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軽井沢の別荘群と旧軽銀座

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 7年ぶりの軽井沢です。ツアーのため自由時間が少なく、あまり多くを見て回る時間がありません。お目当てのヴォーリズ設計の建物を初日の夕刻と翌日の早朝の2回にわけて訪ねました。それらのうち浮田山荘青葉幼稚園軽井沢山荘軽井沢集会堂軽井沢会テニスクラブ・クラブハウス軽井沢ユニオン教会を「ヴォーリズを訪ねて」で紹介していますので見てください。撮影 : 2013.10.7 & 8
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 途中散策した小道には多くの別荘があります。今回は「軽井沢通り名称」(クリックすると大きくなります)にある万平ホテルからハッピーバレーレーンとヴォーリズレーンだけを歩いたので、写真の別荘はそのいずれかにあります。もっとゆっくり歩いてみたい美しい別荘地です。
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 「ヴォーリズを訪ねて」でも紹介した浮田山荘(旧ヴォーリズ山荘)と、
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 青葉幼稚園軽井沢山荘(旧アームストロング山荘)。
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 初日に歩いた旧軽井沢のメインストリート、旧軽銀座の様子です。軽井沢観光会館。建物は古そうに見えますが、新しいとか。
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 明治からの老舗写真館である「土屋写真店」には、今の天皇皇后両陛下の有名な「テニスコートの恋」時代の写真や、ヴォーリズさんが写った写真など、軽井沢の昔のモノクロ写真が多く展示されていて、買うことができる店として有名です。
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 創業400年のつるや旅館。
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 江戸時代初期に、中山道の宿場町軽井沢宿の休泊茶屋、旅籠鶴屋として開業。明治に入って外国人宣教師たちの軽井沢への往来が始まると、日本風の建物のまま、西洋風な雰囲気を取り入れ旅館になりました。
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 軽井沢ショー記念礼拝堂。旧軽井沢の商店街を通り抜けた林の中にある木造平屋建ての小さな礼拝堂です。1885(明治18)年にこの地を訪れたA.C. ショー司祭が開いた避暑地軽井沢。彼がその翌年から夏を過ごしたバンガローが教会となりました。礼拝堂の木組みが美しい礼拝堂です。
by gipsypapa | 2014-02-28 12:59 | | Trackback | Comments(2)

万平ホテル本館(アルプス館)

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 昨年の10月に日本を代表するクラシックホテルである軽井沢万平ホテル、日光金谷ホテルと箱根富士屋ホテルに泊まる大阪発のバスツアーに参加しました。ホテルの朝夕を含む3食付きで、かつツアーには富岡製糸場 や日光東照宮、旧古河庭園など行きたかった建物巡りが含まれているので、個人的には理想的。思い切って奮発しました。

 初日はひたすらバスに乗って、夕刻に軽井沢着。まずは軽井沢の象徴的な洋風ホテルである万平ホテルへチェックイン。

 万平ホテルは、1896(明治27)年に「亀屋ホテル」という名の外国人専用ホテルとして創業。 2年後の1896(明治29)年に創始者である佐藤萬平の名前を取って「萬平ホテル」と改称し、 1936(昭和11)年に現在の「万平ホテル」になりました。戦後は7年ほど連合軍に接収されていたとか。

c0112559_9333795.jpg アルプス館と呼ばれる本館は建築時の原形をそのまま残していて、歴史的にも貴重な建造物です。幅広の白い壁のハーフティンバー風で、傾斜の緩い屋根の右側に塔屋的な形状の階段室を置いた、ヨーロッパの香りがする外観です。

 ホテルの中へ一歩入ると、欧風の華麗さと重厚さを漂わせるフロント・ロビー。内部の各所に置かれたクラシカルな調度品、や置物、暖炉などが伝統を感じます。軽井沢の文化と歴史の深さを伝える伝統的かつお洒落なホテルです。

 設計はドイツのシュトゥットガルト州立工科大学で建築を学び、渡辺仁とともに、渡辺久米建築事務所を開設。その後、独立して久米建築事務所を開設した久米権九郎(くめ ごんくろう、1895 - 1965)。三井関係の建物の設計を複数手がけ、この後に紹介予定の日光金谷ホテル別館も設計しています。近代化産業遺産の木造3階建て。

