青石畳通り

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青石畳通り(あおいしだたみどおり)は、美保神社から佛谷寺(ぶっこくじ).に至る天然石を敷き詰めた通りで、雨に濡れると石が青く光るためにそう名づけられました。敷設されたのは文化年間から弘化年間(1804~1847年)です。

美保関は美保神社の門前町として繁盛した町。青石畳通りは江戸時代の参拝道の遺構で、 神社前の通りには越前石が使われ、本通りには周辺の海岸から運ばれてきた凝灰岩が敷かれています。形は正方形に近い物から長方形など様々で、中には80㎝四方の大型の敷石もあります。

青石畳通り
1800年代(江戸後期)
島根県松江市美保関町美保関581
撮影 : 2015.4.29 & 30
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美保神社の鳥居をくぐり右に曲がると石畳の通りに入り、150mほど行って左に曲がり100m行くと佛谷寺に着きます。
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狭い通りの両側には旅館や町家が立ち並んでいます。
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# by gipsypapa | 2017-03-18 08:09 | | Trackback | Comments(2)

美保神社

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旅館美保館から歩いてすぐのところにある美保神社(みほじんじゃ)は、三穂津姫命(みほつひめ)と事代主神(ことしろぬしのかみ)を祭る神社です。三穂津姫命(みほつひめ)大国主神(おおくにぬしのかみ)の后で子孫繁栄や歌舞音曲の神様。事代主神(ことしろぬしのかみ)は大国主神と神屋楯比売神(かむやたてひめ)の間の子供でえびす神といわれます。海上安全、商売繁盛や歌舞音曲の神様です。「鳴り物」の神様として楽器の奉納も多いとか。

美保神社
島根県松江市美保関町美保関608
撮影 : 2015.4.30
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美保関おかげの井戸

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鳥居の手前にあるのは「美保関おかげの井戸」です。幕末の1861年(文久元)年に乱積みで築かれたもので、国の登録有形文化財です。

美保関おかげの井戸
1861(文久元)年
登録有形文化財
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この近代的な建物は宝物館。
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大狛犬は1850(嘉永3)年奉納とあります。
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出雲丹後狛犬という形式だとか。

神門・回廊
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檜造りのに杉板の柿葺き(こけらぶき)屋根。1828(昭和3)年の造営です。

神門・回廊
1928(昭和3)年
設計・施工 : 不明
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神門の両側に回廊が伸びています。
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神門には太い注連縄が下がっています。
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拝殿
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本殿の手前は拝殿です。伊東忠太の設計監督により造営された檜造り。神門と同じく、屋根は杉板を敷きつめた柿葺き。船庫を模した独特な造りで壁がなく、梁がむき出しの上、天井がないのが特徴です。木造平屋建て。

拝殿
1928(昭和3)年
設計 : 伊東忠太(設計監督)
施工 : 不明
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拝殿の両脇には備前焼狛犬がいます。1830(文政13)年奉納だそうですが、良い状態で残っていますね。
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拝殿は壁がなく、梁がむき出しの上、天井がないことに加え周囲が山に囲まれているために、優れた音響効果があるそうです。
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美保神社本殿
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拝殿の奥に見えるのが本殿です。本殿は大社造りの二殿の間を「装束の間」でつないだ特殊な形式で、美保造りまたは比翼大社造りとよばれていて、建築用材の大半は美保関周辺に自生していた松を使用し、屋根は檜皮(ひわだ)で葺いているそうです。この地方に分布する同形式の遺構のうち、最も規模が大きくて建立年代が古く、大社造の変形として重要な位置を占めるとして国の重要文化財に指定された木造比翼大社造り平屋建て。

美保神社本殿
1813(文化10)年
重要文化財
設計・施工 : 不明
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本殿向かって右側の御殿は大御前(左殿)。三穂津姫命をお祀りし、千木の先端は水平。女神を表しているそうです。
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本殿向かって左側の御殿は本殿の二御前(右殿)です。事代主神をお祀りし、千木の先端は垂直。男神を表しているそうです。 鳴物をお好みになるご祭神への崇敬から年間を通して音楽の奉納も数多く行われます。

拝殿で「朝の舞い」が毎日奉納されているので、見に行きました。
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20分くらいだっだでしょうか。こんなに近くで雅楽と舞を見聞きしたのは初めてす。貴重な経験でした。Youtube にもあります。

# by gipsypapa | 2017-03-17 11:16 | 建築 | Trackback | Comments(2)