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八幡浜市の二宮邸(旧宇都宮壮十郎邸)

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 明治34年に建てられた住宅。一時は医院として使われたこともあるとか。全体的には和風建築ですが、門と玄関周りや2階の窓に洋風も感じさせる和洋折衷。宇都宮壮十郎は鉱山の経営で財をなした人だそうです。木造2階建て。

二宮邸(旧宇都宮壮十郎邸) 1901(明治34)年
設計・施工 : 不明
八幡浜市保内町川之石2
撮影 : 2009.3.21
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「ほないまちなみミュージアム」に指定されています。いまも住宅として使われているため、内部をみることはできませんが、暖炉があるそうです。
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横の路地に入ると煉瓦塀があって、
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 裏には古い土蔵がありました。
by gipsypapa | 2009-07-10 17:53 | 建築 | Trackback | Comments(2)

八興産業製材倉庫(旧東洋紡績赤レンガ倉庫)

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 愛媛県の八幡浜市へ来ました。今回の旅行は四国の2か所に宿泊する予定で、最初は香川県でも1泊するつもりで、いろいろ調べましたが、交通の便がもうひとつ。結局、松山市とここ八幡浜市に泊ることにしました。初日はまず八幡浜市街から離れた保内町を目指しました。

 ネット情報でも、バス路線が廃止になったとかで、これという八幡浜駅前からの交通機関がなさそうでしたが、やはりそのとおり。タクシーしかないかと思って駅前の交番で聞くと、自転車で行ける距離とのこと。早速、駅前でレンタサイクルを借りて移動しました。とはいえママチャリでの丘越えです。途中道を間違って行き止まりだったりして、かなりしんどかったです。

 保内町を目指したのは、この地に多くの文化財が集中しているからなのでした。まずは旧東洋紡績川之石工場原綿倉庫から。かつては各種産業が盛んだった保内町の川之石地区。その代表とも言える宇和紡績(後の東洋紡績川之石工場)の跡地に一部の煉瓦倉庫が残っています。煉瓦建築では、それなりに有名な建物ですが、特筆するところはあまりないようです。煉瓦造り、平屋建て。

八興産業製材倉庫
旧東洋紡績川之石工場原綿倉庫 1919~1926(大正8~15)年
設計・施工 : 不明
八幡浜市保内町川之石1-243-1
撮影 : 2009.3.21
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 手前の橋は美名瀬橋(みなせばし)1933(昭和8)年。 近年改修されて、当時の面影は少ないようです。
by gipsypapa | 2009-07-09 11:37 | 建築 | Trackback | Comments(2)

道後温泉

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 松山市といえば道後温泉。5年前にも一度行ったので、今回が2度目。伝統的な純和風の楼閣建築なので、このブログの趣旨とはやや外れますが、トラス構造の様式小屋組みが用いられるなど、近代化の影響を受けた建物。神の湯本館が建てられたのは明治中期。その翌年に皇族入浴用棟である又新殿・霊の湯棟、さらに大正末期に南棟及び玄関棟が増設されました。設計・施工は、代々松山藩の城大工棟梁の家柄であった坂本又八郎。重要文化財の木造3(一部2)階建て、塔屋付。

道後温泉
神の湯本館 1894(明治27)年
又新殿・霊の湯棟 1899(明治32)年
南棟 1924(大正13)年
玄関棟 1924(大正13)年
重要文化財
設計・施工 : 坂本又八郎(棟梁)
松山市道後湯之町5-6
撮影 : 2004.9.23 & 2009.3.20
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 この日(2009.3.20)は全国に先駆けて高速道路料金が1000円になった初日。しまなみ海道(今治 – 尾道間)を通ってきたと思われる本州ナンバーの車を何台も見かけ、道後温泉も観光客で賑わっていました。
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 一回りして写真を撮りましたが、4棟あるという建物は複雑に組み合わさっているため、区別がつきにくい。最初の2枚の写真が南棟と玄関棟だと思われます。こちらは西側(玄関棟の反対側)にある皇族専用浴室、又新殿(ゆうしんでん)。
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 神話で少彦名命が温泉で病を治し、喜んで上に乗って舞ったという「玉の石」。
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 神の湯本館は珍しい木造三層楼。上に振鷺閣(しんろかく)という太鼓楼があり、頂部に温泉を発見したという伝説の白鷺がいます。太鼓楼の格天井に吊るされた太鼓は、時刻を告げる「刻太鼓」といわれ、朝・昼と夕方だけ鳴らされるそうです。
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 今回は入浴しませんでしたが、5年前に入ったときの写真。個室の床の間や壁には坊ちゃんゆかりの展示物が飾ってあります。
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 これで松山を終わり、次は西へ移動して八幡浜へ行きます。
by gipsypapa | 2009-07-08 14:06 | 建築 | Trackback | Comments(2)

伊予鉄道 道後温泉駅舎

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 路面電車で道後温泉に向かうときの終着駅。明治末期に建った駅舎の老朽化のため、建物の部材を一部再利用して復元した、いわゆるレプリカです。明治期にこのような西洋風の駅舎があったのは素晴らしい。一見木造に見えますが、鉄骨造に木製外壁の2階建。

伊予鉄道 道後温泉駅舎 1911(明治44)年 / 1986(昭和61)年復元 
設計・施工 : 不明
松山市道後町1
撮影 : 2009.3.20
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by gipsypapa | 2009-07-07 13:42 | 建築 | Trackback | Comments(2)

