マリーゴールド 門司港迎賓館

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 これも国道3号線沿いにあります。古い銀行建築を改修したのかと思いましたが、実は戦後の築でした。ライトアップが美しかったので紹介します。

 元々は福岡銀行門司支店として建設され、その後、日本船舶通信ビルや装飾品店の凛帆樓として使われ、現在は結婚式場兼レストランのマリーゴールド門司港迎賓館になっています。

 戦後とはいえ、銀行らしいドリス式オーダーを持つ古典主義的な設計。外観は石造り風のモルタル塗りで、交差点側のコーナーにアールを取っています。銀行にしては窓が大きく、大きなステンドグラスがはめ込んでありました。鉄筋コンクリート造り、2階建。


マリーゴールド 門司港迎賓館
旧福岡銀行門司支店
1950(昭和25)年
設計・施工 : 不明
北九州市門司区港町2-21
撮影 : 2008.5.2
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 3号線に面した正面と側面は同じ外観。玄関が二つあります。
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 ステンドグラスは凛帆樓のときに追加されたとか。
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 玄関の重厚な木材の両開き扉もその頃に新しく付けられたとか。
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 美しい建物ですし、ウェディングの用途を考えると当然かもしれませんが、過剰な装飾を追加しているのは、多少やりすぎの気もします。
by gipsypapa | 2008-09-26 10:06 | 建築 | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from 鶴ヶ島近郊ニュースひろい読み at 2008-09-26 16:05
タイトル : 【名建築を訪ねる】  高麗家住宅
【名建築を訪ねる】江戸期以降、寺子屋にも利用 高麗家住宅(埼玉県日高市) 緑豊かな「カワセミ街道」沿いに、奈良時代創建と伝わる「高麗(こま)神社」がある。その境内に、どっしりとたたずむかやぶきの古民家。代々、神社の祀職(ししょく)を務めてきた高麗氏の旧宅だ。 大和朝廷は、朝鮮半島の高句麗(こうくり)滅亡後(六六八年)に日本列島に渡った渡来人を、現在の埼玉県日高市や周辺一帯に集めて武蔵国高麗郡を... more
Commented by j-garden-hirasato at 2008-09-26 21:15
門司のレトロな建物、まとめて一言。
もっと、渋い修復はできないものでしょうか。
きれいになったのはいいんですが、
なんか安っぽいですね。
塗料とか塗り方を変えるだけで、
違うと思うんですが。
専門外なのでなんとも言えませんが、
もうちょっと、考えた方がいいのかな。
せっかくいいものが残っているんだから、
それを活かすような修復を期待します。
みんな、気持ちが悪いほど、きれいすぎです。
Commented by gipsypapa at 2008-09-27 14:12
j-garden-hirasato さん、門司はいわゆる町おこしの目的からレトロ開発
をやっていますので、人工的な建物がかなりあります。
その種の”わざとらしさ”はほかの土地でも感じたことがありますね。
たとえば神戸北野の異人館、横浜山手の建物群など。
極めつけは犬山の明治村でしょうか。
それぞれ保存して人に見せるという試みですが、手が加われば加わるほど
世俗的に感じてしまうようです。そういう意味で同感です。
要はセンスの問題でしょう。
とはいえ、建物好きとしては、壊されるよりありがたいと思っています。

門司にも裏切らなかった建物がまだありますので、見てください。
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