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瑞芳駅と瑞芳の町並み

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瑞芳は(ずいほう)は、この日の目的地の九份(きゅうふん)に行くときの最寄の鉄道駅がある町です。瑞芳の街並は、日本統治時代の面影を色濃くとどめていて、路地や石段は当時に造られたものだそうです。瑞芳駅は1919年開業した駅で、近代的に改造されていますが、昔の風情を残しています。。

瑞芳駅(瑞芳車站)
1919(大正8)年
設計・施工 : 不明
新北市瑞芳区龍潭里明燈路3段82号
撮影 : 2016.9.5
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ネットにあったホームの写真を借用しています。
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改札の周辺は日本と同じです。
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駅前広場です。
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町の中はバスで通過しただけでした。

by gipsypapa | 2017-08-22 07:52 | 建築 | Trackback | Comments(0)

北投温泉博物館

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大正初期に日本の静岡県伊豆山温泉を模して建てられたという北投温泉公共浴場。当時は東南アジア最大の公共浴場だったとか。しかし、戦後になって、国民政府が台湾に進駐して以来、温泉浴場は接収されて、1階は民衆服務社と温水プールに改造されたりしましたが、間もなく使用停止となり、その後は放置されて、その存在すら忘れられ、荒廃していたようです。

ネット情報では、1994年に北投小学校の教師と児童たちが郷土学習中に、この荒れ果てた公共浴場を発見、この浴場を保全する陳情書を提出しました。願いは通じ1997年に政府が市定古跡に指定するとともに、翌年には北投温泉博物館として整備されました。台湾で初めて地元住民の力によって保存された古跡として、北投文化のシンボルになっています。

建物は2階建てで、1階はレンガ造り、2階は木造で、外観は和洋折衷の意匠になっています。建設当初は、1階が大浴場、2階は木造の休憩エリアで、レストランや娯楽室ありました。設計は台湾で数多くの官庁建築を手がけ、台北市では、総統府、台北賓館、監察院、総統副総統文物館をすでに紹介した森山松之助。台北市三級古蹟のレンガ造り、一部木造、2階建て。

北投温泉博物館
旧北投温泉公共浴場
1913(大正2)年
台北市三級古蹟
設計 : 森山松之助
施工 : 不明
台北市中山路2号
撮影 : 2016.9.4
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利用客は一階で入浴して着替えを済ませ、階段を上がって2階の畳敷きのホールで休憩し、展望テラスから風景を眺めたりしたようです。
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博物館なので、展示物があります。これは間違いなく富士山ですね。
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意味不明の象形文字みたいなものも。
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縦長窓の右下にチラリと見えるのは800キロの巨大な北投石です。
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二階にあがると・・・
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畳敷きのホールがあります。ここはレンガ造りの上に建つ木造です。
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日本と同じ格天井。
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四方に障子、ここは休憩して涼み、お茶や食事、囲碁・将棋などが楽しめる場所でした。
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1階に戻ります。
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1階は元々大浴場、戦後国民政府が接収してからは、温水プールになっていました。
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縦9メートル、横6メートルあり、男性専用だったようです。
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美しいステンドグラス。
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詳細は不明ですが、荒廃していたらしいので、博物館として整備した時にリニューアルしたのではないでしょうか。
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これ以降はネットの写真を借用しています。
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by gipsypapa | 2017-08-18 08:33 | 建築 | Trackback | Comments(0)

国立故宮博物院

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台北観光では欠かせないスポットです。国立故宮博物院(こくりつこきゅうはくぶついん)は、中華民国の国立博物館のうちの最大のもので、ウィキペディアによると、696,000個以上の古代中国の人工品と美術品を所蔵していて、ほとんどの収集物は中国の古代の皇帝によって集められた高品質なものだそうです。

故宮博物院は清朝時代の溥儀が紫禁城などに所有していた美術品などを一般公開するために、中国本土に作られたそうです。その後、日本軍が華北地方に軍を派遣してきたため、蒋介石の国民政府が博物院の所蔵品を南方へ疎開させ、上海や南京など避難させました。

第二次世界大戦後になって、中華民国政府が共産党と内戦になったころから、第一級の所蔵品を精選して台湾に運び出したものです。したがって、元の故宮博物院の所蔵品は、今も北京と台北の2カ所に別れて展示されているそうです。

所蔵品は当初は別の場所に保管されて、一部が一般公開されましたが、1965年8月に台北の外双渓に台北新館を落成し同年11月12日に一般公開して、現在に至っています。

