2017年 02月 03日 ( 1 )

箕面山 瀧安寺鳳凰閣

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瑞雲橋の向こう側に見える建物は修験道の修行をする道場。瀧安寺の他の建物群とは別に箕面川を挟んで東側に建っています。

鳳凰閣は箕面山の中腹、箕面川の渓流沿いに建ち、高く築くいた石垣の上に土塀をめぐらせた敷地にあります。箕面川西側の寺院群とは明らかに、意匠が違う近代的な建物。北端に宝形造の楼閣を置き、平等院鳳凰堂翼廊を表現してるとか。美しい渓流とあいまって、優れた景観を作っています。

設計は洋風建築のみならず、和風建築でも数多くの作品をのこした武田五一( たけだ ごいち、1872 - 1938年)。このブログでも過去にたくさんの作品を紹介しています。国の登録有形文化財の木造平屋建て、塔屋付。

箕面山 瀧安寺鳳凰閣
1917(大正6)年
登録有形文化財
設計 : 武田五一
施工 : 高橋組
撮影 : 2017.1.16
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滝からの帰りに立ち寄ろう思っていましたが、さすがに疲れていて、向こう側には行きませんでした。ネット情報では橋は渡れるが、向こう側の門は閉鎖されているとあります。行かなくてよかったようです。実際、ネット上で建物に近接した写真は見つかりませんでした。
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文化遺産オンラインの解説。「近代和風建築としての特色は、桟を細かく格子状に割り付けた硝子戸を入れ、外界を一望できるようになっている点が挙げられる。宝形造の楼閣は壁に花頭窓を開け、銅版葺きの軽快なものとする。」さすが武田五一という軽妙なデザインです。
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行きは雪が降っていました。
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こちら側の石垣も見事。
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箕面川の渓流と一体になって優れた景観をつくりだしています。 ↓ はネットにあった写真です。
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by gipsypapa | 2017-02-03 08:31 | 建築 | Trackback | Comments(0)