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民権街三峡老街

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三峡清水祖師廟の正面に、両側に赤レンガの建物が整然と並ぶ、レトロな風情がある通りがあります。民権街三峡老街(みんけんがいさんきょうろうがい)と呼ばれている通りで、全長約200m。大正時代の建物群で、日本統治時代に完成したといわれています。

民権街は昔は三峡地方の商業の中心地でした。レンガ造りの建物のファサードには当時の商店の名前や商号などがレリーフなどで標記されていて、往時の繁栄がを偲ばれます。建物はヨーロッパ風、中華風、日本風の多様な形式が混ざり合った意匠ですが、基本的にはヨーロッパのバロック様式といえそうです。また、ほぼすべてが台湾や東南アジア独特の、「亭仔脚 (ディ. ン・ア・カ)」、つまり二階部分が一階入口の上に張り出し、一階部分を回廊のような通路にした、いわゆる軒下歩道(アーケード)。三級古跡に指定された老街です。

民権街三峡老街
大正時代
三級古跡
新北市三峡区民権街 三峽老街
撮影 : 2016.9.5
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ちょうどお昼にかかる頃。ツアーの今日の昼食はないので、名物の「金牛角麵包」(台湾風クロワッサン)を購入。
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食べながら街を散策します。
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名前の通り、牛の角の形をしています。とはいえ、クロワッサンもそうですが。↑↓はネットから借用しました。
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生地の味や、中身にもバラエティがあります。
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通りは200メートルしかないので、すぐに往復できます。この高いアングルは撮れないので、ネットの写真を借用しています。
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さまざまな紋章のレリーフや商号、店名が見えます。
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これはわき道です。欧風の意匠が強いです。
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アーチの部分が亭仔脚(ディ. ン・ア・カ)です。もともとはヨーロッパ発祥のアーケードやパサージュが原型でしょう。
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もとから東南アジアにはこういう建物が多くありましたが、日本の植民地時代に道路の沿いの建物に亭仔脚を設置するよう義務づけたそうです。
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台湾の各地にある最新のビルにも、歩道がちゃんとあって、そのビル側にこ軒下歩道があるのが多かったです。
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暑い日差しをよけたり、亜熱帯の雨よけにいいですね。
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そういえば、日本では少ない軒下歩道ですが、東南アジアだけでなく、中近東やヨーロッパでもよく見かけました。
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この写真はネットから借用しました。


by gipsypapa | 2017-09-07 08:29 | 建築 | Trackback | Comments(2)

長浜市の「夢の小路 良太郎」

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大通寺の目の前にある、レトロな店「夢の小路 良太郎ゆめのこうじりょうたろう}。旧家を改造したそうですが、ガラス戸の幾何学的な桟の形が印象的です。内部も大正浪漫を感じさせる店。長浜の郷土料理を提供しています。木造2階建て。

夢の小路 良太郎
詳細 : 不明
滋賀県長浜市元浜町19-12
撮影 : 2016.11.19
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以下の内部写真はネットにあったものを借用しています。
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長浜名物「鯖そうめん」。食べログにあった写真です。以下同様。
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これは「小鮎の山椒煮」というものだそうです。
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by gipsypapa | 2017-08-11 08:13 | 建築 | Trackback | Comments(2)

長浜市の中島屋食堂

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JR長浜駅から町の中心部に向かうとすぐに目を引くレトロな食堂があります。明治30年に居酒屋として創業し、昭和初期から大衆食堂を営んでいる中島屋食堂です。麺類・丼物・寿司をはじめとした一般的なものから、鮎の姿煮や鰣(ハス)の南蛮など湖北の珍しい湖魚を使った郷土料理もあるそうです。店内ところ狭しと展示されている戦前戦後の看板や昭和のスター写真など、レトロな雰囲気が楽しめます。木造平屋建て。

中島屋食堂
詳細 : 不明
滋賀県長浜市北船町3-3
撮影 : 2016.11.18
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前を通ったときが、たまたま食事時じゃなかったので、興味があったのに中には入りませんでした。以下に食べログの写真を借用します。
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建物自体も古そうですが、詳細は分かりませんでした。

by gipsypapa | 2017-07-29 08:17 | 建築 | Trackback | Comments(2)

松本市の中町通り

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松本城を出ると、もうお昼過ぎ。そろそろ大阪へ帰る時間が近づいてきました。最後に歴史がある町並みが残る中町通りを散策して、昼ごはんを食べることにしました。中町通りは昔から、主に酒造業や呉服などの問屋が集まって繁盛した通りです。しかし江戸末期や明治時代に大火に見舞われ主要な施設や町家が多数失われたとか。

特に明治21年1月、極楽寺から出火した火は本町、中町周辺の町人町をほとんどを焼きつくし、約1500戸を消失したと言われています。この大火を機会に、多くの商家が再建にあたって、土蔵造りの建物を建てたとかで、当時の土蔵造りの家屋が今も残っており、独特な雰囲気をの町並みになっています。