国立故宮博物院
1965(昭和40)年
設計 : 黃寶瑜
施工 : 不明
台北市士林区至善路2段221号
撮影 : 2016.9.4 & 2017.4.20
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次の年に別のツアーでも行ったので、2回分をまとめてアップします。1回目は昨年、2016年の9月4日の訪問。

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それまでは館内の撮影は禁止されていましたが、幸運なことに2016年9月1日~2016年12月1日の試験的な撮影許可の実施中で、この日は解禁4日目だったのです。

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ツアーの滞在時間は1時間半。ガイドの説明をイヤホーンで聞きながら移動するので、マイペースになれず、時間が足りません。

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途中で、これはいかんと、群れを離れましたが、やはり見切れませんでした。

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しかたなく、このときは陶磁器や書画を中心に見ました。

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2回目の訪問は今年、2017年の4月。昨年の試験的運用の結果がよかったので、2016年12月2日以降、館内での写真撮影、ビデオ撮影は正式に許可されるようになりました。

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前回は他の博物館に出張中だった、目玉の「翠玉白菜」が今回は帰っていました。

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撮影の腕もカメラも大したことがないので、うまく撮れていません。

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とういことで、ネットにあった写真です。全然違います。

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このツアーも1時間半の見学。

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今回は主に宝飾品のフロアーを回りました。

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それにしても撮影自由なのはありがたいです。日本でも、少なくとも公営の博物館や美術館はそうして欲しいです。

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ネットにある建物の全景です。


by gipsypapa | 2017-08-16 09:30 | 建築 | Trackback | Comments(6)

国民革命忠烈祠

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二日目は、朝から忠烈祠の衛兵交代のセレモニーを見に行きました。国民革命忠烈祠(こくみんかくめいちゅうれつし)は、辛亥革命を始めとする、中華民国建国、革命、中国大陸での日中戦争などで戦没した英霊を祀る祠です。日本統治時代の台湾護国神社の跡地に1969年に創建されました。

大門をくぐると中央広場があり、その奥には中国の宮殿様式の大殿、その左右に文烈士祠、武烈士祠があります。衛兵交代のセレモニーで有名で多くの観光客で賑わっていました。陸・海・空軍から選抜された兵士が、1時間で交代する儀式が行われます。

国民革命忠烈祠
1969(昭和55)年
設計 : 姚元中
施工 : 不明
台北市中山区北安路139号
撮影 : 2016.9.4
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大門に観光客がいっぱい。

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衛兵交代のセレモニー。

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衛兵はスリムで身長が高い人が選ばれているらしいです。

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人止めロープが移動して、観光客は後からついて行きます。

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大殿に到着。

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大門と大殿を各2人ずつで守っています。

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交代した後、任務に就くと、まるでマネキン人形。1時間、微動だにせず、瞬きもしてないようです。

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by gipsypapa | 2017-08-15 09:36 | 建築 | Trackback | Comments(0)

中正紀念堂

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台北は3年半ぶりです。前回はフリープランで、市内の日本人建築家が設計した建物を中心に、地下鉄を乗り継ぎながら歩いて回りました。今回は3泊4日のツアーに家族3人で参加しました。行き先は旅行会社の指定ルートなので、建物中心とはいきませんが、いくつか興味深いところにも行けました。

まずは初日の訪問先の一つ中正紀念堂(ちゅうせいきねんどう)。中華民国の初代総統蒋介石の顕彰施設で、台湾の三大観光名所の一つといわれています。「中正」は蒋介石の本名だそうです。

中国の伝統的な宮殿陵墓式が採用されているそうです。北京の天壇を模したという斬新な本堂の両隣には国立歌劇場とコンサートホールが左右対称に建っていて、スケールが大きい建物群でした。設計の楊卓成は有名な圓山大飯店を手がけた建築家人です。1枚目の写真はネットにあったものです。

中正紀念堂
1980(昭和55)年
設計 : 楊卓成
施工 : 不明
台北市中山南路21号
撮影 : 2016.9.3
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大忠門から入りました。
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大忠門までのバスの車窓から。

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自由広場門。中世記念堂の本堂入り口にある巨大な門です。

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本堂は外壁の改修工事中。

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本堂の屋根は上から見ると八角形です。これは儒教において推奨される8つの徳、八徳(忠孝仁愛信義和平)に由来するとか。

