深江文化村の古澤邸

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 13軒あったという深江文化村の西洋館のうち、今や残った最後の2軒の一つは古澤家住宅です。

 とんがり帽子のような急勾配の屋根が北欧風で珍しいと思ったら、設計者が雪国のロシア人建築家でした。屋根が二重になったり、張り出し方向が3方向に向かったり複雑な形状をしていて、日本ではあまり見かけない興味深い意匠です。急勾配のために屋根がよく見えます。これは間違いなく天然スレート葺き。

 建設当初はロシア革命を逃れて日本に来たロシア人が居住していたそうです。登録有形文化財の天然スレート葺き、木造2階建。

古澤家住宅
1925(大正14)年
登録有形文化財
設計 : ラディンスキー
施工 : 不明
神戸市東灘区深江南町1-3
撮影 : 2007.9.16
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 こちらが東の正面。全面に木が生い茂って全貌は見えません。こちら向きの切妻は左右の屋根の長さが違う。
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 斜め横から玄関ポーチが見えて。
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 北面は複雑な屋根形状がよくわかります。
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 ピンク色のモルタル葺きつけの壁に白い窓枠が似合っています。
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 こちらは空き地から見た西面。屋根が二重になっているのは何故?
by gipsypapa | 2008-10-16 14:48 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2008-10-17 05:24
屋根の形状が複雑なので、
雨漏りが心配になりました(笑)。
建築のことはよく分からないんですが、
もっとシンプルになるような気もしますが…。
Commented by gipsypapa at 2008-10-17 17:36
j-garden-hirasato さん、
雨漏りまでは気づきませんでしたがw
雪には強そう。ただこの辺はあまり降りません。
これだけ急傾斜の屋根だと、部屋割の効率がわるそうです。
ただ、見るにはメルヘンチックで楽しいです。
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