2017年 03月 31日 ( 1 )

夕張鹿鳴館(旧北炭鹿ノ谷倶楽部)

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夕張鹿鳴館(ゆうばりろくめいかん)は大正初期に旧北海道炭礦汽船の迎賓館「鹿ノ谷倶楽部」として建てられました。上流階級の施設として会社幹部の会合や政財界人や取引先などの接待や、昭和天皇を初めとして、皇族の宿泊施設にも用いられていました。

建物の外観は和風ですが、中には洋間もある和洋折衷。室内装飾の美術工芸の意匠や美しい庭園をもつ絢爛豪華な造りが特徴です。全盛期の炭鉱の栄華を感じさせる倶楽部建築を代表する素晴らしい建物です。国の登録有形文化財と近代化産業遺産の木造平屋建て。

夕張鹿鳴館
旧北炭鹿ノ谷倶楽部
1913(大正2)年 / 1916(大正5)年
登録有形文化財
近代化産業遺産
設計・施工 : 不明
北海道夕張市鹿の谷2-4
撮影 : 2015.8.23
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中央に本館、西に第一別館、東に第二別館があり、廊下で繋がっています。本館は多くの部屋を複雑な形に配置しています。
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夕張炭鉱の閉山に伴い市に移管されてしばらくは老朽化など経済的な理由で、公開されず長く幻の施設といわれたそうです。
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1994年から一般公開が始まり、夕張市内有数の歴史的建造物として知られるようになりました。
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その後、民間に委託されホテル・レストラン「オーベルジュ夕山荘」を営業していましたが、私が訪ねたすぐ後の2015年12月に閉館したようです。
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夕張鹿鳴館自体も夕張市のHPによれば、”平成27年12月1日より冬季休館しております、「夕張鹿鳴館」及び「オーベルジュ夕山荘」につきまして、休館期間を延長させていただきます”とあります。
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夕張市は財政破綻したことで知られました。私たちが訪ねたときも見学者はわれわれだけでした。
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この素晴らしい建物の中がしばらく見ることができなくなるかもしれません。
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午後の訪問でした。レストランでケーキと夕張メロンと紅茶か珈琲のセットをオーダーしたら邸内を自由に見学できるとのこと。
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もちろんメロンセットにしました。
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大会議室が食堂になっています。
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邸内散策を開始。
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第一別館へ向かいます。
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光の回廊といわれています。
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本館の奥の和室が並ぶ一角です。
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庭側からの写真。庭には入れませんのでネットにあった写真です。
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寄棟や切妻の屋根を複雑に連続させています。倶楽部建築の好例として長く残したいものです。


by gipsypapa | 2017-03-31 08:48 | 建築 | Trackback | Comments(2)