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六華苑の土蔵

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 Gitano Family のライブツアーは関東が終わり、中部地方に移動しました。名古屋、四日市と桑名の3会場です。桑名のライブ会場は恒例となった六華苑のレストラン Roccaです。

 六華苑は地元の有力者だった二代目諸戸清六の住居だったところで、英国人建築家ジョサイア・コンドルの設計の洋館と棟梁・伊藤末次郎が建てた和館かあり、これらはすでに六華苑としてアップしています。

 隣には諸戸氏庭園があり、鈴木禎次が設計した洋室や美しい庭でこちらも観光名所です。こちらは西室戸といわれ、コンドルの方は東室戸だそうです。

 今回初めてこの周辺を一周してみました。六華苑の裏側に、いかにも古そうな土蔵が2棟並び立っているのを発見。洋館や和館と同じ大正初期のものと思われますが、詳細は不明です。

六華苑の土蔵
大正初期か
設計・施工 : 不明
三重県桑名市桑名鷹場663-5
撮影 : 2014.11.24
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 白壁に黒塗りの跡が残っているのは、戦時中の名残かもしれません。
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 土蔵の向うを左折すると諸戸氏庭園に出ます。
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 こちらの蔵は煉瓦造り。
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 一周りして再び六華苑へ。コンドル設計の洋館は観光客が多いです。
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 一角にあるレストラン Rocca がライブ会場です。
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 昼の部と夜の部の2回あるので、終わったころは真っ暗になりました。
by gipsypapa | 2015-06-19 09:58 | 建築 | Trackback | Comments(4)

桑名の料亭とレストラン

 江戸時代から「その手は桑名の焼きはまぐり」といわれるほど蛤が名物の桑名市。町の規模の割には飲食店が多いと感じました。さらにいずれも高級な店ばかり。街歩きの途中に目を引いたいくつかの店を紹介します。
撮影 : 2014.11.24

歌行灯本店
桑名市江戸町10
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 歌行灯本店はうどんと日本料理と蛤料理のお店です。歌行灯は泉鏡花の小説の題名からとっています。これはこの後の船津屋で出てきます。
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 食べログに内部写真がありましたので借用します。
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割烹日の出
桑名市川口町19
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 蛤鍋が有名な、割烹・季節料理のお店、割烹日の出です。
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 食べログの写真です。↓
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 これが名物の蛤鍋のようです。
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料理旅館山月
桑名市船馬町32
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 旧東海道「七里の渡」船着場には江戸時代の本陣と脇本陣がありました。山月は脇本陣駿河屋だったもので、創業明治38年の老舗料理旅館です。ここも蛤料理と懐石料理で、少人数なら宿泊でき、宴会なら100名規模までできるとか。
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 大きな店みたいですが、HPや食べログの写真情報が見つかりませんでした。

ザ フナツヤ(船津屋)
桑名市船馬町30
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 その隣が本陣だった船津屋。明治8年創業の老舗料理旅館で桑名ではよく知られています。1990年代まで旅館として、その後は料亭営業していました。現在はリニューアルして和を生かしたモダンなレストランと結婚式場なっています。
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 泉鏡花がこの宿で執筆した小説「歌行燈(うたあんどん)」の舞台になっています。
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 その歌行燈句碑が塀に掲げてありました。
 以下も食べログから。↓
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れすとらん あずまや
桑名市川口町10
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 七里の渡の近くにある桑名では数少ない洋食店。とはいえ、ここも蛤を洋風焼き蛤やグラタン、チャウダー、フライなど、洋食のレシピでアレンジしているそうです。ネット情報では全5品をコース仕立てにした「蛤セット」がおすすめだとか。さすが桑名!
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 ハマグリ・・・ハマグリ・・・

柿安料亭本店
桑名市江戸町36
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 創業明治4年の柿安料亭本店。こちらは牛料理の店です。やっと普通のお店が・・・(笑)
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 以下は食べログから。
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タイル張りの民家
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 おまけです。「あずまや」の隣に陸屋根の変わった建物があります。白いタイル張りの洋風建築なのに、玄関回りは和風です。
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by gipsypapa | 2015-06-18 10:01 | | Trackback | Comments(2)

桑名の街歩き(その1)

 桑名は揖斐川の西岸にあり、江戸時代には桑名藩11万石の城下町で、東海道五十三次で知られる東海道42番目の宿駅・桑名宿として栄えました。桑名城跡は九華公園として整備されています。

