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八幡浜第一防空壕

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 八幡浜市街を歩いていて、防空壕入口という看板を発見。細い路地を通っていくと空地の隅にありました。起工が1940(昭和15)月、竣工 1941(昭和16)年2月とのこと。市民によって掘られたそうです。「防災用具保管所」の立札があるので、倉庫としても使われているのでしょう。

八幡浜第一防空壕
1941(昭和16)年
設計・施工 : 不明
八幡浜市91
撮影 : 2009.3.21
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 偶然見つけた「四国初 八幡浜第一防空壕入口」の看板。
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 木の扉が閉まっていますが、近所で鍵を貸してくれるとあります。なんとなく不気味なので、中を見る気分ではなかったのですが、ネット上に内部の写真がありました。内部は思ったより広く、トイレもあります。
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 白タイルに焼き付けられた「八幡濱第一防空壕」。
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 この周りは古い建物が並んでいます。これは防空壕の前の民家。ここが「尾崎てんぷら屋」かも知れません。
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 通って来た路地には、旧川之石庄屋跡に似て、自然石を鋭角に積んだ道路の石垣。こっちは大型の石が積まれています。
by gipsypapa | 2009-07-30 10:36 | 建築 | Trackback | Comments(0)

八幡浜市の上村邸(旧向灘郵便局)

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 白浜小学校の南西にある四つ角に建つ、偽洋風コンクリート建築をもうひとつ。昭和初期の築で、1986(昭和61)年まで郵便局として使われていました。近くに新しい郵便局が建って、ここは今、個人の住宅になっています。通り2方向からの外見は古典主義的な鉄筋コンクリートですが、これも木造。のみならず、コンクリートに偽した部分は表面だけというユニークな建物です。木造2階建て。

上村邸
旧向灘郵便局 1932(昭和7)年
楔形・施工: 不明
八幡浜市向灘高城
撮影 : 2009.3.21
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 コンクリートの表面にメダリオンを配する重厚な外観。北東側が玄関口とファサードになっていて、装飾があります。
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 玄関ドアは住宅になってから取り換えられたようです。
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 南西の側面は疑似オーダーの間に長窓が並ぶ。
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 南西の通りを下ると、和館が接続されて、ここにも玄関。コンクリート部分が薄い板になっているのがわかります。
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 そしてもう一度北側に戻ると、なんと・・・思わずにやりと笑いたくなってしまいました。
by gipsypapa | 2009-07-29 14:15 | 建築 | Trackback | Comments(0)

八幡浜市立白浜小学校校門

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 町を散策していると小学校がありました。校舎は新しいのですが、校門がレトロ。タイルに書かれた字体から見て、戦前のものでしょう。

八幡浜市立白浜小学校校門
昭和初期?
設計・施工 : 不明
八幡浜市向灘3063-1
撮影 : 2009.3.21
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by gipsypapa | 2009-07-28 09:49 | 建築 | Trackback | Comments(2)

八幡浜市の梅美人酒造事務所

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 昭和初期に建てられた造り酒屋「梅美人酒造」の事務所棟。タイル貼りの外壁に、腰は花崗石のルスチカと呼ばれる粗い割石積み。柱型の間に木製の上げ下げ窓を配し,どう見ても鉄筋コンクリート造りの洋風建築に見えますが、これも木造です。見ることはできませんでしたが、中は完全な和室だそうです。登録有形文化財の木造2階建て。

梅美人酒造事務所 1931(昭和6)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
八幡浜市1557-2
撮影 : 2009.3.21
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 これが木造とは信じがたいものがあります。
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 梅美人酒造には他にも釜場及び煙突 1928(昭和3)年、住宅主屋1916(大正5)年、精米所(昭和初期)という国の登録有形文化財が並んでいますが、休日で閉まっていて、ほとんど見ることができませんでした。
by gipsypapa | 2009-07-27 14:22 | 建築 | Trackback | Comments(2)

八幡浜市の旧下司医院

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 八幡浜まちなみミュージアムとして観光ポイントになっている昭和初期の疑洋風の木造建築。元は産婦人科の医院でした。築年は1924(大正13)年という説もあります。木造表面にモルタルを塗り、スタッコ壁にするなど、コンクリート造りを擬しています。木造2階建て。

旧下司医院
昭和初期
設計・施工 : 不明
八幡浜市浜之町182-2
撮影 : 2009.3.21
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 使われなくなってかなりの年月が経っているようで、痛みが目立ちますが、地域の協力で保存されています。
by gipsypapa | 2009-07-23 11:36 | 建築 | Trackback | Comments(6)

