2008年 10月 09日 ( 1 )

門司麦酒煉瓦館

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 サッポロビールの工場事務所だった建物。醸造棟や組合棟では内側にしか使われていなかった鉱滓煉瓦を表面に出しています。現存最古の本格的鉱滓煉瓦建築で、建材の鉱滓煉瓦は八幡製鐵が生産工程で出した残滓を再利用して造ったものです。枝光の八幡製鐵本事務所など、鉱滓煉瓦建物は次々に解体撤去されて残存する建物は少なくなっています。

 この建物も林栄次郎の設計で、構造棟や組合棟が、どちらかというと機能本位だったのに比べて、こちらはドイツ城郭風の装飾の多い有機的な外観。また内部も工場幹部の執務室や来客用だったために華麗な設計になっています。現在は大正・昭和期のビール缶や瓶、工場の発展史などを展示する施設。入場料は大人100円でした。登録有形文化財の鉱滓煉瓦造2階、塔屋部3階建て。

門司麦酒煉瓦館
旧帝国麦酒門司工場事務所
1913(大正2)年
登録有形文化財(2007.07.31
基本設計 : ゲルマニア社(ドイツ)
実施設計 : 林栄次郎
施工 : 不明
北九州市門司区大里本町3-6-1
撮影 : 2008.5.3
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 隣の醸造棟と煉瓦の色が違います。
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 中央エントランス。
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 階段を上がって・・・内部は豪華な白の漆喰塗。
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 「帝国麦酒」から「桜麦酒」「大日本麦酒」「日本麦酒」「サッポロビール」と移り変わった工場展史や大正・昭和期のビール缶、瓶、ポスターなどが展示されています。
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 暖炉のマークもサッポロビールと・・・
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 桜麦酒。
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 塔屋部は鉱滓煉瓦がむき出しでした。
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by gipsypapa | 2008-10-09 16:57 | 建築 | Trackback | Comments(6)