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尾道の料亭旅館「魚信」

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もう一つ、尾道水道沿いの宿。海に面して建つ料亭旅館「魚信(うおのぶ)」です。竹村家から西へ尾道駅に向かう中浜通の静寂が場所にあり、尾道らしい海岸の風景のと一体化しています。明治時代に建築された部分も残っていて、大半は大正時代に建てられたという、歴史のある宿です。

数寄屋造りの純和風建築で、総檜の内装も細部まで凝った意匠になっています。文化財指定されていないのが不思議なくらいです。部屋の窓から眺める尾道水道と地元の魚を中心とした京風会席がうたい文句の木造3階建て。

料亭旅館 魚信
明治期 / 大正期
設計・施工 : 不明
広島県尾道市久保2-27-6
撮影 : 2016.3.1
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ストリートビューには女将さんが水撒きしている姿が写っています・(^^)
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まだいらっしゃいます。ハハハ。
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例のごとく、内部の写真はネットから借用しました。
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3階の大広間です。
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Google Earth で右に「竹村家」、左に「魚信」の位置関係がわかります。尾道水道に向かって「竹村家」は間に狭いながらも庭があり、「魚信」は直接海に張り出していますね。
by gipsypapa | 2017-05-14 08:30 | 建築 | Trackback | Comments(2)

文化財の宿 尾道の割烹旅館「竹村家」

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もう一つの文化財の宿「竹村家(たけむらや」が海沿いの通りにあります。玄関は道路に面した北側にあり、南側が尾道水道沿いの海を望む客室になっています。竹村家は1902(明治35)年に、この場所で洋食屋として創業したそうです。1920(大正9)年に料理旅館を建てて営業を開始しました。

外観は印象的な塀に囲まれた重厚な和風建築で,地域のランドマーク的な一角になっています。内装は竹材の細工の雪見窓や繊細な造作を多用した書院造り。主屋は塀や門とともに国の登録有形文化財に指定されている、木造2階建て。

割烹旅館 竹村家主屋
1920(大正9)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
広島県尾道市久保3-14-1
撮影 : 2016.3.1
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歯ぎしりしています。
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東側に海に向かう道があり、そこから見える側面です。
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Google Earth です。右に尾道港の船だまりが写っています。
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ここからはネットにある内部の写真を借用しています。
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客室から庭の向こうに尾道水道が眼下に見えています。

by gipsypapa | 2017-05-13 08:37 | 建築 | Trackback | Comments(2)

文化財の宿 尾道の西山本館

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去年の尾道の宿は昭和五年創業の「西山本館」でした。商店街を抜けた、旧出雲街道に面して建ち、市街地の中心にありますが、落ち着いて静かな雰囲気の和風旅館です。建物は大正時代に建てられた木造2階建てと3階建ての棟が複雑に組み合わされています。

玄関を入ると吹き抜けになっているのが特徴。また、すべての客室が中庭に面するよう工夫された、日本情緒と木のぬくもりを感じる宿でした。手の込んだ仕上げの数寄屋風の和室だけでなく、尾道港に入港する外国人船員の宿泊も対応するよう洋室三室を持つなど、港町の風情を醸しだす歴史を感じる旅館です。国の登録有形文化財の木造2階、一部3階建て。

西山本館
大正期 / 1952(昭和27)年改修
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
広島県尾道市十四日元町3-27
撮影 : 2016.3.1 & 2
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通りに面した棟は3階建て。
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玄関を入ります。上の2枚はネットの写真を借用しています。
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右下のくずかごのようなものに「西山旅館」と書いてあります。会社の名前です。本館があるので別館もあります。「西山別館}は昭和18年に創業。瀬戸内海を望む芝庭園に点在する離れがすばらしいそうですが、同じ尾道市でありながら遠いため、見に行くことはできませんでした。
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大林宣彦監督の映画「ふたり」の撮影にも使われたそうです。

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1階にある洋風の部屋はロビーになっています。
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すべての部屋が面しているという中庭。
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海の近くですが、後に紹介する「竹村家」や「魚信」のように、海に面していないので庭を見せる工夫がされたのでしょう。
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上質なしつらえの客室が並んでいました。
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いずれも上質な数奇屋風の部屋です。
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夕食。これは一の膳です。その後は何だったか・・・
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晩酌でいただいた超辛純米酒「天宝一」は、お隣の福山市の酒。すっきりしていて、気に入ったので写真に。
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これは朝食。特に特徴はありません。(笑)
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吹き抜け部分から2階を見ています。
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2階を探索。
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3階に上る階段が見えます。
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東側にある洋館が外国人船員向けだったのでしょう。中も見たかったのですが、通路が閉鎖されていました。使われていないかもしれません。
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by gipsypapa | 2017-05-12 08:20 | 建築 | Trackback | Comments(0)

