2008年 10月 29日 ( 1 )

神戸大学六甲台本館

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 神戸大学に昭和初期の建築が並んでいることを知り行ってみました。この日は建国記念日で休日。キャンパス内は学生の姿がほとんどなく、静かに見学することができました。

 まずは門を通って階段を上ったら、まず正面にある本館から。神戸大学の前身、旧神戸商業大学の本館として建てられた建物で、学校建築特有のシンメトリックな大規模建築。外観は淡い褐色のスクラッチタイル貼りで、3階部分にはアーチ窓を並べ、軒をロンバルディア帯(連続小アーチ形装飾帯)が取り巻き、内部にも半円アーチのファンライトがあるなど重厚です。

 設計は数々の学校建築を手がけた文部省営繕。明治時代は山口半六、久留正道、真木英夫などの有名な建築家がいましたが、神戸大学設計時の昭和初期の担当者はよくわかりませんでした。登録有形文化財の鉄筋コンクリート造、地上3階、地下1階建て。

神戸大学六甲台本館
旧神戸商業大学本館 1932(昭和7)年
登録有形文化財
設計 : 文部省営繕
施工 : 大林組
神戸市灘区六甲台町2-1
撮影 : 2008.2.11
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 正門から階段を上がると本館です。人の気配がありません。
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 建物正面の3連アーチ窓。下部の軒を横に走るアーチ型の装飾がロンバルディア帯。
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 大きな建物ですから、側面から後ろへ廻るのも一苦労。
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 正面の車寄せのある玄関ポーチも大きい。
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 玄関周りのレトロな装飾。
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 内部も重厚で大理石張りの階段がありました。
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 この美しい半円アーチのファンライトは「近代建築散歩 京都・大阪・神戸編」に載っていた写真が気に入って見たかったもの。側面の通用口にありました。
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by gipsypapa | 2008-10-29 15:32 | 建築 | Trackback(1) | Comments(10)