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常智山 本行寺

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 その隣は本行寺(ほんぎょうじ)。日蓮宗の仏教寺院で、山号は常智山。本尊は題目宝塔、釈迦多宝二仏。旧本山は、京都本満寺です。

 高槻市のHPでは「創建年月は不詳だが、戦国時代に三好元長、細川晴元の崇敬が厚く隆盛を極めたと伝えられるが、法華一揆とそれに続く天文法華の乱により堂宇は焼け落ち焦土となった。その後三好長慶により毘沙門堂として再興されるものの、高山右近の時代に諸堂宇は焼き討ちされ、日蓮聖人像(祖師像)のみが住職により備前国(岡山県)に逃れたとされている。その後高槻に復帰がかなうものの、創建の地への復帰、元の寺号の呼称が許されず、慶長元年(1596年)に、後に久遠寺の第二十世法主となる一如院日重上人の手により現在の地に再建され、そのときに寺号を常智山本行寺と改めた。」とあります。

常智山 本行寺
詳細不明
高槻市大手町2-43
撮影 : 2015.1.3
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 この寺の山門は高槻城にあった門が移築されたもので、高麗門の様式になっているそうです。
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by gipsypapa | 2015-07-03 08:43 | 建築 | Trackback | Comments(2)

霊瑞山 光松寺

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 同じ一角にある光松寺(こうしょうじ)。西山浄土宗の仏教寺院で、山号は霊瑞山。本尊は阿弥陀如来。

 高槻市のHPでは「創建年月は不詳だが、寺伝によると良元が結んだ草庵が始まりと伝えられている。当初は高槻城内にあったとされるが、永禄年間(1558~1569年)の高山右近の高槻城改築にあたりこの地を賜り移転したとされる。そのときに光明寺から顕空登順上人を迎え開山としたと伝えられる。顕空登順上人が本堂を創建し、後に、庫裡、観音堂、鐘楼堂、客殿、玄関、土蔵などを増築した。1995年(平成7年)の阪神大震災により被災し、本堂は1998年(平成10年)に修復されている。」とあります。

霊瑞山 光松寺
詳細不明
高槻市大手町2-47
撮影 : 2015.1.3
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by gipsypapa | 2015-07-02 08:27 | 建築 | Trackback | Comments(2)

起行山 理安寺

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 今年の初詣は高槻へ。目的地は野見神社と八幡大神宮ですが、その途中にある寺院を見ていきました。

 高槻城の鬼門に当たる位置にある寺町。そのうちの一つが理安寺(りあんじ)です。浄土宗の仏教寺院で山号は起行山。院号は総智院。本尊は阿弥陀如来。高槻市のHPによると、「元和5年(1619年)、時の高槻城主・松平家信が夫人の菩提を弔って以来、松平氏の菩提寺として繁栄した。古くは「利生安国」から利安寺と称していた。」とあります。

起行山 理安寺
詳細不明
高槻市京口町1-18
撮影 : 2015.1.3
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 寺院らしい建物が並んでいますが、いずれも新しいように感じました。
by gipsypapa | 2015-07-01 08:56 | 建築 | Trackback | Comments(2)

祥雲山 慶瑞寺(慶瑞禅寺)

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 住宅地の細い路地の奥にあるひっそりとしたお寺。ネット情報では、持統天皇8年(694)、宇治橋架橋などで知られる僧道昭が創建し、法相宗に属して景瑞寺と呼ばれていたと伝えられていて、江戸時代初期には、景瑞庵と呼ばれ荒廃していましたが、寛文元年(1661)頃、普門寺の龍溪が再興したとありました。

 今の本堂や鐘楼は古そうに見えますが、これらが江戸初期の築かどうかはわかりませんでした。

祥雲山 慶瑞寺(慶瑞禅寺)
詳細不明
高槻市昭和台町2-25-12
撮影 : 2014.12.25
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 鐘楼。
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 鐘楼の額は東郷平八郎の書だとか。
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 本堂。
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 聖歯塔(せいしとう)。
「後水尾法皇の崇敬篤く、寛文5年皇子の隠仁親王が亡くなると、その歯を、同7年には仏舎利3個と法皇の歯1個を収めた舎利塔を賜り、石塔に収めた。」と書いてありました。
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by gipsypapa | 2015-06-30 09:28 | 建築 | Trackback | Comments(6)

