<   2012年 12月 ( 19 )   > この月の画像一覧

讃岐醤油画資料館

c0112559_1395880.jpg
 香風園の北側、鎌田醤油本社工場に並んで建つ讃岐醤油画資料館。醤油画とは?

 中には入りませんでしたので、どんなものか分からず調べました。讃岐醤油画資料館のHPによると、桃山時代から始まった画法という記述があり、ほう~!と思っていましたが、別のブログを見ると「現代芸術家の小沢剛が醤油画という架空の美術史をでっちあげる一連の作品を作っていた。それを見た鎌田醤油の社長が気に入ってスポンサーになり、自分の工場の敷地内に資料館を作ってしまった、という冗談みたいな話なのである。」だそうです。真偽のほどはわかりません。

 ともあれ建物は何度か出てきた鎌田勝太郎氏が創業し、大正期に建てられた鎌田醤油本店で、現在も看板がありました。木造2階建て。

讃岐醤油画資料館
旧鎌田醤油本店
大正期
設計・施工 : 不明
坂出市本町1-6-35
撮影 : 2011.11.26
c0112559_1311059.jpg
 南側から。
c0112559_13113088.jpg
c0112559_13115841.jpg
 横にある門も古そうです。
c0112559_13121252.jpg
 北側は本通り商店街に面しています。
c0112559_13124136.jpg
c0112559_13124932.jpg
c0112559_13125790.jpg
c0112559_13132682.jpg
 奥に見えるのは「四谷シモン人形館 淡翁荘」という昭和11年に鎌田勝太郎が居宅として建築した鉄筋コンクリート壁構造2階建の洋館と思われますが、入り口がわかりませんでした。

 香川県はまだまだ撮りだめがありますが、次は時系列的に対岸の岡山県倉敷市に行きます。
by gipsypapa | 2012-12-28 13:15 | 建築 | Trackback | Comments(4)

香風園 「翠松閣・時雨亭」

c0112559_13163266.jpg
 香風園(こうふうえん)は,明治41年から43年にかけて坂出市の旧家、政財界で活躍し、先の鎌田共済会郷土博物館で紹介した鎌田勝太郎氏が1908(明治41)年から3年かけて、別邸として造った家屋と庭園。昭和30年に坂出市が買受け、公園として広く市民に開放されています。中央に池を配した池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の日本庭園と芝生広場を中心とした洋風庭園が造られていて,和と洋の文化を楽しむことができます。

香風園 「翠松閣・時雨亭」
1910(明治43)年
坂出市指定文化財(名勝)
設計・施工 : 不明
香川県坂出市本町1-3489-2
撮影 : 2011.11.26
c0112559_13204930.jpg
c0112559_13205637.jpg
c0112559_13212733.jpg
c0112559_13211324.jpg
 
c0112559_13221062.jpg
 向って左が瓦葺き2階建ての翠松閣(すいしょうかく)、右はかや葺き平屋建ての時雨亭(じうてい)。いずれも茶室として使用されています。
c0112559_13215575.jpg

by gipsypapa | 2012-12-27 13:24 | 建築 | Trackback | Comments(2)

鎌田共済会郷土博物館

c0112559_1255227.jpg
 坂出市でもう一つの有名な建物。鎌田共済会は 1918年(大正7年)に近くの鎌田醤油を経営する実業家・貴族院議員の鎌田勝太郎(かまだ・かつたろう 1862-1942)が、社会教育振興のために設立した財団法人です。この建物は鎌田共済会図書館として建設されたもので戦前の私設図書館の中でも全国有数の規模を誇る存在として知られていたとか。

 長く図書館として使われましたが、新図書館の竣工に伴って、再び鎌田共済会の所有となり、現在は大正時代に香川県内を中心に収集した古文書・絵図類、考古遺物、鉱物・化石資料など多くの資料を収蔵・展示する郷土資料館として一般開放(無料)されています。

