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田辺市のララ・ロカレ「RaRaLocale」

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 当初は警察の庁舎だった建物。その後も図書館、市教委など各種の庁舎として利用され、ちょっと前までは田辺市の中部公民館でした。現在はララ・ロカレというパンとパスタのカフェになっています。

 こじんまりしていますが、庁舎らしい左右対称のファサード。戦後の設計なので、全体は装飾を抑えたモダニズム建築といえますが、中央部のペディメントやモルタルで石造り風に見えるように、部分的には様式主義の手法も取り入れています。木造2階建て。

ララ・ロカレ「RaRaLocale」
旧田辺市中部公民館
1949(昭和24)年
設計・施工 : 不明
田辺市上屋敷2-6-7
撮影 : 2013.11.27
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by gipsypapa | 2014-05-16 20:41 | 建築 | Trackback | Comments(2)

住吉帝塚山郵便局

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 煉瓦貼りの壁、石貼りの玄関周りなど、古そうに見えたので撮影しましたが、建物の情報は見つかりませんでした。郵便局舎なので古ければ何か情報があるはず。新しいものでしょう。よく見ると郵便局は1階部分だけで、上層階はテナントオフィスのようです。鉄筋コンクリート造り、3階建て。

住吉帝塚山郵便局
築年: 不明
設計・施工 : 不明
大阪市住吉区帝塚山東2-3-10
撮影 : 2013.10.22
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by gipsypapa | 2014-04-16 09:02 | 建築 | Trackback | Comments(2)

日光市役所日光総合支所

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 日光街道沿いの高台にある日光総合支所。お城のようなこの建物は、古美術骨董商として財をなした小林庄一郎が日光を訪れる外国人観光客のホテルとして建てたもの。しかしながらホテルとして使われることはないまま、古川電工日光精銅所が所有して職員アパートになったり、戦後には進駐軍の社交場になったりしましたが、その後日光町に寄付され、1954(昭和29)から日光市役所の総合支所の庁舎として使われています。

 石垣の上に白いモルタル塗りの外壁。左右に大きな破風の2階建て部分を張り出し、中央に望楼風の天守閣のような城郭風の造りで、いわゆる帝冠様式と呼んでよいかと思われます。さらに石垣下の南側には入母屋造りの3階建ての付属棟があり、ここが玄関になっています。

 設計は小林庄一郎本人という説があり、文化遺産オンラインでは建物の名称は日光市庁舎本館となっています。国の登録有形文化財と近代化産業遺産の木造3/4階建て。

日光市役所日光総合支所
旧大名ホテル
1919(大正8)年
登録有形文化財
近代化産業遺産
設計・施工 : 不明
日光市中鉢石町999
撮影 : 2013.10. 9
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 坂を登ると左側にある玄関前に出ます。
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  本館の方に行きたかったのですが、早朝なのでまだ玄関は開いていません。また裏からまわりこめるような通路もなさそうです。
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 ホテルとして使われなかったそうですが、一応その目的で建てられたので、クラシックホテルとしておきます。
by gipsypapa | 2014-03-20 09:04 | 建築 | Trackback | Comments(2)

はこだて明治館

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 前回は写真が少なくアップしなかった建物です。ベイエリアにある観光スポットになっている明治の建物です。今回はベイエリアには行きませんでしたが、この建物の前を通りました。

 1911(明治44)年に函館郵便局として建てられ、1962(昭和37)年まで使われました。局舎の移転にともない民間に払い下げられ、商社の事務所や倉庫なに使われた後、1988(昭和61)年から、ガラス製品やオルゴールなど、名産品のショッピングモールになっています。

 存在感のある重厚な縦長アーチ窓の並ぶ煉瓦壁に蔦が絡まる外観は、函館のランドマークとなっています。逓信省営繕といえば、大正から昭和初期にかけて、モダンニズムを取り入れた局舎の名作を数々生み出したわけですが、この時代は明治。さすがにクラシックな意匠です。煉瓦造り2階建て。

はこだて明治館
旧函館郵便局
1911(明治44)年
設計 : 逓信省営繕
施工 : 猪之橋組
函館市豊川町11-17
撮影 : 2009.9.23 & 2013.8.29
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 4年前は夜景だけしか撮っていませんでした。
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 煉瓦造りは天井の支持構造が見どころ、この写真は雑誌にあったものです。木製のトラス構造のようです。天窓から差し込む光が美しい。
by gipsypapa | 2014-02-18 10:00 | 建築 | Trackback | Comments(2)

