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明石市立天文科学館

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 大阪へ帰る途中、明石で電車を降りて見に行きました。明石といえば日本標準時の子午線の町。

 山側の高台に直径23メートルの円形プラネタリウムを含む4階建の展示棟と、高さ53メートルの高塔からなる複合建築が建っています。二重構造の高塔上部には展望室と天体観測室を備え、文字盤直径6.2メートルの大時計が日本標準時を刻んでいます。戦後の築ですが国の登録有形文化財に指定された鉄筋コンクリート造4階建て、高塔付。

明石市立天文科学館
1960(昭和35)年
登録有形文化財
設 計 : 建築研究協会
構造設計 : 棚橋諒
施 工:竹中工務店
明石市人丸町2-6
撮影 : 2011.5.2
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 プラネタリウムはカール・ツァイス・イエナ社製(旧東ドイツ)。1960(昭和35)年の公開で、日本国内で現役最古、世界でも5番目に古い現役大型投影機だそうです。
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 時に関わりのある展示物がいっぱいあります。
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 星空を撮った写真も数多く展示されています。それにしてもよくぞこんな写真を・・・プロの仕事ですねぇ。次元が違います。
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 展望台からとんがり屋根の洋館を発見。古そうですが何かわかりません。
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 これで兵庫県を終わり、次は再び北海道へ。
by gipsypapa | 2012-03-19 10:19 | 建築 | Trackback(1) | Comments(2)

ダイセル異人館 衣掛クラブ

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 もう1棟あるのが衣掛クラブ。この建物も外国人技術者の宿舎として建てられたもので、建物の様式は資料館と類似したコロニアルスタイルの住宅ですが、白い外壁に赤い屋根が華やかな印象を与えます。こちらは会社のクラブハウスとして使われていて、内部の見学はできません。

 設計は昨日の異人館資料館と同じく設楽 貞雄(しだら さだお、1864-1943)が興した神戸建築事務所(のち、設楽建築工務所)。日本土木会社から宮内省内匠寮に出仕して帝室京都博物館の現場を受け持つたり、桑原政工業事務所に招かれ、山口半六の下で働きました。数多くの作品を残しましたが、現存しているのはダイセルの工場、神戸須磨の旧西尾家住宅(現 神戸迎賓館須磨離宮)、大阪の長瀬商店(現 長瀬産業)くらいです。

 兵庫県の住宅100選と姫路市都市景観重要建築物に指定されている木造2階建て。

ダイセル異人館 衣掛クラブ
旧日本セルロイド人造絹糸株式会社 外国人技師住宅(クラブハウス)
1910(明治43)年
姫路市都市景観重要建築物
設計 : 神戸建築事務所(のち、設楽建築工務所)
施工 : 不明
姫路市網干区新在家1239
撮影 : 2011.5.2
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 敷地内には異人館以外にも古そうな木造建築がありました。
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by gipsypapa | 2012-03-16 14:03 | 建築 | Trackback | Comments(2)

ダイセル異人館 資料館

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 ダイセル化学工業㈱姫路製造所網干工場の敷地に2棟ある洋館の一つ。明治41 年に創設された日本セルロイド人造絹糸株式会社(後の大日本セルロイドを経てダイセル)の技術指導を担当した、イギリス、スイス、ドイツからの5名の技師職の住宅として建てられたものです。

 一時は図書館として使われましたが、現在は資料館としてセルロイドを素材にしたパチンコ台、ふで箱、かんざし、めがねフレーム、キューピー人形、ピンポン球など製品群と製造に使われていた器具など展示されています。ダイセルの操業日、つまり平日のみ無料で一般開放されています。

 建物は南側にベランダのあるアメリカのコロニアルスタイルで、ライトグリーンの下見板張りと竪羽目板張り組み合わせの外壁にスレート葺きの屋根を持つ洗練されたデザインです。設計は通天閣や神戸の聚楽館を手掛けた設楽建築工務所。兵庫県の住宅100選と姫路市都市景観重要建築物に指定されている木造2階建て。

ダイセル異人館 資料館
旧日本セルロイド人造絹糸株式会社 外国人技師住宅(旧図書館)
1910(明治43)年
姫路市都市景観重要建築物
設計 : 神戸建築事務所(のち、設楽建築工務所)
施工 : 不明
姫路市網干区新在家1239
撮影 : 2011.5.2
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 広いベランダがなかなか素晴らしい。
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 展示室はそんなに広くはありませんが、興味深いものが沢山。全身が黒いキユーピー人形は珍しいです。
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 東側にある工場の正門から。
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 工場の建屋もお洒落で古そうに見えます。この門の右側に守衛室かあり、そこで見学の申し込みをします。
by gipsypapa | 2012-03-15 14:14 | 建築 | Trackback | Comments(4)

姫路市網干のHM邸

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ダイセルに向かう途中にあった古そうな住宅。1階は町屋風ですが2階部分は洋風です。また2階左側にはうだつのようなものが見えます。ただよく見ると窓があり、ここまで人が入れるようになっている不思議な形です。奥には土蔵造りの蔵もあります。木造2階建て。

HM邸
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
姫路市網干区新在家
撮影 : 2011.5.2
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by gipsypapa | 2012-03-12 15:17 | 建築 | Trackback | Comments(2)

婦人服飾タケダ

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 橋本町商店街の入口にある銀行建築。大正10 年に設立された網干銀行の本店として建てられたものです。その後も名称を変えながら銀行として使われ、最後は神戸銀行網干支店となったのち、1970(昭和45)年ころから婦人服飾タケダになり、現在にいたっています。

