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旧三菱第二ドックハウス

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 南山手のグラバー園(入園料、大人600円)には明治時代の居留地時代から現存する市内各所の洋館が移築され、復元して展示されています。旧三菱第二ドックハウスはグラバー園の北側の門から入った敷地最上部にある建物。元は三菱の長崎造船所(飽の浦町)の第二ドック傍にあり、外国の修繕船がドック入りしたときの船員達や外国人検査官の宿舎として使われていました。

 長崎でよく見る2階建のベランダ(バルコニー)を持つコロニアル風。2階から眼下に長崎港、対岸の稲佐山を望む眺めは絶景です。木造2階建て。

旧三菱第二ドックハウス
1896(明治29)年
設計・施工 : 不明
長崎市南山手町8-1(グラバー園内)
撮影 : 2009.5.18
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 2階のバルコニーからの眺め。湾の向こうに見えるのは三菱重工の長崎造船所。この建物が昔建っていたところです。
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by gipsypapa | 2010-01-29 13:29 | 建築 | Trackback | Comments(4)

長崎市南山手レストハウス(南山手乙27番館)

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 有名なグラバー園のある南山手町は小高い丘にあり、昔は険しい坂道を登って行く必要がありましたが、近年斜行エレベータと垂直エレベータを乗り継いで山頂まで行けるようになりました。垂直エレベータを降りて、グラバー園に行く途中にある、長崎市南山手レストハウス。市民や観光客の無料休憩施設になっていて、旧居留地に関する資料などが展示されていました。

 江戸時代末期の元治元年(1864年)から慶応元年(1865年)ころに建てられた石造外壁を持つ初期の居留地住宅。前後のベランダに木柱と石柱を併用している珍しい建物です。使われている石は、出島やグラバー園内で公開されている他の石造建物群と同じ天草の下浦石。大谷石と似た色合いをしています。1993~1995(平成5~7)年に改修工事が行われましたが、下浦石は140年以上経った今でも、この建物を支え続けています。石造り、平屋建て。

長崎市南山手レストハウス
南山手乙27番館(旧清水邸)
1864(元治元)年~1865(慶応元)年頃
国選定重要伝統的建造物群保存地区 伝統的建造物
設計・施工 : 不明
長崎市南山手町7-5
撮影 : 2009.8.18
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 正面のベランダには木の柱。
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 裏にあるベランダは石柱が並んでいます。
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 現在は裏側にある門。海が真下に見える絶好のロケーションで、昔は石柱のあるこちら側が正面だったようです。
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by gipsypapa | 2010-01-28 14:12 | 建築 | Trackback | Comments(2)

長崎の池上家住宅

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 孔子廟の入口の大通りに建つ明治の洋館。この種の洋館は山手の高台に多く見かけますが、ここは珍しく平地にあります。最初は英国の貿易商の住宅だったとか。下見板貼りにコロニアル風の2階のベランダ(バルコニー)。平地なので、海が見えず、ベランダは山側を望む方向に向かっています。玄関脇にあるサンルームが気に入りました。登録有形文化財の木造2階建て。

池上家住宅
明治20年代末
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
長崎市大浦町8-10
撮影 : 2009.5.18
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 小さなサンルーム。
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 裏から見ています。
by gipsypapa | 2010-01-27 14:09 | 建築 | Trackback | Comments(0)

日本基督教団長崎教会

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 孔子廟の傍にある大正末期の教会。木造ですが正面の妻面はドイツ壁。後にコンクリートを正面ファサードに追加したと思われます。木造1階(一部2階)建て。

日本基督教団長崎教会
1925(大正14)年
設計・施工 : 不明
長崎市大浦町9-9
撮影 : 2009.5.18
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by gipsypapa | 2010-01-26 10:37 | 建築 | Trackback | Comments(4)

林商店

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 東山手洋風住宅群からオランダ坂をさらに下ると、レンガの塀の向こうに煉瓦造りの建物が見えてきます。予備知識にないため、何かと思い坂を下って、建物の正面に出たら、タバコ屋さんで、町屋風の和風建築でした。木造2階建て。

林商店
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
長崎市東山手町6
撮影 : 2009.5.18
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 S字の金物は何?
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 期待しながら角を曲がったら、
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 正面は純和風でした。
by gipsypapa | 2010-01-25 10:01 | 建築 | Trackback | Comments(2)

東山手洋風住宅群

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 東山手は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。東山手洋風住宅群もその一つ。明治20年代に建てられた木造洋館で、全部で7棟(坂の上側に3棟、下に4棟並ぶ)。総じて質素なつくりの住宅が、狭い敷地に密集して建ち、ベランダのある外観や仕上げ、内部構造がほぼ同一なことから、社宅または賃貸住宅だったと推定されている建物です。ただし1階建と2階建が混在しています。すべて長崎市指定有形文化財の木造住宅。