豊川町会館(豊川稲荷神社社務所)

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 旧函館信用金庫の横をベイエリア方面に北進すると鋭角の屋根が目立つ建物があります。豊川町の会館とこの前にある豊川稲荷の社務所を兼用しています。

 コーナーにある塔屋が印象的な洋風建築。頂部に高さを違えて緑色の正三角形を東西南北の四方に向けています。棟の下部のペディメントや側面の丸窓など洋風のモチーフが随所に見られる興味深い意匠です。一方、スクラッチタイル貼りの玄関周りは和風の雰囲気も漂う、遊び心を感じる設計です。木造2階建て、塔屋付き。

豊川町会館(豊川稲荷神社社務所)
1934(昭和9)年ころ
設計・施工 : 不明
函館市豊川町9-14
撮影 : 2013.8.29
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by gipsypapa | 2014-02-15 10:00 | 建築 | Trackback | Comments(2)

函館市立図書館旧本館

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 函館公園の南側の一角に大正から昭和初期に建設された図書館があります。現在は市立図書館の施設は五稜郭に移転してしまったため空き家になっています。

 建物は1棟に見えますが、2期に分かれて立てられました。現在の正面玄関がある本館の建物は昭和初期のもので、その背後にある5階建てが大正時代に建てられた部分です。

 本館棟は昭和2年の完成で、元々は正面玄関を中心とした左右対称形でしたが、1963(昭和38)年に向かって右側に閲覧室が増築され右側が広くなっています。

 中央1階部分は半円アーチの奥に通用口があり、左右から階段を上った2階が中央玄関になっているのが珍しい。玄関ポーチの大円柱や上部の三角ペディメント、3連の半円アーチ窓とレリーフが様式主義的な意匠です、そのほかは意外に簡素なイメージです。

 内部にも見どころが多いようで、特に多様なステンドグラスがよさそうです。この辺は「関根要太郎研究室@はこだて」「旧函館市立図書館の今」にある写真をご覧ください。

 設計はこのブログで函館市公民館旧函館市立弥生小学校を紹介した函館市建築課の小南武一。鉄筋コンクリート造り3階建て。

函館市立図書館旧本館
1927(昭和2)年
設計 : 函館市建築課(小南武一)
施工 : 堀田組
函館市青柳町17-2(函館公園内)
撮影 : 2013.8.29
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旧函館市立図書館書庫
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 本館棟とつながっているのでわかりにくいのですが、本館の背後にある5階建て部分は大正5年に建てられた書庫棟です。

 本館ができるまではこの書庫棟だけがあったと考えると、形状が幅広で薄っぺらいのが不思議な気がします。想像するに本館ができるまで11年間のギャップがあるにしろ、本館が増設されるのを前提に建てられた可能性があります。

 昭和9年の函館大火にも耐え、貴重な資料が守られたといわれ、防火機能的に優れた建物です。こちらの設計はかの辰野金吾の辰野葛西建築事務所。施工は明治から大正にかけて旧函館区公会堂などを手掛けた北海道屈指の工事請負人、村木甚三郎とその息子の村木喜三郎。鉄筋コンクリート造り5階建て。

旧函館市立図書館書庫
1916(大正5)年
設計 : 辰野葛西建築事務所
施工 : 村木甚三郎、村木喜三郎
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by gipsypapa | 2014-01-30 11:35 | 建築 | Trackback | Comments(4)

旧函館博物館2号

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 1号の少し南にある旧函館博物館2号は、当時、東京にあった開拓使東京出張所仮博物場が閉鎖する際、その収蔵物を収める目的で建てられ、博物館として1号より5年後の1884年に開館したものです。

 同じく木造平屋建での小さな博物館ですが、こちらは左右非対称。玄関上部のアーチ型の欄間や半円アーチ窓をなら別など華麗な意匠となっています。真っ白な下見板張りの外壁と赤い鉄板葺き屋根の色の対比が鮮やかです。北海道指定有形文化財の木造平屋建て。

旧函館博物館2号(函館県博物館)
1884(明治17)年
北海道指定有形文化財
設計 : 函館県技師
施工 : 浜谷新助
函館市青柳町17-5
撮影 : 2013.8.29
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by gipsypapa | 2014-01-29 09:28 | 建築 | Trackback | Comments(0)

旧函館博物館1号

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 4年ぶりの函館。朝から前回見逃したレトロ建築を中心に市内を散策しました。まずは青柳町の函館公園へ。

