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宮津の一色稲荷社

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 宮津駅前から大通を西へ進んだところにある一色稲荷(いっしきいなり)。江戸初期に細川忠興(ほそかわ ただおき)により謀殺された丹後守護、一色五郎(実名は不明)の墓であると伝えられているそうです。

 一色氏の当主で細川藤孝の娘むこの亊と思われ、その復讐戦に挑んだ一色義清が果たせずに自刃した地でもあるようです。一色氏の鎮魂のために建てられた神社です。木造平屋建て。

一色稲荷社
詳細不明
宮津市鶴賀2084付近
撮影 : 2014.10.28
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by gipsypapa | 2015-05-15 07:53 | 建築 | Trackback | Comments(2)

宮津の和貴宮神社

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 今日からしばらく宮津の神社仏閣をアップします。まずは室町時代の創建といわれる和貴宮神社(わきのみやじんじゃ)です。

 市内のかなり南側にありますが、創建時にはこの辺りまで海辺だったとかで、水越岩と呼ばれる岩を神の依代としています。

 本殿、拝殿と門などは江戸時代後期の築で、その当時に北前船を作っていた関係から、地元宮本町の大工が丹精こめて作ったそうです。彫刻が素晴らしいとのことですが、内部を見ることはできませんでした。木造平屋建て。

和貴宮神社
本殿 1804(文化4)年
拝殿 1820(文政3)年
設計・施工 : 清水清助(棟梁)、富田弥四郎ら
宮津市宮本428
撮影 : 2014.10.28
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by gipsypapa | 2015-05-14 08:21 | 建築 | Trackback | Comments(2)

宮津の旧三上家住宅

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 宮津にある国の重要文化財、旧三上家住宅は、江戸時代に酒造業、廻船業や糸問屋などを営んでいた宮津城下有数の商家「元結屋(もっといや)三上家」の住宅でした。

 河原町通りに面して屋敷を構え、主屋を中心に、南側に新座敷、庭座敷がつながり,北側には釜場と酒造蔵などを配置。主屋を含めて8棟が国の重要文化財に指定されています。

 また、敷地の南隅に日本庭園があります。天保8年(1837)に増築された庭座敷棟から、南方向へ望む位置にあり、家伝では、宮津藩御用庭師の江戸金の作庭と伝えられているとか。

 古文書などから、主屋は天明3年(1783)の宮津大火で類焼したため,同年中に、新座敷は文政3年(1820),酒造蔵は文政13年(1830),庭座敷は天保9年(1838)の築とわかるそうです。

 主屋の外観は美しい白壁の造りで、徹底した防火構造の採用や隅扇垂木の軒廻りなどに特色があるといわれ,貴重な遺構です。別棟で建つ座敷棟などの接客空間は非常に質の高い、贅を尽くした上質なつくりで、見どころの多い建物でした。主屋は国の重要文化財の木造、入母屋造りの平屋、一部2階建て。

旧三上家住宅
1783(天明3)年以降
重要文化財
設計・施工 : 不明
作庭 : 江戸金(宮津藩御用庭師)
宮津市河原1850
撮影 : 2014.10.28
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 主屋の玄関を入ると店舗だったところでしょう。帳場が受付になっています。
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 すべての重要文化財の建物は江戸時代の築です。
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 酒造りをしていたので、釜場があります。
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 大天橋という銘柄の酒を造っていたようです。宮津なので天橋立から命名されたわけです。
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 三上家のものではないようですが、古いポスターが飾ってありました。
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 座敷棟です。三上家庭園は京都府指定名勝です。
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 池が縁先をめぐるかたちで細長く蛇行しています。庭園の中核には低めの築山があり、庭座敷側とは反りのある切石の橋で結ばれています。
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 宮津藩御用庭師の江戸金の作庭です。
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 座敷棟の部屋を回ります。
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 江戸時代とは思えないほど、よく手入れされています。
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 使われている木材やすべての調度品は、素人目にも一流品。
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 仏壇。高級材に漆で模様が描かれています。
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 天井板もすごい。
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 座敷等の各部屋にはそれぞれ異なる模様の釘隠しが打たれていて、細かいながら見どころ。
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 これらはその一部です。
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 予想以上に素晴らしい文化財でした。宮津を観光するときはぜひ訪ねてみてください。
by gipsypapa | 2015-05-13 08:59 | 建築 | Trackback | Comments(2)

