京都市芸術センター

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京都市営繕課が設計した数々の優れた小学校校舎のなかでも特に印象深い作品です。四条通りから室町通りを北に進んだとこにある旧明倫小学校。町屋に囲まれて建つ、スパニッシュスタイルの香りがする外観は小学校とは思えない華麗な建物で、際立った存在感があります。児童数の減少のための統廃合で廃校になった明倫小学校ですが、今は"芸術センター"となって京都の芸術活動を支えています。

 私が訪れた時は休館日でしたが、中には喫茶室、ギャラリィ-、図書館、情報コーナーなどがあり、無料で自由に利用することができます。鉄筋コンクリート造り2階(一部3階)建て。

京都市芸術センター
旧京都市立明倫小学校
1931(昭和6)年
設計 : 京都市営繕課
施工 : 清水組
京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2
構 造 鉄筋コンクリート造り2階(一部3階)建て
撮 影 : 2008.1.3
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 御覧のように正月の三が日だったので門が閉まっていました。
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 八角形の門柱。
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 正面に見える建物はオレンジ赤色の屋根のスパニッシュ風。ただし瓦は和瓦です。
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 通りから見える側面の1階には緩やかな曲線のアーチ窓。2階にはベランダがあります。
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 正門は閉まっていましたが、横の通路から運動場へ行けました。
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 運動場から建物を見たところ。小学校とは思えないデザインですね。屋根は急勾配の飾り屋根。
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 渡り廊下のアーチも緩やかな曲線。
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 上部の窓は普通のアーチです。円形の部分は階段かな?右の建物の長窓の配列が傾いているのとアーチ窓の長さが違うのはなぜでしょうか。バリアフリーに改造したスロープになっているのかも知れません。
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 ヴォーリズのミッション建築のような建物でした。
by gipsypapa | 2008-06-10 16:42 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by j-garden-hirasato at 2008-06-11 05:54
小学校とは思えない、
素敵なデザインの建物ですね。
窓も曲線を使ったり、ずらしたり、
凝ってますね。
学ぶ子どもたちもこういう校舎で
楽しかったんでしょうね。
Commented by gipsypapa at 2008-06-11 16:23
j-garden-hirasato さん、全体的に芸術センターとして使う前に改修されたのでしょう。
こういう形で優れた建物を残す試みは、うれしいです。
Commented by hakase at 2014-08-31 01:12 x
約30年前にこの小学校を卒業した者です。最後から2番目の写真、「バリアフリーに改造したスロープ」ではなくて、当初からスロープでした。なぜここにスロープが設計されたのか、正確な理由は知りませんが、このスロープがある北側の校舎が低学年用(1~3年生)の教室だったことと関係があるかもしれません。この建築のひとつの見所ですので、今度行く機会があれば、ぜひ中まで見てみてください。
Commented by gipsypapa at 2014-08-31 07:54
hakase さん、
なるほど、
最初からスロープだったのですね。
色々な学校建築を見ましたが初めてです。
ここが見どころ・・・
なんとなく、中には入りにくい
雰囲気だったと記憶しますが
もし、自由に出入りできるなら
見たいです。
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