 揖斐川(いびがわ)に面する川口樋門から南大手橋に至る三之丸掘の石垣約500mが現存する城壁です。この日は堀に沿って南から北へ歩きました。
撮影 : 2014.11.24

北大手橋
三重県桑名市三之丸
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 堀にはいくつかの橋が架かっています。まず北大手橋です。
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 堀は船寄場になっています。ここから堀を北上すると揖斐川に出るので、ひいては海に通じているわけです。

多聞橋
三重県桑名市三之丸
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 意匠を凝らした橋です。
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 この袂も船寄場です。
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七里の渡跡
桑名市東船馬町
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 七里の渡し(しちりのわたし)は東海道五十三次で知られる宮宿(愛知県名古屋市熱田区)から桑名宿(三重県桑名市)までの海上の渡しで、東海道における唯一の海上路でした。
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 七里の渡しの名称は、移動距離が7里であったことに由来します。渡し船によって移動し、所要時間は約4時間だったそうです。
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 ここにある大鳥居は、これより伊勢路に入ることから「伊勢国一の鳥居」と称され、伊勢神宮の遷宮ごとに建て替えられています。
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蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)
桑名市川口町
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 七里の渡に面して建てられた河口のまち桑名を象徴する蟠龍櫓。かつては東海道を行き交う人々が必ず目にした桑名のシンボルを忠実に復元しましたものです。「蟠龍」とは、天に昇る前のうずくまった状態の龍のことだそうです。龍は水を司る聖獣で、航海の守護神としてここに据えられたものと考えられています。
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 徳川家康の重鎮、本田忠勝。武勇をはせた武将ですが、桑名10万石の城主になったのですね。
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 揖斐川が眼下に見えます。
by gipsypapa | 2015-06-17 10:00 | | Trackback | Comments(2)

桑名の春日神社

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 石取会館に展示されているのは石取祭の祭車だったわけですが、その祭りが催されるのが春日神社です。桑名神社と中臣神社の両社を合わせて桑名宗社といい、奈良から春日大明神を勧請して合祀したため、「春日さん」の名で親しまれ、通称が春日神社となったそうです。

 文化4年(1807)建立の拝殿、天保4年(1833)建立の堂々たる楼門などがありましたが、戦災で焼失したため、拝殿は1954(昭和29)年、楼門は1995(平成7)年に再建されたものです。

桑名宗社(春日神社)拝殿
1954(昭和29)年
設計・施工 : 不明
桑名市京町46
撮影 : 2014.11.24
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 この立派な楼門は平成7年に再建されました。
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 拝殿です。
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by gipsypapa | 2015-06-15 08:51 | 建築 | Trackback | Comments(2)

桑名市石取会館

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 Gitano Family のツアーは関東が終わり、中部地方に移動しました。名古屋、四日市と桑名の3会場です。桑名のライブ会場へは駅から徒歩で向かい、ゆっくり途中の町並みを見ながら行きました。

 東海道筋に位置し、桑名の経済の中心地の京町にある石取会館は、大正末期に建てられた四日市銀行桑名支店だった建物です。その後、信用組合桑名金庫庫の本店、ついで京町支店を経て、1991(平成3)年に土地と建物が桑名市に寄贈され、桑名市石取会館として石取祭を紹介している施設になっています。

 当時の銀行建築の様式を色濃く残すデザインで、古典様式が簡略化され、角を円形にした印象的なアールデコ風の外観です。大きな柱の柱頭は装飾がなく、柱と柱の間には縦長長方形の上げ下げ窓が整然と並んでいます。窓の上部には歯飾りがある、陰影の深い意匠となっています。国の登録有形文化財の鉄筋コンクリート造2階建て。

桑名市石取会館
旧四日市銀行桑名支店
1925(大正14)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
桑名市京町16
撮影 : 2014.11.24
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 中には入りませんでしたが、銀行なので2階建てとはいえ、吹き抜けに回廊が取り巻く構造になっていたと想像します。
by gipsypapa | 2015-06-12 08:56 | 建築 | Trackback | Comments(2)

ザ白梅クラシックガーデン

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  2年前にGitano Family のライブをやって紹介した「ザ白梅クラシックガーデン」です。好評のため、去年と今年もライブを開催しました。そのシーンも一緒に見てください。

