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松本市大手のレトロな建物

おもや平出酒店から松本城の南側を東へ進むと、大正時代か昭和初期を思わせる建物が並んで建っています。ネット情報では、いずれも近年にアーキディアックという会社が設計し、滝澤工務店が施工したそうです。古い建物を再生したのか、新設したのかは、よくわかりませんでした。撮影 : 2016.7.11

東もん磯村
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創業は明治30年。松本の名物『古瓦煎餅』で有名な菓子舗です。なまこ壁の店舗と純白の蔵が並んでいます。いずれも木造2階建て。

東もん磯村
築年 : 不明
設計 : アーキディアック
施工 : 滝澤工務店
長野県松本市大手4-10-16
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磯村のロゴが見えます。

信濃毎日新聞松本専売所
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東隣は洋風建築のビルディングです。タイル張りの外壁に、縦長窓が白いテラコッタ風のモルタルで囲われたレトロな意匠です。鉄筋コンクリート造り3階建て。

信濃毎日新聞松本専売所
築年 : 不明
設計 : アーキディアック
施工 : 滝澤工務店
長野県松本市大手4-10-16
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1階部分のガラス扉の模様もおしゃれ。
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by gipsypapa | 2017-07-13 08:46 | 建築 | Trackback | Comments(2)

松本市の「おもや平出酒店」&「酔い亭」

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下町会館の通りをはさんだ北側に洋風の建物があります。おもや平出酒店は1887(明治20年に創業し、昭和初期からこの地で店を続けている老舗の酒屋です。店の正面は昭和50年ころに改装されているそうですが、下町会館側の側面はモルタル仕上げの壁にさまざまな装飾が施された、典型的な昭和レトロな建物です。木造2階建て。

おもや平出酒店
1928(昭和3)年
設計・施工 : 不明
長野県松本市大手4-10-13
撮影 : 2016.7.11
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ネット情報では「午後4時になると、お店の南の入り口が開き「スタンディングバー8オンス」がオープンします。」とあります。
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食べログにあった写真です。
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ストーブ一体型の燗付け器でしょうか。初めて見ます。
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建物の右半分は「居酒屋 酔い亭」になっています。こちらは昔のファサードのままみたいです。
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これらもネットから。
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by gipsypapa | 2017-07-12 08:30 | 建築 | Trackback | Comments(2)

松本市の白鳥写真館

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下町会館の南隣に大正時代の洋館「白鳥写真館」があります。明治時代に松本城の堀を埋め立てた土地に数多く建てられた洋館群のひとつ。明治27年創業の写真館で、写真家の白鳥真太郎氏の実家です。

大正13年に建築されましたが、昭和2年(1927)に焼失したため、火災にあった部材を活用しながら創建時の外観を再建したそうです。グレーの外壁に白い柱を強調し、縦長を基調とした端正な建物です。2階中央にバルコニーがありますが、1階の玄関口の和風の庇と共用していないのは変わっています。鉄筋コンクリート造り(多分)、2階建て。

白鳥写真館
1924(大正13)年/ 昭和初期(復元再生)
設計・施工 : 不明
長野県松本市大手4‐8‐12
撮影 : 2016.7.11
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下町会館と並んでいます。
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↑の2枚はネットにあった写真を借用しています。

by gipsypapa | 2017-07-11 07:44 | 建築 | Trackback | Comments(2)

松本市下町会館


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松本城の下町にある松本市下町会館は昭和初期に建てられた、旧青柳化粧品店が老朽化で、解体の危機にあったものを、曳家移転してファサード保存したものです。現在は市の「お城下町まちづくり推進協議会」によって管理運営されているそうです。

レンガ風のタイル張り外壁。最上部のパラペットには、特徴的なレリーフのロゴが組み込まれ、縦長の窓を規則的に並べるなど、当時流行の洋風建築です。鉄筋コンクリート造り、一部木造、3階建て。

松本市下町会館
旧青柳化粧品店
昭和初期
設計・施工 : 不明
長野県松本市大手4‐8‐11
撮影 : 2016.7.11
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側面にはレンガタイルはありません。
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1階は「まちづくり相談室」と喫茶スペース、2階は会議室、3階は推進協議会の事務所として利用されているそうです。
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少ないですが食べログに内部写真がありました。↑↓
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by gipsypapa | 2017-07-07 08:39 | 建築 | Trackback | Comments(2)

鳴門市の花乃春酒造

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町外れに有形文化財の建物があるので、少し遠かったのですが、散歩をかねて行ってみました。花乃春酒造は創業1814(文化11)年で、江戸中期からある老舗です。道路から奥に引っ込んだところにあるので、全部を見ることはできませんでしたが、仕込蔵、精米蔵、瓶詰蔵の3棟が国の登録有形文化財に指定されています。

鳴門市の花乃春酒造
仕込蔵 1943(昭和18)年
精米蔵、瓶詰蔵 1936(昭和11)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
鳴門市撫養町斎田浜端西105-3
撮影 : 2016.3.29
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県立鳴門高校の前の道路の突き当たりにあり、正面に仕込蔵が見えます。1枚目の写真の切妻の蔵の手前は瓶詰蔵のようです。これ以上は見えません。
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グーグルマップで裏に回ると、手前が仕込蔵。その向こうが精米蔵と思われます。詳しく見ることができないので、以下は文化遺産オンラインの写真を借用します。
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精米蔵。これも裏からの撮影です。
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瓶詰蔵です。

by gipsypapa | 2017-06-26 08:21 | 建築 | Trackback | Comments(2)

徳島の国際東船場113ビル(旧高原ビル)

