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道東の湖巡り

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 釧路で1泊した翌日は、レンタカーで北へ向かいました。旅行はできるだけ鉄道や路線バスを利用するのが好きなのですが、2年前の道東旅行で、この方面は車がないと行動範囲に制限があるのを実感したのです。

もう見たいレトロ建築はありません。ひたすら自然にひたる旅です。
撮影 : 2014.8.25 & 27
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 釧路川沿いを北上しています。
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 車の数が少なく、道路が整備されているので、無意識のうちにスピードが出てしまいます。

摩周湖
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 北海道川上郡弟子屈町。裏摩周湖の展望台に来ました。日本でもっとも、世界ではバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖ですが、霧が濃くて何も見えません。
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 さすが霧の摩周湖。しかも8月というのに寒い。早々に退散です。

神の子池
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 北海道網走管内斜里郡清里町。2年前に網走に行ったときにタクシーの運転手さんのお勧めスポットだったところです。前回は時間がなく断念したので、今回行ってみました。摩周湖の北側、国道1115線を左折して細い未舗装の小道を入っていきます。
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 水の透明度が高く、池に沈んだ倒木が水の底に横たわる姿がはっきりと見えます。水面がエメラルドブルーに見え、神秘的な雰囲気です。
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 結果的にこの日では、ここが一番よかったです。

屈斜路湖
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 北海道川上郡弟子屈町。ひたすら北上して網走管内まで行った後、ほぼUターンして阿寒湖の西側の道路を南下。屈斜路湖畔にきました。
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 屈斜路湖はカルデラ湖として日本最大、世界でも第2位の大きさです。
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 火山地帯なので、周囲には火山や温泉が多数あります。湖岸を掘ると湯が湧き出す砂湯は観光名所となっています。とはいえ、生暖かい程度でした。
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 トイレのガラスにへばりついている蛾は見たことがない種類です。

弟子屈町屈斜路コタンアイヌ民俗資料館

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 北海道川上郡弟子屈町屈斜路市街1条通11番地先。1982年にオープンした資料館で、屈斜路湖畔のコタンにあります。建物は釧路市生まれの建築家で、釧路編で紹介した釧路フィッシャーマンズワーフMOOも手掛けた毛綱毅曠(もづな きこう1941 -2001)の設計。
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 常設展示にはアイヌ民族の生活や歴史に関連した450点の収蔵品が展示されていて、またアイヌの歴史を紹介するビデオの上映も行われています。
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阿寒湖
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 北海道釧路市阿寒町。この日の宿泊は阿寒湖温泉です。
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 阿寒湖は全域が阿寒国立公園に含まれ、道東を代表する観光地です。北海道で5番目に大きい淡水湖。阿寒湖といえばマリモが有名でマリモ展示観察センターまで船で行けるそうですが、時間がありません。
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 泊まったのは阿寒湖温泉 阿寒の森鶴雅リゾート「花ゆう香」。夕暮れの散歩のあとは食べるくらいしかすることがありません。
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 温泉に入った後は・・
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 食べて寝るだけです。
by gipsypapa | 2015-03-04 13:51 | | Trackback | Comments(4)

有限会社キヨエ(北海道テザック社代理店)

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 大町に方形屋根の洋館があります。ネットで検索すると北海道テザック社としていくつか出てきます。元は明治商会という米穀、雑貨、金物の卸売問屋だったそうです。明治商会というからには、明治時代の創業かとも思いますが、この建物はそこまでは古くないように見えました。木造2階建て。

有限会社キヨエ(北海道テザック社代理店)
旧明治商会
詳細不明
釧路市大町4-1-1
撮影 : 2014.8.24
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 「(株)デサック代理店 有限会社キヨエ」の看板があります。ロープなどの船具の会社みたいです。とはいえ、今も営業しているんでしょうか?
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 これで釧路は終わります。さらにレトロ建築もこれまで。明日から北へ向かい、あと3泊しますが建物探索はなしです。というか見る対象が存在しないのです。明日からは自然のみの家族サービス。しばらくは単なる旅行記がしばらく続きます。
by gipsypapa | 2015-03-03 09:02 | 建築 | Trackback | Comments(4)

釧路の「洲崎町なつかし館蔵」

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 大正初期に建てられた蔵を利用して、洲崎町なつかし館『蔵』という明治から昭和にかけての生活用品や雑貨など約3万点を収蔵して展示しています。

 ネット情報によると、一時は「解体の案も出たそうですが、建築史の専門家の支援、継承者の情熱、理解者の市民の熱意で、蔵の保存と保存を支援する会の組織化のうえに蔵の公開、継承所蔵品の展観、くわえて生活文化財コレクションの開示が見事に実現しました。」とのことです。土蔵造り、平屋建て。

