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名古屋のカトリック主税町教会

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 木造・2階建、桟瓦葺 この教会は白壁・主税・橦木の町並み保存地区にあり、名古屋・岐阜地方に初めてカトリックの教えを広めた井上秀斎がテュルパン神父と共に100年以上前に士族屋敷を改造して建てられた教会です。外観は社寺風で、格天井の三廊式。鐘楼は復元されたものです。
 また隣接の司祭館はコロニアルスタイルを特徴とする建物です。

カトリック主税町(ちからまち)教会 
礼拝堂 1904(明治37)年
設計 : 井上秀斎、テュルパン神父
施工 : 不明
司祭館 1903(昭和5)年
設計・施工 : 不明
名古屋市都市景観重要建築物指定
愛知県名古屋市東区主税町3-33
撮影 : 2007.6.9
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 とてもキリスト教会とは思えない、お寺のような外観。伊勢湾台風後に入口と外陣両側が増築されたため、側廊ができ、三廊式となりました。礼拝堂正面の3連アーチが優美。
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 とはいえ、側面はやはり教会。
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 復元された鐘楼。
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 隣接する司祭館は外観を下見板張りとした洋風建築物で、白壁・主税・橦木の町並み景観を形成する建物です。
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 礼拝堂は両側に側廊のある三廊式。
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 カトリックの教会は日曜以外にも開いていることが多いのですが、ここも中に入れました。名古屋市がキャンペーンをしている「文化のみち」という古い建築物の散策ルートにあるので、一般の観光客の姿も見えました。
 礼拝堂の中はカトリックにしてはシンプルな感じですが、やはり天使像などが飾られています。
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by gipsypapa | 2007-06-26 16:24 | 建築 | Trackback | Comments(0)

名古屋市市政資料館

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 この建物は、大正11年(1922)に当時の名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所として建設されて以来、昭和54年(1979)に名古屋高等・地方裁判所が中区三の丸一丁目に移転するまで、中部地方における司法の中心として60年近い歴史を積み重ねてきました。
 赤い煉瓦と白い花崗岩、そしてスレートの黒を組み合わせた組み合わせが鮮やかなネオ・バロック様式の建物。
 国の重要文化財として保存・公開するとともに、名古屋市の公文書館として名古屋市の誕生から今日にいたるまでの行政文書や資料を保存し閲覧しています。またこの建物が市民の会議や集会、展示のためのスペースも備えています。

名古屋市市政資料館
旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎 1922年(大正11)年
設計 : 山下啓次郎(工事計画主任)、金刺森太郎(設計監督就任)、司法省営繕課
施工 : 司法省直営

重要文化財
愛知県名古屋市東区白壁1-3
撮影 : 2007.6.9
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 煉瓦・鉄筋コンクリート造3階建て、搭屋付、スレート葺の堂々とした建物です。
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 ランドマーク的な塔屋。
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 中から入り口を振り返ったところ。
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 吹き抜けになった中央階段まわりの荘厳な雰囲気は一見の価値があり。大理石の手摺が豪華。2階はバルコニーが吹き抜け部分を取り巻くように配置されています。建物好きはここを見たらもう満足。
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 2階は常設展示室に市政に関する数々の資料が展示。そのほかに法廷や各種の控え室、会議室、独房や雑居房なども復原されていて面白い。
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 2階の廊下から中庭に面したレンガ壁が見えました。
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 土曜日の午前中でしたが、他に見学者は見当たらず、閑散としていました。何度も行くところではないので地元の人が少ないのでしょうが、私は入場無料で十分楽しませてもらいました。
by gipsypapa | 2007-06-25 14:35 | 建築 | Trackback | Comments(4)

名古屋市の伊勢久株式会社本社

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 伊勢久株式会社は創業が江戸時代1758年という長い歴史を持つ薬問屋です。この建物は昭和5年に竣工され、この時期流行したアメリカ風スパニッシュ様式を採用した、先進的で自由なデザインの建築。鉄筋コンクリート造、 地上3階、 地下1階で、冷暖房やリフト、水洗便所まで備えた当時としては非常に先進的な建物でした。外観は地味な色合いのタイル張りで、螺旋状の溝のある4本の飾柱と大梁の飾りテラコッタが印象的です。
 
