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弘前市の正進会館

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 茂森会館消防西第一分団の隣にある明治時代に歩兵第三十一連隊の将校集会所として建てられた小さな玄関ポーチがある建物。白い外壁にライトブルーの鉄板葺きの屋根と木製窓枠の上げ下げ窓の色の対比が美しい。やや傷みが目立ちますが、明治を感じる建物です。

 外から見た限りでは、内部はホールになっていると思われます。空手道場だったようですが、移転して空き家になったようです。弘前市趣のある建物に指定された、木造平屋建て。

正進会館
旧歩兵第三十一連隊将校集会所
明治期
弘前市趣のある建物
設計・施工 : 不明
弘前市茂森町182-2 3
撮影 : 2013.8.27
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by gipsypapa | 2013-12-20 08:13 | 建築 | Trackback | Comments(2)

茂森会館消防西第一分団

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 腰折れの破風を正面に向けた洋風建築。現在も現役として使われ続けている消防署です。屋根の上の望楼がいい感じ。弘前市趣のある建物に指定された、木造2階建て。

茂森会館西地区団第一分団消防屯所
1936(昭和11)年
弘前市趣のある建物
設計・施工 : 不明
弘前市西茂森1-1
撮影 : 2013.8.27
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by gipsypapa | 2013-12-19 13:08 | 建築 | Trackback | Comments(2)

台北中山堂

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 昭和初期に建てられた台北公会堂。戦後は中山堂と名を変えて、国民党政府の国民大会の会場や迎賓館としても利用されたそうです。現在は台北市政府が管理し、音楽会、舞台、発表会など一般市民の文化交流の場として利用されています。

 外観は大きな車寄せのある玄関ポーチを持つ、公会堂らしいおおらかな印象。当時としては三つのホールや舞台、レストラン、大型エレベーターを備えた近代的な建物です。内装は華麗なヴォールト天井の大ホールや緩やかな階段など見どころが一杯でした。井手薫の多彩な才能を感じさせる建物です。二級古蹟の鉄筋コンクリート造り4階建て。

台北中山堂
旧台北公会堂
1936(昭和11)年
二級古蹟
設計 : 井手 薫
施工 : 不明
台北市中正区延平南路98號
撮影 : 2013.3.22
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by gipsypapa | 2013-11-25 07:50 | 建築 | Trackback | Comments(2)

婦連総会

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 日本統治時代に陸軍士官のクラブ偕行館だった洋館。戦後は宋美齢が創設した「婦連総会」(婦女反共連合会)が使用しています。ちなみに宋美齢という人は中華民国の指導者だった蒋介石の夫人で、欧米ではMadame Chiang Kai-shekと呼ばれた女性です。

 陸軍士官のクラブといえば、日本でも主なものとして、旭川市の旧旭川偕行社(第7師団)、弘前市の旧弘前偕行社(第8師団)、金沢市の旧金沢偕行社(第9師団)、善通寺市の旧善通寺偕行社(第11師団)、豊橋市の旧豊橋偕行社(第15師団)、岡山市の旧岡山偕行社(第17師団)が残っています。また台湾には他に台南市の旧台南偕行社(台湾軍)が現存しているそうです。

 門のそばに番兵がいたので、もう少し中から写真が撮れないか聞きましたが、NOでした。市定古蹟の、多分煉瓦造り、2階建て。

婦連総会
旧台北偕行館
1912(大正元)年
市定古蹟
設計・施工 : 不明
台北市中正区長沙街1段27号
撮影 : 2013.3.22
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 敷地に入ることができなかったのでネットにある「宋美齢の台湾での秘密基地を初めて公開」というHPから写真を借用しました。ここには内部写真もあるので興味のある方はどうぞ。
by gipsypapa | 2013-11-22 09:53 | 建築 | Trackback | Comments(2)

国史館:総統副総統文物館

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 総統府の裏側にも巨大なビルがあります。台湾総督府の交通局逓信部だったもので、戦後は「行政院交通部」として使われていました。2007年に「国史館」になり、2010年10月10日の台湾国慶日に「総統副総統文物館」として開館しました。

