2017年 05月 12日 ( 1 )

文化財の宿 尾道の西山本館

c0112559_07563274.jpg
去年の尾道の宿は昭和五年創業の「西山本館」でした。商店街を抜けた、旧出雲街道に面して建ち、市街地の中心にありますが、落ち着いて静かな雰囲気の和風旅館です。建物は大正時代に建てられた木造2階建てと3階建ての棟が複雑に組み合わされています。

玄関を入ると吹き抜けになっているのが特徴。また、すべての客室が中庭に面するよう工夫された、日本情緒と木のぬくもりを感じる宿でした。手の込んだ仕上げの数寄屋風の和室だけでなく、尾道港に入港する外国人船員の宿泊も対応するよう洋室三室を持つなど、港町の風情を醸しだす歴史を感じる旅館です。国の登録有形文化財の木造2階、一部3階建て。

西山本館
大正期 / 1952(昭和27)年改修
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
広島県尾道市十四日元町3-27
撮影 : 2016.3.1 & 2
c0112559_07572997.jpg
通りに面した棟は3階建て。
c0112559_07575877.jpg
c0112559_07594301.jpg
c0112559_08000140.jpg
玄関を入ります。上の2枚はネットの写真を借用しています。
c0112559_08010589.jpg
c0112559_08013508.jpg
右下のくずかごのようなものに「西山旅館」と書いてあります。会社の名前です。本館があるので別館もあります。「西山別館}は昭和18年に創業。瀬戸内海を望む芝庭園に点在する離れがすばらしいそうですが、同じ尾道市でありながら遠いため、見に行くことはできませんでした。
c0112559_08020961.jpg
大林宣彦監督の映画「ふたり」の撮影にも使われたそうです。

c0112559_08031384.jpg
1階にある洋風の部屋はロビーになっています。
c0112559_08035396.jpg
c0112559_08040903.jpg
c0112559_08043191.jpg
c0112559_08045794.jpg
すべての部屋が面しているという中庭。
c0112559_08055263.jpg
c0112559_08061166.jpg
海の近くですが、後に紹介する「竹村家」や「魚信」のように、海に面していないので庭を見せる工夫がされたのでしょう。
c0112559_08064641.jpg
c0112559_08070450.jpg
上質なしつらえの客室が並んでいました。
c0112559_08082804.jpg
c0112559_08084676.jpg
c0112559_08090357.jpg
いずれも上質な数奇屋風の部屋です。
c0112559_08092967.jpg
c0112559_08094643.jpg
c0112559_08100243.jpg
c0112559_08101816.jpg
c0112559_08103735.jpg
c0112559_08105321.jpg
夕食。これは一の膳です。その後は何だったか・・・
c0112559_08122884.jpg
晩酌でいただいた超辛純米酒「天宝一」は、お隣の福山市の酒。すっきりしていて、気に入ったので写真に。
c0112559_08133175.jpg
これは朝食。特に特徴はありません。(笑)
c0112559_08140526.jpg
吹き抜け部分から2階を見ています。
c0112559_08144455.jpg
c0112559_08150070.jpg
2階を探索。
c0112559_08154170.jpg
3階に上る階段が見えます。
c0112559_08161360.jpg
c0112559_08162918.jpg
東側にある洋館が外国人船員向けだったのでしょう。中も見たかったのですが、通路が閉鎖されていました。使われていないかもしれません。
c0112559_08190082.jpg


by gipsypapa | 2017-05-12 08:20 | 建築 | Trackback | Comments(0)