伊勢久株式会社本社 1930年(昭和5)年
設計 : 鳥武頼三
施工 : 志水建築業務店
愛知県名古屋市中区丸の内3-4-15
撮影 : 2007.6.8
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 らせん状の柱や窓まわりの装飾に特徴があります。タイル貼りはほぼ前面だけ、裏側半分はモルタルむき出しでした。
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 5年後に建てられた亜愛知県庁大津橋分室と2つ並んでいる姿は、まるでここだけ時代が止まっているかのようです。
by gipsypapa | 2007-06-24 10:34 | 建築 | Trackback | Comments(2)

愛知県庁大津橋分室

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 愛知県庁から南下し大津橋を渡ったところに古い建物が二つ並んでいます。そのうち北側に建つこのビルは戦前は愛知県信用組合連合会、戦後は農林会館として使用された建物。昭和32(1957)年に愛知県に寄贈され、今も県庁の分室として使用されています。角に建つ塔状の階段室が特徴的で、ゴシック風付け柱が高さを強調しています。鉄筋コンクリート造3階建て、地下1階。

愛知県庁大津橋分室
旧愛知県信用組合連合会会館
1933年(昭和8)年
設計 : 愛知県営繕課(黒川己喜、土田幸三郎)
施工 : 北川組
愛知県名古屋市中区丸の内3-4-13
撮影 : 2007.6.8
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対称性を崩すことで建物を動的に見せていて、タイル壁や丸窓、それにバルコニーなどが特徴的な表現派風の建築物です。もっとゆっくり見たかったのですが、雨が降ってきて早々に退散。写真にも雨の筋が写っています。
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 右側が大津橋分室、左がこれより3年早く建てられた伊勢久(株)ビルです。
by gipsypapa | 2007-06-23 15:06 | 建築 | Trackback | Comments(2)

愛知県庁本庁舎

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 昭和天皇御大典の記念事業として、名古屋市役所の5年後の昭和13年に中区新栄から現在の場所へ移転されました。 名古屋城および隣接する名古屋市庁舎を意識して日本固有の様式を強調する建物。

 西村好時と渡辺仁による基本設計を基に、愛知県営繕課が実施設計。近代的な建築に和風の屋根を載せた、いわゆる帝冠様式の代表的建築です。 鉄骨鉄筋コンクリート造6階建て、地下1階、塔屋付の登録有形文化財。

愛知県庁本庁舎
1938年(昭和13)年
登録有形文化財
設計 : 西村好時、渡辺仁、愛知県建築部営繕課
施工 : 戸田組
愛知県名古屋市中区三の丸3-1-2
撮影 : 2007.6.8 & 6.9
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 黄褐色のテラコッタタイルと白色磁器モザイクタイルが貼られた躯体に、名古屋城を強く意識したと思われる城郭風の瓦屋根が載せられています。
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 残念ながら雨模様で色合いがもう一つです。
by gipsypapa | 2007-06-22 11:22 | 建築 | Trackback | Comments(2)

名古屋市役所本庁舎

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 今日からしばらく名古屋をやります。

 この建物は昭和初期に昭和天皇の即位御大典の記念事業として建設されました。懸賞募集に当選した平林金吾の案を基に,名古屋市建築課が設計。設計に当たっては,近代的な建築に和風の屋根を載せる帝冠様式のはしりとされる神奈川県庁舎の設計スタッフを招聘したと言われています。

 塔の屋根は名古屋城を意識したもので,頂部に四方睨みの鯱を載せています。隣接する愛知県庁舎のデザインに影響を与えたことでも知られているそうです。国の登録有形文化財の鉄骨鉄筋コンクリート造5階建て、地下1階、塔屋付。

名古屋市役所本庁舎
1933年(昭和8)年
登録有形文化財
設計 : 平林金吾、名古屋市建築課
施工 : 大倉土木
愛知県名古屋市中区三の丸3-1-1
撮影 : 2007.6.8
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 中央塔の上部に二層の屋根を付し、最上層の屋根先端に四方にらみのシャチをのせて、名古屋城との調和を図っています。先に紹介した上野の東京国立博物館と同様な帝冠様式の建物で、塔がランドマークとなっています。
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 同じく帝冠様式の愛知県庁と並んで建っています。手前が愛知県庁。
by gipsypapa | 2007-06-21 14:26 | 建築 | Trackback | Comments(0)