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名古屋市の布池カトリック教会

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 東海学園から最寄の地下鉄の駅に向かう途中で、尖塔が見えてきました。

 布池カトリック教会は名古屋教区司祭座聖堂(聖ペトロ・パウロ・カテドウル)ともいわれ、カトリック名古屋教区の中心となる教会です。この聖堂は昭和37年竣工で比較的新しい建物ですが、高さが50mもある巨大なゴシック風建築で、双塔や先の尖ったアーチなどにその特徴がみられます。 双塔は都心東部のあちこちから眺望でき、地域のランドマークとして市民に親しまれています。鉄骨鉄筋コンクリート造・3階建で、塔は5階、高さ50m。

布池カトリック教会 (名古屋教区司祭座聖堂) 1962(昭和37)年
設計 : 山下寿郎設計事務所
施工 : 不明
愛知県名古屋市東区葵1-1208
撮影 : 2007.1.26
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 この日は金曜日でしたが、さすがにカトリック教会。横の入り口から礼拝堂の中へ入ることができました。他にも信者と思われる方がお祈りをされていました。日曜日ではないので照明が消えているのは仕方がありません。
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 ヨーロッパにあるような大聖堂。尖塔が印象的でした。
 
 これで、今回の名古屋シリーズは終わって、次は地元の関西へ帰ります。あ~、やっとか。
by gipsypapa | 2007-07-09 11:33 | 建築 | Trackback | Comments(0)

名古屋のカトリック主税町教会

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 木造・2階建、桟瓦葺 この教会は白壁・主税・橦木の町並み保存地区にあり、名古屋・岐阜地方に初めてカトリックの教えを広めた井上秀斎がテュルパン神父と共に100年以上前に士族屋敷を改造して建てられた教会です。外観は社寺風で、格天井の三廊式。鐘楼は復元されたものです。
 また隣接の司祭館はコロニアルスタイルを特徴とする建物です。

カトリック主税町(ちからまち)教会 
礼拝堂 1904(明治37)年
設計 : 井上秀斎、テュルパン神父
施工 : 不明
司祭館 1903(昭和5)年
設計・施工 : 不明
名古屋市都市景観重要建築物指定
愛知県名古屋市東区主税町3-33
撮影 : 2007.6.9
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 とてもキリスト教会とは思えない、お寺のような外観。伊勢湾台風後に入口と外陣両側が増築されたため、側廊ができ、三廊式となりました。礼拝堂正面の3連アーチが優美。
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 とはいえ、側面はやはり教会。
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 復元された鐘楼。
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 隣接する司祭館は外観を下見板張りとした洋風建築物で、白壁・主税・橦木の町並み景観を形成する建物です。
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 礼拝堂は両側に側廊のある三廊式。
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 カトリックの教会は日曜以外にも開いていることが多いのですが、ここも中に入れました。名古屋市がキャンペーンをしている「文化のみち」という古い建築物の散策ルートにあるので、一般の観光客の姿も見えました。
 礼拝堂の中はカトリックにしてはシンプルな感じですが、やはり天使像などが飾られています。
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by gipsypapa | 2007-06-26 16:24 | 建築 | Trackback | Comments(0)

軽井沢の聖パウロ・カトリック教会

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 昨年の軽井沢シリーズの積み残しです。訪ねた最初の日は礼拝堂の中に入ることができました。次の日は残念ながら雨でしたが結婚式が行われていました。
 アメリカの建築家アントニオ・レイモンドがヨーロッパの田舎にある教会をイメージして設計。三角屋根、大きな尖塔、打ちっ放しのコンクリートは軽井沢のシンボル的存在になっています。堀辰雄の小説『木の十字架』に登場した教会としても有名で「聖パウロ教会で結婚すると多くの人たちから祝福される」との言葉が残されています。
 屋根にはめ込まれたマリア像と、その頂に輝く十字架も印象的。

聖パウロカトリック教会 1935(昭和10)年
設計 : アントニン・レーモンド(Antonin Raymond)
施工 : 不明
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢179
撮影 : 2006.7.16
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 三角屋根の教会。屋根の下にマリア像がはめ込まれています。
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 カトリック教会ですから様々な像が庭に。
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 木の屋根組みがむき出し。軽井沢らしい山小屋的な意匠が素晴らしい。
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 雨中で祝福される新婚さん。お幸せに。
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 教会を裏から見ました。
by gipsypapa | 2007-06-19 11:41 | 建築 | Trackback | Comments(2)

郡山聖ペテロ聖パウロ教会

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 郡山の開成館から郡山公会堂に向かって東に行く途中にある教会。ネット上にも建物の情報がほとんど見あたりませんが、ゴシック様式の古い教会でした。

