京都大学医学部 旧解剖学教室講堂

c0112559_183353.jpg
京大医学部の医学図書館第2書庫の北側にある明治の木造洋館。同じく解剖学教室の講堂だったものです。左右にレンガの煙突が2本ある明治後期の木造洋風建築の特徴がよく出た建物。現在は使われていないようです。設計は医学図書館第2書庫と同じく京都帝国大学営繕課の山本治兵衛氏。解剖学教室は同時に煉瓦造りの標本室と木造の講堂の両施設を建てたわけです。

京都大学医学部 旧解剖学教室講堂
旧京都帝国大学医学部 解剖学教室講堂 1901(明治34)年
設計 : 山本治兵衛
施工 : 不明
京都市左京区吉田橘町
撮影 : 2008.1.3
c0112559_184069.jpg
c0112559_1842518.jpg
c0112559_1843713.jpg
c0112559_184504.jpg
大きな窓が並びます。2階建てに見えますが、旧講堂というからには、平屋の吹き抜けかもしれません。確認できませんでした。
c0112559_1865922.jpg
c0112559_1872015.jpg
c0112559_1875265.jpg
アングルを変えて南側から。屋根は寄棟造り桟瓦葺。
c0112559_1811443.jpg
c0112559_18184736.jpg
 旧講堂の東奥に進むと、これも古い平屋建ての木造が2棟並んでいます。旧解剖学教室の付属建物のようですが、ここも使われている様子がありません。まず西寄りの細長い木造。
c0112559_18144939.jpg
c0112559_18151827.jpg
更に東側に一回り小ぶりな木造は1棟。これも古い。京大キャンパスではほとんど見られない明治の木造校舎です。(3か所の門衛舎や外部から移設された尊攘堂くらいか?)
 使用されず空家に見えたので、いつまで存続するのか心配なところです。
by gipsypapa | 2008-07-13 18:27 | 建築 | Trackback | Comments(7)
トラックバックURL : http://gipsypapa.exblog.jp/tb/9216602
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by とおりすがり at 2008-09-22 11:57 x
内部は平屋の吹き抜けです。
学生時代の記憶ですが、階段教室になっていました。
Commented by gipsypapa at 2008-09-23 09:42
とおりすがりさん、やはり平屋の吹き抜けですか。
階段教室というのは医学部の解剖学らしいですね。
情報ありがとうございます。
Commented by alchemist at 2011-02-25 12:28 x
平屋の建物は組織学の実習室ではなかったでしょうか。
解剖学講堂だけでなく、生理学講堂、病理学講堂、法医学講堂、医化学講堂全て階段教室でしたが、傾斜が一番きつかったのが解剖学講堂でした。
Commented by gipsypapa at 2011-02-25 13:06
alchemist さん
実習室ですか。それにしても古いまま残っていますね。
医学系の大学は階段教室が普通なんでしょうね。
特に解剖学は実際に学生に見せるように傾斜が急なのでしょう。
じゃあ、解剖の授業では何を解剖していたのでしょうね。
かえるじゃないし・・・
Commented at 2012-06-11 17:45 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by gipsypapa at 2012-06-12 13:21
教員さん
人体の解剖ですかぁ。
学生に教えるためなのでしょうね。
その死体はどうやって手に入れたのか・・・・
小説になりそうな話ではあります。
九州大学の生体解剖事件という恐ろしい話は聞いたことがありますが。
Commented at 2014-04-26 21:10 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
<< 京都大学農学部 附属農場園芸実験室 京都大学医学部 医学図書館第2... >>