 明治初期の大邸宅がウエディング専門施設「ザ白梅クラシックガーデン」と「懐石白梅」として使われています。「白梅」の造り酒屋、笹野酒造の別邸だった数寄屋造りの純日本建築ですが、一部に内装が洋風の部屋もあって、当時の豊かさをしのばせます。広大な敷地に美しい庭園もあり、明治浪漫の雰囲気が感じられるスペースになっています。木造2階建て。

ザ白梅クラシックガーデン
旧笹野家住宅
1880(明治13)年
設計・施工 : 不明
四日市市室山町340
撮影 : 2011.11.21
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by gipsypapa | 2013-09-03 13:21 | 建築 | Trackback | Comments(3)

蔵前祭車庫(くらまえさいしゃこ)

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 諸戸氏庭園を前回訪ねましたが、前の堀を挟んだ橋のたもとにあるこの建物は見逃していました。
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 大正時代に建てられた石取祭の祭車を保管する倉庫です。石取祭のホームページでは「桑名の春日神社の石取祭は、江戸時代初期に始まったものといわれ、桑名城下の町人や藩士が楽しみにしていた初夏の祭りです。祭車総数43台、全国的に見ても単一の神社、一神事でこれほどの山車が一堂に会する祭りは非常に珍しく鉦や太鼓を打ち鳴らし、日本一やかましい祭りと言われ、平成19年3月には桑名石取祭の祭車行事の名称で、国指定重要無形民俗文化財に指定されました。」とあります。

 この蔵前祭車庫は、洋風意匠を採用した三重県内では初期の鉄筋コンクリート造りの貴重な建築です。国の登録有形文化財の鉄筋コンクリート造り、平屋建て。

蔵前祭車庫(くらまえさいしゃこ)
1926(大正15)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
桑名市船馬町7
撮影 : 2012.11.23
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by gipsypapa | 2013-09-02 12:59 | 建築 | Trackback | Comments(0)

旧亀山製糸室山工場

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 登録されてはいませんが、明治に建てられたいわゆる近代化遺産です。伊藤傳七が興した伊藤メリヤス会社の工場で、その後は亀山製糸が使用し平成11年まで操業していたそうです。

 下見板張りの擬洋風建築で、蒸気を逃がすための越屋根が屋根の上にあります。今は閉鎖したために空き家になっていて、各所に傷みが目立ちます。このままでは解体を待つのみなので、何らかの形で残して欲しい貴重な遺産です。

旧亀山製糸室山工場
元伊藤製糸所第二工場
1903(明治36)年
設計・施工 : 不明
四日市市室山町574-1
撮影 : 2012.11.22
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 平成11年までは稼働していたそうですが、完全に閉鎖されています。今後の行方が気になるところです。
by gipsypapa | 2013-09-01 10:41 | 建築 | Trackback | Comments(0)

田中酢店

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 青森と函館の旅から戻りました。早速ブログを再開します。

 明治21年創業の田中増治郎酢店。カクタ酢の銘柄で出荷されています。黒光りしていかにも歴史を感じる蔵や工場が一帯に並んでいました。

田中酢店
旧田中増治郎酢店
1881(明治21)年
設計・施工 : 不明
四日市市室山町90
撮影 : 2012.11.22
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by gipsypapa | 2013-08-31 13:58 | 建築 | Trackback | Comments(0)

四郷郷土資料館

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 四郷郷土資料館は村役場として建てられた大型の洋風建築。元貴族院議員で東洋紡績社長だった伊藤傳七翁が郷土への恩返しにと寄付した資金で建てられたものです。

 正面ファサードにはペディメントを中央に置き、大きな車寄せのある玄関ポーチがあります。この建物の特徴は何といっても特徴のある屋根を頂いた塔屋です。毎週土曜日は開館していて、私が行ったのも土曜日でしたが、残念ながら時間切れ。16:00の閉館時間を過ぎてしまいました。四日市市有形文化財の木造2階建て、塔屋は3階建て。

四郷郷土資料館
旧四郷村役場
1921(大正10)年
四日市市有形文化財
設計 : 野田新作
施工 : 不明
四日市市西日野町3375
撮影 : 2012.11.22
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 明日25日から30日まで恒例の家族旅行で東北と函館に行きます。しばらくお休みさせて頂きます。m(__)m
なお↓の写真は四郷郷土資料館とは関係ありません。(^^);
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by gipsypapa | 2013-08-24 16:22 | 建築 | Trackback | Comments(2)