸回教寺院) 1935(昭和10)年
設計 ヤン・ヨセフ・スワガー(スワガー建築事務所)
建設 竹中工務店
神戸市中央区中山手通2-25
撮影 2006.4.22
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 正面エントランス。
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 イスラムらしい形の尖塔アーチ窓。この色ガラスはキリスト教の教会にも使われます。このガラスの窓は間違いなく外からより中から必見。
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 礼拝堂前の回廊。赤い絨毯と窓の黄金色がイスラムの世界へ案内してくれるようです。
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 礼拝堂の中。モスクには偶像廃止のイスラムの教えから余計なものはありませんが、想像していたより華麗です。西側の壁面に窪みがありますが、これが聖地メッカの方向を向いています。 
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 差し込む黄金色の光が素晴らしい建物でした。
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by gipsypapa | 2007-02-11 10:05 | 建築 | Trackback | Comments(2)