 旧函館博物館1号は、開拓使函館支庁が1879年(明治12年)にE.S.モースから寄贈された採集物を展示・収蔵することと、開拓使製造物の見本陳列する目的で建てられた小さな博物館です。現存する日本で最も古い博物館だそうです。

 建物は瓦葺きの方形屋根の玄関を中央に置く左右対称の建物。窓は防犯の目的でしょう、鉄格子が入っています、真っ白な下見板張りの外壁がまぶしい北海道指定有形文化財の木造平屋建て。

旧函館博物館1号(開拓使博物場)
1879(明治12)年
北海道指定有形文化財
設計 : 開拓使函館支庁
施工 : 田中善蔵
函館市青柳町17-5
撮影 : 2013.8.29
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by gipsypapa | 2014-01-28 11:46 | 建築 | Trackback | Comments(2)

旧弘前偕行社(弘前女子厚生学院記念館)

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 明治末期の旧陸軍第8師団の弘前開庁のとき、陸軍将校の社交倶楽部として建てられました。第二次大戦後は弘前女子厚生学院が用い,近年は同学院の記念館などにも活用されています。

 偕行社は過去に同じ重要文化財の善通寺の旧陸軍第11師団偕行社(善通寺市立郷土館)を紹介していますが、こちらも同じ意匠を基調とした大規模な洋風建築です。

 ここの4年前に建てられた旧善通寺偕行社は,簡明なルネサンス様式の意匠でまとめられていましたが、こちらは正面ファサードが、さらにルネサンス風を強調しています。

 左右対称形の東西に長い瓦葺きの建物で、両端翼棟を前後に突出させています。正面は中央部を張出して切妻屋根の車寄せ付き玄関ポーチを配置し、後方にある赤い鉄板葺きの方形屋根と屋根窓がルネサンスらしい印象的なデザインです。

 内部は広大な広間を中央部に置き、左右の翼棟に師団長室などの小部屋を配する、偕行社特有の部屋配置になっています。壁のクロス張りや床の絨毯、外国製と思われる材料で造られた暖炉など、陸軍将校の社交場としての華やかさを感じます。

 設計は建築工事の請負人の堀江佐吉。彼は起工後2か月後に他界したとか。棟梁は長男の彦三郎、世話係に六男の金蔵で、子供たちの手で起工から6か月をかけて竣工させたそうです。

 ネット情報には出てきませんが、堀江組に発注・指導したのは、当然ながら陸軍省営繕組織のはずです。大広間に善通寺偕行社の模型が置いてあったように、これを参考にしたと思われます。国の重要文化財の木造平屋建て寄棟屋根瓦葺き。

旧弘前偕行社(弘前女子厚生学院記念館)
1907(明治40)年
重要文化財
設計 : 堀江佐吉
施工 : 堀江彦三郎、堀江金蔵(堀江組)
弘前市御幸町8-10
撮影 : 2013.8.28
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 正面からはただでさえ左右が幅広なうえに、正面に植樹のロータリー、左右に大木が立っていて全貌を写真では撮ることができません。
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 裏側は善通寺と同じように広大な芝生の庭で、上手く全体が撮れました。
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 ネット情報では「三角破風には第8師団の“8”にかけたと言われる“蜂”の鉄製飾りが施されているなど細かい洒落も見られる。」とあります。これ蜂でしょうか?
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 門柱には「旧弘前偕行社」と「弘前女子厚生学院」の二つの表札。

 ちなみに国の重要文化財に指定されている旧偕行社には、さらに古い1902(明治35)年築の旧旭川偕行社があり、こちらは2階建てで、善通寺や弘前とは全く違った意匠を採用しています。一度は見たい建物です。
by gipsypapa | 2014-01-21 09:30 | 建築 | Trackback | Comments(0)

弘前市の正進会館

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 茂森会館消防西第一分団の隣にある明治時代に歩兵第三十一連隊の将校集会所として建てられた小さな玄関ポーチがある建物。白い外壁にライトブルーの鉄板葺きの屋根と木製窓枠の上げ下げ窓の色の対比が美しい。やや傷みが目立ちますが、明治を感じる建物です。

 外から見た限りでは、内部はホールになっていると思われます。空手道場だったようですが、移転して空き家になったようです。弘前市趣のある建物に指定された、木造平屋建て。

正進会館
旧歩兵第三十一連隊将校集会所
明治期
弘前市趣のある建物
設計・施工 : 不明
弘前市茂森町182-2 3
撮影 : 2013.8.27
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by gipsypapa | 2013-12-20 08:13 | 建築 | Trackback | Comments(2)