松本市 中町通り
長野県松本市中央2 & 3
撮影 : 2016.7.12

紹介するほとんどの建物は、明治期の築と思われますが、詳しい情報があるものは、限られています。歩いていて気になった建物を紹介します。


カレーの店 デリー
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カレーの店 デリー
明治後期
設計・施工 : 不明
長野県松本市中央2-4-13
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内部の写真は食べログ借用しています。
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伊原漆器店
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1907(明治40)創業の漆器専門店。木曽漆器をはじめ、山中、会津、越前漆器を主に扱っています。建物は明治40年以前からあったみたいです。

伊原漆器店
明治後期
設計・施工 : 不明
長野県松本市中央2-10-16
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唐獅子とボタンの花の看板がユニークです。
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店内の写真は「地球 津々浦々 旅ブログ。」から借用しました。


食い飲み屋 BUN
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その横に建つのは築100年以上というので、やはり明治後期の蔵造りで、内装もレトロです。

食い飲み屋 BUN
明治後期
設計・施工 : 不明
長野県松本市中央2-10-15
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内部の写真は食べログ借用しています。
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中町 蔵シック館(1号館)
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中町・蔵シック館(正式名称:松本市中町蔵の会館)は、中町に隣接する宮村町にあった造り酒屋「大禮(たいれい)酒造」の母屋・土蔵・離れの3棟を現地に移築し、平成8年に開館した松本市の施設です。この建物は土蔵です。明治21年の極楽寺の大火の直後に建てられたといわれています。

中町 蔵シック館(1号館)
1888(明治21)年
設計・施工 : 不明
長野県松本市中央2-9-15
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土蔵は喫茶室としても利用されています。内部写真は食べログから。
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中町 蔵シック館(2号館)
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ちらは母屋です。これも明治21年に建てられた、典型的な町家建築です。母屋は無料で見学ができ、貸し展示施設にもなっています。

中町 蔵シック館(2号館)
1888(明治21)年
設計・施工 : 不明
長野県松本市中央2-9-15
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無料休憩所を兼ねているので気楽に入りましたが、なかなか興味深いところでした。
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中町 蔵シック館(3号館)
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母屋の奥に離れがあります。こちらは1923(大正12)年に増築されたものです。離れは貸し会議室として活用されています。中町 蔵シック館は、蔵のある町づくりを推進している中町地区の中核施設になっています。

中町 蔵シック館(3号館)
1923(大正12)年
設計・施工 : 不明
長野県松本市中央2-9-15
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サムサラ(SAMUSARA)
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蔵作りの町家。雑貨・インテリアの店で、世界各国から集められた手工芸品を販売しています。詳細は不明ですが、見る限り明治後期の築でしょう。

サムサラ(SAMUSARA)
明治後期
設計・施工 : 不明
長野県松本市中央3丁目3−18
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内部写真は「地球 津々浦々 旅ブログ。」その他から借用しています。
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ミドリ薬品
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蔵や町家風の建物が並ぶ中町通りで、周囲とは雰囲気の違う粋な外観で目を引くミドリ薬品。いわゆる「看板建築」で、ネット情報では建てられたのは80年以上前とあるので、昭和10年頃に立てられたと思います。

ミドリ薬品
昭和初期
設計・施工 : 不明
長野県松本市中央3-3-15
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凸凹堂 松本
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各地の観光地で時々見かける凸凹堂。天然石やアクセサリーのショップです。

凸凹堂 松本
詳細 : 不明
長野県松本市中央3-5-8
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HPの写真です。
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この後、食事をして大阪に帰りました。松本編はこれで終わります。次回からは滋賀県の長浜市です。

by gipsypapa | 2017-07-26 11:32 | 建築 | Trackback | Comments(2)

松本市のレストラン 鯛萬

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大手の通りにひときわ目を引くレストラン「鯛萬」があります。創業は1950(昭和25)年で、「鯛萬」という名前は、老舗の料亭が経営していたからだとか。

フランス中部かスイスの民家を思わせるたたずまいのフレンチレストラン。ネット情報では、信州の民芸建築家、桜井慶雄が設計し、松本民芸家具を手がける荻原小太郎が内装を手がけたとあります。木造平屋建て。

レストラン 鯛萬
1950(昭和25)年
設計 : 桜井慶雄
内装 : 荻原小太郎
施工 : 不明
長野県松本市大手4-2-4
撮影 : 2016.7.11
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鯛萬のHPから。
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内部写真は食べログから借用しました。
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松本の街の雰囲気にぴったりのレストランです。

by gipsypapa | 2017-07-14 07:48 | 建築 | Trackback | Comments(2)

松本市大手のレトロな建物

おもや平出酒店から松本城の南側を東へ進むと、大正時代か昭和初期を思わせる建物が並んで建っています。ネット情報では、いずれも近年にアーキディアックという会社が設計し、滝澤工務店が施工したそうです。古い建物を再生したのか、新設したのかは、よくわかりませんでした。撮影 : 2016.7.11

東もん磯村
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創業は明治30年。松本の名物『古瓦煎餅』で有名な菓子舗です。なまこ壁の店舗と純白の蔵が並んでいます。いずれも木造2階建て。