 石造り風の白い目地切りの壁面が美しい建物。比較的シンプルな外観ですが、整然と並ぶ2階の半円アーチ窓や上部のパラペットの装飾は、当時最新の流行を取り入れた意匠が見られ、大正末期から昭和初期に全国各地で採用された洋風建築様式を代表するものです。現存する鉄筋コンクリート建築物としては県内最古だそうで、全国的にも初期の本格的鉄筋コンクリート造図書館建築としても貴重。香川県技師富士精一監修の下,竹中工務店が設計施工を担当。国の登録有形文化財の鉄筋コンクリート造り、3階建て。

鎌田共済会郷土博物館
旧坂出市立図書館
1922(大正11)年
登録有形文化財
設計 : 富士精一(香川県技師 監修)+竹中工務店
施工 : 竹中工務店
坂出市本町1-1-24
撮影 : 2011.11.26
c0112559_12563028.jpg
c0112559_1257261.jpg
c0112559_12564416.jpg
c0112559_12571523.jpg
c0112559_12565797.jpg
c0112559_12575100.jpg
c0112559_12573854.jpg
c0112559_12572293.jpg
c0112559_12572958.jpg
c0112559_12573958.jpg
c0112559_12574844.jpg
c0112559_12575610.jpg
c0112559_1258553.jpg
c0112559_12581647.jpg
c0112559_12584817.jpg
c0112559_12583136.jpg
c0112559_1259218.jpg
c0112559_12584732.jpg

by gipsypapa | 2012-12-26 12:59 | 建築 | Trackback | Comments(2)

坂出市のT邸

c0112559_1312925.jpg
 坂出市郷土館の正門の前にあるので、見逃すことがないレトロな住宅。1階部分は褐色のスクラッチタイル貼りで、2階部分は白い隅石に目地を切ったグレイのモルタル吹き付け壁。玄関ポーチの庇が曲線を描いているのも特徴。元は医院だったような雰囲気です。木造2階建て。

T邸
昭和初期?
設計・施工 : 不明
坂出市寿町1-2-37
撮影 : 2011.11.26
c0112559_1314679.jpg
c0112559_1315368.jpg
c0112559_132342.jpg
c0112559_1321030.jpg
c0112559_1324424.jpg

by gipsypapa | 2012-12-25 13:03 | 建築 | Trackback | Comments(2)

坂出市郷土資料館

c0112559_15313685.jpg
 坂出市で有名なレトロ建築の一つ。大正8年に坂出商業学校が県立になったことを記念して建設されたそうです。現在は坂出市の考古・歴史・民俗資料と展示する郷土資料館として無料一般公開されています。

 平面と直線を多用するセセッション風の洋風建築で、白い板貼りの壁面に縦長の上げ下げ窓が整然と並んでいます。屋根は日本瓦。中央上部にペディメントを配し、屋根面にそれと相似形の、通気口と思われる破風屋根が2か所、中央部に小さな塔屋があります。

 大正期の公共施設の建築様式をよく表現した建物で、現存する坂出市内の学校建築としては最古の建物だそうです。坂出市指定有形文化財の木造2階建て。

坂出市郷土資料館
旧香川県立坂出商業学校本館
1920(大正9)年
坂出市指定有形文化財
設計・施工 : 不明
坂出市寿町1-3-5
撮影 : 2011.11.26
c0112559_15333945.jpg
c0112559_1534031.jpg
c0112559_15341117.jpg
c0112559_15342230.jpg
c0112559_15343264.jpg
c0112559_15344552.jpg
c0112559_15345875.jpg
c0112559_1535837.jpg
c0112559_15351741.jpg
c0112559_15352740.jpg
c0112559_15353955.jpg
c0112559_15354877.jpg
c0112559_15355896.jpg
c0112559_1536896.jpg

by gipsypapa | 2012-12-22 15:39 | 建築 | Trackback | Comments(2)

坂出市の高須商会事務所

c0112559_134377.jpg
c0112559_1345120.jpg

 もう一つ本通り商店街の商店建築。讃岐特産の砂糖(和三盆が有名)や小麦粉を扱う高須商会の店舗兼事務所です。2階部分は昭和初期に流行した、スクラッチタイル貼り。両脇に見える「うだつ」が洋風でモダンなデザインです。木造2階建て。