東山手洋風住宅群
1894(明治27)年~1897(明治30)年
長崎市市指定有形文化財
設計・施工 : 不明
長崎市東山手町6-25
撮影 : 2009.5.18
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 オランダ坂の海側、階段状の敷地に並んでいます。少し見ただけではどれも同じ建物に見えます。
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 坂を下って「日本の道百選」という石碑の横の路地を入って。
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 まずは上側から。小道を進むとまず見えてくるのが西側の東山手洋風住宅C棟。東山手「地球館」という名前で国際交流の場・ワールドフーズレストランとして使われています。
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 隣接する東側は東山手洋風住宅B棟。伝統的建造物群保存地区の歴史と、町並み保存に対する認識と理解を深めてもらうための東山手地区町並み保存センター。各種展示がされており、自由に内部を見ることができます。
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 上側の奥は東山手洋風住宅A棟。ここは空き家でした。
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 更に下のレベルに同じような洋館。この細い石積みの坂を下ります。
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 今度は東側から東山手洋風住宅D棟。長崎市埋蔵資料館となっていて、国産、舶来の遺物、長崎の陶磁、肥前陶磁など172点が展示されていました。
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 さらに西側にも3棟ならび(E・F・G棟)、これらは長崎市古写真資料館。幕末から明治期の長崎の外国人居留地と市街地の古写真147枚を90点のパネルにして展示しています。
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by gipsypapa | 2010-01-22 15:07 | 建築 | Trackback | Comments(2)

活水女子大学ラッセル館(同窓会館)

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 活水女子大学12番校舎(旧活水女子大学宣教師館)のさらに奥にあって近づけず、オランダ坂から見えた建物。活水学院の創始者エリザベス・ラッセルに因んだラッセル記念館のようです。c0112559_13355346.jpg同窓会館に使用されています。この名称の建物で1889(明治22)年築という情報がありますが、見たところ新しく見えるし、木造ではなさそうです。鉄筋コンクリート造り(?)、2階建。

 →は活水学院のホームページにあった写真。

活水女子大学ラッセル館(同窓会館)
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
長崎市東山手町3-7
撮影 : 2009.5.18
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by gipsypapa | 2010-01-21 13:39 | 建築 | Trackback | Comments(2)

活水女子大学12番校舎(旧宣教師館)

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 東山手十二番館の奥にもう一つ洋館があります。純白の下見板貼りで、海側に向かってベランダのある明治の建物。旧宣教師館として知られていたもので、これも最近改修されて活水女子大学12番校舎となり、ゼミナール室や英語の絵本や児童書専門の子ども文庫『Storyland(ストーリーランド)』として使われています。木造2階建て。

活水女子大学12番校舎
旧活水女子大学宣教師館 1902(明治35)年
設計・施工 : 不明
長崎市東山手町3-7
撮影 : 2009.5.18
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 活水同窓会の表札がありますが、同窓会館はこのさらに奥にあるようです。
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 この先は立ち入り禁止になっていて、奥にある同窓会館と思われるラッセル記念館はほどんど見えません。
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 手前に同じ下見板貼り、平屋建ての小さな建物が1棟。
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 行き止まりなので、またオランダ坂を上りました。屋根だけ見えます。
by gipsypapa | 2010-01-20 11:11 | 建築 | Trackback | Comments(2)

長崎市旧居留地私学歴史資料館(東山手十二番館)

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 オランダ坂をさらに上ると東山手十二番館。明治元年(1868)ごろに建てられ、東山手居留地の中では最も古い洋館です。当初はロシア領事館、後にアメリカ領事館、メソジスト派の宣教師住宅を経て、昭和16年(1941)に学校法人活水学院に譲渡され、教室としても使われましたが、昭和51年(1976)に長崎市に寄贈されました。現在は長崎市の旧居留地私学歴史資料館として公開されています。

 日本の洋風建築の初期の形を代表する、純白の下見板貼りの瀟洒な洋館で、明治元年築とは思えないほど、良好な保存がされていました。国の重要文化財指定の木造平屋建て。

長崎市旧居留地私学歴史資料館
東山手十二番館 1868(明治元)年ころ
重要文化財
設計・施工 : 不明
長崎市東山手町3-7
撮影 : 2009.5.18
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 幅の広いベランダが周囲を取り巻いています。
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 特徴のあるベランダの柱上部を飾る持送り。
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 広い中央の廊下と一枚板を使った長椅子。
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 ゆったりした間取りの部屋が3つ。
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 裏側(オランダ坂の反対海側)からも敷地に入ることができます。
by gipsypapa | 2010-01-19 11:17 | 建築 | Trackback | Comments(2)

東山手十三番館

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 東山手のオランダ坂西側に建つ洋館。明治中期に建てられたフランス領事館でした。昭和14年(1939)から昭和31年(1956)まで、フランス代理領事を務めたアンドレ・ブリキ氏の私邸でしたが、その後は荒廃していたようです。2007(平成19)年に長崎市が購入して改修。私が訪れた直前に、喫茶店として公開されるようになったそうです。登録有形文化財の木造2階建て。

 なお、オランダ坂を挟んだ東側にはヴォーリズ+ヴォーゲル設計の活水学院(活水女子大学)本館があります。素晴らしいので、ぜひこちらも見てください。

東山手十三番館住宅主屋
旧フランス領事館(アンドレ・ブリキ邸) 1894(明治27)年ころ
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
長崎市東山手町3-1
撮影 : 2009.5.18
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by gipsypapa | 2010-01-18 11:19 | 建築 | Trackback | Comments(7)