先斗町歌舞練場

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 鴨川べりを歩いていると必ず目に入ってくる和洋折衷の建物。先斗町の芸妓・舞妓さんが踊りや鳴物・唄などを練習する場所で、「鴨川をどり」の会場として知られています。

 設計は大阪松竹座(大正12年)http://gipsypapa.exblog.jp/8120412や東京劇場(昭和2年)などを手がけ、劇場建築の名手といわれた大林組の技師だった木村得三郎。鉄筋コンクリート造り、地上4階建、地下1階。


先斗町歌舞練場 1927(昭和2)年
設計 : 木村得三郎(大林組)
施工 : 大林組
京都市中京区先斗町通三条下ル橋下町130
撮影 : 2008.1.3
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 鴨川べりから見た歌舞練場。下部には六角形、上部には八角形の幾何学模様の窓があります。スクラッチタイルの外壁にテラコッタの装飾を配したレトロで印象的な建物です。
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 鴨川側から見た人は多いでしょうが、三条大橋を渡って対岸に行くと、建物の正面があります。
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 正面の腰の意匠はずいぶん和風です。屋根には中国の蘭陵王の舞楽面を型取った鬼瓦が守り神として据えてあります。
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by gipsypapa | 2008-05-06 17:06 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2008-05-07 19:17
最初に写真を拝見したとき、
中国か、と思いました。
「屋根には中国の…」
当時は中国の建築を模してたってことでしょうか。
京都に馴染んでいるような、いないような、
不思議な建物ですね。
Commented by gipsypapa at 2008-05-08 11:03
j-garden-hirasato さん、言われてみれば確かに中国風にも見えますね。
京都には他にも歌舞練場が数軒ありますが、すべて和風の建物です。
ここは芸妓・舞妓さんが集うところとしては、一風変わっています。
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