高須商会事務所
1933(昭和8)年ころ
設計・施工 : 不明
坂出市本町2-2-4
撮影 : 2011.11.26







c0112559_135837.jpg
c0112559_1351578.jpg
c0112559_1345243.jpg

by gipsypapa | 2012-12-21 13:06 | 建築 | Trackback | Comments(2)

坂出市の水尾メリヤス店

c0112559_13223949.jpg
 本町の本通り商店街にある昭和レトロの商店。現役の衣料品店ですが、「メリヤス」という名前自体がレトロです。

 アーケードに隠れるように建っているので見にくいのですが、2階の窓にはアーチ窓があり、もう一つの窓の幾何学的な桟模様も凝った意匠です。側面は石貼り風で上部に装飾がる洋風の店舗でした。また正面の看板、平仮名の部分が欠けて「み■お」となっているのが御愛嬌。木造2階建て。

水尾メリヤス店
昭和初期
設計・施工 : 不明
坂出市本町1-5-22
撮影 : 2011.11.26
c0112559_13234862.jpg
c0112559_13235918.jpg
c0112559_13234287.jpg
c0112559_13235142.jpg
 Wikipedia から。「メリヤス(莫大小・目利安、ポルトガル語 meias・スペイン語 medias)とは、縦横方向ともに伸縮性のある布、またはメリヤス編みのこと。元の意味は靴下。現代日本の服飾業界やファッション用語としてはニット(knit)と同義で扱われ、ニット製品全般を指す。」
by gipsypapa | 2012-12-20 13:24 | 建築 | Trackback | Comments(2)

坂出市の旧後藤産婦人科医院

c0112559_12562312.jpg
 旧木田歯科医院から南へ少し行くと、もう一つ病院建築があります。大正期に建てられた旧医院で、今は空き家になっていますが、当時の姿を保ったまま残っています。

 赤い鉄板葺きのマンサード屋根に4つ並んだ半円ドーマー窓が印象的。白い外壁には垂直方向にタイル貼りの装飾柱を並べ、柱型上部には花弁のレリーフが飾ってあります。派手な装飾はありませんが、セセッション風の意匠を想起させる個性的なデザインです。20年以上使われていないそうなので、各所に痛みや色あせが目立ち、行く末が気になるところ。木造2階建て。

旧後藤産婦人科医院
1920(大正9)年
設計・施工 : 不明
坂出市本町2-4
撮影 : 2011.11.26
c0112559_12565657.jpg
c0112559_1257374.jpg
c0112559_1257946.jpg

by gipsypapa | 2012-12-19 12:57 | 建築 | Trackback | Comments(4)

坂出市の水尾醸造所

c0112559_12563242.jpg
 旧木田歯科医院の向いにある黒い漆喰仕上げの2階がある町屋風和風建築。昔ながらの佇まいの醤油工場と直売店があります。この水尾醸造所は日本の伝統食品である味噌、醤油の蔵元だそうです。木造2階建て。

水尾醸造所
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
坂出市本町2-4-12
撮影 : 2011.11.26
c0112559_12571778.jpg
c0112559_12572582.jpg

by gipsypapa | 2012-12-18 12:58 | 建築 | Trackback | Comments(2)

坂出市の旧木田歯科医院

c0112559_1334199.jpg
 今は空き家になっている大型の医院建築。正面は非対称で、左側が少し張り出した形になっています。この部分に消えかかった「木田歯科醫院」とい文字。最上部にロンバルディアバンド、1階と2階の縦長窓の間に楕円形のメダリオンが並ぶレトロな意匠です。木造モルタル塗り、2階建て。

旧木田歯科医院
昭和初期
設計・施工 : 不明
坂出市本町2-11-10
撮影 : 2011.11.26
c0112559_134517.jpg
c0112559_134124.jpg
c0112559_1335735.jpg
c0112559_134569.jpg

by gipsypapa | 2012-12-17 13:05 | 建築 | Trackback | Comments(0)