東もん磯村
築年 : 不明
設計 : アーキディアック
施工 : 滝澤工務店
長野県松本市大手4-10-16
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磯村のロゴが見えます。

信濃毎日新聞松本専売所
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東隣は洋風建築のビルディングです。タイル張りの外壁に、縦長窓が白いテラコッタ風のモルタルで囲われたレトロな意匠です。鉄筋コンクリート造り3階建て。

信濃毎日新聞松本専売所
築年 : 不明
設計 : アーキディアック
施工 : 滝澤工務店
長野県松本市大手4-10-16
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1階部分のガラス扉の模様もおしゃれ。
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by gipsypapa | 2017-07-13 08:46 | 建築 | Trackback | Comments(2)

松本市の「おもや平出酒店」&「酔い亭」

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下町会館の通りをはさんだ北側に洋風の建物があります。おもや平出酒店は1887(明治20年に創業し、昭和初期からこの地で店を続けている老舗の酒屋です。店の正面は昭和50年ころに改装されているそうですが、下町会館側の側面はモルタル仕上げの壁にさまざまな装飾が施された、典型的な昭和レトロな建物です。木造2階建て。

おもや平出酒店
1928(昭和3)年
設計・施工 : 不明
長野県松本市大手4-10-13
撮影 : 2016.7.11
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ネット情報では「午後4時になると、お店の南の入り口が開き「スタンディングバー8オンス」がオープンします。」とあります。
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食べログにあった写真です。
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ストーブ一体型の燗付け器でしょうか。初めて見ます。
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建物の右半分は「居酒屋 酔い亭」になっています。こちらは昔のファサードのままみたいです。
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これらもネットから。
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by gipsypapa | 2017-07-12 08:30 | 建築 | Trackback | Comments(2)

松本市の白鳥写真館

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下町会館の南隣に大正時代の洋館「白鳥写真館」があります。明治時代に松本城の堀を埋め立てた土地に数多く建てられた洋館群のひとつ。明治27年創業の写真館で、写真家の白鳥真太郎氏の実家です。

大正13年に建築されましたが、昭和2年(1927)に焼失したため、火災にあった部材を活用しながら創建時の外観を再建したそうです。グレーの外壁に白い柱を強調し、縦長を基調とした端正な建物です。2階中央にバルコニーがありますが、1階の玄関口の和風の庇と共用していないのは変わっています。鉄筋コンクリート造り(多分)、2階建て。

白鳥写真館
1924(大正13)年/ 昭和初期(復元再生)
設計・施工 : 不明
長野県松本市大手4‐8‐12
撮影 : 2016.7.11
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下町会館と並んでいます。
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↑の2枚はネットにあった写真を借用しています。

by gipsypapa | 2017-07-11 07:44 | 建築 | Trackback | Comments(2)

松本市下町会館


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松本城の下町にある松本市下町会館は昭和初期に建てられた、旧青柳化粧品店が老朽化で、解体の危機にあったものを、曳家移転してファサード保存したものです。現在は市の「お城下町まちづくり推進協議会」によって管理運営されているそうです。

レンガ風のタイル張り外壁。最上部のパラペットには、特徴的なレリーフのロゴが組み込まれ、縦長の窓を規則的に並べるなど、当時流行の洋風建築です。鉄筋コンクリート造り、一部木造、3階建て。

松本市下町会館
旧青柳化粧品店
昭和初期
設計・施工 : 不明
長野県松本市大手4‐8‐11
撮影 : 2016.7.11
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側面にはレンガタイルはありません。
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1階は「まちづくり相談室」と喫茶スペース、2階は会議室、3階は推進協議会の事務所として利用されているそうです。
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少ないですが食べログに内部写真がありました。↑↓
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by gipsypapa | 2017-07-07 08:39 | 建築 | Trackback | Comments(2)

鳴門市の花乃春酒造

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町外れに有形文化財の建物があるので、少し遠かったのですが、散歩をかねて行ってみました。花乃春酒造は創業1814(文化11)年で、江戸中期からある老舗です。道路から奥に引っ込んだところにあるので、全部を見ることはできませんでしたが、仕込蔵、精米蔵、瓶詰蔵の3棟が国の登録有形文化財に指定されています。

鳴門市の花乃春酒造
仕込蔵 1943(昭和18)年
精米蔵、瓶詰蔵 1936(昭和11)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
鳴門市撫養町斎田浜端西105-3
撮影 : 2016.3.29
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県立鳴門高校の前の道路の突き当たりにあり、正面に仕込蔵が見えます。1枚目の写真の切妻の蔵の手前は瓶詰蔵のようです。これ以上は見えません。
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グーグルマップで裏に回ると、手前が仕込蔵。その向こうが精米蔵と思われます。詳しく見ることができないので、以下は文化遺産オンラインの写真を借用します。
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精米蔵。これも裏からの撮影です。
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瓶詰蔵です。

by gipsypapa | 2017-06-26 08:21 | 建築 | Trackback | Comments(2)