補陀洛山 総持寺

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 しばらく寺社建築をやります。まずは近所の散歩コースから。総持寺(そうじじ)は、大阪府茨木市にある高野山真言宗の寺院です。山号は補陀洛山 (ふだらくさん)。西国三十三所第22番札所です。

 寺伝では元慶3年(879年)頃、藤原山蔭が創建し、山蔭の三回忌の寛平2年(890年)に伽藍が完成したとあるそうで、歴史のあるお寺です。現在の本堂は江戸初期の建立ですが、山門などの他の建造物のデータは見当たらず、おおむね最近に再建されたものと思います。

補陀洛山 総持寺本堂
1603(慶長8)年
設計・施工 : 不明
茨木市総持寺1-6-1
撮影 : 2014.12.25
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by gipsypapa | 2015-06-29 10:37 | 建築 | Trackback | Comments(2)

高松市の華下天満宮

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 中部地方のGitano Familyライブが終わり、姫路で一回やってから、海を渡って最後の会場になった高松市へ来ました。

 華下天満宮(はなしたてんまんぐう)は市中心部の片原町商店街の真ん中にあります。商店街から社殿へ至る参道は小路になっていて、居酒屋や飲食店などが軒を連ねていました。

 高松市内で最も古い神社でもとは現在の玉藻公園にあったのが、江戸初期の高松城築城時に現在地に遷座しました。神社としては珍しく社殿が北向きですが、これは高松城の方向を向いているためだそうです。

 ネット情報では「1945年(昭和20年)7月4日の米軍による無差別絨毯爆撃「高松空襲」によって当社の社殿など建築物は一切が失われ、戦後まもなく社地の敷地内を闇市のバラックが占めるようになり、それがそのまま酒場や飲食店に変わったため、戦前の社地はほとんどが失われた。」とあります。昭和20年代の創建でしょうか。

華下天満宮
詳細不明
高松市百間町3-8
撮影 : 2014.11.27
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 前日に海辺のレストラン・ミケイラでのライブシーンを少し。↓
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by gipsypapa | 2015-06-22 08:58 | 建築 | Trackback | Comments(2)

桑名の春日神社

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 石取会館に展示されているのは石取祭の祭車だったわけですが、その祭りが催されるのが春日神社です。桑名神社と中臣神社の両社を合わせて桑名宗社といい、奈良から春日大明神を勧請して合祀したため、「春日さん」の名で親しまれ、通称が春日神社となったそうです。

 文化4年(1807)建立の拝殿、天保4年(1833)建立の堂々たる楼門などがありましたが、戦災で焼失したため、拝殿は1954(昭和29)年、楼門は1995(平成7)年に再建されたものです。

桑名宗社(春日神社)拝殿
1954(昭和29)年
設計・施工 : 不明
桑名市京町46
撮影 : 2014.11.24
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 この立派な楼門は平成7年に再建されました。
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 拝殿です。
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by gipsypapa | 2015-06-15 08:51 | 建築 | Trackback | Comments(2)

築地本願寺本堂

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 蔵前のホテルに泊まっていますが、夜のライブまではすることがありません。この機会に前から見たかった築地本願寺に行きました。

 浄土真宗本願寺派の関東における拠点で、伊東忠太(いとう ちゅうた 1867 - 1954)の代表作、かつ重要文化財の寺院建築です。当時の浄土真宗本願寺派法主・大谷光瑞と親交があったため設計を依頼されたようです。

 インドの古代仏教建築をモチーフとした特異な外観です。本尊を安置する中央部と北翼部(向かって左)、南翼部(同右)からなる左右対称の配置。屋上中央に半筒形のヴォールト屋根があり、正面はインドの石窟寺院風のデザインになっています。北翼と南翼の屋上にはそれぞれインドの仏塔(ストゥーパ)風の塔屋があり、北側は鐘楼、南側は鼓楼だそうです。国の重要文化財の鉄筋コンクリート造り、一部鉄骨鉄筋コンクリート造り、2階建て、一部地下1階、塔屋二所付き。

