同志社大学 有終館

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 同志社で最初の図書館として建てられた煉瓦建築。当時は書籍館と呼ばれ、学校図書館としては日本最大規模だったそうです。彰栄館、礼拝堂に続き、この有終館という現在の今出川キャンパスの原型である3棟を設計したD.C.グリーン師。施工は礼拝堂と同じく宮大工の三上吉兵衛で、ここでも和洋の合作です。

 1922(大正11)年に図書館としての役目が終り、当時の海老名総長が有終館(The end という意味でしょうか)と命名。なお、建物は1928(昭和3)年に出火し、焼け残った煉瓦の躯体を武田吾一の設計で内部に鉄筋コンクリートの補強(外壁の内部に15cmの鉄筋コンクリートの壁を作る方法で保存した)を加えて修理保存しています。いわゆる外壁保存の古い例です。現在は庶務課の事務所として使用されています。重要文化財の煉瓦造り2階建。

同志社大学 有終館  
旧書籍館 1887(明治20)年
重要文化財
設計 : D.C.グリーン
改修設計 : 武田吾一
施工 : 三上吉兵衛
京都市上京区今出川通烏丸東入ル玄武町601
撮影 2006.5.14
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古くなったレンガの色がいい感じ。積み方は普通の長手積みです。
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真上から見ると十字架の形をしているらしいのですが、側面は見えにくいです。
by gipsypapa | 2008-06-29 09:51 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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