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愛媛県美術館分館 郷土美術館(萬翠莊)倉庫

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 萬翠莊の東側にある倉庫。同時期に建てられたと推測されていますが、フランス風の門衛舎や萬翠莊とは全く違う和風の土蔵というべき謎の建物です。鉄筋コンクリート造り、3階建。

愛媛県美術館分館 郷土美術館(萬翠莊)倉庫
旧久松定謨伯爵別邸倉庫 1922(大正11)年ころ
設計・施工 : 不明
松山市一番町3-3-7
撮影 : 2009.3.20
by gipsypapa | 2009-06-26 11:18 | 建築 | Trackback | Comments(0)

愛媛県美術館分館 郷土美術館(萬翠荘)

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 門衛舎から細い坂道を登って行くとフランスルネッサンス風の洋館があります。旧松山藩主の子孫である久松定謨(ひさまつ・さだこと)伯爵の別邸として、木子七郎の設計によって建てられたもの。久松伯爵は軍人でしたが、フランスのサン・シール陸軍士官学校への留学や、陸軍駐在武官としてのフランス駐在の影響からこのような別邸を建てたようです。

 外壁は鉄筋コンクリートに白いタイル貼り。ドーマー窓を配した屋根は、頂上部が銅版、勾配部は天然スレート葺きの贅沢な仕様。内部も完全な洋式で、大きな階段踊り場のステンドグラスや各部屋のドア上部の天窓にも凝ったデザインが使用されています。大正期のコンクリート造りの住宅はかなり珍しいでしょう。c0112559_13565930.jpg

 戦後は米軍将校宿舎や家庭裁判所等に転用されたのち、1974(昭和54)年から美術館分館となりました。愛媛県指定有形文化財の鉄筋コンクリート造3階建て、地下1階。

愛媛県美術館分館 郷土美術館(萬翠荘)
旧久松定謨伯爵別邸 1922(大正11)年
愛媛県指定有形文化財
設計 : 木子七郎
施工 : 不明
愛媛県松山市一番町3-3-7
撮影 : 2009.3.20



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 ヨーロッパの宮殿を小ぶりにしたような洋館。後の昭和天皇が讃岐平野で行われた陸軍大演習に行啓されたときの宿泊所として使われたそうです。
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 有名な階段踊り場の帆船のステンドグラス。
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 各部屋のドアの天窓には、それぞれデザインの異なるステンドグラス。
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 松山市の中心繁華街、大街道からすぐ近く。緑一杯の丘陵地を切り開いて建てられています。今も周囲は森。当時としてはいかに贅沢な別邸だったでしょう。
by gipsypapa | 2009-06-25 14:00 | 建築 | Trackback(1) | Comments(4)

愛媛県美術館分館 郷土美術館(萬翠荘)門衛舎

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 もう少し木子七郎を続けます。松山に来るのは5年ぶり。萬翠荘は二度目ですが、前回は、まだ今ほど建物を集中して追いかけていなかったために、まともな写真を撮っていませんでした。今回はじっくり。

 萬翠荘は中心地の大街道から北へ山に向かって登って行く中腹にあります。まずは、敷地入り口脇にある門衛舎。久松定謨別邸(萬翠荘)の守衛所として本館と同時期に木子七郎の設計で建てられたものです。鉄筋コンクリート平屋建て。

愛媛県美術館分館 郷土美術館(萬翠荘)門衛舎
旧久松定謨別邸守衛所 1922(大正11)年
設計 : 木子七郎
施工 : 不明
松山市一番町3-3-7
撮影 : 2009.3.20
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 今年の松山は秋からNHKで放送予定の司馬遼太郎「坂の上の雲」ゆかりの展示がいたるところにありました。主役の秋山兄弟、正岡子規の出身地です。この門衛舎のすぐそばに新しく「坂の上の雲ミュージアム」がオープンしていて、明治時代の軍服を着た男性が数人この辺をうろうろしていました。(^^)
by gipsypapa | 2009-06-24 14:02 | 建築 | Trackback(1) | Comments(0)

