2015年 02月 12日 ( 1 )

東京大学本郷正門及び門衛所

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 前回、東京大学の本郷キャンパスを訪れたのは、2006年なので、もう8年前になります。当時は、見て回る建物はヴォーリズ関係ばかりで、今のようにすべての建築物に注目していたわけではないため、あまりこだわりなくキャンパスを歩きました。そのため追及不足や見逃しがありました。

 今回は本郷に宿を取ったついでに、その一部を見てきました。まずは正門です。前回は赤門から入ったので、これは見逃していました。

 和風を強調したデザインで、正門、煉瓦塀と門衛所が左右対称に建っています。正門は花崗岩製で、 門柱に貫(ぬき)をかけた冠木門(かぶきもん)を基調にデザインされたといわれています。むくり屋根の門衛所とともに伝統的な様式を使いながら新しい時代性をも狙ったそうです。

 設計は伊東忠太(いとう ちゅうた1867 – 1954)。西洋建築学を基礎にしながら、日本建築を本格的に見直した第一人者らしい意匠といえます。なお。忠太は東大工学部(当時の帝国大学工科大学)の卒業生でありながら、ほとんど東大関係の設計は手掛けておらず、これは数少ない例と言えます。国の登録有形文化財の鉄筋コンクリート造り、平屋建て(門衛所)。

東京大学本郷正門及び門衛所
1912(明治45)年
登録有形文化財
設計 : 伊東忠太
施工 : 西島鉄工所
文京区本郷7-3-1
撮影 : 2014.7.31
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by gipsypapa | 2015-02-12 12:27 | 建築 | Trackback | Comments(2)