大阪の旧岸本瓦町邸

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 今日からしばらく大阪をやります。

 この旧岸本瓦町邸は北浜から堺筋を見た時に見逃していました。本やネットで写真を見て好みの住宅建築のようだったので、もう一度この周辺の探訪も兼ねて出かけました。写真で見た外観は石貼りの外壁が変色して、レトロな感じだったのですが、実際は外壁が貼り替えられ、木製の扉がシャッターに変わったりしたようで、新しくなってしまいました。期待していましたが、イメージが全く違います。改修前の姿が断然いいですね。

 この建物は、当時輸入業を行っていた岸本吉衛門の洋風住宅でしたが、今は岸本家ゆかりの会社の事務所として使われています。登録有形文化財の鉄筋コンクリート造り、2階建。
 なお、設計の笹川慎一は数多くの建築家を輩出した住友家の「住友営繕」の人。

旧岸本吉衛門住宅 1931(昭和6)年
登録有形文化財
設計 : 笹川慎一(住友工作部)
施工 : 藤木工務店
撮影 : 2008.6.21
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 改修前は洋館のイメージでしたが、今は普通の事務所ビルのようです。古い建物はだんだん使いにくくなり、用途が変わることもあるでしょうから、改修しながら保存する必要があるのは当然ですが、もう少し古いもののよさを残す設計をして欲しかったと思うのは私だけでしょうか。
by gipsypapa | 2008-08-19 14:32 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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