洲崎町なつかし館蔵
旧佐々木米太郎商店
1915(大正4)年
設計・施工 : 不明
釧路市大町6-3
撮影 : 2014.8.24
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 予想通り閉まっています。日曜日はオープンのはず。遅すぎたのかと思ったら、臨時休館の札が下がっていました。
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 折れ釘。蔵などのとっかかりのない建物の修理の時に足場かけに利用するものです。
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by gipsypapa | 2015-03-02 09:17 | 建築 | Trackback | Comments(2)

釧路の港文館

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 釧路川河口の南岸に煉瓦造りの建物があります。1908年(明治41)に建築され、石川啄木が新聞記者として勤めた旧釧路新聞社の建物を復元したもの。港文館(こうぶんかん)という港湾休憩所および歌人石川啄木の資料を展示する文学館です。

 釧路新聞社は、のちに北海道新聞釧路支社となりましたが、北大通に移転。昭和40年に取り壊されました。その時残された図面をもとに、平成5年に復元されました。現在は喫茶コーナーや啄木関連の資料展示とグッズの販売を行っています。煉瓦造り、2階建て。

港文館
旧釧路新聞社
1908(明治41)年 / 1993(平成5)年復元
設計・施工 : 不明
釧路市大町2-1-12
撮影 : 2014.8.24
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 石川啄木は釧路新聞社の新聞記者として働いたそうですが、なんとたったの76日間だけ。その割には啄木を目玉にしていて、銅像まで立っています。
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 夕暮れが近く、すでに閉館していました。窓越しに中を。
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 小さな公園になっていて、これはすぐそばにある公衆便所です。
by gipsypapa | 2015-03-01 14:18 | 建築 | Trackback | Comments(0)

旧日本銀行釧路支店

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 幣舞橋を南に渡ったところに白亜のビルがあります。元は日本銀行の釧路支店だったもので、店舗の移転によって空き家になっています。戦後の築だからでしょう、銀行特有の様式主義の重厚な雰囲気はなく、モダンで軽快なデザインです。

 コンクリート造りの近代建築が少ないという釧路市内の貴重な財産です。売却が計画されていましたが、北海道建設新聞によると、道東の金融経済の発展を象徴する歴史的建物。さらに幣舞橋を中心とした釧路の代表的な都市景観を構成することから、釧路市が取得に向け、今年度(2015年)の予算化を決めたそうです。

 設計は多くの銀行建築を設計した西村好時(にしむら よしとき1886- 1961)。鉄筋コンクリート造り、3階建て、地下1階。

旧日本銀行釧路支店
1952(昭和27)年
設計 : 西村好時(西村建築事務所)
施工 : 清水建設
釧路市大川町2-26
撮影 : 2014.8.24
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 釧路川河口の景観を構成する、存在感のある建物です。市によって管理され、ひいては有効活用されるのは、喜ばしいことで大歓迎したいです。
by gipsypapa | 2015-02-27 08:21 | 建築 | Trackback | Comments(0)

釧路を観る(その2)

釧路駅に戻り、夕食までの間、市内を散策しました。
撮影 : 2014.8.24

釧路和商市場
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 駅の近くに釧路屈指の市場があります。「わっしょい、わっしょい」という活気あふれる掛け声と、「和して商う」ことから和商市場と名付けられたそうです。↑ の写真はネットから借用しています。

釧路和商市場
1954(昭和29)年
詳細不明
釧路市黒金町13-25
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 1954年に結成された釧路で最も歴史ある市場で、この年は丁度60周年でした。
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 鮮魚をはじめカニ、塩干(えんかん)、青果、花、薬、そば、珍味、菓子、漬物、食品、精肉、茶、雑貨、寿司など百店舗近くが店を並べています。
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 市民の台所でもあり、有数の観光名所です。
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 ご飯にお気に入りの魚介類を買って載せ、自分好みの海鮮丼を作って行く勝手丼のサービスでも有名。漢字表記は客層に関係しているのでしょう。(写真はネットから借用しています)

釧路フィッシャーマンズワーフMOO
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 釧路川の河口にある釧路フィッシャーマンズワーフMOOは複合商業施設です。名前はサンフランシスコのフィッシャーマンズワーフに由来し、MOOはMarine Our Oasisの略です。

釧路フィッシャーマンズワーフMOO
1989(昭和64)年
設計 : 毛綱毅曠
釧路市錦町2-4
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 釧路市出身の建築家毛綱毅曠による設計で、商業施設のMOOと全天候型植物園のEGGが並んでいます。
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 多くのレストランや居酒屋などの飲食店、海産物などの土産物などが入っています。

釧路川河口の船着場
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  道東を代表する河川である釧路川は、屈斜路湖を源流として、釧路湿原を蛇行して流れ、釧路市の中心部を抜け、釧路港の旧港を河口としています。河口の両岸は近海漁船の船着場になっていて、この時はイカ漁船が多く係留して、出番を待っていました。
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 秋はサンマ漁船の基地になるそうです。