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閉館直前にあわただしく中へ入りました。

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現代的な建物です。

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蒋介石の坐像があります。

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ベランダから眺めています。なぜかドラえもんがいる広大な敷地です。夕暮れが近づいてきました。

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出たのは大孝門から。

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最後の2枚は台北観光サイトの写真を借用しています。

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by gipsypapa | 2017-08-14 09:57 | 建築 | Trackback | Comments(2)

長浜市の「夢の小路 良太郎」

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大通寺の目の前にある、レトロな店「夢の小路 良太郎ゆめのこうじりょうたろう}。旧家を改造したそうですが、ガラス戸の幾何学的な桟の形が印象的です。内部も大正浪漫を感じさせる店。長浜の郷土料理を提供しています。木造2階建て。

夢の小路 良太郎
詳細 : 不明
滋賀県長浜市元浜町19-12
撮影 : 2016.11.19
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以下の内部写真はネットにあったものを借用しています。
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長浜名物「鯖そうめん」。食べログにあった写真です。以下同様。
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これは「小鮎の山椒煮」というものだそうです。
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by gipsypapa | 2017-08-11 08:13 | 建築 | Trackback | Comments(2)

長浜別院 大通寺

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町通りから北へ進んだところに、広大な大通寺(だいつうじ)があります。真宗大谷派の寺院で、山号は「無礙智山(むげちざん)」。別名、長浜別院や長浜御坊といわれています。

湖北の中心道場であった総坊を前身とし、慶長7年(1602年)に本願寺第十二代教如を開基として長浜城跡に創建。慶安4年(1652年)に現在地に移転したそうです。伏見城の遺構とされる本堂や大広間、客殿などの建築物(国の重要文化財)や、含山軒庭園と蘭亭庭園という2つの庭園(国の名勝)のほか、円山応挙や狩野山楽・狩野山雪らの障壁画など貴重な文化財を多数保有する寺院として知られています。

無礙智山 大通寺
江戸初期
重要文化財(本堂、大広間、客殿)
名勝庭園(含山軒、蘭亭庭園)
設計・施工 : 不明
滋賀県長浜市元浜町32-9
撮影 : 2016.11.19
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なまこ壁の塀の向こうに山門が見えてきます。
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手前の脇門(台所門)は工事中。向こうに庫裏が見えました。


山門
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江戸時代末期建立の総欅造り、二層門です。京都の東本願寺山門を模して32年間かけて建築されました。長浜市指定文化財の木造、二層門。

山門1841(天保11)年
長浜市指定有形文化財
設計・施工 : 不明
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装飾彫刻がいくつも。
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山門のそばにある灯篭。
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ウィキペディアより。右から太鼓楼、本堂、大広間です。

本堂(阿弥陀堂)
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江戸初期建立の入母屋造り、本瓦葺きです。寺伝では、伏見城の殿舎が徳川家康より東本願寺の第十二代 教如へ贈られ、本願寺(東本願寺)の御影堂として用いていたものを、承応年間(1652年〜1654年)に移建したものと伝えられるそうです。国の重要文化財の木造平屋建て。

本堂(阿弥陀堂)
江戸初期
重要文化財
設計・施工 : 不明
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拝観料は500円でした。
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欄間にはこんな洒落たものが。
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本堂と大広間は渡り廊下でつながっています。
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大広間(附玄関)
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これも本堂と同じく、承応年間に東本願寺から移築した書院造りの見事な建物で、伏見城の遺構と伝えられています。附(つけたり)指定の玄関は江戸時代中期の宝暦10年(1760年)建立です。写真は附(つけたり)指定の玄関。国の重要文化財の木造平屋建て。

大広間(附玄関)
江戸初期
重要文化財
設計・施工 : 不明
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見事な大広間。
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違い棚や・・・
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花鳥の襖絵が素晴らしいのですが、誰の作品かは分かりませんでした。
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新御座
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大広間を進むと、建物がつながっている新御座へ出ます。天明7(1787)年、彦根藩の井伊家より住職として明達院乗徳が入寺したときに、彦根藩から寄進された建物で、そのあと何回も改築され、大正のときに現在の新御座として再建されたそうです。長浜市指定有形文化財の木造平屋建て。

