日本聖公会 京都聖三一教会

c0112559_10533397.jpg
 日本聖公会の建物が続きますが、もう1件。昭和初期の築の比較的珍しい和風の木造教会です。

 基本設計は画家の園部秀治で、実施設計が平安女学院昭和館を設計したバーガミニです。バーガミニ自身が日本の教会堂は西洋建築より、和風を取り入れることが望ましいと思っていたそうなので、この教会は彼の希望に沿ったものなのでしょう。外観は1階を板張り、2階は半間ごとに柱を見せる真壁造、いわゆるハーフティンバー、で窓は縦長。また屋根は桟瓦葺とするなど和風へのこだわりを感じます。木造2階建の登録有形文化財。

日本聖公会 京都聖三一教会 1930(昭和5)年
登録有形文化財
設計 : 園部秀治(基本設計)+バーガミニー(実施設計)
施工 : 不明
京都市中京区丸太町通千本西入ル聚楽廻中町45
撮 影 2008.1.4
c0112559_10544373.jpg
 妻壁にある十字架と葡萄の木の装飾。
c0112559_10555318.jpg
c0112559_10561295.jpg
c0112559_10562244.jpg
 東面の玄関とその脇の窓。木のぬくもりを感じます。
c0112559_10574386.jpg
 昔の学校の校舎のような板張りの南面。向こうに聖三一幼稚園が併設されています。
c0112559_10592454.jpg
c0112559_10593384.jpg
c0112559_10594073.jpg
 日当たりのよい南面。縦長の窓が並んでいました。しかし、この窓の開閉はどうするのでしょう?
c0112559_111649.jpg
 京都市内の和風木造教会は桃山キリスト教会とここだけです。
by gipsypapa | 2008-05-15 11:05 | 建築 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://gipsypapa.exblog.jp/tb/8857208
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by j-garden-hirasato at 2008-05-16 06:02
これぞ日本の教会!って感じですね。
和洋折衷なところが、
なんとなく落ち着きます。
建物の設計にも、
基本設計と実施設計があるんですね。
Commented by gipsypapa at 2008-05-16 10:08
j-garden-hirasato さん、いいですよね、ここ。
桃山キリスト教会はまだ見てません。そのうちに。
つぶろぐに書いていますが、今日から2週間ほど海外旅行します。
今、成田空港から書き込んでいます。
しばらくお休みしますが、そのときはまた見てください。
<< 京都の永山医院 日本聖公会京都地区 ウィリアム... >>