南海ビルディング (高島屋)

c0112559_1771412.jpg
  御堂筋の南の突き当たりに建っている南海ビルは、かつて高島屋大阪南海店と南海電鉄の難波駅舎が一体のビルでしたが、1980(昭和55)年に改修して駅舎をさらに南後方に移動したため、現在は高島屋と銀行が入っています。
4階分をひとまとめにした、14スパンの連続アーチ型と壺飾りを載せたコリント式オーダーの付柱が特徴のはずですが、現在中央部分の外壁は改修中で見えません。
 大阪では、心斎橋のそごう百貨店が立て替えられて久しく、また最近、阪急百貨店が改築されたため、昔の外観を留めて残っている百貨店は、ここと、ヴォーリズの大丸心斎橋店だけになってしまいました。
 鉄骨鉄筋コンクリート造7階建て、地下1階 。

南海ビルディング 1933(昭和8)年
設計 : 久野節建築事務所
施工 ; 大林組
大阪市中央区難波5-1-5
撮影 : 2008.1.18 & 19
c0112559_1791526.jpg
c0112559_1794454.jpg
c0112559_1795763.jpg
 御堂筋の南の突き当たり、向って左側が高島屋です。昔のデパートはそれぞれに、このような凝ったデザインですね。大阪もそうですが、福岡で最後まで残っていた玉屋デパートも今はありません。東京は三越が現存していますが、他のデパートはみんな新しく建て替えられているようです。
c0112559_17145967.jpg
c0112559_17151713.jpg
c0112559_17154470.jpg
c0112559_17155993.jpg
 中央部はかっては、南海難波駅の入口でしたが、現在は南に移動した駅やなんばシティーなどのショッピング街へのコンコースの入口。とはいえ、昔の装飾が残っています。
c0112559_17182595.jpg
c0112559_17184177.jpg
 どうしても、大丸心斎橋店と比べてしまいますが、こちらは大人しいデザイン。派手な装飾はありません。
c0112559_17202945.jpg
c0112559_17204217.jpg
 向って右側には三井住友銀行と住友信託銀行。こちらにはアーチがありません。
c0112559_1722462.jpg
c0112559_1734539.jpg
c0112559_17222454.jpg
 当時の駅ビルとしての名残りでしょう。時計塔が今も。
 
 以下は夜景です。 ↓
c0112559_17241094.jpg

c0112559_17252261.jpg
c0112559_17253779.jpg

by gipsypapa | 2008-02-03 17:30 | 建築 | Trackback(1) | Comments(1)
トラックバックURL : http://gipsypapa.exblog.jp/tb/8145267
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from 関根要太郎研究室@はこだて at 2012-10-06 18:59
タイトル : 東京浅草の松屋デパート、東武鉄道浅草駅(昭和モダン建築探訪)
◆松屋浅草店、東武鉄道浅草駅  ・・・・・昭和6年竣工、竣工当時の姿へ復元された巨大ターミナル・デパート  このところすっかりシリーズ化してしまった、都内・東京近郊に残る私鉄の戦前築の駅舎巡りも 、取り敢えず今回で最終回。そういう事で本日は、竣工当時の外観への復元工事が終了したばかりの、東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)の浅草駅を取り上げてみようと思う。  松屋デパートの浅草店が入居している事でも知られる昭和6年竣工のこの建物、今年6月の東京スカイツリー開業に合わせ、オーナーの東...... more
Commented by 明治建築研究会 at 2009-03-29 20:13 x
ネオ・ルネサンス風の南海ビルは文化財クラスの優れた近代名建築です。かけがえのない歴史建築は開発的保全再生を図るよう関係方面へ呼びかけています。文化財の選定についてご検討をよろしくお願いします。
<< 地下鉄天王寺駅 大阪市精華生涯学習ルーム・精華小劇場 >>