愛媛大学附属中学校講堂

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 大正時代に松山高等学校の講堂として建てられ、章光堂と呼ばれました。屋根は日本瓦葺きながら、左右対称に塔屋があり、縦長の上げ下げ式窓が整然と並ぶ、下見板張りのルネサンス風意匠。正面はギリシャ・ローマ時代のトスカナ様式の8本のオーダーの車寄せを持った玄関ポーチが特徴となっています。登録有形文化財の木造2階建て。

愛媛大学附属中学校講堂
旧松山高等学校講堂(章光堂)1922(大正11)年
登録有形文化財
設計 : 鳥海他郎(文部省営繕)
施工 : 不明
松山市持田町1-5-22
撮影 : 2009.3.20
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 側面にある出入り口の近くにいた愛媛大学の学生さんにお願いして、中へ入れてもらいました。今も、各種の学校行事や同窓会などに活用されているそうです。
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 講堂は大きな吹き抜けとなっていて、正面に講壇。漆喰仕上げの真っ白な天井。コの字型に取り巻く2階のギャラリーは20本の白い柱で支えられていて、黒塗りの木製手摺りとの対比が美しい。
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by gipsypapa | 2009-07-06 13:32 | 建築 | Trackback | Comments(2)

愛媛県教育会館近くの住宅

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 松山地方気象台から愛媛県教育会館へ移動する途中にあった住宅。大正期から昭和初期によく見られる、和風の本館に付属するような、小さな洋館を持つ住宅です。洋館部分には玄関があり、その脇の平屋は応接間として使われていたのではないでしょうか。小さいながらも木製の両開き玄関扉や木枠の窓がいい感じでした。門扉などが痛んでいて表札がないので、今も使われているかどうか不明です。

教育会館近くの住宅
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
松山市北持田町128
撮影 : 2009.3.20
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by gipsypapa | 2009-07-03 10:04 | 建築 | Trackback | Comments(2)

愛媛県教育会館

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 四方に和風の破風があり和瓦。一見して、昭和初期に全国的に流行した帝冠様式と思いましたが、実は木造建築。外壁の仕上げは鉄筋コンクリートに見えてしまいます、また屋根も鉄板葺でした。縦長窓や丸窓などを組み合わせて独特の和洋折衷の外観になっています。登録有形文化財の木造3階建て。

愛媛県教育会館 1937(昭和12)年
登録有形文化財
設計 : 浅香了輔(愛媛県技師)
施工 : 高石岩五郎
松山市北持田町131-1
撮影 : 2009.3.20
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 玄関をはいるとホールがあり2階講堂に上がる広い階段。木材は主として栂や桜が使用されているそうです。
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by gipsypapa | 2009-07-02 14:00 | 建築 | Trackback | Comments(2)

松山地方気象台

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 昭和初期の庁舎建築。左右対称形が一般的な庁舎にしては珍しく非対称です。向かって左は陸屋根の2階建て。右側は平屋の小屋組み切妻スレート屋根で、中央に3階建ての塔屋を配しています。外壁は玄関周りの下部がタイル貼り、全体は疑似石貼りとしています。登録有形文化財の鉄筋コンクリート造り。

松山地方気象台
旧愛媛県立松山測候所 1928(昭和3)年
登録有形文化財
設計 : 戸村秀雄(愛媛県技師)
施工 : T.TOYAMA
松山市北持田町102
撮影 : 2009.3.20
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 中央の塔屋の丸いメダリオンのある部分には、かつて時計があったそうです。
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 窓越しに覗いた玄関ホールにはギリシャ風の円柱。
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by gipsypapa | 2009-07-01 10:04 | 建築 | Trackback | Comments(0)

松山聖アンデレ教会礼拝堂

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 松山地方気象台(次回紹介します)の向い側にある松山聖アンデレ教会。その一角に煉瓦造りの礼拝堂があります。煉瓦造りなので古いのかと思いましたが、戦後の築のようです。確かにステンドグラスに描かれた絵が現代的です。戦後の煉瓦造りは珍しいし、松山市に現存する唯一の煉瓦造りの建物だそうです。レンガ造り平屋建て。

松山聖アンデレ教会礼拝堂 1956(昭和31)年
設計・施工 : 不明
松山市持田町103
撮影 : 2009.3.20
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 レンガは単純な長手積み。
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 2001年の地震で一部倒壊したため、アーチ型の杉材で耐震補強されてヴォールト天井のようになっているそうです。全国の教会の内部の写真が満載の「日本の教会堂」という素晴らしいサイトがありその中の「全国の聖公会教会」に内部写真があります。
by gipsypapa | 2009-06-30 10:30 | 建築 | Trackback | Comments(0)

松山市の文宝堂本店

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 萬翠莊を出て、伊予鉄路面電車の通りを西に歩いているときに見つけたビル。築年などの詳細は全くわかりません。古く見えますが戦後のビルかもしれません。縦の線を強調した荒削りな外観で、美しいとはいえないまでも、不思議な存在感があって、印象に残った建物です。鉄筋コンクリート造り、4階建。

文宝堂本店
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
松山市一番町1-12-1
撮影 : 2009.3.20
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 額縁、絵画材料、文房具や事務用品の店ですが、1階の一部に「らいふイン」という喫茶店が入っています。
by gipsypapa | 2009-06-29 09:29 | 建築 | Trackback | Comments(0)