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みずほ銀行から東へ進むと、もう一つのレトロ建築があります。石油と食用油の卸売業を営んでいた旧高原商店が建てたテナントビルで、当初は阿波農工銀行として使われたこともあるようです。現在は川側に5階建てを増築。高原ビルから国際東船場113ビルに名前を変え、カフェやギャラリーなどが入るモダンなテナントビルになっています。

建物は全面に褐色のスクラッチタイル張り。向かって左側だけを3階建てとした、非対称なファサードになっています。左側の窓周りやパラペットのテラコッタの装飾が特徴です。設計は名古屋を中心に活躍した鈴木禎次。昭和初期の洋風意匠を持つ小規模なビルの好例として、国の登録有形文化財に指定された鉄筋コンクリート造り、3階建て。

国際東船場113ビル
旧高原ビル
1932(昭和7)年
登録有形文化財
設計 : 鈴木禎次
施工 : 不明
徳島市東船場町1-13
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スクラッチタイル張りの外壁に組み込まれた、4本の白いテラコッタの飾り柱がレトロな雰囲気。
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青いドアの2本のロウソクも面白い。
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丸窓はもう少し手入れして欲しいです。見所の一つになるはずです。
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右側に通路があります。
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通り抜けを通るとるカフェがあり、新町川のほとりの水際公園へ出ます。

by gipsypapa | 2017-06-22 08:22 | 建築 | Trackback | Comments(2)

尾道の吉源酒造場

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JR尾道駅の山側にある尾道ガウディハウスを見に行く途中でみつけた、西国街道の細道沿いにある吉源(よしげん)酒造場。創業は1854(安政元)年だそうです。HPによると、清酒「寿齢」は戦後当時の当主が長命であり、それにあやかり、以後長寿を祝うと言う意味で使用するようになったとか。土蔵造りの蔵と隣接する木造の店舗、ともに2階建てでかなり古いと思いますが、詳細はわかりませんでした。

吉源酒造場
詳細 : 不明
広島県尾道市三軒家町14−6
撮影 : 2016.3.1
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歴史を感じる蔵。吉源は吉田源右衛門のことだとか。創業者でしょうね。
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隣は昔は店舗だったと思わせる造りですが、今は製品倉庫として使われているみたいです。
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よく見みると戸口の上部に寿齢の酒瓶がずらっと埋め込まれています。
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左から5本目が歯抜けです。落ちてしまったみたい。
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「寿齢」のこもかぶりの一斗樽。
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by gipsypapa | 2017-05-24 08:54 | 建築 | Trackback | Comments(2)

尾道の写真館 SMILE

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土庄住吉神社前の浜通りの向かいに、和風の瓦葺きの2階に人の顔のように、両目のような丸窓が並ぶ、洋風ともいえる不思議な建物があります。ネットで調べるとSMILEという写真・現像・DPEを扱う写真館のようです。中央の丸窓の家屋は車庫として使われていて、店舗は左側でしょうか。木造2階建て。

SMILE
詳細 : 不明
広島県尾道市土堂2-9-25
撮影 : 2016.3.1
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ストリートビュー。隣の井手内科クリニックもレトロっぽいです。
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こちらの船のような丸窓は近くのスナックが入ったビルのものです。
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右端のビルの1階に窓が並んでいます。

浜側の散策はこれで終わり、次回から山側へ戻ります。

by gipsypapa | 2017-05-22 08:06 | 建築 | Trackback | Comments(2)

尾道の新喜商店

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中浜通りの一筋北にある古い商店建築、新喜商店(しんきしょうてん)。新品や中古の農業機械を販売している会社です。モルタル仕上げの外壁や、2階の縦長窓、◇印の装飾など、いわゆる洋風の看板建築です。出典は忘れてしまいましたが、大正期の築というのがあったような。木造2階建て。

新喜商店
大正期か?
設計・施工 : 不明
広島県尾道市十四日元町7-3
撮影 : 2016.3.1
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by gipsypapa | 2017-05-20 08:14 | 建築 | Trackback | Comments(2)

尾道の「かき左右衛門」

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尾道市役所の近くにある海産物問屋だった宮邊商店のレトロな洋館建築が、広島名物の牡蠣(かき)を使った料理を提供する店になっています。建築当時は尾道では珍しい洋館3階建ての建物です。

外観はベージュ色のモルタル仕上げで、上げ下げ窓の上部に大きな水平の庇を配すなど、全体的には当時流行していたアールデコ様式といえるでしょう。

ちなみに、ネット情報では建築年は昭和初年や昭和元年となっているので、1926年なのでしょう。ただ疑問なのは1926年は12月25日までは大正15年なので、12月26日から31日までの6日間しかないのです。もしかしたら大正15年ではないかと思っているわけですが、ネット情報を尊重して、データは昭和元年としました。鉄筋コンクリート造り、3階建て。

かき左右衛門
旧塗源宮邊商店
1926(昭和元)年
設計・施工 : 不明
広島県尾道市土堂2-9-20
撮影 : 2016.3.1
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ファサードの3階中央部にある三角柱型ガラス張り部分はアールデコ風の意匠で、清水栄二設計の甲南漬資料館(旧高嶋平介邸)を思い出しました。
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以下の内部と料理の写真は食べログにあるものを借用しています。
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3階建てですが、1階と2階の一部は吹き抜けになっていますね。
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一階にある荷物用のエレベーター。当時のままのもので、現存する物では日本最古といわれているそうです。
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焼きがきやかきの土手焼などが名物。これは生がき。
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もちろん瀬戸内海の新鮮な魚も売りです。旅館に泊まらなかったら、夜はここにしたかもしれません。

by gipsypapa | 2017-05-19 08:13 | 建築 | Trackback | Comments(4)