幣舞橋
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 そのすぐ上流に架かる幣舞橋(ぬさまいばし)。豊平橋(札幌市)、旭橋(旭川市)と並んで「北海道三大名橋」と称された前代の橋の老朽化と渋滞緩和を目的に1976(昭和51)年に架け替えたものです。
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 設計は市民参加型で行われたとか。
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 親柱やアーチなどは旧橋の面影を残しているそうです。
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 橋脚上に4人の彫刻家による作品「四季の像」が設置されています。
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 今回の旅程にはレトロ建築があるところがほとんどなく、釧路市だけ4軒を見ました。それらは明日から。
by gipsypapa | 2015-02-26 09:07 | | Trackback | Comments(2)

釧路を観る(その1)

 年中行事になった8月末の北海道家族旅行。今年は大阪伊丹空港から釧路空港に飛び、北上して女満別空港から帰る、4泊5日の旅程でした。

vまずは、午前中に市内に着いたので、昼食を頂いたあと、釧路湿原を観光したあと、再び市内に戻り、街を散策することにしました。
撮影 : 2014.8.24
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 釧路駅の近くのホテルを予約していたので、まず荷物をホテルに預けて、お昼を駅構内で食べることにしました。
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 向うに教会が見えます。お~!レトロな建物か・・・。下調べに出てこなかったし、そんなはずはないです。やはり流行の結婚式専用教会でした。
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 いくつかあるお店のうち、レトロな感じの庶民的な食堂「なつかし館 蔵」に決定。
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 鶴がいます。
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 「挽歌」のポスターがいくつか貼ってあります。
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 1957年上映の五所平之助監督、久我美子主演の釧路を舞台にした松竹映画だそうです。
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 頂いたのがメニューで一番目を引いた「釧路石炭ラーメン」。
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 興味津々で食べてみました。石炭というのは、麺が竹炭入りで真っ黒だから。スープは普通のあっさり味です。昭和レトロなチャーシューやメンマ、ゆで卵、ナルト、ネギが入った定番でした。癖がなく、おいしかったです。
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 駅のトイレ。
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 今晩泊まるホテルの前に明治大学アイスホッケー部の車が止まっていました。何かの大会があるのでしょうね。
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 食事が終わってしばらく時間をつぶしたあとは、釧路駅からノロッコ号に乗ります。釧路湿原ノロッコ号は釧路湿原の中、釧路と塘路間をのんびりと走ります。
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 途中の釧路湿原駅で下車。山道を登って展望公園へ。
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 国立公園です。
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 展望台に着きました。
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 あいにくの曇り空。下界がよく見えません。
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 さらに8月というのにうすら寒い。
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 公園内にはこのような東屋がありますが、
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 誰も休憩していません。8月でこれなら、ここを使う時期はちょっとしかなさそう。
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 レストハウスは混み合っていました。
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 ストーブが大活躍。
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 これ以上見るところもないので、来たノロッコ号の折り返しに乗って市内へ戻りました。
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 車窓から見える湿原に給水塔のようなものが見えました
by gipsypapa | 2015-02-25 08:42 | | Trackback | Comments(0)

函館の擬洋風建築

 4年前にも下見板張りに2階建ての典型的な函館の擬洋風建築をかなり紹介しました。今回も散策するうちにいくつか見つけましたのでまとめてアップします。

旧三上ふとん店
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 「関根要太郎研究室@はこだて」で見て住所を控えていました。ベイエリアに向かって歩く途中にあるので立ち寄りました。路面電車の宝来町と青柳町の電停の中間にある擬洋風建築。

 「関根要太郎研究室@はこだて」で見た写真と同じですが、違いは店が閉まっていること。空き家になっている雰囲気です。ちなみにGoogle のストリートビューで見ると2011年9月にはちゃんと営業している「いらっさいませ」というのぼりが見えます。

 2階の出窓が左右非対称。背後に普通の切妻平屋建てがつながる看板建築風の、ある意味函館らしい擬洋風建築、2階建て。

旧三上ふとん店
1934(昭和9)年以降
設計・施工 : 不明
函館市宝来町2-5
撮影 : 2013.8.29
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真壁家住宅店舗
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 ライトブルーの下見板張り、2階には両開きの縦長窓が並ぶ、洋風を強調した典型的な和洋折衷様式の町家です。漁業関連会社の社宅として明治41年に建てられたとか。函館市伝統的建造物の木造2階建て。

真壁家住宅店舗
旧又十藤野社宅
函館市伝統的建造物
1908(明治41)年
設計・施工 : 不明
函館市元町17-9
撮影 : 2013.8.29

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 2軒向こうにほぼ同じ形の建物がありますが、こちらは幌村家所有建物。同じころの築です。函館市伝統的建造物の木造2階建て。