天城湯ヶ島温泉の瑞祥閣

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これも早朝の散歩で見つけた和風旅館「瑞祥閣(ずいしょうかく)」です。天城遊歩道の出発地点である瑞祥橋のたもとにあります。天城遊歩道は浄蓮の滝や天城峠に続く道で、「伊豆の踊子」も歩いたコースです。

瑞祥閣
1951(昭和29)年
設計・施工 : 不明
静岡県伊豆市湯ヶ島413
撮影 : 2016.2.2
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瑞祥橋は、1961(昭和39)年に竣工した橋です。
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橋の上から本谷川(狩野川の上流)を望む。
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by gipsypapa | 2017-04-24 08:24 | 建築 | Trackback | Comments(2)

天城湯ヶ島温泉の「落合樓 村上」

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早朝に白壁荘周辺を散策しました。白壁荘から狩野川を少し上流に行く文化財の宿「落合楼 村上」があります。元は明治七年に創業した「眠雲樓(みんうんろう)」が眠雲樓落合楼の創始です。現在の名称は狩野川の起点、本谷川と猫越川(ねっこがわ)の合流点にあり、明治14年に逗留中の山岡鉄舟が宿の庭から川の落ち合う様子を眺めて「落合楼」と称したのが由来だそうです。

玄関を含む本館の一部と眠雲亭や応接棟などは、昭和8年から12年にかけて建てられたもの。 約3,000 坪の広大な敷地に客室は僅か15 室のみだそうです。各室の床・棚などに銘木奇木を用いるなど、良質の建築材をふんだんに使った贅沢な造りの高級旅館。本館以外にも玄関棟、応接棟、眠雲亭、紫檀宴会場、配膳室階段棟、住居棟及び廊下が国の登録有形文化財に指定されている木造2階建て。

眠雲閣落合樓 村上
1933(昭和8)年~1937昭和12)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
伊豆市湯ヶ島1887
撮影 : 2016.2. 2
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門から正面に見える玄関棟。
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狩野川沿いに建つのは本館。
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周辺から見えるのほここまでです。以下はネットにあった写真を借用します。
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玄関棟。
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本館。
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眠雲亭。
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by gipsypapa | 2017-04-23 09:03 | 建築 | Trackback | Comments(2)

天城湯ヶ島温泉の白壁荘

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旅行から戻ったので、再開します。今日から伊豆半島です。伊豆は何度か行ったことがありますが、今回は初めて湯ヶ島温泉に行くことにしました。修善寺駅からバスで30分ほどの所にある湯ヶ島温泉は、天城山麓を流れる狩野川上流の渓谷沿いにあります。

泊まった白壁荘は静かな雰囲気のかなにある民芸調の旅館です。建物は本館1号が昭和29年築、以下昭和31年築の本館2号、昭和40年築の別館、昭和63年築の新館と4棟から成っています。

白壁荘
1954(昭和29)年以降増設
設計・施工 : 不明
静岡県伊豆市湯ケ島1594
撮影 : 2016.2.1 & 2
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狩野川沿いに建っています。
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本館を入ったらロビー。
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民芸調です。
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泊まった部屋は本館から地下道を通って向い側にある本館2号でした。
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広めの和室と・・・
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板張りの控え間には掘り炬燵がありました。
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巨石をくりぬいた露天風呂。
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こちらは巨木の風呂。
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もちろん普通の大浴場「瑠璃の湯」もあります。
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有名な石川さゆりの「天城越え」。
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作詞家の吉岡治はここ白壁荘に逗留して歌詞を書いたそうです。
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廊下や地下道でつながった各棟を散策しました。
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客室の眼下を流れる狩野川。


by gipsypapa | 2017-04-22 10:06 | 建築 | Trackback | Comments(2)

旅館美保館

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この日の宿の文化財の宿、美保館(みほかん)です。美保神社への参道沿いにある和風旅館で,本館は明治末期に建てられた切妻造り桟瓦葺。本館は2棟が美保湾に面して南北に並び建ち、2棟の間は洋風の吹き抜けホールで接続されています。全体は繊細な数寄屋風で,窓,欄間,手摺など各部に趣向が凝らされています。

