2017年 05月 29日 ( 1 )

萬松山 天寧寺三重塔

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千光寺から更に下ったところにある、天寧寺(てんねいじ)は室町時代の1367(貞治6)年に足利義詮が普明国師を招いて開山したもので、この塔婆(とうば)は元々は五重塔として建立されたとか。

江戸時代初期に落雷による火災で伽藍のほとんどが焼失してしまいましたが、塔だけは難を逃れたといわれます。今の塔婆は境内からはかなり離れた高い場所にあり、嘉慶2(1388)年に五重塔として建立されたものです。

しかし老朽化して痛みが激しかったことから1692(元禄5)年に上の二層を取り除き、三重塔に改修しました。国の重要文化財の木造三間三重塔婆(元五重)。

萬松山 天寧寺塔婆
1388(嘉慶2)年
設計・施工 : 不明
広島県尾道市東土堂町17-29
撮影 : 2017.2.14
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ちなみに、天寧寺は創建当時は東西三町にわたる壮大な大寺院だったそうです。
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現在は本堂などのある境内と、そこから少し山を登ったところにある三重塔とは、別の敷地に建っています。
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いわれてみれば、ずんぐりしています。なんとなくバランスが変。
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ネットの「AllAbout 旅行」に内部写真がありました。記事では「近くに寄って格子の隙間から塔の内部をのぞくと、極彩色の天井画や金色の仏像を見ることができます。」とあります。へえ、確かに格子がありますが、そこから覗けるとは知らなかった。
by gipsypapa | 2017-05-29 08:24 | 建築 | Trackback | Comments(2)