2017年 02月 06日 ( 1 )

三朝温泉 木屋旅館

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鳥取県と島根県の文化財の宿を訪ねて、2泊3日の小旅行をしました。途中気になったレトロ建築もいくつか見てきました。しばらく山陰シリーズです。まず目指したのは三朝(みささ)温泉です。

木屋旅館は三朝温泉中心部を流れる三徳川の川べりに建つ三階建てで、創業は明治元年。山や川からの天然資源に恵まれた三朝は古くから栄えた土地で、元は庄屋だったそうです。木屋旅館という名前は鳥取藩から木材など、山の産物の取り扱いを任されていたころの屋号が「木屋」だったため。

明治時代に建てられ、大正、昭和時代に増築が重ねられました。旅館の真下に源泉があり、地下の湯脈に沿って建てられています。各客室は意匠を凝らした見事なしつらえ。外部は各階に庇を付け、窓に高欄を付けてるなど、複雑で特徴的な外観になっていて、三朝温泉を代表する宿の一つです。国の登録有形文化財の木造2階、一部3階て、地下1階。

木屋旅館
明治期/1919(大正8)年/1954(昭和29)年/1958(昭和33)年増築
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
東伯郡三朝町三朝895
撮影 : 2015.4.28.& 29
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交通はやや不便です。近くに鉄道の駅がなく、結局、JR難波駅から山陰特急バスで、三朝温泉口までのルートが便利なことが判明。それでも3時間20分かかりました。温泉口から木屋旅館までは車に迎えに来てもらいました。
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1枚目とこの写真は白壁と木連(きつれ)格子がすがすがしい玄関付近。非常に印象的でモダンな意匠です。この奥に木造3階建ての建物があります。このあたりが大正8年の建造物です。
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前の石畳と煉瓦造りの道は温泉本通り。
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こちらの3階建ては昭和時代に増設された部分。大正時代の方がモダンですね。
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次回以降にアップする三朝橋と恋谷橋のほぼ中央に建っています。木造3階建てが別々に2棟並んでいるようですが、中はつながっています。
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玄関脇のホールには船箪笥、箱段などの民芸家具、帳場道具、明治初期の看板、藍染、古伊万里などが飾ってあり、歴史とレトロ感を演出しています。
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宿のご主人が内部を案内してくれました。
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増築が繰り返されていることと地下の源泉の湯気抜きの関係で、館内の廊下は3次元的に迷路のように入り組んでいました。
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ここが特に見たかった部屋。「木造三階建ての宿」という本で写真を見てあこがれていた部屋です。
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見事な網代天井。
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昭和33年に建てられた、最後の三階建ての棟の2階にある「あやめの間」でした。
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そのほかにも内装が同じものが一つとしたない、すばらしい部屋がいくつもあります。
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昭和の棟の廊下には大木の切り口が埋め込まれて。
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珍しい格子状のすりガラスが使われています。
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泊まった部屋は木連格子の玄関の真上。和室と・・・
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ベッドがある洋室が続き間になっています。最近はこのスタイルが増えました。仲居さんが食事の間に布団を敷くという手間も省けるし、客側も気遣いがいりません。
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夕食の一部と・・
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朝食。
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浴室は地下にあります。貸切の家族風呂が2つ、男女別の大浴場、蒸し風呂などがありました。
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一つ目の家族風呂には・・・
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カエル。三朝温泉ではカエルの置物をあちこちで見かけました。
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二つ目の家族風呂には・・・
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裸婦のタイル絵。
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大浴場へ。
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ここは明治時代に建てられた棟の地下に当たります。
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レトロなタイル張り。マジョリカタイル?
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天井に湯気出しがあります。
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by gipsypapa | 2017-02-06 10:15 | 建築 | Trackback | Comments(2)