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JR亀崎駅舎

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 JR東海・武豊線の亀崎駅です。明治中期の駅舎で、多分日本でも最も古いものの一つと思われます。木造平屋建て。

JR亀崎駅舎 1890(明治23)年ころ
設計・施工 : 不明
半田市亀崎常盤町2-31
撮影 : 2008.7.12
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 古いというだけで、特に見どころはありませんでした。(笑)
 これで知多半島の半田市を終わります。次はどこにしようか、まだ決めかねています。
by gipsypapa | 2009-05-31 22:36 | 建築 | Trackback | Comments(2)

天埜家洋館

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 半田市には国盛の中埜酒造のほかにも初夢桜の天埜(あまの)酒造があります。知多半島は江戸時代末期には、神戸・灘に次ぐ日本酒の生産地で、半田市にも数多くの酒造場があったそうです。天埜酒造は嘉永元年(1848)創業の老舗。その天埜酒造社長宅で明治20年代に建てられた洋館が建築当時のまま残っています。小高い丘の森の中に建つ、こじんまりした、明治を感じさせる方形屋根と玄関ポーチのある文化財級の洋館。木造平屋建て。

天埜家洋館 1887-(明治20年代)
設計・施工 : 不明
半田市亀崎町9
撮影 : 2008.7.12
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 森の中にあります。少し探すのに苦労しました。
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 一部下見板張りですが、壁はモルタル仕上げ。この時代では珍しいと思います。「蔵元探訪 天埜酒造」によると、この時代には珍しい木製の水洗トイレがあるということで驚き。建物内部の写真もここに載っています。
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 左側に今の本宅があります。古い洋館が大事に保存されていました。なお築年について、1901(明治34)年という情報もありますが、一番多く出てくる明治20年代を採用しました。いずれにしろ明治中期の築。
by gipsypapa | 2009-05-29 10:25 | 建築 | Trackback(1) | Comments(4)

半田ハリストス正教会 イオアン・ダマスキン聖堂

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 半田市の市街地から少し離れます。JR武豊線の乙川駅を北上したところに津嶋神社があり、その東側に、大正初期の珍しいハリストス教会がひっそりと建っています。行き方は↓のブログに出ています。
http://mppycckaya.exblog.jp/7561478/

 東京お茶ノ水のニコライ堂京都ハリストス正教会函館ハリストス正教会から想起するロシア風の教会建築とは全く違う、純和風の聖堂でした。当時の知多半島の宮大工が建てたものだそうです。木造平屋建て。

半田ハリストス正教会 イオアン・ダマスキン聖堂 1914(大正3)年
設計・施工 : 不明
半田市乙川西ノ宮町3-33
撮影 : 2008.7.12
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 御覧のようにキリスト教会とは思えない、普通の民家に見えます。知らなければ間違いなく通り過ぎるでしょう。私が訪ねた時は、手前の事務所と礼拝堂が改修中でしたが、今はそれも終わっているはずです。
by gipsypapa | 2009-05-28 10:10 | 建築 | Trackback | Comments(4)

日本福音ルーテル知多教会 半田礼拝所

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 道路を挟んで新美眼科の向い側にある日本福音ルーテル知多教会半田礼拝所。尖塔をもった近代のルーテル教会によく見かける意匠です。建物のデータが見つからないので詳細はわかりませんが、戦後の建物のようです。戦後に愛知県内に建てられたヴォーリズ設計のルーテル教会群(ルーテル名古屋教会ルーテル復活教会ルーテル岡崎教会)によく似ているので、そちらのデータからも探しましたが、見当たりませんでした。鉄筋コンクリート造り、平屋(一部2階)建て。

Morrow さんから献堂年の情報をいただきましたので追記します。(2009.8.12)

日本福音ルーテル知多教会 半田礼拝所
築年 : 1953(昭和28)年
設計・施工 : 不明
半田市堀崎町1-29
撮影 : 2008.7.12
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 礼拝堂内部の写真はルーテル知多教会のHPをどうぞ。また、ルーテル知多教会にはもう一つ常滑礼拝所というのがあるそうです。
by gipsypapa | 2009-05-27 13:54 | 建築 | Trackback | Comments(4)

半田市の新美眼科医院旧館

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 薄いスミレ(ピンク?)色をした下見板貼りの洋館。明治時代に見えますが大正初期の築です。当時の洋館に多く見られる、寄せ棟屋根の和瓦葺きで、正面中央にのみ切妻面を持っています。玄関ポーチの上がバルコニーになっている本格的な建物。眼科医院にしては建物が大きいので、住居を兼ね、入院もできる総合医院だったのかも知れません。木造2階建て。