宮津の袋屋醤油店

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 白柏地区にある現役の袋屋(ふくろや)醤油店は江戸時代から約300年にわたり伝統の醤油を製造し続けている老舗で、現在も「あしぎぬ」という銘柄の醤油を製造販売しているそうです。

 白壁に格子を配した古い町家で、切り妻造り、平入り、桟瓦葺、虫籠窓の商店建築で、大正末期に袋屋醤油店が購入するまえは、主屋と座敷棟が並んだ2軒長屋だったとか。木造2階建て。

袋屋醤油店
江戸時代か
設計・施工 : 不明
宮津市白柏1233
撮影 : 2014.10.28
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by gipsypapa | 2015-05-12 09:06 | 建築 | Trackback | Comments(2)

丹海バス案内所

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 教会以外は和風建築が多い宮津では数少ない洋風の建物。元は船会社の本社事務所でしたが、現在は改修されて京都府の宮津市、京丹後市、与謝郡など丹後半島周辺地域で路線バス、船舶、ケーブルカーやリフトなどを運営している丹後海陸交通株式会社(たんごかいりくこうつう)のバス部門、丹海バス(たんかいバス)の案内所になっています。

 寄棟瓦葺の屋根に白い下見板張りの外壁に緑で縁取りをした縦長窓が並ぶ、典型的な大正以前の偽洋風建築です。角地にあるため、コーナーを切り落として玄関としています。木造2階建て。

丹海バス案内所
旧橋北汽船本社
1923(大正12)年
設計・施工 : 不明
宮津市新浜1991-1
撮影 : 2014.10.27 & 28
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 Tango de Dango?
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 ちなみに宮津から京都までの帰路はこの丹海バスに乗りました。
by gipsypapa | 2015-05-11 08:56 | 建築 | Trackback | Comments(2)

宮津の今林家住宅ほか

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 宮津市の中心部、万町通りに立ち並ぶ明治期の建築群。当時、糸問屋を営んだ今林家の住宅や店舗、蔵が一角に固まっています。町家風の主屋は国の登録有形文化財の木造2階建て。

今林家住宅
1892(明治25)年 / 大正期増築
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
宮津市万町604-1
撮影 : 2014.10.28
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 他に米蔵、旧店舗、糸蔵、旧糸蔵、味噌蔵、道具蔵も国の登録有形文化財に指定されていますが、どれがどれかは特定できませんでした。
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by gipsypapa | 2015-05-10 08:49 | 建築 | Trackback | Comments(2)

清輝楼

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 もう一つの老舗和風旅館は清輝樓(せいきろう)です。宮津湾側に建つ典型的な木造3階建ての旅館。

 創業は元禄年間 (1600年末)と古くから天橋立観光を支えてきた旅館です。現在の建物は明治半ばに建てられたものがもっとも古く、およそ100年の以上経っています。

 東面の中央部が玄関で、海側の北側と西側に客室、南側3階に百五畳敷の大広間をもつ広間棟があります。60畳と45畳の二つの大広間は格子の格天井、大床柱、違い棚など当時の建築の粋をつくしたものがそのまま残っていて圧巻です。国の登録有形文化財の木造2階、一部3階建て。

清輝楼
1892(明治25)年 / 1901(明治34)年 / 大正時代(増築)
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
宮津市魚屋937
撮影 : 2014.10.27 & 28
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 手前に小さな社。
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 福寿神社とあります。清輝楼の一部かと思ったら、違うようです。
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 神社の角を曲がって、
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 清輝楼の食事処。ここもランチをやっています。
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 東側に玄関があります。
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 早朝の散歩で通りかかったときの玄関はとくに何もありません。
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 お昼に茶六別館に向かうときに覗いてみると、立札があり「きざはし会展」を開催していて、入場無料とあります。
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 もちろん見せてもらうことにして、中へ入りました。
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 3階に上ります。
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 展示会はお目当ての60畳の大広間で開催されていました。京都の友禅の着物などが展示されていました。
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 見事な折上格天井です。渋温泉の金具屋を思い出しました。
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 展示物の近接撮影は禁止ですが、それさえ避ければ写真は撮れました。
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 展示物に隠れて、見にくいのですが、鈴木百年(すずき ひゃくねん 1825~1891)の襖絵があります。
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 床の間と・・
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 違い棚。
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 展示会の人が案内してくれて、3階の廊下へ。
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 他の棟の屋根がを見下ろしています。
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 こちらが45畳のもう一つの大広間。襖絵のある襖を取り払うと、105畳の大大広間になるわけです。
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 以下はHPから借用しています。↓
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by gipsypapa | 2015-05-08 09:19 | 建築 | Trackback | Comments(2)

