福岡中央銀行門司支店

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 今日からしばらく門司市内の銀行建築をやります。まずは「こんなところに?」と驚く武田五一の作品から。武田五一の銀行建築は2件しかありませんが、そのうちの一つ。ちなみに、もう一件は旧日本勧業銀行本店(現千葉トヨペット)です。(意匠は全く違って和風。妻木頼黄との共同設計)

 この建物は、 大和証券グループの前身だった藤本ビルブローカー銀行の門司支店として建設されました。 その後、正金相互銀行門司支店を経て現在は福岡中央銀行門司支店となっています。

 銀行にしては小ぶりなのは、ビルブローカー銀行というのが銀行間の取引を行うために、一般向けの窓口などが不要だったためかもしれません。建物上部の縦縞模様と中央の3連アーチ窓や玄関の意匠が特徴ですが、武田五一としてはインパクトの少ない、大人しい設計と言えます。鉄筋コンクリート造2階建て。

福岡中央銀行門司支店
旧藤本ビルブローカー銀行門司支店
1924(大正13)年
設計 : 武田五一
施工 : 竹中工務店
北九州市門司区浜町2-18
撮影 : 2008.5.2
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 中央エントランスのベージュ色から白に変わり、だんだん狭くなっていく装飾は面白い。この辺はさすがに武田五一。
 なお、玄関の窓ガラスに映っているのは向い側にある「福岡ひびき信金」。次回紹介します。
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by gipsypapa | 2008-09-24 13:30 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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