同志社大学 彰栄館 (同志社中学校)

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 烏丸通の西門を入るとすぐ左にある建物。煉瓦建築のメッカといえる同志社の今出川キャンパスのなかでも最も古いのがこの彰栄館です。京都市内に現存する煉瓦建築の中でも最古のものだそうで、アメリカン・ボード(アメリカ外国伝道委員会)の寄付を受けて建てられました。

 設計はダニエル C.グリーン師で1869(明治2)年に来日、1881(明治14)年から同志社英学校で神学や旧約聖書学などを講義していた宣教師でしたが、建築にも造詣が深く、同志社の彰栄館、礼拝堂、有終館という現在の今出川キャンパスの原型である3棟を設計しました。

 内部は真壁式、和小屋組みになっているそうで、施工者の日本人大工、尾滝菊太郎氏の力が発揮されたようです。アメリカン・ゴシック調の瓦葺きの煉瓦造り2階建で中央正面の時計塔と鐘塔を兼ねた塔屋に特徴がある重要文化財。現在は同志社中学校が使用しています。

同志社大学 彰栄館 1984(明治17)年
重要文化財
設計 : D.C.グリーン
施工 : 尾滝菊太郎
京都市上京区今出川通烏丸東入ル玄武町601
撮影 2006.5.14 & 6.24
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 煉瓦造りに鐘楼と煙突。典型的な明治時代の建築ですが、屋根は日本瓦葺き。
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 東側に建物が伸びていますが、このへんは新しいように見えます。
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 鐘楼のある本館は中学校なので立ち入りできません。こちらの延長部はトイレを借りるのに入ることができました。
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 キャンパスを出て西側の今出川通りからも建物の一部が見えます。
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by gipsypapa | 2008-06-26 14:47 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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