茶六別館

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 丹後半島の付け根にある城下町宮津の海沿いにある茶六(ちゃろく)別館。先にアップした茶六本館の親類筋が経営する日本旅館です。

 数寄屋仕立てですが、外観はちょっと見ただけでは旅館に見えず、大きな和風の住宅のような佇まいです。

 創業は享保年間といい、初代茶谷六斎が興した創業300年近くの「旅宿 茶六」が前身。11代目に当たる茶谷六治が大工を伴い全国の和風建築を訪ね歩き、職人仕事の粋を結晶させて、昭和6年に料理旅館として開業したそうです。

 館内随所に意匠と技がちりばめられ、変化に富んだ天井や多彩な意匠の欄間など、京風の上品な和風建築です。文化財登録されていないのが不思議な木造2階建て。

茶六別館
1931(昭和6)年
設計・施工 : 不明
宮津市島崎2039-4
撮影 : 2014.10.28
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 普通の大邸宅に見えます。
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 玄関は西側。実はこの日の昼食をここでいただく予定にしていました。この手の旅館を選ぶとき参考にしている宮本和義著の「和風旅館建築の美」という本で知っていて、ぜひ中も見たかったのです。
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 ネット情報でランチだけの利用ができるとのことで、泊まるのは茶六本館、昼食はここでいただいてついでに少し内部を見学と決めていました。早朝の散歩のときに、あらかじめここまで歩いてきて下調べしました。1800円の「桑の葉入りうどんと天ぷら」のセットにしようと思っていました。
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 門を入って左側に食事処という標識を見て、行ってみるとひっそりとして閉まっています。
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 仕方なく玄関へ。声をかけるとおかみさんと思われる女性が出てこられ、聞くと「今日は定休日です。」なんと!

 後で案内板をよく見ると、確かに火曜日は定休日と書いてありました。(--;;
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 定休日なのでお出かけのようで、あわただしく奥に引っ込まれました。というわけで玄関先は無人となり、周辺だけですが、気兼ねせず見ることができることになりました。
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 しかし、考えてみれば、食事処は増設されたような新しい建物でしたし、玄関から本命の内部も一部、見ることができたのは、ラッキーでした。
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 「和風旅館建築の美」にある写真です。以下同じ。↓
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 こちらはHPから借用しています。↓
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 結局、ここで食べられなかったので、宮津編の冒頭で紹介した富田屋で食べることになったわけで、一人1800円の予算で二人食べることができました。結果オーライでした。
by gipsypapa | 2015-05-07 13:48 | 建築 | Trackback | Comments(2)

宮津聖アンデレ教会

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c0112559_8554326.jpg 宮津の住宅地にある宮津聖アンデレ教会。英国の聖公会に属する教会です。カトリック宮津教会と比べると、いかにも地味で素朴な印象があります。

 黒い下見板張りに鋭角の切妻屋根や縦長窓、真っ白に縁どられた玄関などが印象的です。隣にある牧師館も同じ時期に建てられたものでしょう。木造2階建て。

宮津聖アンデレ教会
大正期か
設計・施工 : 不明
宮津市島崎2036
撮影 : 2014.10.28

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 礼拝は不定期のようです。
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 隣の住宅はいわゆる牧師館ですが、現在は使われてない雰囲気でした。
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by gipsypapa | 2015-05-06 09:01 | 建築 | Trackback | Comments(2)

宮津の杢屋建築設計

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 後に紹介する予定の佛性寺前にある、ありきたりの小さな民家に色鮮やかな飾り棚があり、目に留まりました。杢屋建築設計という看板があります。「杢屋」は「もくや」と読むのでしょうか。木造平屋建て。

杢屋建築設計
詳細不明
宮津市字金屋谷565付近
撮影 : 2014.10.28
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 橋立の箸立。岐阜でGiftというポスターを見ましたが、同じような語呂合わせです。
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by gipsypapa | 2015-05-05 07:49 | 建築 | Trackback | Comments(2)