 銀行らしい重厚さの中に、簡略化されつつも装飾の多い華やかさも持ったセセッション様式。外壁は赤い煉瓦のタイルと白い人造石を対比させ、縦長窓が並らび、塔屋部には半円アーチ窓。コーナ部に丸みを持たせ、微妙な曲線を描く庇の玄関を配し、頂部に印象的なドームを載せた非常に凝ったデザインです。

 写真でわかるように商店街の道幅が狭いこととアーケードが邪魔をして、全貌が見にくいのが残念です。姫路市都市景観重要建築物の煉瓦造り2階建て、塔屋付。

婦人服飾タケダ
旧網干銀行本店 1921(大正10)年ころ
姫路市都市景観重要建築物
設計・施工 : 田中組
姫路市網干区新在家640-3
撮影 : 2011.5.2
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 中も見たかったのですが、婦人服専門店なので入る勇気はありませんでした。
by gipsypapa | 2012-03-09 10:53 | 建築 | Trackback | Comments(2)

デイサービスなぎさ / 小林鍼灸整骨院

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 姫路で1泊し、翌日は山陽電鉄で網干に向かいました。最終目的地はダイセルですが、途中、駅からレトロな建物を見ながら寄り道しつつ移動しました。

 この建物は昭和初期に建てられた医院だったもの。お色直しがされて多目的に使われています。右側の玄関ポーチが医院時代の名残りです。木造2階建て。

デイサービスなぎさ / 小林鍼灸整骨院
旧長久医院 1930(昭和5)年ころ
設計・施工 : 永岡組
姫路市網干区余子浜2
撮影 : 2011.5.2
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by gipsypapa | 2012-03-08 13:29 | 建築 | Trackback | Comments(2)

EINSHOP姫路店

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 美術館から姫路モノリスを見て、JR姫路城に行く途中で見つけた小さな店。インテリアグッズやアクセサリーなどの洋品雑貨を扱う店です。最近店舗に改修されてお色直ししたようですが、古そうな建物です。木造2階建て。

EINSHOP姫路店
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
姫路市綿町156
撮影 : 2011.5.1
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by gipsypapa | 2012-03-07 13:53 | 建築 | Trackback | Comments(4)

姫路モノリス

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 姫路城の南東にあるモダニズム建築のビル。姫路郵便局電話分室だった建物が今は姫路モノリスという結婚式場として使われています。

 外壁全面を褐色のスクラッチタイルで覆い、玄関の三角形の庇の周辺に以外は装飾の少ない、一連の逓信省伝統のデザインです。直線的な縦線を強調した人造石の窓の額縁に縦長の窓を並べて格調高い外観。シンプルですが、見るほどに深みがあり、昭和初期の雰囲気をよく伝えるモダニズム建築といえます。

 設計はこのブログでも紹介した芦屋モノリス(旧逓信省芦屋別館)や旧祇園電報電話局(NTT西日本祇園別館)、広島郵便局電話分室、広島逓信局庁舎など数多くの逓信局舎建築作品を手がけた逓信省営繕課の上浪朗(うえなみあきら 1897-1975)。逓信省といえば、吉田鉄郎や山田守が有名ですが、その後輩として先輩の建築様式を受け継いでいます。姫路市都市景観重要建築物の鉄筋コンクリート造り、2階建て。

姫路モノリス
旧姫路郵便局電話分室
1930(昭和5)年
姫路市都市景観重要建築物
設計 : 上浪朗(逓信省技官)
施工 : 不明
姫路市総社本町115
撮影 : 2011.5.1
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by gipsypapa | 2012-03-06 13:14 | 建築 | Trackback | Comments(2)

カトリック姫路教会 ザビエル館

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 姫路城の西側に終戦まで陸軍第十師団司令部のあった広大な敷地があり、カトリック姫路教会とカトリック淳心会の本部が並んで建っています。

 ザビエル館といわれるこの聖堂は、元賀陽宮師団長の宮邸跡に聖ザビエルを守護者として奉献された、戦後の建物です。現在は新聖堂が横にあり、この旧聖堂は大講堂として残っています。

 訪ねた時は扉が閉まっていたので内部を見ることができませんでしたが、カフェ・ロッジ・バルチザンに美しい写真がありますので、見てください。鉄筋コンクリート造り、2階建て。

カトリック姫路教会 ザビエル館
カトリック姫路教会旧聖堂
1949(昭和24)年
設計・施工 : 不明
姫路市本町68 県道518号
撮影 : 2011.5.1
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by gipsypapa | 2012-03-05 13:01 | 建築 | Trackback | Comments(2)

カトリック淳心会本部

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 姫路市立美術館の東側、県道518号線沿いあるカトリック淳心会本部。昭和初期に建てられた旧陸軍第十師団司令官の官邸だった瀟洒な建物です。

 正面玄関に車寄せがある玄関ポーチがあり、公館だったことを感じさせます。赤瓦の屋根が複雑な構成になっていて、折込みのある妻面や反りのある屋根傾斜に、明かりとりの小窓を突き出すなど美しいデザイン。淡いクリーム色のモルタル仕上げの外壁に上げ下げ窓がよく似合います。設計者の詳細はわかりませんが、あめりか屋や熊倉工務店の作品を思い出しました。木造平屋建て。

カトリック淳心会本部
旧陸軍第10師団司令官官邸
1929(昭和4)年
設計・施工 : 不明
姫路市本町68 (県道518号線)
撮影 : 2011.5.1
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by gipsypapa | 2012-03-02 13:19 | 建築 | Trackback | Comments(2)