旧サッポロビール醸造棟

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c0112559_1338614.jpg JRで門司港駅から門司駅へ移動。駅の北側に大正時代の大規模な煉瓦造りのビール工場施設群が残っています。

 今はサッポロビールとなった帝国麦酒は西日本最古の麦酒工場を大正2年に操業開始。その後は「桜麦酒」「大日本麦酒」「日本麦酒」「サッポロビール」と名称を変えて西日本の拠点工場として操業を続けましたが、1996(平成8)年に大分県日田市への移転。工場や管理棟などを観光施設「門司赤煉瓦プレイス」として利用しています。

 「門司赤煉瓦プレイス」には4棟の建物がありますが、まずは最も大きい醸造棟から。2階、3階、4階、7階とビール製造過程に沿った高さの違う建物が複雑に組み合わされ、西側に切妻屋根をもつ2階建の建物があります。外部は赤レンガ、イギリス積みの化粧積ですが、内部は鉱滓レンガ積みとなっています。中はほんの一部しか見ることができませんでしたが、九州では他にこれほどの大規模な煉瓦建築はなく、貴重な近代化遺産です。

 ドイツ・ゲルマニア社の図面を参考にして福岡工業学校卒業生である林栄次郎が実施設計した建物です。レンガ造りの国登録有形文化財。
旧サッポロビール醸造棟
旧帝国麦酒門司工場醸造棟 1913(大正2)年
登録有形文化財
設計 : 林栄次郎+ゲルマニア社
施工 : 不明
北九州市門司区大里本町3-6-1
撮影 : 2008.5.3
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 門司駅側から南東面を。昔は何箇所か別の建物が隣接していたようで、変色した「妻」の跡が見えます。
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 裏側の北西面を見ると、階層の違う様子がよくわかります。古くなった煉瓦の色がいい感じ。
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 こちらは北東端の2階建て部分。ここの1階に小さなカフェがあったのでもちろん中へ。
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 内部は鉱滓レンガを使っています。天井にはターンテーブル。工場だったころの機械が残っていました。
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 飲んだのはもちろんサッポロビール。
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 北東のコの字が凹んだ部分にはオープンカフェもあります。
by gipsypapa | 2008-10-07 13:55 | 建築 | Trackback(1) | Comments(4)
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Tracked from ローカルニュースの旅 at 2013-11-19 06:13
タイトル : 門司の赤れんが、光の装い 旧サッポロビール醸造棟
築100年を迎えた北九州市門司区の国登録有形文化財、旧サッポロビール醸造棟で16日夜、建物の壁面に映像やメッセージを映し出す「プロジェクションマッピング」のイベントがあった=写真。歴史ある建造物を祝うため、門司区役所が企画。一夜限りの光のショーに、集まった人たちから歓声が上がった。... more
Commented by j-garden-hirasato at 2008-10-09 03:33
こんなでかいレンガ造の建物は初めてです。
迫力ありますね。
ひびの補修具合も
建物跡も味があります。
ビールも飲めて、
最高ですね。
Commented by gipsypapa at 2008-10-09 16:25
j-garden-hirasato さん、いい感じに保存されています。
これと似た規模のレンガ造りでは、愛知県に半田赤レンガ建物くらいでしょうか。
こちらも旧加富登麦酒(株)工場というビール工場でした。
しばらく後になりますが、これもアップする予定です。

Commented by べーさん at 2008-10-14 07:55 x
見ごたえある煉瓦建築ですね。
これだけの規模は中々見れません。
この一体は見逃してしまっただけに惜しいことをしました。
中庭のオープンカフェも外国といわれても分からないくらい
いい感じ。
ビールの注がれたグラスも何気に戦前タイプなのがニクイ。
(戦前のビアグラスは真ん中がくびれている鼓形をしています。)
Commented by gipsypapa at 2008-10-14 15:13
べーさん、今となってはなかなか門司は機会がないでしょうね。
前回門司港に行かれたころだったら単なる廃墟ではないでしょうか。
私は廃墟も好きですが・・・中は見れなかったでしょう。

グラスの形は全く気付きませんでした。そうか、形が違うのか。
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