万平ホテル本館(アルプス館)
1936(昭和11)年
近代化産業遺産
設計 : 久米権九郎
施工 : 井上組
北佐久郡軽井沢町軽井沢925
撮影 : 2013.10.7 & 8
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 カフェテラス。軽井沢を感じる雰囲気いっぱいです。
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 「亀屋ホテル」だったので亀のステンドグラス。
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 大食堂へ。
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 神社仏閣でよく見られる折上げ式の格天井が見事です。
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 食堂にはステンドグラス。江戸時代の風景のようです。
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 ロビーにあるステンドグラス。浅間山をバックにゴルフをする風景が描かれ、軽井沢で避暑をする富裕層の文化を表現しています。
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 桧館。
 三井財閥十一家連家の一つ鳥居塚家の建物。明治中期に一部を移築した総桧造りの建物で、戦前は万平ホテルの日本館として、戦後は米国将校用スペシシャルサービスホテルとして使用されていました。現在は日本料理のたん熊「熊魚庵」になっています。朝食は本館での洋食か、ここでの和食かを選ぶことができます。
by gipsypapa | 2014-02-27 10:00 | 建築 | Trackback | Comments(4)

函館の擬洋風建築

 4年前にも下見板張りに2階建ての典型的な函館の擬洋風建築をかなり紹介しました。今回も散策するうちにいくつか見つけましたのでまとめてアップします。

旧三上ふとん店
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 「関根要太郎研究室@はこだて」で見て住所を控えていました。ベイエリアに向かって歩く途中にあるので立ち寄りました。路面電車の宝来町と青柳町の電停の中間にある擬洋風建築。

 「関根要太郎研究室@はこだて」で見た写真と同じですが、違いは店が閉まっていること。空き家になっている雰囲気です。ちなみにGoogle のストリートビューで見ると2011年9月にはちゃんと営業している「いらっさいませ」というのぼりが見えます。

 2階の出窓が左右非対称。背後に普通の切妻平屋建てがつながる看板建築風の、ある意味函館らしい擬洋風建築、2階建て。

旧三上ふとん店
1934(昭和9)年以降
設計・施工 : 不明
函館市宝来町2-5
撮影 : 2013.8.29
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真壁家住宅店舗
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 ライトブルーの下見板張り、2階には両開きの縦長窓が並ぶ、洋風を強調した典型的な和洋折衷様式の町家です。漁業関連会社の社宅として明治41年に建てられたとか。函館市伝統的建造物の木造2階建て。

真壁家住宅店舗
旧又十藤野社宅
函館市伝統的建造物
1908(明治41)年
設計・施工 : 不明
函館市元町17-9
撮影 : 2013.8.29

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 2軒向こうにほぼ同じ形の建物がありますが、こちらは幌村家所有建物。同じころの築です。函館市伝統的建造物の木造2階建て。

幌村家所有建物
1908(明治41)年
函館市伝統的建造物
設計・施工 : 不明
函館市元町17-9
函館市伝統的建造物
撮影 : 2013.8.29

1107物語
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 幌村家所有建物の背中あわせにも擬洋風建築の2階建てがあります。詳細は不明ですが、地図上は「1107物語」となっており何かのお店のようです。ただ、このときはシャッターが下りていて、営業している雰囲気はありませんでした。木造2階建て。

1107物語
築年 : 不明 
設計・施工 : 不明
函館市元町17-4
撮影 : 2013.8.29
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隣に純和風の蔵があります。

能登家住宅
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 和風の2階建ての玄関脇に洋風の応接間を張り出しています。窓の幾何学的な桟の模様はライト風のすぐれものです。木造2階建て。

能登家住宅
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
函館市元町
撮影 : 2013.8.29

石田家住宅
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 大正末期に建てられた擬洋風の住宅です。白い下見板張りに非対称の造りは、他の店舗兼用住宅とは一線を画しています。木造2階建て。

石田家住宅
1924(大正13)年
設計・施工 : 不明
函館市元町
撮影 : 2013.8.29
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磯田家住宅
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 その隣も同時期に建てられた住宅。方形屋根に唐破風のような玄関やその脇の丸窓など、和風の色合いが強い木造2階建て。