郡山聖ペテロ聖パウロ教会
1931(昭和6)年
設計 : 上林設計事務所
施工 : 上林敬吉

福島県郡山市麓山2-9-23
撮影 : 2007.4.29
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 昭和初期からそのままの状態で使われているようです。知られていませんが興味深い建物でした。
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 鉄筋コンクリートの平屋建てに鐘楼を持つゴシック様式の古い教会です。設計者は誰なのでしょう。
「日本近代建築大全」東日本篇に設計者と施工者のテータがあったので、修正しました。(2014.9.22)
by gipsypapa | 2007-05-15 15:24 | 建築 | Trackback | Comments(0)

日本聖公会 福島ステパノ教会

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 ゴールデン・ウィークに福島へ旅行。その後、東京、静岡と南下しました。しばらくこの旅の一部を紹介します。
 福島市のヴォーリズ建築、福島教会と福島新町教会を訪問した後、ホテルに戻る途中、ある路地に入ったところでこの教会を発見。木造の古そうな教会で、よく見ると建物の随所にヨーロッパの建築様式が生かされています。
 帰ってインターネットで調べたところ、情報が少ない中、100年以上前に建てられた教会であることがわかりました。礼拝堂は県内でも貴重な西洋式の木造建築物で、市街地のシンボル的存在だそうです。英国人宣教師のスマート執事の設計により1905年に建設されたもので、立教大学校(現立教大)初代校長で建築家のガーディナー宣教師の助言を受けたとか。
 なお、何かの縁でしょうか、帰りに東京で立教大学を訪問しました。これも追ってアップします。

日本聖公会 福島ステパノ教会 1905(明治38)年
設計 : スマート + ガーディナー
施工 : 不明
福島市置賜町8-29
撮影 : 2007.4.29
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 玄関の両脇にあるバッドレス(石造りの建物にみられる支え)は石造りを模したもの。
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 玄関ポーチを入ったところ。この教会はいつもドアに鍵をかけないので自由に入れるようになっているらしいのですが、この日は日曜日の礼拝中でしたので、中に入るのは遠慮しました。
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 アーチ型の窓飾りもヨーロッパの石造りの建物を模しています。石造りや煉瓦造りの場合は窓の開口部は強度が弱く、屋根や上部の重みを支えるために窓をアーチ型にするのが必然ですが、木造の場合は上部の重量が少ないので、本来は長方形でもいいのです。従ってこのように木造でアーチ窓にしているのは装飾的な目的からですね。
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 窓の外から賛美歌を歌っている女性が見えました。(^-^)
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この日に訪れた福島市2箇所のヴォーリズ教会は↓からどうぞ。
http://gipsymania.exblog.jp/6010108
http://gipsymania.exblog.jp/6033047
by gipsypapa | 2007-05-09 14:57 | 建築 | Trackback | Comments(0)

カトリック手取教会

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 熊本に一泊しましたが、前日の夜到着し、この日の夕方には大阪へ戻らねばなりません。主目的はヴォーリズを訪ねることでしたので、他の近代建築はまったく調べずに出かけました。朝、ヴォーリズの建築を訪問しようとホテルを出ると、泊まったホテルの横に素晴らしい教会を発見。これが手取教会でした。

 
 写真を撮って帰って調べると、なんと以前から興味のあった鉄川与助(明治12~昭和51)の教会だったのです。彼の作品は雑誌太陽別冊の「日本の教会をたずねて」を見て、いつかは訪れたいと思っていました。ただ彼の作品はかつての隠れキリシタン集落の教会を数多く手掛けており、そのため長崎県の五島や平戸、熊本県の天草といった地方に作品が集中しています。なかなか簡単には行けないのです。

 
 そう思っていたところ偶然に熊本の中心街で最初の出会いが実現しました。 熊本の繁華街の真っ只中にある、与助にとっては初の鉄筋コンクリート造の教会だといわれます。

 
 なお、鉄川与助についてはお孫さんのHP↓をご覧ください。与助は自分の建設会社を持っていたので設計から施工まで一貫して請け負うことが可能であり、そのため単に建築家と言うより棟梁建築家と呼んだ方がふさわしいでしょう。
http://www1.odn.ne.jp/tetsukawa/
 

カトリック手取教会天主堂
1928(昭和3)年
設計、施工 : 鉄川与助
熊本県熊本市上通町3-34
撮影 : 2007.4.1
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 正面中央に方形平面の鐘塔を設け、その頂部には独特の八角ドーム屋根があります。外壁面には石造を模した溝がありました。
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 正面エントランス。
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 正面入口の左右と会堂側面には柱間毎に上部円形アーチ形縦長窓が配置され、会堂中程には左右脇出入口が簡単な切妻屋根を架し設けられています。
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 残念ながらこの日は小雨模様。雨脚が強くなって走る神父さん。(^^) 左側に見えるのは聖マリア学院の建物。
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 教会の裏にも木造のレトロな建物があります。
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 堂内は淡い色彩に包まれ繊細な雰囲気を特っています。天井が特に印象的です。
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 正門には聖マリア学院の表札。桜が咲いていい季節なのですが、雨が残念。小規模とは言え都市中心部にあって、訪れる人に安らぎを与える空間でした。
by gipsypapa | 2007-04-10 14:30 | 建築 | Trackback | Comments(0)