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 総督府営繕課の森山松之助の設計になるバロック風といわれる重厚な中にも華麗さのある外観。2階と3階の間に並ぶイオニア式の大オーダーが印象的で、玄関の石造りのアーチも目を引きます。中央のメダリオンのさらに上部にある4階部分は、色も違っており、後に増設されたように見えます。なお築年については1925年や1928年という情報もあり定かではありません。市定古蹟の鉄筋コンクリート造り?、4階建て。

国史館:総統副総統文物館
旧台湾総督府交通局逓信部
1924(大正13)年
市定古蹟、
設計 : 森山松之助(総督府営繕課)
施工 : 不明
台北市中正区長沙街1段2号
撮影 : 2013.3.22

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 身分証明書を提示すれば、誰でも無料で閲覧ができるそうなので、次回は中を覗いてみたいです。
by gipsypapa | 2013-11-21 14:56 | 建築 | Trackback | Comments(2)

最高法院第2ビル

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 中華電信の西隣にも巨大なビルがあります。最高法院の建物です。

 左右対称の官庁特有の重厚な意匠で、左右にペディメントとその下部にそれぞれ6本のイオニア式の大オーダーを並べ、地上階にはバルコニーのある玄関ポーチ。外壁は薄いベージュ色の人口石貼りで、2階の窓はアーチ窓とするなど様式主義のデザインを採用していますが、全体的な印象は比較的新しい築に見えました。ネット上に建物自体の情報もないし、建てられたのは戦後かもしれません。

 thejasper さんより2003年の築という情報を頂きました。やはり新しい建物ではありましたが、つい10年前に建ったばかり。(驚)2013.11.20

 だだ、最上階は5階部分のコーニスの上に少し引っ込んだ位置にあるので、後に追加されたのかもしれません。鉄筋コンクリート造り、6階建て。

最高法院第2ビル
2003(平成15)年

設計・施工 : 不明
台北市中正区延平南路121号
撮影 : 2013.3.22
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by gipsypapa | 2013-11-19 12:01 | 建築 | Trackback | Comments(2)

中華電信博愛路服務中心

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 官庁街の中心から少し西へずれると、今まで見てきた巨大で荘厳な庁舎建築群とは異なった、一見デパートを思わせるビルがあります。電話交換局として建てられたもので、現在も中華電信が使用しています。

 近隣のレトロ建築よりかなり後の昭和13年の築とあって、現代的な外観になっています。コーナ部に丸みを持たて玄関部を配置。水平線を強調し、やや間隔をあけて縦長窓を整然と並べています。このビルも最上階は後で建て増しされたそうです。市定古蹟の鉄筋コンクリート造り、4階建て。

中華電信博愛路服務中心
旧台湾総督府電話交換局
1938(昭和13)年)
市定古蹟
設計 : 総督府交通局遞信部臨時建築課
施工 : 協志商会所
台北市中正区博愛路168号
撮影 : 2013.3.22
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by gipsypapa | 2013-11-18 10:14 | 建築 | Trackback | Comments(3)

司法院

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 総督府の南隣にもう一つ大型の庁舎建築があります。昭和初期に総督府高等法院として建てられ、現在も司法院として使われています。

 暗い緑色のタイル貼りに、白いテラコッタで縁取りしたアーチ窓が並んでいます。巨大で華やかな総督府の隣にあるので目立ちませんが、よく見るとコーニスに幾何学模様、窓の間の柱にはコリント風の飾りがあるなど、随所に凝ったデザインを散りばめた、好感の持てる建物です。なお最上階は戦後に建て増しされたそうです。鉄筋コンクリート造り、4階建て。

司法院
旧総督府高等法院
1934(昭和9)年
設計 : 井手 薫
施工 : 不明
台北市中正区重慶南路一段124號
撮影 : 2013.3.22
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 総督府側から近づいてすぐ右折して最初の5枚の写真を撮りましたが、建物はそれで終わってしまいました。調べると右折せずに直進すれば玄関に行けたのでした。仕方ないのでまたストリートビューです。 ↓
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by gipsypapa | 2013-11-15 10:29 | 建築 | Trackback | Comments(2)

総統府

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 最も有名な建物かもしれません。日本統治50年間で建築された最大の建築物で、当時のシンボルとして雑誌などに取り上げられることが多い庁舎建築です。

