入間市西洋館

c0112559_16352717.jpg
 西武池袋線の入間駅で下車し、ヴォーリズの武蔵豊岡教会へ向かい途中に建つ黒茶色の化粧れんが張りの洋館。木々に囲まれ、見るからにシックな、落ち着いた、たたずまいです。大正11年ころに石川製糸の迎賓館として建てられた西洋館。現代から大正時代にタイムスリップしたような感覚に陥るようです。なお、設計者は室岡惣七といい、東大建築学科卒後、官庁勤めを経て東京で設計事務所を開業。棟梁は関根平蔵という、3代目の宮大工だそうです。
 現在は入間市の所有として保存されています。

入間市西洋館
旧石川組製糸西洋館 1922(大正11)年
登録有形文化財、入間市景観50選指定
設計 : 室岡惣七
施工 : 関根平蔵
埼玉県入間市河原町13-13
撮影 : 2007.5.2
c0112559_16371227.jpg
c0112559_16391348.jpg
 一般開放されていますが、冬場を除いて、かつ2ヶ月に1日だけしか見れません。予め確認してから行った方がよいでしょう。この日は勿論、閉まっていました。ただ入り口は国道16号線沿いにもあって、そちらは施錠されていませんので、敷地には自由に入れます。
c0112559_16432398.jpg
c0112559_16433949.jpg
c0112559_16441394.jpg
c0112559_16451788.jpg
c0112559_16454415.jpg
c0112559_164788.jpg
c0112559_16472664.jpg
c0112559_16474696.jpg
 地下1階、地上2階建ての本館と、棟続きの平屋建て別館の2棟。いずれも木造で、本館は書院造り和室2間を含め総部屋数は約20あり、天井と床の細かな造形は部屋ごとに違うそうです。
c0112559_16483290.jpg
c0112559_16484969.jpg
c0112559_16491094.jpg
c0112559_16493276.jpg
c0112559_16495424.jpg
 こちらが棟続きの別館。高い煙突もあります。個人的にはこのこじんまりした建物が気に入りました。
c0112559_16512575.jpg

 
# by gipsypapa | 2007-05-23 16:55 | 建築 | Trackback | Comments(4)

会津若松市役所

c0112559_15164068.jpg
 
 現在の会津若松市役所は丈夫で特別美しく飾り立てることなく、しかしながら重厚な建物となることを主旨として、執務上の利便性と衛生設備に重点をおいて設計、建設されました。当時は、「近世復興式の豪壮な建築様式」と言われ、壁面の装飾に趣向が凝らされています。特に正面及び東面中央の窓両脇の装飾柱は、細い柱身で、モールディングのある柱礎、柱頭には植物(アカンサス)と渦巻きをかたどっており、古代ローマのコリントオーダー形式を模しています。壁面の石割り寸法も均一ではなく、窓の開口部分と窓枠の装飾部分で変えて変化をだしています。鉄筋コンクリート造3階建て。

会津若松市役所
旧 若松市役所 1937(昭和12)年
設計 : 内田建築設計
施工 : 戸田建設
福島県会津若松市東栄町3-46
撮影 : 2007.4.30
c0112559_1523154.jpg
c0112559_15233574.jpg
c0112559_152463.jpg
c0112559_15243246.jpg
c0112559_1525041.jpg
c0112559_15252413.jpg

c0112559_1528523.jpg
 他にも興味深い建物がありましたが、これで一旦福島県シリーズを終わり、次は東京方面に移動します。
# by gipsypapa | 2007-05-22 15:30 | 建築 | Trackback | Comments(0)