旧本館は本館の北側に青石畳(あおいしだたみ)通りをはさんで対面している切妻造り桟瓦葺。南面は出桁造で中央切妻破風付の庇があります。こちらは昭和初期の築です。本館、離れともに国の登録有形文化財の木造2階建て。

旅館美保館
本館 : 1908(明治41)年
離れ(旧本館) : 1932(昭和7)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明(本館)大工河合藤助(旧本館)
島根県松江市美保関町美保関570
撮影 : 2015.4.29 & 30
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2棟が並び建っています。いずれも本館と呼ばれるものです。
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朝食の会場は本館でした。ここを潜って反対側にある玄関へ。
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青石畳通りに本館と旧本館が向かい合っています。
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旧本館の方が新しいのが何か変ですが、こちらは中央切妻破風の庇。
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旧本館の1階は事務室などとして使われていて,2階は離れという客室だそうですが、一日一組限定の貸切だとか。
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写真は美保館のHPから借用しました。
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本館は中央に軒唐破風の庇。
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本館の2棟の間は洋風のホールになっています。
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1階奥は広間。本館はウェディングや宴会場にも使われます。
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朝食は2階の大広間で頂きました。
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この写真もHPから。
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眼下には美保関漁港。
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見事な吹き抜けのホールです。
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中二階には茶室があります。
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宿泊したのは新館。右から二つ目の7階建てのビルでした。2軒左に2棟並んでいるのが本館です。
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お風呂も新館でした。HPから。

by gipsypapa | 2017-03-16 08:33 | 建築 | Trackback | Comments(2)

三朝温泉 旅館大橋

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三朝温泉でもう一つの文化財の宿「大橋」です。三朝温泉を代表する老舗温泉旅館の一つで、三徳(みとく)川の北岸に沿って本館や離れなど、和風の優雅で豪壮な木造建築が横長に軒を連ねています。遠目に四つのの棟に見えるのは。川の蛇行に合わせて建てたためで、すべて創業当時のままの姿を留めているそうです。

鳥取県の銘木をふんだんに使ったといわれる貴重な近代遺産。詳細は不承ですが、宮大工の手になる建物で、三朝温泉の歴史と伝統を今に伝えるランドマークです。3階建ての本館と離れ、2階建ての西離れ、大広間および太鼓橋の5件が国の登録有形文化財に指定されています。

旅館大橋
1932(昭和7)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
鳥取県東伯郡三朝町三朝302
撮影 : 2015.4.28 & 29
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東側からアプローチしています。手前左が「離れ」。高く見えませんが、川沿いの低いところに建っていて、3階建てです。
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その西隣が2階建ての「大広間」。大広間なので2階の天井が高いですね。
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玄関に到達。「本館」の中央部分です。両翼を広げた壮大な3階建て。
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入りませんでしたが、日帰り入浴ができるようです。
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少し中も見えました。
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西に進むと「太鼓橋」があります。「本館」と「西離れ」をつなぐ渡り廊下です。
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太鼓橋の下をくぐったら、川べりに出ることができます。
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川を望む本館の客室が並ぶ見事な景観。
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何メートル伸びているんでしょうか。
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三徳川対岸からの眺めです。右から「離れ」、「大広間」、「本館」です。
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蔵の向こうの2階建てが「西離れ」だと思います。
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詳しく撮り逃したので、グーグルストリートビューから。
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夕方の散歩です。夜景もいいですね。
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内部写真をHPから借用しました。↓↓
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部屋が広くて豪華です。
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HPのPR.文です。「有形文化財の建物が川に沿って建てられていて、湯船自体が源泉になっているお風呂が3つもあり、湧出を感じながら新鮮なお湯を堪能することができます。」
by gipsypapa | 2017-02-07 08:44 | 建築 | Trackback | Comments(2)

三朝温泉 木屋旅館

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鳥取県と島根県の文化財の宿を訪ねて、2泊3日の小旅行をしました。途中気になったレトロ建築もいくつか見てきました。しばらく山陰シリーズです。まず目指したのは三朝(みささ)温泉です。

木屋旅館は三朝温泉中心部を流れる三徳川の川べりに建つ三階建てで、創業は明治元年。山や川からの天然資源に恵まれた三朝は古くから栄えた土地で、元は庄屋だったそうです。木屋旅館という名前は鳥取藩から木材など、山の産物の取り扱いを任されていたころの屋号が「木屋」だったため。