 行政の中央官庁にふさわしく、高さが60mある中央塔を中心とした左右対称の重厚な外観。中央と両端に玄関を置き、左右の張り出しにはペディメントの付いた軒があります。外壁は赤煉瓦を基調とし、開口部の周りに白い御影石を配する設計は、いわゆる「辰野式」といえます。中央塔には台湾で初めてエレベーターが設置されているとか。

 設計はコンペで選ばれた長野宇平治の案を元に、台湾総督府営繕課の森山松之助が実施設計を担当し、課長の野村一郎が監修したそうです。しかし原案である長野の作品は中央塔が低く、外観の装飾が簡素すぎため、コンペの主催者である総督府がその設計を不満でとし、森山松之助らが大幅な修正を加えて現在の形になったと言われています。

 個人的には左右対称とは言え、中央塔が高すぎて不安定な印象を受け、違和感を感じるのは、私だけでしょうか。国定史蹟の鉄筋コンクリート造り、煉瓦,石張りの5階建て、塔屋付き。

総統府
旧台湾総督府
1919(大正8)年
国定史蹟
設計 : 長野宇平治、野村一郎、森山松之助
施工 : 不明
台北市中正区重慶南路一段122號
撮影 : 2013.3.22
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 正面側は警備が厳しく、写真が撮れません。遠景か左右離れてからでないとだめでした。
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 「日」の字をした建物。裏側からは問題なく撮れます。
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c0112559_11232638.jpg この近くに行ったのは午後になってからですが、前の道路から正面を撮影できません。というか、両端から中央にかけて銃を持った衛兵が数人立っていて、写真を撮らせてくれません。従って、左右は少し離れて、正面から撮ったアングルはかなり後方から望遠で撮ったものです。

 ただ、ここも毎週金曜日の午前中だけ(9:00-12:00)1階の一部を一般公開しているそうです。多分、正面ではなく裏から建物に入ると思います。この時は知らなかったこともあり、ほかで時間をくい過ぎて間に合いませんでした。中は見たかったです。

 → はHPから拝借した内部写真。
by gipsypapa | 2013-11-14 11:25 | 建築 | Trackback | Comments(2)

国立台湾博物館

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 二二八和平公園の北側にあるギリシャ風の巨大な建物。台湾発展の基礎を築いた第4任総督・児玉源太郎と民政長官・後藤新平を記念して建てられた記念館。台湾で最初に出来た博物館です。現在は国立台湾博物館として使われ続けています。

 単純な横長、左右対称のギリシャ古典様式の博物館。入口の正面はギリシャ神殿を思わせる形状で階段、巨大なドリス式円柱と華麗な花と葉の模様をあしらった巨大な三角ペディメントが、これでもか(笑)という感じです。天辺にあるドームと合わせて、荘厳で神聖、かつ権威ある雰囲気を醸し出しています。


 内部は外観よりもずっと華麗です。吹き抜けの中央ロビーの四方は柱頭に繊細なアカンサスと螺旋状の模様をあしらった32本の高いコリント式円柱にがとり囲み、2階部分が回廊になってロビーを一巡りしています。ろービーから見上げると、ローマドームの下にステンドグラスの天窓があり、光がフロア全体にやわらかな光を投げかけ、神秘的で華麗な雰囲気です。

 主要建材には日本の赤坂の黒大理石と水戸の白寒水石、木材は現地の台湾ヒノキを使用し、外壁には洗い出し石を使ったそうです。設計は総督府営繕課長を経て、この頃は独立して橋本勉と茂野村事務所を共同経営していた野村一郎(のむら いちろう、1868 - 1942)。国定史蹟の石・煉瓦・鉄網コンクリート造り2階建て。

国立台湾博物館
旧児玉総督後藤民政長官記念館
1915(大正4)年
国定史蹟
設計 : 野村一郎
施工 : 高石組
台北市中正区襄陽路2号(二二八和平公園内)
撮影 : 2013.3.22
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 Wikipedia にあった航空写真。
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by gipsypapa | 2013-11-10 13:23 | 建築 | Trackback | Comments(2)