磯田家住宅
1926(大正15)年
設計・施工 : 不明
函館市元町
撮影 : 2013.8.29
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カフェやまじょう
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 4年前の積み残しです。詳細は不明ですが、かなり古そうな住宅がカフェとして使われています。1階が町屋風、2階は白い下見板張りの洋風。典型的な擬洋風建築の木造2階建て。

カフェやまじょう
旧山田・太田邸
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
函館市元町30-5
撮影 : 2009.9.24
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元町の2軒長屋
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 これも4年前の写真です。こちらは平屋建て。窓周りなどがサッシになっていますが、古そうです。玄関が二つあるので、いわゆるダブルハウス。木造平屋建て。

元町の2軒長屋
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
函館市元町30-5
撮影 : 2009.9.24
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 これで函館シリーズを終わります。次からはクラシックホテルのツアーをやります。
by gipsypapa | 2014-02-26 14:24 | 建築 | Trackback | Comments(2)

小野寺住設

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 4年前にアップし忘れていた函館銀座通りにある建物です。

 正面の左右に丸みを持たせたビルで、特に目立ったところはありませんが、これが大正時代の建物。ネット情報によるとこの一帯は前年の1921(大正10)年に大火があった場所だそうです。そのため、当時は最先端の一つだった鉄筋コンクリートを採用して建てた耐火建築ということです。

 腰の部分に白いタイルを貼り、上部はあずき色に塗装されています。陸屋根の屋上に背の高いパラペットがあるのが特徴です。鉄筋コンクリート3階建て。

小野寺住設
旧安全自動車商会
1922(大正11)年ころ
設計・施工 : 不明
函館市宝来町22-13
撮影 : 2009.9.24
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 すぐそばにもう一つ小野寺住設の建物がありました。
by gipsypapa | 2014-02-22 09:38 | 建築 | Trackback | Comments(3)

函館大手町ハウス

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 浅野セメント函館営業所として大正期に建てられたものです。浅野セメントは戦前の十五大財閥の一つ。当時はこの一角はセメント浜と呼ばれるほど活気に満ち溢れていたとか。戦後の財閥解体により日本セメント(株)になって1954(昭和29)年まで使用したあと、北海道漁業公社が1988(昭和63)年まで使いましたが、同社が撤退した後は長く空き家となり、朽ち果てる寸前だったそうです。

 この建物を買い取った個人の方の熱意により、2003(平成15)年から改修工事を行い、見事に再現されました。現在は「テュ・プランド・デュ・テ」というカフェになっています。

 木造ながらモルタルやブロックをふんだんに使った石造り風の外観。左右に塔屋を持つ左右対称で、ルネッサンス風の重厚感と華やかさがあります。設計者は分かりませんが、施工は旧小林写真館函館区公会堂函館市立図書館書庫函館海産商同業組合事務所(海同会館)などでおなじみの名棟梁、村木甚三郎と村木喜三郎です。国の登録有形文化財と函館歴風文化賞の木造2階建て。

函館大手町ハウス
旧浅野セメント(株)函館営業所
1918(大正7)年
登録有形文化財
設計 : 不明
施工 : 村木甚三郎、村木喜三郎
函館市大手町5-1
撮影 : 2013.8.29
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by gipsypapa | 2014-02-21 09:23 | 建築 | Trackback(1) | Comments(4)

ニチロビルディング

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 市役所前の電停から海に向かうと近代的な大型オフィスビルが目に入ります。北洋漁業が盛んだった時代に日魯漁業函館支店として建てられたものです。4階建てと5階建てのあずき色をした外壁のビルが並んでいますが、建てられた時期が違っています。

左側は昭和9年に建てられたもので、上層階は縦長窓が整然と並び、1階部分には半円アーチ窓や開口部があり、クラシックな雰囲気があります。鉄筋コンクリート造り4階建て。

ニチロビルディング
旧日魯ビル
1934(昭和9)年
設計・施工 : 木田組
函館市大手町5-10
撮影 : 2013.8.29
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 右側の5階建ては、元は社員倶楽部と事務所に使われていたビルだそうです。装飾がほとんどない現代的な意匠で4年後の昭和13年に建てられたものです。上層階の窓は横長の開口部に白い窓枠をカーテンウォール風に並べた印象的でモダンなデザイン。両側に階段室がありました。鉄筋コンクリート造り5階建て。