新美眼科医院旧館 1915(大正4)年
設計 : 小栗半右エ門
施工 : 江原新助 
半田市堀崎町1-28-1
撮影 : 2008.7.12
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 正面が見どころですが、手前に庭があり、高い木が茂って、やや建物が見にくい。
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 細部には色々な装飾が施されて。
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 細い路地を裏に回ってみました。病棟らしい大きな窓があります。
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 現在は手前に新館が建っています。
by gipsypapa | 2009-05-26 09:45 | 建築 | Trackback | Comments(3)

半田市の大沢歯科

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 これは「半田市建築番付1998」には出ていませんが、松華堂菓子舗の隣にあります。同時期の築ではないでしょうか。1階は漆喰塗で、2階はコンクリートむき出し。2階の窓の桟の形がモダンで面白い建物。鉄筋コンクリート2階建て。

大沢歯科
昭和初期?
設計・施工 : 不明
半田市御幸町88-1
撮影 : 2008.7.12
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 もう少し半田市が続きます。

 なお、「ヴォーリズを訪ねて」活水学院(活水女子大学)をアップしましたので、そちらも見てください。
by gipsypapa | 2009-05-25 10:05 | 建築 | Trackback | Comments(2)

松華堂菓子舗

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 こちらも道路のカーブに沿った形に建てられている和風の看板建築。前面の店舗部分は薄い作りです。主屋は後ろに隠れていますが完全な和館。木造2階建て。

松華堂菓子舗 1928(昭和3)年
設計・施工 : 不明
半田市御幸町103
撮影 : 2008.7.12
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by gipsypapa | 2009-05-24 11:27 | 建築 | Trackback | Comments(2)

日の出食堂

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 ミツカン本社のすぐ近くにある、直角でない交差点の道路の形状に合わせて、末広がり形に作られた洋風建築の食堂。鉄筋コンクリート造りのようにも、木造に疑似石貼りをしたようにも見えます。3階建てか、もしかしたら2階建。

日の出食堂
大正末期
設計・施工 : 不明
半田市銀座本町4-22
撮影 : 2008.7.12
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 妻面軒下の模様は中華どんぶりの縁によくある「雷紋」です。初めは中華料理店だった?
 らんぷさんの情報によると元は建設会社の社屋だったそうです。(2012.10.23)
by gipsypapa | 2009-05-22 11:20 | 建築 | Trackback | Comments(6)

杉浦八百屋

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 半田市内の古い建物を見て回るのに参考にしたのは「半田市建築番付1998」というホームページでした。詳しい住所の記載がないので、すべて見て回ることは不可能でしたが、この建物はHPを参考に探したものです。番付には東と西がありますが、東は和風、西は洋風建築です。すでに紹介した半田市の建物はこのどちらかに出てきます。店舗の内部はよく見なかったので、今も八百屋さんなのかよくわかりません。Google Map で見るとこの建物の位置は津田屋銃砲火薬店と表示されます。しかしどう見ても銃砲店には見えません。鉄筋コンクリート造、2階建。

杉浦八百屋
1933(昭和8)年ころ
設計・施工 : 不明
半田市銀座本町1-19
撮影 : 2008.7.12
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 イオニア式の柱頭があるのがほほえましい。
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 向こうに隣接しているのは「同盟書林本店」。これも1933(昭和8)年ころの築。

 次からしばらく「半田市建築番付1998」記載の建物を追いかけます。
by gipsypapa | 2009-05-21 13:22 | 建築 | Trackback | Comments(2)

JR半田駅

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 半田市の玄関JR半田駅には明治末期の建築物が残っています。もう一つ名鉄河和線の知多半田駅というのがありますが、こちらはJR。駅舎自体は新しくなっているようですが、開設当時のままの旧ランプ小屋と跨線橋がありました。

JR半田駅
半田市御幸町110
撮影 : 2008.7.12
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JR半田駅 旧ランプ小屋 1911(明治44)年
設計・施工 : 不明

 明治時代の鉄道は車内や駅舎の照明、保線用の照明には灯油ランプが使われていたため、ランプや燃料の収納小屋がありランプ小屋といわれました。今でも地方の駅にランプ小屋が残っているところがありますが、危険物の収納倉庫ですから、まず例外なくレンガ造りです。
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JR半田駅 跨線橋(こせんきょう)1910(明治43)年
設計・施工 : 不明

 鉄道駅構内で駅舎やホーム同士を連絡するために架けられる橋で、読んで字の如く線路を跨ぐためにこう呼ばれます。跨線橋は現在も作りかえられたり、形を変えたりして身近に見ることができますが、この橋は明治末期のままです。
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 この二つの建物は南側(正面向かって左側)に位置しています。
by gipsypapa | 2009-05-20 14:28 | 建築 | Trackback | Comments(2)