新御座
1787(天明7)年 / 1912(大正元)年再建
長浜市指定有形文化財
設計・施工 : 不明
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ここにも素晴らしい襖絵があります。金地墨画梅之図(市指定)は、江戸時代後期に京都画壇で活躍した岸駒の筆によるもの。1786(天明6)年。
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障壁画の琴棋書画図は狩野永岳です。
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この向こう側が客殿だったと思います。
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客殿(含山軒及び蘭亭)(合1棟)

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含山軒は、いわゆる住職の居間です。庭園を望む一の間に狩野山楽筆の山水画、二の間に狩野山雪筆の山水画があります。江戸時代前期の建築と考えられています一方、蘭亭は 江戸時代の宝暦5年(1755年)建立。含山軒とともに、優れた襖絵や杉戸絵があります。いずれも国の重要文化財の木造平屋建て。

客殿(含山軒及び蘭亭)(合1棟)
江戸初期
重要文化財
設計・施工 : 不明
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含山軒茶室南側と蘭亭東端にある「牡丹唐獅子図」の杉戸絵。江戸時代。
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こちらの「蔦に雉子図」は含山軒の東側、一の間と二の間の間の杉戸絵。江戸時代、17世紀と推定されています。
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蔦に雉子図と一対をなすと思われているる「竹に雀図」は襖絵。
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山水花鳥押絵貼屏風。狩野山休の六曲屏風も江戸時代のもの。
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蘭亭の一の間の床の間は床柱側面に、近代的な意匠の透かし彫り。
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鶏図。蘭亭の西端の杉戸絵。これも江戸時代後期に京都画壇で活躍した岸駒の筆によるもの。1786(天明6)年と推定されています。
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庭園は建物から眺めるしかできませんが、なかなか立派でした。
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まずは大広間の前庭。


含山軒庭園
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江戸時代初期築造。書院含山軒の前庭で、伊吹山を借景とする観賞式枯山水庭園です。国の名勝に指定されています。
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蘭亭庭園
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↓ 以下はウィキペディアから借用しています。
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なまこ壁の手前は工事中だった脇門(台所門)。その奥に見えるのが山門です。
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工事前の脇門。庫裏が見えています。

あらかじめ、重要文化財の建物があると知っていたので、訪ねてみましたが、予想以上、見所が多い寺院でした。数々の素晴らしい襖絵や杉戸絵がそのまま残っているのが、大変貴重です。ただ、あまり手をかけていないようで、色あせなど古さが目立つものも。この後どれくらい維持できるのか不安です。

費用的にそう簡単ではないかもしれませんが、京都の建仁寺で紹介したような、高精細デジタル複製(写真)の使用を考えたらどうかと思います。ともあれ、行ってよかったお寺でした。多くの人に是非一度訪ねて欲しいものです。
by gipsypapa | 2017-08-10 08:53 | 建築 | Trackback | Comments(2)

長浜市の三谷旅館

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祝町通りを歩いているときに見つけた三谷旅館。老舗の旅館を改装して、昔ながらの町家の外観のまま、内装や風呂やトイレ、洗面所などを現代的にしたとか。家族経営の小さな旅館ですが、観光スポットがの近くにあり、評判がいいようです。木造2階建て。

三谷旅館
詳細 : 不明
滋賀県長浜市元浜町19-19
撮影 : 2016.11.19
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ストリートビューの写真です。
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玄関から覗いてみました。
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↑↓ の2枚内部写真は「日本ボロ宿紀行」という、優れもののブログから借用しています。
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↑↓これらの2枚はHPからお借りしました。
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またいつか機会があれば、泊まってみたい宿です。

by gipsypapa | 2017-08-09 08:47 | 建築 | Trackback | Comments(2)

長浜鉄道スクエア

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慶雲館の門を出たら目の前にあるのが長浜鉄道スクエアです。旧長浜駅舎と長浜鉄道文化館、北陸線電化記念館の3つの施設があります。

旧長浜駅舎は敦賀線(北陸線)の起点駅として、また長浜~大津間の鉄道連絡船の駅として、1882(明治15)年の鉄道開通と同時に完成しました。その後は20年間にわたり使われたそうです。1958(昭和33)年に、現存する日本最古の駅舎として「鉄道記念物」に指定され、明治の鉄道の姿を今に伝える歴史遺産として、保存されています。

駅舎は画期的な木骨構造の石灰コンクリート造りで、四隅の角は、花崗岩の切石を積み、窓枠と出入口は、レンガが使われています。当時はまだ日本では「駅」は少なく、ハード、ソフトともに知見は少なかったので、イギリス人技師のホルサムに設計を委託しました。施工は神戸の稲葉弥助が請け負ったという記録が残っているそうです。滋賀県指定有形文化財の木骨石灰コンクリート造り、2階建て。