横浜山手聖公会

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c0112559_1439614.jpg 元々ここにはコンドルによって建てられた赤煉瓦造の建物があったそうですが、関東大震災により倒壊したため、 英国聖公会の援助のもと、昭和初期に大谷石の外壁をもつ現在の建物が再建されました。ところがこの建物も昭和20年の空襲で外壁を残して焼失。今あるのはアメリカ聖公会の援助により1947年(昭和22年)に修復されたものです。鉄筋コンクリート造平屋建て、一部2階、地下1階。

横浜山手聖公会
1931(昭和6)年/1947(昭和22)年修復
設計 : J.H.モーガン
施工 : 不明
神奈川県横浜市中区山手町235
撮影 : 2006.4.30 & 2008.10.11

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 2年後に再訪しました。
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by gipsypapa | 2007-03-27 14:41 | 建築 | Trackback | Comments(3)

横浜のカトリック山手教会

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 カトリック山手教会は明治39年に創設された古いカトリックの教会です。最初の教会は大正12年の関東大震災によって完全に崩壊してしまい、現在の建物は昭和8年に再建されたものです。
 尖塔アーチの窓に背の高い鐘塔を持った、典型的なネオゴシック様式の教会建築。チェコ人のJ.J.スワガーの設計による鉄筋コンクリート造平屋建て、地下1階の教会です。

カトリック山手教会
1933年(昭和8)年
横浜市認定歴史的建造物
設計 : J.J.スワガー
施工 : 関工務店
横浜市中区山手町44
撮影 : 2006.4.30
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 エントランス。ラテン語でしょうか?読めません。
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 正面。後方右側にとんがり屋根の鐘塔。
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 聖堂内部にはカトリック教会らしく華麗な装飾がなされています。
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 この美しいステンドグラスは、スワガーの出身国チェコのプラハから贈られたそうです。         
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 そのほかの窓にはこのステンドグラスがはめ込まれています。枠は新しいが、グラスは当時からのもの。こちらは国産です。
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 聖壇も神秘的。
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 手前はカトリック教会に見られる懺悔室。その向こうに大きな円柱が立っていて、ドアがあるのが見えます。この円柱の中を上れば(多分螺旋階段で)尖塔の上部に登れるようです。
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by gipsypapa | 2007-03-10 08:55 | 建築 | Trackback | Comments(0)

御茶ノ水のニコライ堂

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 正式名称は、日本ハリストス正教会教団復活大聖堂。通称の「ニコライ堂」は、 1861年(文久元年)に函館のロシア領事館付司祭として来日し、 1872年(明治5年)東京に日本ハリストス正教会を樹立したニコライ神父の名に由来します。

 ロシア人建築家シチュールポフの設計図面を基に、 コンドルが実施設計・監督を行いました。 コンドルと言えば、最近ひろさんがアップされた旧岩崎邸や今はなき鹿鳴館で有名。関東大震災により、 大聖堂の鐘楼やドーム屋根が崩壊し、内部も焼失しました。 大聖堂の修復工事の設計は岡田信一郎が担当し、1929年(昭和4年)に完成しましたが 屋根と鐘楼の外観は、創建当初の姿とは異なっているそうです。

日本ハリストス正教会教団復活大聖堂 (ニコライ堂)
1891(明治24)年/1929(昭和2)年改修
重要文化財
設計 : ミハイル・アレフィエヴィッチ・シチュールポフ、ジョサイア・コンドル、岡田信一郎
東京都千代田区神田駿河台4-1-3
撮影 : 2006.5.2
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 ご覧のようにロシア的な意匠を強く出した、派手な教会です。個人的にはヴォーリズの簡素な教会建築が好みですが、ここはその対極ですね。
 まったく建物とは関係ないのですが、ロシアといえば、北方領土は返してね。

「おまけ」

 JR御茶ノ水の駅前にあった偽ニコライ堂です。↓ 近くにこんなのがあります。結構面白いでしょう?
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by gipsypapa | 2007-03-04 23:24 | 建築 | Trackback | Comments(8)

軽井沢のショー記念礼拝堂

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 旧軽井沢の商店街を通り抜けた林の中にある木造平屋建ての小さな礼拝堂です。1885年にこの地を訪れたA.C. ショー司祭が開いた避暑地軽井沢。彼がその翌年から夏を過ごしたバンガローが教会となりました。礼拝堂の木組みが美しい礼拝堂です。

日本聖公会ショー記念礼拝堂 1885(明治18年)、1893(明治26)年改築、1986(昭和61)年復元 
設計 A.C.ショー?
長野県北佐久郡軽井沢町旧道645
撮影 2006.7.16 & 17
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by gipsypapa | 2007-02-13 14:35 | 建築 | Trackback | Comments(0)