1938(昭和13)年
設計 : 図師嘉彦
施工 : 木田組
函館市大手町5-10
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by gipsypapa | 2014-02-20 09:53 | 建築 | Trackback(2) | Comments(2)

加賀谷旗店

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 加賀谷旗店は創業明治30年の老舗です。当初は別の場所に店があったそうですが、大正3年に染物工場、店舗兼住居として建てられたここに移転しました。昭和9年の大火では近隣の多くの建物が罹災しましたが、加賀谷旗店は無事でした。過去に何度も補修されながら、大切に使われ続けて、外観や内部ともに当初の姿を留めているそうです。

 下見板張りの外壁に、傾斜の緩やかな屋根。平たい妻面上部の白い漆喰塗と黒い下見板の対比がアクセントになっています。正面にある土管の煙突も素朴でレトロ。数少ない大火前の下町の店舗併用住宅の歴史を伝える貴重な建物です。函館歴風文化賞の木造2階建て。

加賀谷旗店
1914(大正3)年
設計・施工 : 不明
函館市大手町10-12
撮影 : 2013.8.29
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by gipsypapa | 2014-02-19 09:38 | 建築 | Trackback | Comments(2)

はこだて明治館

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 前回は写真が少なくアップしなかった建物です。ベイエリアにある観光スポットになっている明治の建物です。今回はベイエリアには行きませんでしたが、この建物の前を通りました。

 1911(明治44)年に函館郵便局として建てられ、1962(昭和37)年まで使われました。局舎の移転にともない民間に払い下げられ、商社の事務所や倉庫なに使われた後、1988(昭和61)年から、ガラス製品やオルゴールなど、名産品のショッピングモールになっています。

 存在感のある重厚な縦長アーチ窓の並ぶ煉瓦壁に蔦が絡まる外観は、函館のランドマークとなっています。逓信省営繕といえば、大正から昭和初期にかけて、モダンニズムを取り入れた局舎の名作を数々生み出したわけですが、この時代は明治。さすがにクラシックな意匠です。煉瓦造り2階建て。

はこだて明治館
旧函館郵便局
1911(明治44)年
設計 : 逓信省営繕
施工 : 猪之橋組
函館市豊川町11-17
撮影 : 2009.9.23 & 2013.8.29
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 4年前は夜景だけしか撮っていませんでした。
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 煉瓦造りは天井の支持構造が見どころ、この写真は雑誌にあったものです。木製のトラス構造のようです。天窓から差し込む光が美しい。
by gipsypapa | 2014-02-18 10:00 | 建築 | Trackback | Comments(2)

紫ぜん

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 ベイエリアに近づきました。次に紹介する予定の明治館と道路を挟んだ真向かいにある欧風レストラン「紫ぜん」。c0112559_918487.jpg明治末期に建てられた呉服商の反物倉庫だった建物(海産物倉庫という情報もあります)を再生利用しています。

 左側に煉瓦壁にアーチ型の出入り口がありますが、本館の土蔵との関係はよくわかりません。当初からは併設されていなかったた感じです。外から見ただけですが、内部も梁や柱は当時のままのものが使われていて、落ち着いたレトロな雰囲気だそうです。→ は食べログから借用の店内写真。函館歴風文化賞の木骨土蔵造り2階建て。

紫ぜん
明治末期
設計・施工 : 不明
函館市豊川町10-10
撮影 : 2013.8.29



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by gipsypapa | 2014-02-17 09:27 | 建築 | Trackback | Comments(2)

豊川町会館(豊川稲荷神社社務所)

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 旧函館信用金庫の横をベイエリア方面に北進すると鋭角の屋根が目立つ建物があります。豊川町の会館とこの前にある豊川稲荷の社務所を兼用しています。

 コーナーにある塔屋が印象的な洋風建築。頂部に高さを違えて緑色の正三角形を東西南北の四方に向けています。棟の下部のペディメントや側面の丸窓など洋風のモチーフが随所に見られる興味深い意匠です。一方、スクラッチタイル貼りの玄関周りは和風の雰囲気も漂う、遊び心を感じる設計です。木造2階建て、塔屋付き。

豊川町会館(豊川稲荷神社社務所)
1934(昭和9)年ころ
設計・施工 : 不明
函館市豊川町9-14
撮影 : 2013.8.29
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by gipsypapa | 2014-02-15 10:00 | 建築 | Trackback | Comments(2)