築地本願寺本堂
1934(昭和9)年
重要文化財
設計 : 伊東忠太
施工 : 松井組
東京都中央区築地3-15-1
撮影 : 2014.11.16
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 正門、北門と南門の門柱も重要文化財です。
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 中央部正面には4本の列柱を有する向拝と大階段。
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 左右に2体の獅子像。
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 このライオンは飛びますね。羽が生えています。
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 独特の曲線を描く、大階段の手摺。
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  「広間」と称する横長の前室を経て・・・
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 参拝者のための空間である外陣は椅子席。
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 左に見えるのはパイプオルガンのようです。むむむ。
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 奥は本尊を安置する内陣です。
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 2階の窓は日本の仏教寺院にみられる花頭窓。
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 中庭もあります。
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 自分のカメラでは撮れない広角ショット。ウィキペディアから借用します。
by gipsypapa | 2015-05-27 10:15 | 建築 | Trackback | Comments(4)

本城山 経王寺

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 佛性寺の次は南側にある経王寺(きょうおうじ)へ。日蓮宗の寺院で慶長7年(1602)に宮津藩主、京極高広の帰依を受け、日依上人により開かれました。

 現在の本堂は弘化2年(1845)に再建されたもの。本堂の中央間の天井に幕末の郷土画家、和田屏山による龍雲図が描かれています。

 また内陣の天井には天女の飛天図があります。作者は不明です。

本城山経王寺
1845(弘化2)年
設計・施工 : 不明
宮津市金屋谷886
撮影 : 2014.10.28
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 本堂が閉まっていたので、横にある居住区に声をかけたら、歓迎されました。
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 このお寺も龍の彫刻と・・・
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 なんでしょう?駕籠?
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 木鼻は獏です。
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 本堂の照明をつけていただき、後はご自由にとのことでした。
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 いわゆる火焔太鼓です。
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 和田屏山作の龍雲図。天井が低いので迫力満点ですが、全体を撮ることはできませんでした。
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 内陣の円形天井には極彩色の飛天図があります。
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 ネット情報では、かつては回転したとか。位牌が倒れたりしたそうで、もちろん今は回転していません。
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 奥の仏壇の両側に天女と鳳の絵。観光案内のパンフレットには龍の図しか書いてなかったけど、飛天図とともにこれも素晴らしい。
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 ゆっくり見学させていただいた上に、最後にはお茶まで頂きました。ありがとうございました。
by gipsypapa | 2015-05-19 10:59 | 建築 | Trackback | Comments(4)

金谷山 佛性寺

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 古い寺院が集合している寺町の玄関口にある佛性寺(ぶっしょうじ)。彫刻や襖絵などに見どころが多く、優美な佇まいを残す古寺です。細川家と縁の深い古刹で、本堂は、幕末にイギリス船が入港したときイギリス船員の休憩場所に使われたとか。

 見どころに一つは本堂の木鼻は獅子と獏。また唐破風下に鷲の彫刻が施されています。大阪城を作った棟梁の一人、中井権次(なかい ごんじ)の作です。4代目から枝別れして彫刻家になった名匠で、現在は10代目が市内で中井彫刻店として続いているそうです。

 本堂の襖絵(紙本彩色源氏物語澪標図)は天保年間(1830~43)のもので勤皇の画家といわれた佐藤正持の作。極彩色で大和絵風の画法が用いられ、彼の作品の中でも優れたもの。

 また山門は幕末の安政5年に建立されたもので、門扉には細川の紋所「細川九曜」があり、扉上には迫力のある龍があります。

金谷山佛性寺
本堂 1625(寛永2)年
山門 1858(安政5)年
設計・施工 : 不明
宮津市金屋谷879
撮影 : 2014.10.28
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 向うに見えるのは江戸時代に建てられた経堂です。
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 獅子と獏の木鼻。
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 折り上げ格天井。
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 佐藤正持の作の襖絵。
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 山門は江戸末期に建てられたものです。
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 細川の紋所「細川九曜」
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 龍がいます。
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 「寺社の装飾彫刻 近畿編」という本に取り上げられています。 ↓ はその写真です。
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 自分では撮りきったと思っていましたが、まだまだあったようです。視線が低いので仕方ないです。
by gipsypapa | 2015-05-18 08:52 | 建築 | Trackback | Comments(2)