明治時代に建てられ、大正、昭和時代に増築が重ねられました。旅館の真下に源泉があり、地下の湯脈に沿って建てられています。各客室は意匠を凝らした見事なしつらえ。外部は各階に庇を付け、窓に高欄を付けてるなど、複雑で特徴的な外観になっていて、三朝温泉を代表する宿の一つです。国の登録有形文化財の木造2階、一部3階て、地下1階。

木屋旅館
明治期/1919(大正8)年/1954(昭和29)年/1958(昭和33)年増築
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
東伯郡三朝町三朝895
撮影 : 2015.4.28.& 29
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交通はやや不便です。近くに鉄道の駅がなく、結局、JR難波駅から山陰特急バスで、三朝温泉口までのルートが便利なことが判明。それでも3時間20分かかりました。温泉口から木屋旅館までは車に迎えに来てもらいました。
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1枚目とこの写真は白壁と木連(きつれ)格子がすがすがしい玄関付近。非常に印象的でモダンな意匠です。この奥に木造3階建ての建物があります。このあたりが大正8年の建造物です。
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前の石畳と煉瓦造りの道は温泉本通り。
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こちらの3階建ては昭和時代に増設された部分。大正時代の方がモダンですね。
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次回以降にアップする三朝橋と恋谷橋のほぼ中央に建っています。木造3階建てが別々に2棟並んでいるようですが、中はつながっています。
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玄関脇のホールには船箪笥、箱段などの民芸家具、帳場道具、明治初期の看板、藍染、古伊万里などが飾ってあり、歴史とレトロ感を演出しています。
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宿のご主人が内部を案内してくれました。
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増築が繰り返されていることと地下の源泉の湯気抜きの関係で、館内の廊下は3次元的に迷路のように入り組んでいました。
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ここが特に見たかった部屋。「木造三階建ての宿」という本で写真を見てあこがれていた部屋です。
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見事な網代天井。
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昭和33年に建てられた、最後の三階建ての棟の2階にある「あやめの間」でした。
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そのほかにも内装が同じものが一つとしたない、すばらしい部屋がいくつもあります。
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昭和の棟の廊下には大木の切り口が埋め込まれて。
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珍しい格子状のすりガラスが使われています。
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泊まった部屋は木連格子の玄関の真上。和室と・・・
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ベッドがある洋室が続き間になっています。最近はこのスタイルが増えました。仲居さんが食事の間に布団を敷くという手間も省けるし、客側も気遣いがいりません。
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夕食の一部と・・
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朝食。
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浴室は地下にあります。貸切の家族風呂が2つ、男女別の大浴場、蒸し風呂などがありました。
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一つ目の家族風呂には・・・
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カエル。三朝温泉ではカエルの置物をあちこちで見かけました。
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二つ目の家族風呂には・・・
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裸婦のタイル絵。
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大浴場へ。
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ここは明治時代に建てられた棟の地下に当たります。
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レトロなタイル張り。マジョリカタイル?
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天井に湯気出しがあります。
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by gipsypapa | 2017-02-06 10:15 | 建築 | Trackback | Comments(2)

音羽山荘

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滝道沿い明治の森、緑一杯の美しい景観に囲まれたロケーションに音羽山荘があります。大正末期に企業の保養施設として建てられた邸宅でした。門の両側にある変化に富んだ外観の2棟が崖を這うような形の回廊で結ばれた見事な建物です。

現在は宿泊できる料理店、いわゆる料理旅館になっています。外観を見る限り、文化財指定を受けていないのが不思議なくらい美しい木造2階建て。

音羽山荘
1926(大正15)年
設計・施工 : 不明
箕面市箕面公園1−3
撮影 : 2016.10.11 & 2017.1.16
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食事のメニューがあります。ちょっと高いけど、これだけの高い格式なので、仕方ないかな。
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ちなみに宿泊は2食付で一人2万円ちょっとなので、ある意味このクラスでは普通です。
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以上は昨年10月の写真。以下は今年です。
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一部は石垣の上に建っています。箕面川の石を使っているのでしょうか。この後に出てくる瀧安寺にも同じような石垣があります。
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↓↓は音羽山荘のHPの写真です。
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by gipsypapa | 2017-01-31 08:42 | 建築 | Trackback | Comments(2)