幌村家所有建物
1908(明治41)年
函館市伝統的建造物
設計・施工 : 不明
函館市元町17-9
函館市伝統的建造物
撮影 : 2013.8.29

1107物語
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 幌村家所有建物の背中あわせにも擬洋風建築の2階建てがあります。詳細は不明ですが、地図上は「1107物語」となっており何かのお店のようです。ただ、このときはシャッターが下りていて、営業している雰囲気はありませんでした。木造2階建て。

1107物語
築年 : 不明 
設計・施工 : 不明
函館市元町17-4
撮影 : 2013.8.29
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隣に純和風の蔵があります。

能登家住宅
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 和風の2階建ての玄関脇に洋風の応接間を張り出しています。窓の幾何学的な桟の模様はライト風のすぐれものです。木造2階建て。

能登家住宅
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
函館市元町
撮影 : 2013.8.29

石田家住宅
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 大正末期に建てられた擬洋風の住宅です。白い下見板張りに非対称の造りは、他の店舗兼用住宅とは一線を画しています。木造2階建て。

石田家住宅
1924(大正13)年
設計・施工 : 不明
函館市元町
撮影 : 2013.8.29
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磯田家住宅
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 その隣も同時期に建てられた住宅。方形屋根に唐破風のような玄関やその脇の丸窓など、和風の色合いが強い木造2階建て。

磯田家住宅
1926(大正15)年
設計・施工 : 不明
函館市元町
撮影 : 2013.8.29
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カフェやまじょう
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 4年前の積み残しです。詳細は不明ですが、かなり古そうな住宅がカフェとして使われています。1階が町屋風、2階は白い下見板張りの洋風。典型的な擬洋風建築の木造2階建て。

カフェやまじょう
旧山田・太田邸
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
函館市元町30-5
撮影 : 2009.9.24
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元町の2軒長屋
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 これも4年前の写真です。こちらは平屋建て。窓周りなどがサッシになっていますが、古そうです。玄関が二つあるので、いわゆるダブルハウス。木造平屋建て。

元町の2軒長屋
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
函館市元町30-5
撮影 : 2009.9.24
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 これで函館シリーズを終わります。次からはクラシックホテルのツアーをやります。
by gipsypapa | 2014-02-26 14:24 | 建築 | Trackback | Comments(2)

函館の小野寺住設

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 4年前にアップし忘れていた函館銀座通りにある建物です。

 正面の左右に丸みを持たせたビルで、特に目立ったところはありませんが、これが大正時代の建物。ネット情報によるとこの一帯は前年の1921(大正10)年に大火があった場所だそうです。そのため、当時は最先端の一つだった鉄筋コンクリートを採用して建てた耐火建築ということです。

 腰の部分に白いタイルを貼り、上部はあずき色に塗装されています。陸屋根の屋上に背の高いパラペットがあるのが特徴です。鉄筋コンクリート3階建て。

小野寺住設
旧安全自動車商会
1922(大正11)年ころ
設計・施工 : 不明
函館市宝来町22-13
撮影 : 2009.9.24
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 すぐそばにもう一つ小野寺住設の建物がありました。
by gipsypapa | 2014-02-22 09:38 | 建築 | Trackback | Comments(3)

函館大手町ハウス

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 浅野セメント函館営業所として大正期に建てられたものです。浅野セメントは戦前の十五大財閥の一つ。当時はこの一角はセメント浜と呼ばれるほど活気に満ち溢れていたとか。戦後の財閥解体により日本セメント(株)になって1954(昭和29)年まで使用したあと、北海道漁業公社が1988(昭和63)年まで使いましたが、同社が撤退した後は長く空き家となり、朽ち果てる寸前だったそうです。

 この建物を買い取った個人の方の熱意により、2003(平成15)年から改修工事を行い、見事に再現されました。現在は「テュ・プランド・デュ・テ」というカフェになっています。

 木造ながらモルタルやブロックをふんだんに使った石造り風の外観。左右に塔屋を持つ左右対称で、ルネッサンス風の重厚感と華やかさがあります。設計者は分かりませんが、施工は旧小林写真館函館区公会堂函館市立図書館書庫函館海産商同業組合事務所(海同会館)などでおなじみの名棟梁、村木甚三郎と村木喜三郎です。国の登録有形文化財と函館歴風文化賞の木造2階建て。

函館大手町ハウス
旧浅野セメント(株)函館営業所
1918(大正7)年
登録有形文化財
設計 : 不明
施工 : 村木甚三郎、村木喜三郎
函館市大手町5-1
撮影 : 2013.8.29
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by gipsypapa | 2014-02-21 09:23 | 建築 | Trackback(1) | Comments(4)