伊予銀行八幡浜支店

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 コーナー部にアールを取り、戦前の銀行建築にしては、大人しい外観ですが、モダンで軽快な感じがする現役の銀行。鉄筋コンクリート造り3階建て。

伊予銀行八幡浜支店
旧豫州銀行本店 1936(昭和11)年
設計・施工 : 清水組
八幡浜市380-1
撮影 : 2009.3.21
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 唯一、銀行らしい意匠の瓶子型飾り柱が建物下部にあります。
by gipsypapa | 2009-07-22 13:37 | 建築 | Trackback | Comments(2)

八幡浜米穀店

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 保内町を後にし、再びレンタサイクルで山越えをして八幡浜市の市街地へ戻りました。自転車を返すため、駅に向かう途中、大通りに面していかにも古い大型の建物を見つけました。1階に商店が入っています。向かって右から「八幡浜米穀店」、喫茶「だんだん」、左端が菓舗「わたなべ」が入っています。建物の名前がわからないので、とりあえず八幡浜米穀店にしました。

 支柱のない玄関ポーチがあり、下見板張り。2階には上げ下げ窓が整然と並んでいます。どう見ても個人宅ではなく、公共施設だったようですが、昔は何に使われていたのでしょうか。木造2階建て。

八幡浜米穀店
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
八幡浜市1460昭和通
撮影 : 2009.3.21
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 八幡浜米穀店にはポーチのついた玄関がありますが、屋根を支える支柱が途中までしかありません。明治の建物で時々見かける形ですが、何故なのかはわかりません。
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 側面。奥行きもかなりあります。昔は公民館か病院?
by gipsypapa | 2009-07-21 15:38 | 建築 | Trackback | Comments(4)

八幡浜市保内町の濱田邸

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 内之浦公会堂を見に行く途中にあった古い住宅。和風住宅ですが、玄関周りと玄関灯は洋風です。窓ガラスが1枚ぬけていたりして、使われていないように見えましたが、ちゃんと表札はありました。木造2階建て。

濱田邸
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
八幡浜市保内町川之石
撮影 : 2009.3.21
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by gipsypapa | 2009-07-20 10:39 | 建築 | Trackback | Comments(0)

八幡浜市の内之浦公会堂

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 保内町川之石の西のはずれにある地域の公会堂。左右対称の擬洋館で、木造にモルタル洗い出し仕上げ。中央に洋風の玄関ポーチがあり、ポーチの上部は小さなバルコニーになっています。登録有形文化財の木造2階建て。

内之浦公会堂 1937(昭和12)年
登録有形文化財
設計・施工 : 那須喜八郎(棟梁)
八幡浜市保内町川之石5-41-1
撮影 : 2009.3.21
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 木製の上げ下げ窓。
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 窓から覗くと、中は畳敷きの日本間でした。公会堂というより公民館です。
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 国の登録有形文化財で、かつ現在も使われているわりには、各所にかなりの痛みがみられます。改修してピカピカになってもガッカリしますが、ここは少し手入れしたほうがよさそうです。
by gipsypapa | 2009-07-17 10:48 | 建築 | Trackback | Comments(2)

愛媛蚕種株式会社(旧日進館)

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 大通りから細道を山側に入ってところに1884年(明治17)に創業された蚕種製造会社が今も操業しています。日進館の蚕種として知られ、全国3位の生産量を誇った時期もあり、1946年(昭和21年)に愛媛蚕種会社となりました。産業近代化遺産の一つとして知られていて、映画のロケ等にも用いられたことがあるとか。3棟の建物が国の登録有形文化財に指定。現代では珍しくなった養蚕施設です。

 事務室・玄関棟は明治後期の築。コーナー部に玄関がある木造2階建て、モルタル塗りで、玄関や1階の窓にペディメントを配したれっきとした明治の洋館建築です。

 北側の斜面につながる2棟の蚕室は羽目板貼り。煉瓦造防火壁で仕切られ、第一蚕室は木造3階建て、高い地盤に建つ第二蚕室は2階建になっています。

愛媛蚕種株式会社(旧日進館)
事務室・玄関棟 明治後期
第一蚕室、第二蚕室 1919(大正8)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
八幡浜市保内町川之石3-70
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 事務所棟。
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 事務所棟と第一蚕室はつながっています。
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 第一蚕室は3階建ての長大な木造建築。中は見ることができませんでしたが、トラス構造とか。
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 第一蚕室と第二蚕室の間の煉瓦造防火壁。
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 裏側にも細道がありました。向こうに第一蚕室の煉瓦面が少し見えています。
by gipsypapa | 2009-07-16 11:12 | 建築 | Trackback | Comments(4)