長浜鉄道スクエア
旧長浜駅舎
1882(明治15)年
滋賀県指定有形文化財
設計 : ホルサム(イギリス人技師)
施工 : 稲葉弥助(神戸)
滋賀県長浜市北船町1-41
撮影 : 2016.11.19
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入館料は大人300円でした。
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旧長浜駅舎裏、西側にある長浜鉄道文化館。2000(平成12)年10月14日の「鉄道の日」にオープンしました。館内の天井は、ヨーロッパのターミナル駅を模し、木造のアーチ作りとなっています。
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長浜~大津間の鉄道連絡船の長浜港駅だった名残もあります。当時は湖南汽船。1929年(昭和4年)に社名を太湖汽船に、その後、琵琶湖汽船に変ったそうです。
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貴重な資料が展示されていました。
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レトロ感たっぷりです。
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東側の北陸線電化記念館は、かつて北陸線で活躍した、D51形蒸気機関車と電化後に登場したED70形交流電気機関車を並べて展示してあります。2014年竣工。
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施工した宮本組のHPから借用しました。JRの線路沿いに建っています。
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一旦、旧長浜駅舎に戻って、ここから入場。
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実際に北陸線を走っていたD51形蒸気機関車。
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1962(昭和37)年に北陸トンネルが開通して、福井まで電化されました。電化後に登場したED70形交流電気機関車です。
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2階に上がることができます。写真は「南野クラフト建築設計室 きまぐれ日記」から借用しています。

by gipsypapa | 2017-08-07 07:59 | 建築 | Trackback | Comments(2)

長浜慶雲館

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慶雲館(けいうんかん)明治20年に、明治天皇皇后の行在所として、地元の実業家、浅見又蔵が資材を投じて建てた和風建築です。命名は、同行していた初代内閣総理大臣の伊藤博文だそうです。

地元の宮大工の平山久左衛門が施工したり総檜造りの書院風建築の本館や茶室などがあります。その後、市に寄付され、長浜の迎賓館として使われてきました。

明治45年に造営された庭園は、このブログでも数多く取り上げた七代目小川治兵衛(屋号 植治)によるもので、国の名勝に指定されています。木造2階建て。

長浜慶雲館本館
旧長浜迎賓館
1887(明治20)年
史跡名勝天然記念物
設計・施工 : 平山久左衛門
作庭 : 7代目小川治兵衛(植治)
滋賀県長浜市港町2-5
撮影 : 2016.11.18
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門を入ると前庭です。
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大灯篭があります。
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中にも門。
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玄関前庭から中門を振り返ります。中庭は巨石と松を配置しています。
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慶雲館には多く巨石がありますが、ほとんど大津市(旧志賀町)から琵琶湖上を船で運ばれたと伝えられています。
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ここまでは自由に見ることができます。建物内部の見学は300円。
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まず2階から。
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明治19年(1886年)秋、明治天皇皇后両陛下が翌年京都行幸啓の帰路に大津から船を利用し、長浜に上陸されるとの報が入ってから、3ヶ月余りの突貫工事だったそうです。
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梅の花型の電灯。本館2階の照明器具は、明治時代に作られたとは思えないハイカラなデザインで、文明開化の香りがしますね。。
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鶴の襖絵や欄間など、建設当初のものが残っているそうです。
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なかなかの優れものと思いますが、誰が描いたかは分かりませんでした。
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2階には両陛下をお迎えする為に設けられた「玉座の間」があります。天皇皇后両陛下は同日の13時前に長浜に到着され、慶雲館で休憩し13時45分の列車で名古屋へ向かわれたとか。う~む、たった45分のご休憩のために・・・。
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1階は大広間。
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本庭は1912(明治45年)に 小川治兵衛により作庭された広大な池泉回遊式庭園です。
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ただし、池に水はありません。
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縁側から庭に下りて散策できるのが、うれしい。
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この写真はウィキペディアから借用しました。
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この写真はHPから。天皇や皇室方の行啓のための行在所は、日本各地だけでなく、台湾に今でもいくつか残っていますが、いずれも急ごしらえされた割には、素晴らしいものです。

by gipsypapa | 2017-08-05 08:24 | 建築 | Trackback | Comments(2)