愛媛県庁本館

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c0112559_1133891.jpg しばらく今年の3月に旅行した愛媛県をやります。まずは松山市から。

 中央に特徴的な大きなドームのある、左右対称の堂々とした風格を持った庁舎建築。正面玄関周りと1階部分は御影石張りで、上部の外壁は人造石洗い出し仕上げの重厚な外観です。内部もアーチを多用したり、ステンドグラスのある見どころの多い建物でした。

 設計者は木子七郎(きご しちろう)。大林組を経て独立し、大阪を拠点に多くの公共建築などの設計を手がけた建築家。妻の父 新田長次郎(新田帯革製造所(現ニッタ)創始者)の出身地である愛媛県にも多くの名建築を残しています。すでにこのブログで紹介した、松山市の久松邸萬翠荘、夕陽丘高校清香会館関西日仏会館、さらに代表作である松山大学温山記念館(西宮市)などを設計。鉄筋コンクリート造4階建て。

愛媛県庁本館 1929(昭和4)年
設計 : 木子七郎
施工 : 安藤組
松山市一番町4-4-2
撮影 : 2009.3.20
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 訪ねたのは祝日だったので、中に入るのはあきらめていましたが、守衛さんに申し出ると簡単に入れてくれました。後で知りましたが、あらかじめ見学の申し込みをすると、2階部分など、もう少し奥まで見れるそうです。
by gipsypapa | 2009-06-23 11:11 | 建築 | Trackback | Comments(3)

内子座

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3年以上前、四国を旅行した時に、立ち寄りました。愛媛県の内子町は、江戸後期から明治時代にかけて、和紙と木蝋で栄えた町で、当時の面影を残す八日市・護国地区の町並みが、今も美しい佇まいを見せ、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。

 中でもこの内子座は、大正5年に建築された本格的な歌舞伎劇場で、現在も芝居やコンサート、寄席などに利用されています。枡席や回り舞台、奈落などが昔のまま残る劇場。木造2階建て、地下奈落。

内子座
1916(大正5)年
設計 : 長曽雄熹
施工 : 西岡暹 
愛媛県内子町内子2102
撮影 : 2004.9.24




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 大正時代を喚起するような看板。
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 こちらは現代の出し物。歌舞伎もありますが、結構有名な芸能人がいますねぇ。
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 内部の見学は有料ですが、安かったと思います。
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 都会では少なくなった典型的な芝居小屋。福岡県飯塚市の嘉穂劇場もそうですが、土地の人々の熱意によって支えられている貴重な財産です。
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 昔の街道が残る内子の町並み。
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 通りの古い店の看板です。「酢卵」という聞きなれない名前。飲み物のようですが、何でしょう?
by gipsypapa | 2008-03-23 21:52 | 建築 | Trackback | Comments(2)

愛媛県立美術館分館(旧萬翠荘)

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 3年以上前に四国を旅した時にホテルの近くにあった建物。旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵の別邸でした。彼は陸軍駐在武官としてフランス生活が長く、この別邸もフランス風様式にしたそうです。現在は愛媛県立美術館の別館として活用されています。
 鉄筋コンクリート造、屋根小屋組-鉄骨造の3階建て。

愛媛県立美術館分館
旧萬翠荘/久松定謨邸 1922(大正11)年
愛媛県指定有形文化財
設計 : 木子七郎
施工 : 不明
愛媛県松山市一番町3-3
撮影 : 2004.9.24
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 この頃はまだ系統立って建物を見ていたころではなく、内部も見学してのですが、写真はこの踊場壁面の大きな帆船のステンドグラスしか撮っていませんでした。
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 外観はフランス風の白いタイル張り。 勾配のきつい屋根とドーマー窓が印象的で、機会があればもう一度見たい建物です。
by gipsypapa | 2008-03-22 23:09 | 建築 | Trackback | Comments(2)